『ゼノニア 1』は8月31日16時発売|原作から18周年、名作モバイルRPGの復刻で開発チームが守ったものと変えたものを解説

『ゼノニア 1』は8月31日16時発売|原作から18周年、名作モバイルRPGの復刻で開発チームが守ったものと変えたものを解説

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PCゲーム情報 / 2026年8月31日発売
『ゼノニア 1』は8月31日16時発売
原作から18周年、名作モバイルRPGの復刻で開発チームが守ったものと変えたもの
Com2us HoldingsとCFK Co., Ltd.が共同開発する『ゼノニア 1』が、2026年8月31日にSteamで発売されます。ガラケー時代を代表するモバイルRPG「ゼノニア」の第1作を、原作の配信開始から18周年という節目にあわせて復刻した作品です。発売日時は太平洋夏時間午前0時と時刻まで公式に明記されており、日本時間では同日16時にあたります。価格は記事執筆時点で未定、動作環境も最低要件にCPU・GPUの記載がないという珍しい状態です。
8月31日16時発売原作から18周年の復刻価格は後日発表

出典:Steam公式ストアページ「ゼノニア 1」、Steam公式ニュース「ZENONIA 1 Dev Team Interview #01」「ZENONIA 1 Official Release Date Announcement」「Steam Next Fest Feedback Review」「[Dev Note] Greetings from the ZENONIA 1 Dev Team」にもとづきます。価格・言語対応・動作環境などの表記は本記事執筆時点(2026年8月24日、発売7日前)に確認した内容です。

スマートフォンが普及する前、ガラケーのアプリで夢中になった記憶がある人にとって「ゼノニア」は特別な名前かもしれません。ただ、古い作品の復刻と聞くと、当時のバージョンをそのままPCに移しただけではないか、逆に手を入れすぎて別物になっていないかという不安もつきまといます。発売直前のこのタイミングで気になるのは、この復刻が単なる懐古商品なのか、それとも今遊んでも通用する形に仕上げられているのかという点です。

韓国Com2us Holdingsと開発会社CFK Co., Ltd.が共同で手がける『ゼノニア 1』は、2026年8月31日にSteamで発売されます。原作「ゼノニア」は2008年に韓国でフィーチャーフォン向けとして配信が始まった作品で、2026年は配信開始から18周年にあたります。今作はその第1作を、光と闇が共存する世界で戦士・パラディン・アサシンの3クラスから1つを選び、善悪の選択や昼夜サイクル、空腹と重量システムといった当時の特徴を残したままPC向けに作り直したアクションRPGです。

この記事では、Steam公式ストアページと開発チーム自身が投稿した公式ニュース4件だけを一次情報として、開発チームが「何を残し、何を変えたか」をインタビューでどう語っているか、太平洋夏時間午前0時という珍しい発売タイミング、価格が後日発表とされている現状、そしてCPU・GPUの記載がない最低要件という動作環境の実態までを整理します。

1
発売日時8月31日16時(日本時間)太平洋夏時間で8月31日午前0時に発売
2
節目原作から18周年2008年配信開始のシリーズ第1作を復刻
3
価格後日発表記事執筆時点(8月24日)で未定
4
動作環境推奨GTX1660最低要件はCPU・GPUの記載なし
目次

概要コンシューマーではなく携帯端末で楽しむアクションRPGという原点

Steam公式ストアページの紹介文は「2000年代に世界的なヒットを遂げたRPGゼノニアがそのままの姿で戻ってきました」という一文から始まります。ジャンルはSteamのタグ上でアクション・アドベンチャー・インディーに分類され、コンシューマー機ではなく携帯端末で遊ぶことを前提に作られたアクションRPGだったという原点を強調しているのが特徴です。プレイヤーは光と闇が共存する世界で、主人公「Regret(レグレット)」として数々の選択を迫られます。物語は善と悪の狭間に立つ決断によって展開する重厚な作りで、単純な勧善懲悪では終わらない構成になっています。

プレイヤーは戦士・パラディン・アサシンの3クラスから1つを選んでプレイします。戦士はバランスの取れたタフなクラス、パラディンは強力な防御力で安定してプレイできるクラス、アサシンは素早さが高く一撃で大ダメージを狙えるクラスと役割分担がはっきりしており、ステータスと装備を自由に組み合わせて自分なりの戦闘スタイルを作れる設計です。

世界そのものにも仕掛けがあります。時間の経過にあわせて世界が変化する「昼/夜」システム、戦闘に影響を与える「空腹&重量」システム、プレイヤーの選択に応じて変動する「善/悪」傾向システムの3つが組み合わさり、ただ敵を倒すだけでは完結しない生きた世界を作り出しています。数百種類のアイテムとスキル・装備・成長要素が絡み合う奥深さも、原作から受け継がれた特徴です。

ゼノニア 1 公式スクリーンショット 隊列を組んだ騎士団に指揮官が全軍前進を命じる戦場のカットシーン
整然と隊列を組む騎士団を背に、指揮官らしき人物が「全軍、前進!」と号令をかける戦場のカットシーン。物語序盤から大規模な戦いに巻き込まれていく展開がうかがえます(Steam公式スクリーンショット)。
ゼノニア 1 公式スクリーンショット 玉座の間で剣と光る球を前に佇む王らしき人物のカットシーン
柱が並ぶ荘厳な玉座の間。剣と光る球が安置された祭壇の前に、王らしき人物と跪く騎士の姿が描かれています。善悪の選択を軸にした重厚なストーリーの雰囲気が伝わる一枚です(Steam公式スクリーンショット)。
ゼノニア 1 公式スクリーンショット 雪原を探索する主人公と太陽アイコンや残り時間を示すHUD
雪原を探索する場面。画面下部にはHP・SPバーに加えて太陽のアイコンとカウントダウン表示があり、時間経過で世界が変化する昼/夜システムが常時見える形でHUDに組み込まれていることがわかります(Steam公式スクリーンショット)。
ゼノニア 1 公式スクリーンショット 砂漠のダンジョンでレベル37のボスと交戦し大ダメージを与える戦闘画面
砂漠のダンジョンでレベル37のボスに大ダメージを与える戦闘画面。派手なエフェクトとともに表示される大きなダメージ数値から、原作譲りの手応えのある打撃感が再現されている様子がうかがえます(Steam公式スクリーンショット)。

スクリーンショット出典:Steam公式ストアページ「ゼノニア 1」

哲学単に動かすだけでは足りない、だが変えすぎても別物になる復刻の基準

開発チームは公式インタビュー「ZENONIA 1 Dev Team Interview #01」で、なぜ今ZENONIA 1を復刻するのかという問いに対し、「シリーズの原点であり、多くのプレイヤーが初めてモバイルRPGの冒険と成長の楽しさを体験した作品」「時間が経つにつれ現代のデバイスで遊ぶのが難しくなっていったが、ファンから『もう一度ゼノニアを体験したい』という声が続いていた」と答えています。新しいゼノニアを作りたいという動機ではなく、過去の体験を今のプレイヤーと再びつなげたいという思いから始まったプロジェクトだと説明しており、単なる懐古商品として作られたわけではないことがうかがえます。

「復刻」の定義について開発チームは、「単に旧バージョンをPCで動かすだけでは不十分だが、あらゆる要素を現代化するとプレイヤーの記憶にあるZENONIA 1とは別のゲームになってしまうリスクがある」という難しさを挙げています。判断基準として使われたのは「その変更は原作の面白さをより効果的に届けるものか、それとも原作そのものを変えてしまうものか」というシンプルな問いだったとのことです。

ストーリーとキャラクターは維持善悪の選択を軸にした重厚な物語と、主人公レグレットをはじめとするキャラクター設定はそのまま受け継がれています。
クラスと成長、装備とスキルも維持戦士・パラディン・アサシンの3クラス構成と、装備やスキルを組み合わせる成長システムはオリジナルのアイデンティティとして維持されました。
善悪・空腹と重量・昼夜サイクルも維持一見不便に思える要素も、プレイヤーに意味のある選択を促す仕組みとして重要だと判断され、そのまま残されています。
操作方式とUIは現代向けに調整当時のデバイス性能の制約に起因していた操作方式、UIの視認性、画面レイアウト、設定機能は、現代のプレイヤーに合わせて作り直されています。
デモのフィードバックでダッシュ操作を復元方向キーの二回押しでダッシュする原作の操作方法と、ダッシュ時の残像エフェクトは、Next Festのデモで寄せられた要望を受けて正式版に追加されました。

原作の初出時期については、地域によって表記に幅があります。インタビューでは「2008年に小さな携帯端末の画面でゼノニアの最初の冒険が始まった」「今年は原作発売から18周年にあたる」と明言される一方、別の公式ニュースでは「2009年にモバイルデバイスでデビューしたアクションRPG」という表記も見られます。これは、韓国でフィーチャーフォン向けに配信が始まったのが2008年、米国でiOS版が配信されたのが2009年という、地域ごとの展開時期の違いによるものとみられます。本記事では、開発チーム自身が具体的な根拠として挙げている「18周年」という表現にあわせ、2008年を原作の起点として扱っています。

経緯デモ配信からフィードバック対応、発売日発表を経てインタビュー公開まで

Steam公式ニュースを時系列で並べると、本作がどのように情報発信を重ねてきたかが見えてきます。起点は2026年6月15日の「[Dev Note] Greetings from the ZENONIA 1 Dev Team」です。Steam Next Fest: June 2026 Editionにあわせてデモを公開すると案内され、プレイ時間約1時間、「Investigating the Cave of Deceit」クエストの直前までAdonis地方を自由に探索できる内容だと紹介されました。

続く2026年7月9日の「Steam Next Fest Feedback Review」では、デモに寄せられた意見を4段階に分類して個別に回答する形で公開されています。この対応内容は本記事の後半で詳しく紹介します。

2026年7月31日には「ZENONIA 1 Official Release Date Announcement」が投稿され、8月31日という発売日と、太平洋夏時間午前0時という配信タイミング、そして価格を後日発表するという方針が明らかにされました。この投稿では、デモ配信以降に寄せられたフィードバックをもとに、操作性・UI/UX・戦闘バランス・安定性など多くの部分を継続的に磨き上げてきたことも紹介されています。

そして発売10日前にあたる2026年8月21日、開発チームインタビュー「ZENONIA 1 Dev Team Interview #01」が公開されました。なぜ今復刻するのか、何を残し何を変えたのかという開発の考え方が語られたのは、この投稿が初めてです。

動作環境最低要件はメモリ16GBのみ、CPU・GPUの記載がない珍しいケース

Steam公式ストアページに掲載されている必要スペックは次のとおりです。

項目最低推奨
OSWindows 10 (64bit)Windows 10 (64bit)
プロセッサー記載なしIntel Core i5-12400
メモリー16GB RAM16GB RAM
グラフィック記載なしNVIDIA GeForce GTX 1660
ストレージ記載なし記載なし

※出典:Steam公式ストアページ「システム要件」欄(2026年8月24日確認)。対応プラットフォームはWindowsのみで、Mac・Linux版は用意されていません。

推奨環境に挙げられているNVIDIA GeForce GTX1660は2019年発売、Intel Core i5-12400は2022年発売のミドルクラス構成で、決して重い要求ではありません。もともとモバイル端末向けに作られたタイトルの復刻という性質を考えれば妥当な水準といえます。

一方で目を引くのは、最低要件の欄にCPU・GPUどちらの記載もなく、メモリ16GBのみが条件として示されている点です。ストレージの空き容量についても、最低・推奨いずれの欄にも記載がありません。この記載の少なさが意図的な省略なのか、単なる記載漏れなのかは公式に説明されておらず、本記事でも断定はしません。自分のPCで動作するか不安がある場合は、推奨環境として明記されているCore i5-12400・GTX1660を目安に判断するのが確実です。

動作環境は発売前後に見直される可能性があります

ここで紹介した最低・推奨スペックは、記事執筆時点(2026年8月24日、発売7日前)のSteam公式ストアページの記載です。最低要件のCPU・GPU欄が空欄のままという状態は珍しく、正式発売にあわせて記載が追加・修正される可能性があります。購入前に、発売直後のストアページで最新の表記もあわせて確認しておくと安心です。

日本語対応インターフェースと字幕は対応、フル音声はどの言語も非対応

対応言語は、日本語を含む英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ロシア語・ポルトガル語(ブラジル)の10言語です。Steam公式ストアページの言語対応表を確認すると、この10言語すべてでインターフェース表示と字幕表示にチェックが入っています。日本語でメニューや会話文を読みながらプレイできる状態です。

一方で、フル音声対応(ボイス吹き替え)の列にチェックが入っている言語は、日本語を含めて1つもありません。英語版のみボイス付きというパターンをとる新作タイトルは珍しくありませんが、本作はどの言語にも音声吹き替えが用意されていない、あるいは記事執筆時点でまだ設定されていないという珍しい状態です。フルボイスでの会話シーンを期待している場合は、この実態を踏まえておく必要があります。

対応Next Festで集まった意見を4段階に分けて個別回答

開発チームは、Steam Next Festのデモに寄せられたフィードバックを「実装済み」「正式版で対応」「検討中」「現状対応不可」の4区分に分類し、公式ニュース「Steam Next Fest Feedback Review」で1件ずつ個別に回答しています。単に「参考にします」で済ませず、対応可否をはっきり示す姿勢は、発売前のインディー・準大手タイトルとしては比較的丁寧な部類です。

具体例を見ると、UIをドット絵の雰囲気に統一してほしいという要望や、空腹ゲージUIの改善、ダイアログボックスとキャラクター立ち絵を大きくしてほしいという意見は「正式版で対応」に分類されました。クエストガイドUIのOn/Offトグル追加は「実装済み」として先行して反映されています。一方、明るさ設定の追加やテキストの中央揃え、ドット絵フォントへの変更は「検討中」の扱いで、マウス操作の追加や、アイテム移動をスワップ方式から挿入方式へ変更する要望については、現在のゲーム構造上「対応不可」だと明言されています。できないことを濁さずに伝えている点は、購入を検討するうえで参考になる情報です。

判断発売を待つべきか、いま確認しておくべきこと

本作は正式版としてのリリースですが、価格は記事執筆時点で未公表です。レビューも発売前のため1件も存在しません(Steam appreviews APIでtotal_reviews=0を確認)。無料デモは2026年6月15日から配信中で、購入前に実際の動作を確かめられる状態にあります。この状況を踏まえて、発売までに何を確認しておくべきかを整理します。

発売前に確認しておきたい人
  • 原作「ゼノニア」を知っていて、開発チームが何を残し何を変えたのかというアプローチに興味がある人
  • フルコントローラサポートに対応しているため、コントローラーでのプレイを重視する人
  • 無料デモが配信中なので、購入前に自分の環境で動作を確かめたい人
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様子見が無難な人
  • 最低要件にCPU・GPUの記載がなく、手持ちのPCで動くか事前に判断したい人(推奨環境のCore i5-12400・GTX1660を目安にするのが確実)
  • フル音声吹き替えでのプレイを期待している人(記事執筆時点でどの言語も音声非対応)
  • 価格発表とレビューが出そろってから購入したい人(価格未公表、レビュー0件)

原作を知っている人にとって最大の判断材料は、開発チームが公言している「何を残し何を変えたか」という復刻の方針そのものです。ストーリーやクラス、善悪システムといった中核部分は維持されている一方、操作方式やUIは現代向けに作り直されているため、当時の記憶と完全に同じ体験を期待しすぎないほうがよさそうです。動作環境に不安がある場合は、まず配信中の無料デモで自分のPCでの挙動を確認し、価格とレビューは発売後にあらためてチェックしてから購入を判断することをおすすめします。

FAQよくある質問

『ゼノニア 1』はいつ発売されますか
2026年8月31日、太平洋夏時間の午前0時に発売されます。日本時間に換算すると、同日8月31日16時にあたります。
価格はいくらですか
記事執筆時点(2026年8月24日)で価格は未定です。開発元は公式ニュースで、価格は後日発表すると案内しています。
必要なPCスペックはどれくらいですか
最低要件はWindows10(64bit)とメモリ16GBのみで、CPU・GPUの記載はありません。推奨はWindows10(64bit)・Intel Core i5-12400・メモリ16GB・NVIDIA GeForce GTX1660です。
日本語でプレイできますか
インターフェース表示と字幕は日本語に対応しています。ただしフル音声対応(吹き替え)は、記事執筆時点でどの言語にもチェックが入っていません。
コントローラーは使えますか
フルコントローラサポートに対応しています。キーボードのみでのプレイにも対応可能と案内されています。
無料デモは遊べますか
記事執筆時点で配信中です。2026年6月のSteam Next Festにあわせて公開されたデモで、Adonis地方を自由に探索でき、プレイ時間の目安は約1時間です。

総括まとめ|原点は維持、操作性は現代向け、価格と動作環境は発売後に要確認

総括

『ゼノニア 1』は、Com2us HoldingsとCFK Co., Ltd.の共同開発で、2026年8月31日にSteamで発売されます。太平洋夏時間午前0時、日本時間では同日16時という発売タイミングまで公式に明記されている珍しいケースです。原作の配信開始から18周年という節目にあわせた復刻で、開発チームはストーリー・クラスと成長・善悪システム・空腹と重量・昼夜サイクルといった要素を維持しつつ、操作方式やUIは現代のプレイヤーに合わせて作り直したと説明しています。

注意しておきたいのは、動作環境と価格です。最低要件にはCPU・GPUの記載がなくメモリ16GBのみが示されており、推奨環境のIntel Core i5-12400・NVIDIA GeForce GTX1660を目安に判断するのが確実です。価格は記事執筆時点で未定、後日発表とされています。

日本語はインターフェースと字幕に対応していますが、フル音声対応はどの言語も非対応です。フルコントローラサポートには対応しており、無料デモは2026年6月から配信中のため、購入前に自分の環境で動作を確かめられます。価格とレビューは発売後にあらためて確認してから購入を判断することをおすすめします。

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