10月後半のSteam注目インディー5選|11万Wishlistの『つみみじかん』、韓国オタクADV、1997年タイホラーまで【2026年】
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発売前のウィッシュリスト、体験版の範囲、開発元の背景まで公式情報で確認
10月後半のSteamは大作の発売が続きますが、同じ時期の10月16日から27日までの12日間に、日本・韓国・タイの小さなチームの新作も5本まとまって出ます。どれも知名度は高くなく、製品版のレビューもまだありません。買うかどうかを決める材料は、発売前のウィッシュリスト数と無料の体験版、開発元のお知らせくらいです。
発売前の反応が数字ではっきり出ているのは、10月22日発売の『つみみじかん』です。ウィッシュリストは11万件を超え、数字を公表しているほかの2本(『破滅のオタク』1万件、『Life Is a Dungeon』3,000件)より1桁以上多くなっています。ただし大きく伸びたのは6月の体験版公開からSteam Next Festまでの約1か月で、7月以降の増え方は緩やかです。5本のうち4本は今日から無料の体験版で試せ、『Tsukumo SNAP!』も10月19日に体験版が出る予定です。
買う前に確かめたいのは、体験版の範囲と言語、生成AIの使い方の3つです。『Kritsana』の体験版は日本語を選べず、ゲームの中心である監視カメラの映像に生成AIを使っています。『Tsukumo SNAP!』の開発元は10月6日から11月25日までに7本の発売を予定していて、161体の収集要素の作り込みは体験版を触るまで分かりません。『破滅のオタク』は製品版の発売後に体験版が遊べなくなる可能性があるので、10月16日より前に触っておくのが確実です。
目次
一覧10月16日から27日までに5本、体験版は4本が配信中
Steamのストアでは、開発元・販売元の発表より1日早い日付が出る作品が2本あります。下の表は各社の告知に合わせています。価格が「未発表」の作品は、10月4日時点で日本円の価格が出ていません。
| 作品 | 発売日 | 価格 | 体験版 | どんなゲームか |
|---|---|---|---|---|
| 破滅のオタク KiwiSaurus(韓国) | 10月16日(金) Steamの表示は10月15日 | 未発表 | あり(2日目まで) | 共同購入のお金を使い込んだオタクが、14日で50万円を集め直すADV |
| つみみじかん 灯白社(日本) | 10月22日(木) | 1,980円 | あり(Final Demo) | 配信にコメントと投げ銭で介入する、調査推理型のサイコホラーADV |
| Tsukumo SNAP! ISEKAI Games | 10月26日(月) | 未発表 | 10月19日公開予定 | 古い二つ折りケータイで161体のつくも神を撮って仲間にするRPG |
| Kritsana Debuz Studio(タイ) | 10月27日(火) | 未発表 | あり(日本語なし) | 1997年のタイで撮られた監視カメラのテープから異変を探すホラー |
| Life Is a Dungeon: Lean into It. Anonymous Works/シンソフィア | 10月27日(火) Steamの表示は10月26日 | 未発表(米国は10ドル予定) | あり(1セーブ5時間まで) | キャラクターの性分で次の階へ進む条件が変わる、マウス操作のローグライト |
10月15日の『ReGLOSS: CROSS』、10月26日に正式版になる『REKA』、10月30日の『Danchi Days』など、日本と縁の深い6本の発売日と体験版は2026年10月の新作インディーゲーム6本で比べています。5本はそこに入っていない作品で、開発元は日本、韓国、タイに分かれます。
配信ホラー『つみみじかん』は11万ウィッシュリスト|6月の体験版とNext Festの1か月で7万件増えた

『つみみじかん ~狂オシイホド愛シテル~』(英題 Red Chat Ritual – TSUMIMI TIME)は、灯白社が開発・販売するサイコホラーアドベンチャーです。失踪した推しの配信者・ましろの行方を追うため、ましろの元相方・つみみのライブ配信に視聴者として入り込みます。昼はSNSやファンサイト、地図、検索で手がかりを調べ、夜はつみみの配信を見ながらコメント、メガチャ(投げ銭)、ギフトを送ります。何を書き込むかだけでなく、限られた資金を何に使うか、どこで黙って見守るかも結末を分けます。
発売は10月22日(木)で、日本での通常価格は1,980円です。米国や中国など、ほかの地域の価格は調整中です。物語は14日間で、初回のプレイは約3〜4時間、主要な6つのエンディングを見るまでが約6〜8時間です。9月28日に公開されたFinal Demoはキャラクターボイスと新しいUIが入った版で、DAY6の中盤まで遊べます。
ウィッシュリストは4月9日の初公開から、4月24日に2万件。日本時間6月8日に体験版を出した直後の6月10日に3万件、日本時間6月16日から23日までのSteam Next Fest 2026年6月版を挟んだ6月25日に5.5万件(うち英語圏から1.5万件以上)、7月6日に10万件を超えました。3万件から10万件までの7万件は、26日間で積み上がっています。一方、7月6日から9月25日の11万件超までは約80日で1万件ほどで、伸びは落ち着いています。
灯白社は、体験版の公開(6月8日)、中国の配信者によるプレイ(6月8〜9日)、Steam Next Festを同じ時期に集めました。代表の小木曽一輝氏は9月25日の振り返りで、6月には1日で5,000件以上増えた日もあり、大きく伸びたのはこの3つが重なったときで、広告だけで10万件を作ったわけではないと書いています。クラウドファンディングやリアルイベントは、ウィッシュリストを増やすという一点では効率の良い手ではなかったとも振り返っています。配信への介入を題材にしたゲームが、配信者のプレイを通じて広まった形です。
9月25日時点のSteamDBのフォロワー数では、10月22日発売予定の作品の中で『FINAL FANTASY RESONANCE』『THE DEAD WE KNEW: Open World Survival』に次ぐ3番目です。ただ11万件の大半は体験版とNext Festの時期に入ったもので、ウィッシュリストがそのまま購入になるわけでもありません。どれだけ売れたかは、10月22日以降のSteamレビューの件数で見えてきます。
Steamの成人向けコンテンツの説明には、心理的なホラー、暴力と流血の描写、自傷と自殺への言及を含むと書かれています。ストアには、大きな音や突然の画面変化で驚かせる演出は控えめとあり、立体的な音響を使っているため、イヤホンかヘッドホンでのプレイを勧めています。最低動作環境はCore i3-6100、メモリ4GB、GPUはIntel UHD Graphics 620、GTX 750 Ti、Radeon R7 260Xのいずれかで、Windows専用です。
オタクADV『破滅のオタク』は10月16日発売|共同購入のお金を使い込んだ主人公が14日で50万円を返す

『破滅のオタク』(英題 Doomed Otaku)は、韓国のKiwiSaurusが作るマルチエンディングのアドベンチャーです。KiwiSaurusは3人のインディーチームで、社内外のメンバーの過半数が女性。女性のオタクに向けたゲームを作っていると説明しています。
主人公のジン・ダヨンは、現実では引きこもりですが、ネットのファンコミュニティでは人気者です。日本のアイドルゲーム『アイドル☆スター』の日本限定の香水グッズを共同購入する取りまとめ役を引き受けたものの、集めたお金を衝動的に使い込んでしまいます。注文の締め切りまでは14日。それまでに50万円を集め直すのが目的です(英語版の設定では5,000ドル)。
KiwiSaurusはitch.ioで、韓国では海外送料を抑えるために日本のグッズをオタク同士で共同購入するのが一般的で、1人が大きな金額を預かるため、こうした使い込みが実際に時々起きると説明しています。ブラックコメディのための作り話ではなく、韓国のオタクの間で起きるトラブルを題材にしています。
現実の世界は色のない白黒で描かれ、大家を手伝ってアパートを管理したり、怪しい人と物だらけの町を調べたり、物流センターでアルバイトして日給を稼いだりします。ネットの世界は色鮮やかで、『アイドル☆スター』のキャラクターとのデートや、ユーザー同士のもめ事への介入、ゲーム内通貨を現金に換えてくれるユーザーとの取引ができます。引きこもりの主人公は外出に社会性ポイント(SP)が要り、尽きるとそれ以上動けません。人付き合いの気疲れを、体力の代わりにリソースとして管理するゲームです。
8月の開発報告で確定した仕様は、テキストが約40万語、イラストが立ち絵を除いて106枚、楽曲が81曲、プレイ時間の目安が10時間、エンディングが20種類、実績が42個です。Steamのストアには10月15日と出ていますが、開発元は9月1日のお知らせで10月16日(金)に正式発売すると告知しています。ウィッシュリストは同じお知らせで1万件を超えたと発表しました。
体験版は2日目まで遊べ、10月4日時点でSteamのレビュー54件がすべて好評です。母数は小さいものの、体験版を触った人から強い拒否反応は出ていません。ただし開発元は、体験版が製品版の発売後に遊べなくなる可能性があると告知しています。対応言語は韓国語、英語、日本語、簡体字中国語で、Macでも遊べます。最低動作環境はCore i3-6100、メモリ4GB、GPUはIntel HD Graphics 520で、推奨でもIntel UHD Graphics 620です。
収集RPG『Tsukumo SNAP!』は161体のつくも神を古いケータイで撮る|体験版は10月19日公開予定

『Tsukumo SNAP!』は、ISEKAI Gamesが10月26日に発売予定のモンスター収集RPGです。主人公のハルは、夏休み最後の1週間を祖母の家がある「忘れ町」で過ごしています。物置の箱の中で12年ぶりに鳴った黄色い二つ折りケータイには、バッテリーが4%のまま動かない皮肉屋のAI「デンパ」が住んでいて、このケータイを通すと、大切にされなくなった物に宿る精霊「つくも神」が見えます。
つくも神は全部で161体。ツクモレンズでピントを合わせて撮ると仲間になり、乾ききらなかったレインコートや、自分を裁判官に任命したホッチキスといった物の一つ一つに、性格や好きなおやつがあります。戦闘は6体を輪(ワ)に並べ、前の3体が戦い、後ろの3体が息を整える形です。輪を回して交代し、カメラで狙い、呪いを祓い、ゲージがたまったらリズムに合わせて必殺技を出します。
目を引くのは、ゲーム内の暦を現実のカレンダーに合わせていることです。満月は現実の満月の日に出て、週替わりのボスは現実の月曜日に入れ替わり、幽霊バスは火曜日にしか止まりません。舞台は町、温泉、祭りの浜辺、ネオンの都市、真夜中の学校、廃病院、下水道、廃線トンネル、1987年の同じ町など14か所。8人のライバルと戦う「つくもリーグ」、ランダムな条件が付く50階の「忘却の塔」に加え、釣り、ガチャポン、カラオケ対決、メンコ、料理、虫とり、写真モード、部屋の模様替えまで入ります。2人の協力プレイでは、2Pがデンパになり、カーソルで敵に印を付けたりおやつを投げたりします。
ISEKAI Gamesは、10月6日から11月25日までにSteamで7本の発売を予定しています。10月だけでも6日、12日、16日、21日、26日(この作品)の5本です。7本ともストアに同じ文面の生成AI開示(プログラム、ビジュアル素材、その他の創作要素の補助に使用)があり、ウィッシュリスト数と価格は公表されていません。システム要件もメモリ(最低4GB、推奨8GB)しか書かれていません。
収録内容の説明は5本の中でいちばん多いぶん、それぞれの要素がどこまで作り込まれているかは、説明文からは判断できません。体験版のストアページはすでにあり、公開日は10月19日と表示されています。発売日の10月26日まで1週間あるので、体験版で戦闘とつくも神の作り込みを確かめてから決めても遅くありません。
異変探しホラー『Kritsana』は1997年タイの監視カメラ映像から異変を探す|体験版は日本語なし

『Kritsana』は、タイのDebuz Studioが10月27日に発売予定の異変探しホラーです。1997年、クリサナという男は精神科医に「家の中に何かがいる」と打ち明け、起きていることを記録するためにカメラを設置しました。テープを見たタナパット医師は幻覚だと片付けましたが、異変はその後も続きます。プレイヤーは2004年、机に置かれた事件ファイルとテープ、医師の診療記録を調べ直す立場です。
テープの舞台は、クリサナが暮らしていた食料品店、父親の自動車修理工場、タナパット医師のクリニック、地元の寺院の4か所で、いずれもタイの田舎にあります。カメラを切り替えながら、1分前にはなかった棚の瓶や、閉まっているはずのドアといった変化を見つけて報告し、午前5時まで監視を続けます。3回続けて誤った報告をするか、異変を同時に4つためると、その夜は終わりです。4か所で200種類以上の異変があり、初回クリアまでは約2時間。エンディングは1つで、物語をどこまで理解できるかは見つけた異変の数で変わります。
監視カメラの映像から異変を探す遊び方は、すでに1つのジャンルになっています。店の異変を探す作品なら、9月にデモが出た『DONUT PANIC』もあります。『Kritsana』はそこに、1997年のタイという時代と場所を持ち込みました。開発元は9月のSteamのお知らせで、90年代のタイの街並みや小物は既製のツールでは再現できないため、構図や照明の試作には生成ツールを使いつつ、アートチームが一つずつ描き直して当時の見た目に近づけていると説明しています。
開発元のDebuzは2001年設立のバンコクの会社で、これまでに100本以上のゲームを手がけ、タイのMMORPG『Asura Online』を16年以上運営しています。新興の小規模チームではなく、25年続く開発会社の新作です。
Steamでは、ゲーム内の監視カメラ映像の画像と英語の音声を生成AIで作り、雰囲気と品質に合わせて確認・編集したと開示しています。映像そのものが遊ぶ対象なので、生成AIの映像が気になる人は体験版で見え方を確かめてから決めるのが確実です。ただし8月22日から配信中の体験版は英語・タイ語・スペイン語だけで、日本語を選べません。最初の1夜・1か所を遊ぶ10〜15分ほどの内容です。製品版は日本語字幕に対応し、音声は英語とタイ語です。
動作環境はOpenGL 3.3対応のGPUで、内蔵GPUでも動くと明記されています。メモリは4GB、ストレージは2GBで、Macにも対応します。首のない人物や霊、流血の表現があると開示されています。同じ10月27日には、一人称の心理ホラー『IRONWAKE』も発売されます。
ローグライト『Life Is a Dungeon』は性分が進行条件になるローグライト|体験版は1セーブ5時間まで

『Life Is a Dungeon: Lean into It.』は、Anonymous Worksが開発し、アーケードの『おねがいアイプリ』などを手がけるシンソフィアが販売するダンジョン探索型のローグライトRPGです。発売日はシンソフィアの発表では10月27日、Steamのストアでは10月26日と表示されています。価格は米国で10ドルの予定で、日本円の価格は10月4日時点でストアに出ていません。発売時の割引も予定されています。
操作するのは、王都を追われた4人の冒険者です。それぞれの性分が、次の階へ進む条件そのものになっています。
- ハンター(貧乏性):その階の宝箱をすべて開けないと進めない
- ファイター(好戦的):その階の敵をすべて倒さないと進めない
- ブラックスミス(完璧主義):その階の鉱石と武具をすべて見つけないと進めない
- メイジ(収集癖):錬金素材などの自然物をすべて集めないと進めない
普通のローグライトなら「今回は宝箱を無視して先へ進む」と効率を考えるところを、このゲームではキャラクターの性格が許してくれません。同じダンジョンでも、誰で潜るかによってやるべきことが変わります。スキルも良い効果ばかりではなく、癖のような弱点が付きます。装備に付いたスキルとダンジョンで拾うランダムなスキルを組み合わせ、空腹で減っていくスタミナとも折り合いを付けながら進めます。
操作はマウスだけで完結します。行き先を選ぶとキャラクターが自動で進み、必要な場面だけ手で操作します。ストアでは「ポテチを食べながらでも遊べる」とうたっていて、コントローラーにも対応します。
無料の体験版は9月7日から配信中です。セーブスロットごとの累計プレイ時間が5時間に達するとダンジョンに入れなくなり、一部のダンジョンは探索できません。体験版の進行は製品版に引き継げます。開発元は9月9日から10月2日までに体験版の更新を10回出し、操作性への意見を反映してきました。ウィッシュリストは9月9日に2,000件、9月14日に3,000件を公表し、無名の作品が広告を使わずにここまで届いたと書いています。
一方、体験版のSteamレビューは10月4日時点で13件中69%が好評の「賛否両論」です。件数が少ないので製品版の評価を占う数字ではありませんが、体験版のレビューがすべて好評の『破滅のオタク』とは状況が違います。Steam Next Fest 2026年10月版(日本時間10月20日午前2時〜27日午前2時)にも参加予定で、製品版はフェスが終わった直後の10月27日に出ます。
Steamでは、グラフィックと宣伝画像の一部、プログラムの作成と実装に生成AIを使い、生成物は開発者が選んで確認したうえで組み込んだと開示しています。プレイ中に生成される要素はありません。最低動作環境はCore i3-6100かRyzen 3 1200、メモリ8GB、OpenGL 3.3対応のGPU、ストレージ4GBで、Macにも対応します。
発売前の数字ウィッシュリストは『つみみじかん』が1桁上、2本は数字を出していない
| 作品 | 公表されたウィッシュリスト | 体験版のSteamレビュー(10月4日時点) |
|---|---|---|
| つみみじかん | 11万件超(9月25日) | 表示なし |
| 破滅のオタク | 1万件超(9月1日) | 54件すべて好評(非常に好評) |
| Life Is a Dungeon | 3,000件(9月14日) | 13件中69%が好評(賛否両論) |
| Kritsana | 公表なし | 4件(評価の表示に届かない) |
| Tsukumo SNAP! | 公表なし | 体験版は10月19日公開予定 |
Steamはウィッシュリストの数を一般には公開していないので、比べられるのは開発元が自分で公表した数字だけです。公表値で並べると、『つみみじかん』は『破滅のオタク』の10倍以上、『Life Is a Dungeon』の30倍以上になります。『Kritsana』と『Tsukumo SNAP!』は数字を出していないだけで、少ないとは限りません。5本を順位付けするより、数字が見える作品と、数字は見えなくても仕組みに特徴がある作品を分けて見るのが実態に合っています。
体験版のレビューは、『破滅のオタク』が件数・評価ともにいちばん安定しています。小規模な作品がSteamで見つけてもらうまでの流れと、開発者が打てる手はSteamの「埋もれインディー救済」の検証で詳しく見ています。
生成AI生成AIの開示は5本で4通り、映像に使うのは『Kritsana』
| 作品 | 生成AIの開示(10月4日時点) |
|---|---|
| つみみじかん | Steamのストアに開示の欄なし |
| 破滅のオタク | Steamに開示の欄なし。itch.ioのページで「生成AIは使っていない」と表示 |
| Tsukumo SNAP! | プログラム、ビジュアル素材、その他の創作要素の補助(同じ開発元の7本すべてが同じ文面) |
| Kritsana | ゲーム内の監視カメラ映像の画像と英語の音声 |
| Life Is a Dungeon | グラフィックと宣伝画像の一部、プログラムの作成・実装。プレイ中の生成はなし |
同じ「生成AIを使用」でも、プログラムの補助なのか、宣伝用の画像なのか、プレイヤーが直接見る映像や音声なのかで意味は変わります。『Kritsana』は遊ぶ対象である監視カメラの映像そのものに使っていて、音声も英語版は生成AIです。『Life Is a Dungeon』はグラフィックの一部とプログラムで、プレイ中に生成される要素はありません。『Tsukumo SNAP!』は範囲の書き方が広く、開発元の全作品で同じ文面なので、何にどこまで使ったかはストアからは読み取れません。
生成AIを使った作品を避けたい人は、ストアページ下部の「AI生成コンテンツの開示」を見てから決めるのが確実です。Steamの新作でAIの使用を開示する作品の割合と、開発者の受け止め方はSteam新作の3割がAI製というデータの解説で扱っています。
動作環境5本とも重いGPUは不要、内蔵GPUを要件に書いたのは3本
| 作品 | 最低GPU | メモリ | ストレージ | Mac |
|---|---|---|---|---|
| つみみじかん | Intel UHD Graphics 620/GTX 750 Ti/Radeon R7 260X | 4GB | 4GB | 非対応 |
| 破滅のオタク | Intel HD Graphics 520(推奨はUHD Graphics 620) | 4GB(推奨8GB) | 1GB | 対応 |
| Tsukumo SNAP! | 記載なし | 4GB(推奨8GB) | 記載なし | 非対応 |
| Kritsana | OpenGL 3.3対応GPU(内蔵GPU可と明記) | 4GB | 2GB | 対応 |
| Life Is a Dungeon | OpenGL 3.3対応GPU | 8GB | 4GB | 対応 |
内蔵GPUで足りると要件から読めるのは、『つみみじかん』『破滅のオタク』『Kritsana』の3本です。『Life Is a Dungeon』もOpenGL 3.3対応のGPUと軽めですが、メモリは最低8GBで、5本の中でいちばん多く求めています。3Dで描かれた『Tsukumo SNAP!』はCPUとGPUの要件が書かれていないので、10月19日の体験版で手元のPCでの動きを確かめるのが確実です。5本を遊ぶためにグラフィックボードを買い替える必要はありません。
選び方遊び方別に、どれから試すか
おすすめつみみじかんとKritsanaを耳元で聴くためのイヤホン・ヘッドセット
『つみみじかん』は360度から迫る立体的な音響を使っていて、開発元がイヤホンかヘッドホンでのプレイを勧めています。静かな映像の中で物音や警報が変化する『Kritsana』も、スピーカーより耳元で聴いたほうが変化を拾いやすくなります。どちらも高価な製品は要らないので、手頃な有線モデルを2つ挙げます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|まず4本の体験版を触り、Tsukumo SNAP!は10月19日の体験版を見てから
発売前の数字で最も強いのは『つみみじかん』で、ウィッシュリストは11万件を超えました。伸び方まで追うと、体験版の公開、配信者のプレイ、Steam Next Festが重なった6月の1か月に集中していて、7月以降は緩やかです。10月22日の発売後、その数字がSteamレビューの件数にどう表れるかが次の見どころです。
中身の個性で選ぶなら、韓国のオタク文化を正面から描く『破滅のオタク』と、現実の曜日で町が変わる『Tsukumo SNAP!』です。ただし『Tsukumo SNAP!』は開発元が10月に5本を出す予定で、作り込みは体験版で確かめる必要があります。ホラーなら『Kritsana』、手軽なローグライトなら『Life Is a Dungeon』が候補で、どちらも体験版で生成AIの使い方とレビューの割れ方を自分の目で確かめられます。
『つみみじかん』(10月22日・1,980円)、『破滅のオタク』(10月16日)、『Kritsana』(10月27日)、『Life Is a Dungeon』(10月27日)は今日から体験版で試せます。『破滅のオタク』の体験版は発売後に遊べなくなる可能性があり、『Kritsana』の体験版は日本語なしです。『Tsukumo SNAP!』(10月26日)は10月19日公開予定の体験版を触ってから決めるのが確実です。
出典:Steam『つみみじかん』ストアページ、『つみみじかん』Steamのお知らせ、灯白社 小木曽一輝氏の振り返り(note)、Steam『破滅のオタク』ストアページ、『破滅のオタク』Steamのお知らせ、KiwiSaurus『Doomed Otaku』itch.ioページ、Steam『Tsukumo SNAP!』ストアページ、Steam『Kritsana』ストアページ、Debuz公式サイト、Steam『Life Is a Dungeon: Lean into It.』ストアページ、シンソフィア『Life Is a Dungeon』プレスリリース(英語)(いずれも2026年10月4日確認)



