10月中旬の注目インディー2作|ReGLOSS: CROSSとYokai Mart、VTuber二次創作と妖怪コンビニが面白い【2026年10月】
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490円のホロライブ公認パズル『ReGLOSS: CROSS』と、夜に妖怪が来るコンビニ経営『Yokai Mart』
10月中旬のSteamは、15日の『ReGLOSS: CROSS』発売と、日本時間20日未明に始まるSteam Next Festが続きます。『ReGLOSS: CROSS』はホロライブのユニット「ReGLOSS」の5人を道案内する2Dパズル、『Yokai Mart』はスイスの2人組が作る、東京郊外のコンビニで人間と妖怪を接客する経営シミュレーションです。VTuberの公認二次創作と、海外スタジオが描く日本の郊外という、出どころのまったく違う2作が同じ時期に動きます。
『ReGLOSS: CROSS』は10月15日(木)に490円で発売され、全8ステージ・70問を収録します。体験版はありません。『Yokai Mart』は製品版が2027年第1四半期の予定で、いまは5日目の家賃を払うまでの約30分を無料体験版で遊べます。Next Festの期間(日本時間10月20日午前2時〜27日午前2時)には、新しい仕組みを加えた体験版に更新される予定です。
ReGLOSSを知っていて、短い時間で頭を使うパズルが好きなら『ReGLOSS: CROSS』を15日に買えば足ります。店の切り盛りと会話から謎を解いていく物語が好きなら、『Yokai Mart』の体験版をいま遊び、Next Fest版で何が増えたかを見てからウィッシュリストに入れるのが確実です。『Yokai Mart』はVulkan 1.0に対応したGPUが必要なので、第6世代Coreより古い内蔵GPUのノートPCでは、まず体験版で起動を確かめます。
目次
早見表ReGLOSS CROSSとYokai Martの発売日・価格・体験版
『ReGLOSS: CROSS』のSteamストアは発売日を10月14日と表示しますが、販売元CCMCの日本向け発表は10月15日(木)です。Steam Next Festの開始と終了も、日本では米国太平洋時間より1日遅い日付の午前2時になります。
| 項目 | ReGLOSS: CROSS | Yokai Mart |
|---|---|---|
| 開発/販売 | yado氏/holo Indie(CCMC) | GudaGuda Studio(スイス)が開発・販売 |
| ジャンル | 2Dパズル(全8ステージ・70問) | コンビニ経営シミュレーション+物語 |
| 発売日 | 2026年10月15日(木) | 2027年第1四半期 |
| 価格 | 490円 | 未発表 |
| 体験版 | なし | 無料・約30分(Next Festで更新予定) |
| 対応OS | Windows | Windows・macOS・Linux |
| 日本語 | 対応 | 画面表示と字幕が対応(音声なし) |
| コントローラー | Steamに記載なし | フル対応(DualSense・DUALSHOCKも可) |
2作に共通するのは、Steamで「時間制限付き入力なしでプレイ可能」のカテゴリが付いていることです。どちらも反射神経を問われる操作がなく、自分のペースで考えながら進められます。
同じ10月に出るほかの小規模タイトル、たとえば『REKA』の正式版や『Danchi Days』の発売日・価格は、2026年10月の新作インディーゲーム6本で比べています。
パズルReGLOSS CROSSは止まらずに走る5人を合流させる490円・全70問のパズル
『ReGLOSS: CROSS』は、ホロライブのユニット「ReGLOSS」を題材にした2Dパズルです。開発はyado氏で、販売はカバーの100%子会社CCMCが運営するholo Indieが担います。オフコラボの日にReGLOSSの5人が全員遅刻したという設定で、2頭身のメンバーを道案内し、2組に分かれたペアを合流させます。
操作はメンバーが進む方向を選ぶだけです。ただし急いでいるので、一度走り出すと行き止まりまで止まりません。どこで止まるかを読んで順番を組み立て、同じ色のペアが出会えば合流成功です。ステージが進むと、踏むと瞬間移動する「ワープ」や、スイッチを押すと通れるようになる「標識」が加わります。

収録は通常5ステージとエクストラ3ステージの全8ステージ・70問で、490円を問題数で割ると1問あたり7円です。後半は、パズルが得意な人でも一筋縄ではいかない難度のステージが並びます。画面には「リセット」と「一手戻す」のボタンがあり、詰まったら1手ずつ巻き戻して考え直せます。
対応OSはWindowsだけで、日本語と英語に対応します。Steam実績とSteamクラウドにも対応しますが、コントローラー対応の表示はありません。1問ずつ区切って解けるので、短い時間に数問だけ進める遊び方ができます。
仕組みholo Indieはホロライブの二次創作ゲームを有料で売れる唯一の窓口
ホロライブプロダクションの二次創作ガイドラインでは、二次創作のデジタルゲームを有料で出すには、holo Indieに申請して審査に通る必要があります。審査に通った作品はholo Indieがパブリッシャーとして配信し、有料の作品では収益の大半が作り手に還元されます。無料で配る場合は、ガイドライン全般の基準に従えば申請は要りません。
カバーがこの仕組みを始めたのは2023年11月15日です。第1弾は、個人開発者のろぼくろ氏がほぼ1人で作ったタワーディフェンス『ホロパレード』でした。新作の応募はいまも年3回(1月・5月・9月)受け付けていて、企画書とゲームのビルドを出して審査を受けます。
ガイドラインには、holo Indieから出た作品を所属タレントが収益化した配信で遊ぶことがある、とも書かれています。ファンが作ったゲームを、題材になったタレント本人が配信で取り上げられる前提が、規約の段階で用意されています。
2026年9月だけで新作4本、価格は無料から1,280円
holo Indieの作品は、いまでは毎月のように出ています。9月以降にCCMCが発表した新作と体験版は次のとおりです。
| 作品 | 配信開始 | 価格 |
|---|---|---|
| デコって!ホロライブシールバトル シール帳管理型ストラテジー | 9月3日 | 1,280円 |
| HoloTrials: Case Covered ミステリーアドベンチャー | 9月10日 | 無料 |
| Suba Pogo 大空スバルの高難易度ジャンプアクション | 9月14日 | 380円 |
| Ollie Ninja Slash クレイジー・オリーの高難易度アクション | 9月18日 | 250円 |
| HoloCozy デスクトップ常駐型(無料体験版) | 9月28日 | 体験版は無料、製品版は2026年内予定 |
| ReGLOSS: CROSS 2Dパズル | 10月15日 | 490円 |
9月はこのほかに、既存作のDLCとNintendo Switch 2版も1本ずつ出ています。作り手は個人開発者から開発会社までさまざまで、有料作品の多くは数百円です。『ReGLOSS: CROSS』の490円も、この価格帯のなかにあります。大空スバルが主役の『Suba Pogo』や、ときのそらとデスクトップで過ごす『HoloCozy』も同じholo Indieの作品です。
経営シムYokai Martは昼に常連、夜に妖怪を迎える東京郊外のコンビニ経営
『Yokai Mart』の主人公アオイは、大学を出ても都会で仕事が見つかりません。そこへ祖母から、東京郊外の小さな店を継いでほしいという手紙が届きます。店はごく普通のコンビニに見えますが、夜になると人ではない客が訪れます。
昼の仕事は、店番・商品の発注・棚の補充です。家賃は毎週払う必要があり、売上の管理は手を抜けません。常連客はそれぞれ話を抱えていて、昔東京で飲んでいたような温かいコーヒーを毎朝探す会社員や、学校の噂話を持ってくる女子高生の願いをかなえていきます。

夜は店が静まり、運がよければ妖怪が現れます。妖怪は全部で5体で、それぞれに好きなものと嫌いなものがあります。何を喜び、何で機嫌を損ねるのかを探り、関係を深めていくのが夜の遊びです。夜にしたことが次の日の昼を左右し、昼にしたことがその夜を左右します。

手がかりは、アオイのノートに集まります。常連客や妖怪が来るたびに書き込みが増え、どの妖怪がどの夜に来るのか、常連客が何を好むのかという法則が見えてきます。アオイは店の外に出ず、外の出来事はすべて客が店の中に運んできます。舞台をコンビニ1軒に絞り、会話の断片をつなげて謎を解く作りです。
体験版Yokai Martの体験版は約30分、5日目の家賃を払うまで
無料体験版は9月中旬から配信されています。アオイとして店で5日間を過ごし、5日目の家賃を払うところまでで、プレイ時間は約30分です。リン、アヤメ、エンドウ、マコトといった最初の常連客に出会い、1体目の妖怪が何を求めているかを探ります。
- 対応OS:Windows・macOS・Linux
- 言語:日本語・英語・ドイツ語・簡体字中国語(日本語は画面表示と字幕のみで音声はなし)
- 操作:コントローラーに完全対応し、キーボードだけでも遊べる
- Steam Deck:Steamの動作確認は未取得だが、開発元は毎回のビルドを実機で試して動作を確認済み
Steamストアの日本語の説明文には、機械翻訳である旨の注記があります。ゲーム内の日本語がどこまで自然に読めるかは、無料の体験版で確かめられます。
Next Festに向けて、開発元は新しい仕組みを加え、全体の動きを滑らかにした体験版を仕上げています。いまの体験版を先に遊んでおくと、Next Fest版で何が変わったかを比べられます。Next Festは日本時間10月20日(火)午前2時から27日(火)午前2時までです。同じNext Festには、監獄ステルスホラー『PROCEDURE ZERO』の体験版も参加します。
開発元GudaGuda Studioは本業の傍らで作るスイスの2人組
GudaGuda Studioは、DominikさんとOliさんの2人がスイスで運営するスタジオです。2人とも本業を持ちながら2022年から活動していて、プログラム、絵、音楽まで自分たちで手がけています。スタジオ名は、のんびりしていて急がないという意味の日本語「ぐだぐだ」から取っています。
ゲームエンジンにはオープンソースのGodotを使っています。この選択は、後述する必要スペックのGPUの条件にも関わってきます。
Steamで付いているタグは「心地よい」「ショップキーパー」「超自然」「神話」「人生シミュレーション」などです。妖怪を恐ろしい存在として描くホラーではなく、店を営みながら住人と打ち解けていく、海外で「コージーゲーム」と呼ばれる系統に入ります。妖怪の知識がなくても、品出しと接客という分かりやすい作業から入れます。
動作環境どちらも軽いが、Yokai MartはVulkan対応GPUが条件
| 項目 | ReGLOSS: CROSS(最低) | Yokai Mart(最低) |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 | Windows 10(64bit)、macOS・Linuxも可 |
| CPU | Core i3-8100 | Core i3(世代の指定なし) |
| メモリ | 8GB | 2GB |
| GPU | 指定なし(DirectX 11) | Vulkan 1.0に対応したGPU |
| ストレージ | 1GB | 2GB |
推奨環境はどちらも書かれていません。『ReGLOSS: CROSS』のCore i3-8100とメモリ8GBは2017年ごろの普及価格帯の構成で、GPUの指定もないため、最近のPCならまず問題になりません。
注意したいのは『Yokai Mart』のGPUの条件です。メモリは2GBと軽いものの、Vulkan 1.0に対応したGPUが要ります。GodotでVulkanを使って描画するゲームについて、Godotの公式ドキュメントは内蔵GPUの最低ラインの例に、第6世代Core(Skylake)のIntel HD Graphics 510と、AMDのRadeon R5 Graphics(Kaveri)を挙げています。メモリ2GBも、Godotが書き出したゲームの最低ラインと同じ値です。
そのため、ゲーミングPCや最近のノートPCなら心配はありません。気にするべきなのは、第5世代Core以前の内蔵GPUで動いている古いノートPCです。体験版は無料なので、製品版を待つ前に起動するかどうかを確かめておけます。
共通点2作は大きな題材を1つのルールと1つの場所に絞っている
『ReGLOSS: CROSS』は、VTuberのユニットという大きな題材を、「方向を選ぶと行き止まりまで走る」という1つのルールのパズルにまとめています。キャラクターを知っていると楽しみが増えますが、遊び方の説明は「方向を選ぶ」「同じ色が出会えば合流」の2つで足ります。
『Yokai Mart』は、妖怪という広い題材を、東京郊外のコンビニ1軒と5体の妖怪に絞っています。主人公は店の外に出ず、物語は客が持ち込む話だけで進みます。本業を持つ2人で作り切れる規模に、舞台と登場人物を絞っています。
大作のように広い世界を用意するのではなく、題材の一部を切り取って小さな遊びにしている点が2作で共通します。そのぶん、価格は数百円、体験版は30分と、手に取るまでの負担が小さく済みます。
日程10月15日から27日までの予定
- 10月15日(木):『ReGLOSS: CROSS』発売(490円。Steamの表示は14日)
- 10月20日(火)午前2時:Steam Next Fest開始。『Yokai Mart』は更新した体験版で参加予定
- 10月27日(火)午前2時:Steam Next Fest終了
- 2027年第1四半期:『Yokai Mart』製品版の発売予定(価格は未発表)
『ReGLOSS: CROSS』は発売後のSteamレビューで、ReGLOSSのファン以外がどう受け止めたかが見えてきます。『Yokai Mart』は、Next Festでの体験版の反応を受けて、製品版までにどこが変わるかが次の見どころです。
選び方どちらを先に遊ぶか、目的別の選び方
おすすめYokai Martをコントローラーで遊ぶなら
『Yokai Mart』はSteamで「フルコントローラサポート」と表示され、DualSenseとDUALSHOCKにも対応します。品出しや接客を、テレビにつないだPCやソファからのんびり進めたいならコントローラーが向いています。『ReGLOSS: CROSS』は、Steamにコントローラー対応の表示がありません。
どちらを選ぶか迷うときの違いは、PC向けゲームコントローラーの選び方で比べています。DualSenseをPCにつないで振動が出ないときの直し方は、DualSenseのハプティックがPCで動かないときの対処にあります。
FAQReGLOSS CROSSとYokai Martのよくある質問
まとめまとめ|15日はReGLOSS CROSS、20日からはYokai Martの体験版
『ReGLOSS: CROSS』は、holo Indieの審査を通ったホロライブ公認の二次創作パズルで、10月15日に490円・全70問で発売されます。有料作品の収益の大半は、作り手のyado氏に還元される仕組みです。『Yokai Mart』は、スイスの2人組が作る妖怪コンビニの経営シミュレーションで、約30分の体験版をいま日本語で遊べます。
ReGLOSSのファンとパズル好きは、10月15日に『ReGLOSS: CROSS』を490円で。店の経営と会話の謎解きが好きなら、『Yokai Mart』の体験版をいま30分遊び、日本時間10月20日午前2時からのNext Fest版と比べてからウィッシュリストに入れます。古い内蔵GPUのノートPCで遊ぶなら、Vulkan対応かどうかを体験版で確かめておきます。
出典:CCMC『ReGLOSS: CROSS』プレスリリース、CCMCのプレスリリース一覧(holo Indieの9月の新作・応募受付)、Steam『ReGLOSS: CROSS』、ホロライブプロダクション 二次創作ガイドライン、カバー「holo Indie」立ち上げの発表(2023年11月15日)、Steam『Yokai Mart』、『Yokai Mart』開発元のお知らせ(体験版・Steam Deck)、GudaGuda Studio公式サイト、Steamworks「Steam Next Fest: October 2026」、Godot公式ドキュメント「System requirements」







