MXGP 26のPC必要スペックと重いときの設定|最低GTX 1080・推奨RTX 3070、DLSSなしで効くのはレンダリングスケール
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最低GTX 1080はRTX 3050並み、推奨の2枚には13%の差
『MXGP 26 – The Official Game』は、モトクロス世界選手権MXGPの公式ゲームです。2026年10月1日にSteamで発売され、価格は6,200円、日本語に対応しています。シリーズで初めてUnreal Engine 5を使い、タイヤが通るたびに路面へ轍が刻まれていく地形変化が目玉です。
最低動作環境のGTX 1080は、今のグラボでいえばRTX 3050(8GB)とほぼ同じ性能です。推奨はRTX 3070とRX 6700の2枚ですが、2枚の間には1080pで13%ほどの差があり、RX 6700はRTX 4060とほぼ同じ位置にいます。DLSSやFSRには対応していないため、重いときはレンダリングスケールとグローバルイルミネーション(GI)を先に下げます。
発売2日目の10月2日時点で、GPUごとのベンチマークを公開した大手メディアはまだ見当たりません。
目次
動作環境MXGP 26の必要スペックと推奨スペック
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11(64ビット) | Windows 10/11(64ビット) |
| CPU | AMD Ryzen 5 3600 | AMD Ryzen 7 5800X(8コア) |
| メモリ | 12GB | 16GB |
| グラフィック | GeForce GTX 1080(8GB) | GeForce RTX 3070(8GB)/Radeon RX 6700(10GB) |
| DirectX | 12 | 12 |
| ストレージ | 26GB(SSD推奨) | 26GB(SSD推奨) |
最低と推奨で違うのは、CPU・メモリ・グラボの3点です。どちらの環境にも想定する解像度とfpsは添えられていないため、「推奨なら1080pで60fps」のような読み方はできません。対応OSはWindowsだけで、macOS版とLinux版はありません。
CPUは最低・推奨ともAMDの型番だけが挙がっていて、Intelの例はありません。Ryzen 5 3600は2019年の6コア12スレッド、Ryzen 7 5800Xは8コア16スレッドのCPUで、推奨は型番に加えて「8 cores」とコア数まで指定しています。クイックレースは20人のライダーが一斉に走るモードなので、これから組むならCPUは8コアを目安にしておくと安心です。
メモリの最低12GBは見落としやすい条件です。8GBのPCは最低動作環境を満たしません。メモリは2枚組で増設するのが一般的なので、実際の選択肢は16GBになります。容量が足りないときに出る症状と確かめ方はメモリ不足でカクつく・フリーズするときの見分け方にまとめています。

出典:Steam「MXGP 26 – The Official Game」(2026年10月2日確認)
GPU換算最低のGTX 1080はRTX 3050並み、推奨の2枚には13%の差
GTX 1080は2016年のグラボで、今の型番に置き換えないと手持ちのカードとの差が分かりません。海外のハードウェアメディアが公開しているGPU階層表(1080p・高画質で複数タイトルを測った平均fps)で比べると、GTX 1080は53.0fpsで、RTX 3050(8GB)の51.9fpsとほぼ同じです。RTX 2060(55.5fps)はわずかに上、GTX 1660 SUPER(46.8fps)は1割ほど下になります。
推奨の2枚は、同じ表でRTX 3070が98.8fps、RX 6700が86.1fpsです。RX 6700のほうが13%ほど低く、RTX 4060(84.9fps)とほぼ並びます。推奨ラインは「RTX 3070ちょうど」ではなく、RTX 4060からRTX 3070までの幅で考えるのが実態に合っています。
今売られているグラボでは、RTX 5060がRTX 3070とほぼ同じ性能です(2026年版の表で1080pが88.5fps対87.2fps)。RX 9060 XT 16GBはRTX 3070より13%、RTX 5060 Ti 16GBは21%上回ります。
| 要件との関係 | 当てはまるGPU | 注意点 |
|---|---|---|
| 最低に届かない | GTX 1060 6GB、RX 580、GTX 1070、GTX 1660 SUPER | GTX 1080より1〜4割遅い。GTX 1660 SUPERはVRAMも6GBで要件の8GBに届かない |
| 最低ライン | GTX 1080、GTX 1070 Ti、RTX 3050(8GB)、RTX 2060 | RTX 2060は性能では上回るが、VRAMが6GBで要件外。GTX 10シリーズはドライバーの最適化がもう提供されない |
| 最低と推奨の間 | RX 6600、RTX 3060 | GTX 1080の1.2〜1.4倍。RTX 3060は12GBでVRAMに余裕がある |
| 推奨(RX 6700)とほぼ同じ | RTX 4060、RX 7600、RTX 5050 | RX 6700との差は5%以内。RTX 3070には届かない |
| 推奨(RTX 3070)ライン | RTX 3070、RTX 5060、RTX 4060 Ti、RX 6700 XT | いずれもGTX 1080の約1.9倍の性能 |
| 推奨を上回る | RX 9060 XT 16GB、RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070 | RTX 3070より1〜5割速い。1440pやエピック設定を狙うならこのクラス |
RTX 50シリーズとRX 9060 XTは2026年版の表、それ以前のグラボは2024年5月版の表をもとに、どちらにも載っているRTX 3070を橋渡しにして区分しています。表のfpsは別のゲームを集めた平均なので、MXGP 26で出るfpsそのものではありません。手持ちのカードが何GBのVRAMを積んでいるか分からない場合はグラボ型番別のVRAM容量一覧で確かめられます。
GTX 10シリーズはMXGP 26向けのドライバー更新が来ない
最低動作環境のGTX 1080を含むGTX 10シリーズ(Pascal世代)は、NVIDIAのGame Readyドライバーの提供が2025年10月で終わっています。2028年10月まで四半期ごとのセキュリティ更新は続きますが、新作ゲーム向けの最適化や不具合修正は入りません。MXGP 26でドライバー側の問題が見つかっても、GTX 10シリーズでは直らない可能性があります。
出典:Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」(2026年版、ラスタライズ・1080p Ultra)、同 2024年5月29日更新版(Internet Archive)、PC Gamer(GTX 10シリーズのドライバー提供終了)
実例プレイヤーの実例では20人のレースで落ち込み、ひとりで走る数字は当てにならない
公式はfpsの目標を示しておらず、実測のベンチマークもまだ出ていません。いま手がかりになるのは、Steamのレビューに書き込まれたプレイヤーの環境と設定です。GPUと設定が分かるものを抜き出しました。
| GPU | 解像度と設定 | 動作 |
|---|---|---|
| RTX 5080 | エピック | 問題なく動く(fpsの記載なし)。DLSSの項目は見当たらない |
| RTX 4070 Ti | 1920×1080、処理解像度75%、一部の項目をエピック | 90fpsに固定して運用。レース中のGPU温度は65℃前後 |
| GPUの記載なし | 3840×2160、解像度スケール90%、中〜最高の混在 | AIライダー19人のレースで80fps前後、落ち込むと50fps。タイムアタックでは85〜90fpsで安定 |
| RTX 3070 | 低設定 | 低設定でもカクついて見える |
3行目の例では、同じPC・同じ設定でも、ひとりで走るタイムアタックは85〜90fpsで安定し、19人のAIと走るレースでは50fpsまで落ち込んでいます。平均の差は小さくても、大きく落ち込む場面はレースにしか出てきません。動作を確かめるなら、タイムアタックやフリー走行ではなく、全員がひと固まりになるレースのスタート直後を見るのが確実です。
推奨ちょうどのRTX 3070で「低設定でもカクつく」という声もあります。画質を下げても改善しない場合、頭打ちの原因はグラボではなく、CPUやゲーム側の最適化にある可能性があります。
Steamの評価は10月2日時点で90件中55件が好評の「賛否両論」で、日本語のレビューは1件です。不評のうち、動作の重さや起動しない・固まるといった不具合に触れたものは8件ほどで、2件はAMD環境で起動しないという内容でした。いちばん多い不満はバイクの操作感と物理挙動で、PCの性能とは関係のない部分です。
出典:Steamコミュニティ「MXGP 26 – The Official Game」ユーザーレビュー(2026年10月2日確認)
設定DLSS・FSRは使えないので、レンダリングスケールとGIから下げる
MXGP 26の設定画面には、DLSS・FSR・XeSSといったアップスケーラーの項目がありません。Steamのフォーラムでは追加を求める書き込みが続いていますが、10月1日に配信された最初のアップデートにも含まれていません。fpsを稼ぐ手段は、ゲーム内の描画解像度を下げるレンダリングスケールと、個々の画質項目の調整になります。
| 設定項目 | まず試す値 | fpsへの影響と理由 |
|---|---|---|
| レンダリングスケール Rendering Scale | 85%から。足りなければ75% | いちばん効く。75%では描画する画素数が100%の56%まで減る。下げすぎると遠くの轍がぼやける |
| グローバルイルミネーション Global Illumination | 低〜中 | 低にして20〜30fps伸び、見た目の差はほとんどないという報告がある |
| 影 Shadow Quality | 中 | UE5の作品では一般に負荷の大きい項目。ライダーの影が粗くなる程度で走りへの影響は少ない |
| 草木・観客 Vegetation Density/Crowd Density | 草木は中、観客は低 | コースの外側の描画量を減らす。ラインを読むのに使わない部分なので削りやすい |
| 描画距離 View Distance | 高以上を維持 | 先のジャンプやコーナーの形を早く見るための項目。fpsを稼ぐ候補としては後回し |
| モーションブラー・被写界深度・色収差 Motion Blur/Depth of Field/Chromatic Aberration | オフ | fpsより見やすさのための調整。轍の形や着地点がはっきりする |
| 垂直同期 V-Sync | オフ | 入力の遅れを避ける。上限はGPUドライバーのfps制限で、モニターのリフレッシュレートより少し下に |
RTX 5080ではエピック設定のまま問題なく動いた一方、RTX 4070 Tiのプレイヤーは1080pでも処理解像度を75%に下げ、エピックは一部の項目にとどめています。推奨ライン(RTX 4060〜RTX 3070)なら、1080pで中〜高のプリセットとレンダリングスケール85%から始め、レースで60fpsを割る場面があればGIと影を先に下げるのが無難です。
最初のアップデートでは、PC版のキー割り当てを自由に変えられるようになり、一人称視点の揺れも抑えられました。視野角(FOV)によって揺れの感じ方が変わるため、一人称で走る人は値をいくつか試すとよいです。日本語表示の不具合も、このアップデートで修正されています。
出典:Steamコミュニティ「DLSS?」、Steamニュース「MXGP 26 Update 1 Details」(2026年10月1日)、Steam Machine Life「MXGP 26 The Official Game Steam Machine Settings」(設定項目の一覧)
補助策それでも足りなければドライバーのフレーム生成を試す
ゲーム側がアップスケーラーを持っていなくても、GPUドライバーの機能でフレームを補うことはできます。MXGP 26はDirectX 12のゲームなので、どちらも対象になります。
フレーム生成は、実際に描画した2枚の間に推測したフレームを挟む仕組みです。表示上のfpsは増えても、操作が画面に反映されるまでの遅れは縮みません。MXGP 26はアクセルと体重移動のタイミングでラインを選ぶゲームなので、生成前のfpsが50〜60fpsを割っているなら、先にレンダリングスケールと画質を下げてください。10月2日時点で、MXGP 26でこれらの機能を使った動作報告はまだ見当たりません。
出典:NVIDIA「NVIDIA App Update Adds Global DLSS Overrides, Smooth Motion For GeForce RTX 40 Series GPUs」、AMD「AMD Fluid Motion Frames」
確かめ方買ったら返金期限のうちに、20人のレースで確かめる
Steamでは、購入から14日以内かつプレイ時間2時間未満なら返金を申請できます。ベンチマークが出そろっていない今は、最低と推奨の間のグラボを持っている人ほど、この2時間を動作確認に使うのが確実です。
買い替え買い替えるならRTX 5060でRTX 3070並み、余裕を見るならRX 9060 XT 16GB
- RTX 3060・RX 6600以上で、VRAMが8GB以上ある人
- メモリが16GB以上あり、CPUがRyzen 5 3600以上の人
- 1080pで、レンダリングスケールを下げて遊ぶことに抵抗がない人
- GTX 1660 SUPER以下か、VRAMが6GB以下のグラボを使っている人
- メモリが8GBのPCを使っている人
- GTX 10シリーズで、ほかの新作も遊ぶ予定がある人(ドライバーの最適化が来ない)
グラボだけ替えるなら、RTX 5060がRTX 3070とほぼ同じ性能で、推奨ラインにそのまま届きます。MXGP 26ではDLSSが使えないため、GeForceを選ぶ利点はほかのゲームでのDLSSやSmooth Motionにあります。このゲームでの描画性能とVRAMの余裕を優先するなら、RTX 3070より13%速く16GBを積むRX 9060 XT 16GBが向いています。
PCごと買い替えるなら、推奨のRyzen 7 5800Xと同じ世代の8コア16スレッド、Ryzen 7 5700Xを積んだ完成品が候補になります。5700Xは5800Xよりクロックが少し低いモデルで、推奨に書かれた「8コア」の条件とメモリ16GBを満たします。
FAQMXGP 26のPC版によくある質問
まとめまとめ|VRAM 8GBとメモリ16GBを満たし、20人のレースで確かめる
MXGP 26の最低動作環境はGTX 1080で、今のグラボならRTX 3050(8GB)並みです。推奨はRTX 3070とRX 6700ですが、RX 6700はRTX 4060とほぼ同じ性能なので、推奨ラインはRTX 4060からRTX 3070までの幅で見ます。どのグラボでも、VRAM 8GBとメモリ12GB(実際には16GB)が条件になります。
DLSS・FSRが使えないため、重いときはレンダリングスケールとGIを先に下げます。ひとりで走るタイムアタックで安定していても、20人のレースでは50fpsまで落ち込んだ例があるので、動作はレースのスタート直後で確かめ、足りなければ返金期限のうちに判断してください。
RTX 3060・RX 6600以上でVRAM 8GB、メモリ16GBあれば、まず今のPCで試す価値があります。GTX 1660 SUPER以下やメモリ8GBのPCは要件に届かないので、買い替えるならRTX 5060(RTX 3070並み)かRX 9060 XT 16GB(RTX 3070より13%上)が目安です。







