ゲーミングノートPCで重いゲームは動く?GPU別fps早見表【2026年版】
重いゲームは動く?
GPU別fps早見表
モンハンワイルズやFF16、サイバーパンク2077——重量級タイトルをゲーミングノートPCで快適に遊べるのか。ノートPC向けGPU 6機種×8タイトルのfps目安データで、あなたのノートPCの実力を確認できます。
ゲーミングノートPCのGPUは、デスクトップ版の約70〜80%の性能です。「ノートPCじゃ重いゲームは無理」と思われがちですが、DLSS 4.5やFSRを活用すれば十分に遊べるタイトルも多くあります。
この記事では、2026年現在とくに重いとされる8本のPCゲームをノートPC用GPUで検証した場合のfps目安をまとめました。デスクトップGPU版の早見表はこちらをご覧ください。
目次
ノートPC用GPUの性能とTGP(電力)の関係
同じ名前のGPUでも、ノートPC版はデスクトップ版より性能が低くなります。その理由と、ノートPC選びで見落としがちな「TGP」について押さえておきましょう。
ノートPC用のGPU(例:RTX 5070 Laptop)は、デスクトップ用と同じアーキテクチャを使っていますが、消費電力(TGP)を抑えて動作するためクロック周波数が低く設定されています。その結果、デスクトップ版と比べて性能は70〜80%程度に落ちます。
さらに注意したいのが、同じGPUでもノートPCのモデルによってTGPが異なる点です。たとえばRTX 5070 Laptopでも、薄型軽量モデルは80W前後、大型ゲーミングモデルは115W以上と差があり、同じGPUで10〜15%のfps差が出ることもあります。
本記事のfpsデータは各GPUの最大TGP時の参考値です。薄型モデルや低TGPモデルでは記載値より5〜15%程度低くなる場合があります。購入前にメーカーサイトでGPUのTGP(消費電力)を確認することをおすすめします。
重量級タイトルの重さランキング(ノートPC基準)
RTX 5070 LaptopでFHD・最高画質・ネイティブ描画した場合のfps目安です。数値が低いほど重いタイトルです。
※ RTX 5070 Laptop(最大TGP)/ FHD / 最高画質 / RT OFF / ネイティブ描画基準
ノートPCではモンハンワイルズとFF16がとくに厳しい結果です。RTX 5070 LaptopのFHDでも60fps到達が難しく、DLSSの活用がほぼ必須になります。逆にサイバーパンク2077(RT OFF)やバイオハザード レクイエムは、ノートPCでもFHD 100fps超が見込める比較的遊びやすいタイトルです。
【早見表】ゲーム × 解像度 推奨ノートPC GPUガイド
各タイトルで目標fpsを安定して出すために必要なノートPC用GPUの目安です。画質は高〜最高、ネイティブ描画・RT OFF条件。
| ゲーム | FHD 60fps |
FHD 100fps |
WQHD 60fps |
|---|---|---|---|
| モンハンワイルズ最高画質 | RTX 5070 Ti Laptop | DLSS必須 | RTX 5070 Ti Laptop |
| アサクリ シャドウズ最高画質 | RTX 5070 Laptop | DLSS必須 | RTX 5070 Ti Laptop |
| FF16最高画質 | RTX 5070 Laptop | DLSS必須 | RTX 5080でも不足 |
| 黒神話:悟空High / RT OFF | RTX 4070 Laptop | RTX 5080 Laptop | RTX 5070 Ti Laptop |
| FF7リバース高画質 | RTX 4070 Laptop | DLSS必須 | RTX 5070 Ti Laptop |
| デスストランディング2最高画質 | RTX 4060 Laptop | RTX 5070 Ti Laptop | RTX 5070 Laptop |
| バイオハザード レクイエム最高画質 / RT OFF | RTX 4060 Laptop | RTX 4070 Laptop | RTX 5070 Laptop |
| サイバーパンク2077ウルトラ / RT OFF | RTX 4060 Laptop | RTX 5070 Laptop | RTX 4070 Laptop |
※ 同等性能のAMD GPU(RX 9070 Laptop ≒ RTX 5070 Laptop級)でも同様の目安です。ただしレイトレーシング性能はNVIDIA有利です。
※ 「DLSS必須」はネイティブ描画ではノート向け最上位GPUでも目標fps到達が困難なことを意味します。DLSS 4.5やFSRの活用が前提です。
DLSS / FSRがノートPCで特に重要な理由
デスクトップ以上に、ノートPCではアップスケーリング技術の活用が快適プレイの鍵を握ります。
ノートPC用GPUはデスクトップ版より性能が低いため、ネイティブ描画だけでは60fpsに届かないタイトルが増えます。ここで大きな武器になるのがDLSS 4.5(NVIDIA)やFSR(AMD)などのアップスケーリング技術です。
DLSS Quality設定を有効にするだけで40〜60%のfps向上が見込めるため、ネイティブ描画で50fps程度のシーンが80fps以上に改善されます。とくにRTX 50シリーズ Laptopではマルチフレーム生成(MFG)にも対応しており、さらにfpsを引き上げることが可能です。
ノートPCでは「DLSSを使う前提」でGPUを選ぶのが現実的です。RTX 5060 Laptopでもネイティブ描画で厳しいモンハンワイルズが、DLSS Quality適用でFHD 60fps前後まで改善されます。DLSS 4.5 / FSR 4の詳細はDLSS / FSR / XeSS 完全ガイドをご覧ください。
【詳細】ゲーム別GPU × fps一覧
8タイトルそれぞれのノートPC用GPU別fps目安と、おすすめ設定をまとめました。
ノートPCで最も厳しいタイトルです。RTX 5070 LaptopでもFHD最高画質で50fps程度と、60fpsを安定させるにはRTX 5070 Ti Laptop以上が必要になります。CPU負荷も高いため、FHDでもGPUよりCPUがボトルネックになりやすい点に注意です。
現実的にはDLSSを活用して画質を維持しながらfpsを稼ぐのが最善策。グラフィック設定の詳細はモンハンワイルズ おすすめ設定ガイドをご覧ください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 28 | 28 |
| RTX 4070 Laptop | 43 | 43 |
| RTX 5060 Laptop | 33 | 33 |
| RTX 5070 Laptop | 50 | 49 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 60 | 60 |
| RTX 5080 Laptop | 77 | 73 |
※ 最高画質 / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値。FHDとWQHDが近い値なのはCPUボトルネックの影響
オープンワールドの物量が圧倒的で、ノートPCでは最も厳しいタイトルの一つです。RTX 5070 LaptopでもFHD最高画質で57fpsと60fpsに届きません。最高画質にこだわらず「高」設定に下げるだけで10〜15fps改善するので、ノートPCでは画質を少し妥協するのが現実的です。
設定の詳細はアサクリ シャドウズ おすすめ設定ガイドを参照してください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 31 | 21 |
| RTX 4070 Laptop | 48 | 33 |
| RTX 5060 Laptop | 37 | 25 |
| RTX 5070 Laptop | 57 | 47 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 67 | 57 |
| RTX 5080 Laptop | 84 | 69 |
※ 最高画質 / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
2026年現在、PC版で最も重いタイトルの一つです。RTX 5070 LaptopでもFHD最高画質で58fpsと60fps到達が厳しく、WQHDでは35fpsまで落ち込みます。ノートPCで遊ぶ場合は「高画質」設定への変更とDLSSの併用がほぼ必須です。
最適化パッチで今後改善される可能性はありますが、現時点ではノートPCでは妥協が必要なタイトルです。設定の考え方はグラフィック設定 完全ガイドを参考にしてみてください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 34 | 23 |
| RTX 4070 Laptop | 52 | 35 |
| RTX 5060 Laptop | 40 | 27 |
| RTX 5070 Laptop | 58 | 35 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 66 | 42 |
| RTX 5080 Laptop | 80 | 48 |
※ 最高画質 / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
UE5のNanite/Lumenを活用した重量級タイトルです。ノートPCではRTX 4060 LaptopだとFHD 43fpsとやや厳しく、快適に遊ぶにはRTX 4070 Laptop以上が欲しいところ。High設定でもビジュアルは十分に美しいので、Ultraにこだわる必要はありません。
設定の詳細は黒神話:悟空 おすすめ設定ガイドを参照してください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 43 | 30 |
| RTX 4070 Laptop | 66 | 46 |
| RTX 5060 Laptop | 51 | 35 |
| RTX 5070 Laptop | 72 | 53 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 84 | 64 |
| RTX 5080 Laptop | 110 | 71 |
※ High / RT OFF / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
UE4ベースで最適化に課題が残るタイトルですが、ノートPCでもRTX 4070 LaptopならFHD 75fpsと十分プレイ可能です。上限が120fps固定のため、高性能GPUでもそれ以上は伸びません。RTX 5070 Ti Laptop以上なら頭打ちに近づくため、ミドルクラスでも十分という見方もできます。
設定の詳細はFF7リバース おすすめ設定ガイドを参照してください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 49 | 31 |
| RTX 4070 Laptop | 75 | 48 |
| RTX 5060 Laptop | 58 | 37 |
| RTX 5070 Laptop | 80 | 57 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 88 | 73 |
| RTX 5080 Laptop | 88 | 88 |
※ 高画質 / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値。120fps上限あり
Decima 2エンジンの最適化は優秀で、ノートPCでも比較的遊びやすいタイトルです。RTX 4060 LaptopではFHD 49fpsとやや足りませんが、RTX 4070 Laptop以上ならFHD 75fpsで快適に楽しめます。広大なオープンワールドながら安定したフレームレートが出やすい点が好印象です。
設定の詳細はデスストランディング2 おすすめ設定ガイドを参照してください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 49 | 34 |
| RTX 4070 Laptop | 75 | 52 |
| RTX 5060 Laptop | 58 | 40 |
| RTX 5070 Laptop | 86 | 58 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 101 | 69 |
| RTX 5080 Laptop | 123 | 84 |
※ 最高画質 / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
REエンジンの最適化が光るタイトルで、ノートPCとの相性は良好です。RTX 4060 LaptopでもFHD 68fpsと60fpsを超えており、RT OFFの最高画質で快適に遊べます。RTX 5070 Laptop以上ならWQHDも視野に入ります。
設定の詳細はバイオハザード レクイエム おすすめ設定ガイドを参照してください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 68 | 47 |
| RTX 4070 Laptop | 105 | 72 |
| RTX 5060 Laptop | 81 | 55 |
| RTX 5070 Laptop | 110 | 79 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 124 | 91 |
| RTX 5080 Laptop | 153 | 106 |
※ 最高画質 / RT OFF / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
RT OFFのウルトラ設定なら、ノートPCでも比較的快適に遊べるタイトルです。RTX 4060 LaptopでもFHD 58fpsと実用圏内。ただしパストレーシングON時はノートPCでは非常に厳しく、RTX 5080 Laptopでも30fps台まで落ち込みます。パストレONで遊ぶならDLSS 4.5が必須です。
グラフィック設定の詳細はサイバーパンク2077 おすすめ設定ガイドを参照してください。
| GPU | FHD | WQHD |
|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | 58 | 39 |
| RTX 4070 Laptop | 90 | 60 |
| RTX 5060 Laptop | 69 | 46 |
| RTX 5070 Laptop | 113 | 73 |
| RTX 5070 Ti Laptop | 137 | 91 |
| RTX 5080 Laptop | 161 | 110 |
※ ウルトラ / RT OFF / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
【逆引き】あなたのノートPCのGPUで快適に遊べるタイトル
自分のノートPCに搭載されているGPUから、各タイトルの快適度を確認できます。FHD・高〜最高画質・ネイティブ描画基準です。
| GPU | MHW | アサクリ | FF16 | 悟空 | FF7R | DS2 | バイオ | CP2077 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RTX 4060 Laptop | ×28 | △31 | △34 | △43 | △49 | △49 | ○68 | △58 |
| RTX 4070 Laptop | △43 | △48 | △52 | ○66 | ○75 | ○75 | ◎105 | ○90 |
| RTX 5060 Laptop | △33 | △37 | △40 | △51 | △58 | △58 | ○81 | ○69 |
| RTX 5070 Laptop | △50 | △57 | △58 | ○72 | ○80 | ○86 | ◎110 | ◎113 |
| RTX 5070 Ti Laptop | ○60 | ○67 | ○66 | ○84 | ○88 | ◎101 | ◎124 | ◎137 |
| RTX 5080 Laptop | ○77 | ○84 | ○80 | ◎110 | ○88 | ◎123 | ◎153 | ◎161 |
◎ = 100fps以上(非常に快適) / ○ = 60〜99fps(快適) / △ = 30〜59fps(設定調整推奨) / × = 30fps未満(DLSS必須)
※ FHD / 高〜最高画質 / RT OFF / ネイティブ描画 / 最大TGP時の参考値
RTX 4060 Laptopでは8タイトル中6本が「△」以下と厳しい結果です。快適に重量級を楽しむなら最低でもRTX 4070 Laptop、できればRTX 5070 Laptop以上が欲しいところ。RTX 5070 Ti Laptop以上なら全タイトルFHD 60fps以上を確保できます。なお、RTX 5060 Laptopはネイティブ描画性能ではRTX 4070 Laptopを下回るタイトルが多いですが、DLSS 4.5のマルチフレーム生成に対応しているため実際の体感は逆転するケースもあります。
まとめ — ノートPC用GPU別の結論
ノートPCではDLSS 4.5 / FSRの活用が快適プレイの鍵です。とくにRTX 50シリーズ Laptopのマルチフレーム生成は、ネイティブ描画で足りないfpsを大幅に補ってくれます。GPU選びと同じくらいアップスケーリングの活用が重要だと覚えておきましょう。