ギアーズ オブ ウォー E-Day PC推奨・必要スペック|GPU43枚のfpsと重いときの設定・おすすめグラボ【2026年10月】

(更新: 2026.10.6)
ギアーズ オブ ウォー E-Day PC推奨・必要スペック|GPU43枚のfpsと重いときの設定・おすすめグラボ【2026年10月】

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ギアーズ オブ ウォー E-Day PC推奨・必要スペック / 2026年10月2日更新
ギアーズ オブ ウォー E-Day PC必要スペックとGPU別fps
GPU43枚の実測 ・ 推奨GPUはUltra・フルHDで43〜63fps ・ 最終仕様は115GB
「ギアーズ オブ ウォー E-Day」のPC版は、RTX 2060クラスが最低ラインで、レイトレーシング対応GPUが動作の必須条件です。日本時間10月2日0時に先行アクセスが始まり、GPU別の実測も出そろいました。Ultra設定・ネイティブ解像度で60fpsを超えるのは、現行世代ではフルHDがRTX 5060 Ti・RX 9060 XTから、WQHDがRX 9070・RX 9070 XT・RTX 5070 Tiからで、4KはRTX 5090だけでした。
日本時間10月7日0時 発売フルHD 60fps=RTX 5060 Ti・RX 9060 XT〜115GB SSD ・ レイトレ必須

出典:要件はXbox Wire(2026年9月17日発表、9月28日に要件画像を更新)の最終PCシステム要件と、TechSpot・PC Gamer・TweakTownの報道にもとづきます。GPU別のfpsと設定ごとの負荷は、後述するTom’s Hardware・TechSpot・ComputerBaseの計測です。Steamのストアページの必要容量も、2026年10月2日時点で115GBに更新されています。発売日と先行アクセスの対象は、Xbox Wire(2026年10月1日の先行アクセス開始の告知)とXbox公式の製品ページの記載です。

「自分のGPUで E-Day は何fps出るのか」。日本時間10月2日0時に先行アクセスが始まり、GPU 43枚を計測したデータが出てきました。Ultra設定・ネイティブ解像度のフルHDでは、公式の推奨GPUのうち60fpsを超えたのはRX 9060 XTだけで、RTX 5060は55.7fps、RTX 3060 Tiは44.4fpsでした。要件表の数値は、High設定とアップスケーリングを組み合わせた前提です。

「ギアーズ オブ ウォー E-Day」(Gears of War: E-Day)は、シリーズの原点となる「E-Day(緊急事態の日)」を描く Unreal Engine 5 の新作で、日本時間2026年10月7日0時(太平洋時間10月6日8時)にPCとXbox Series X|Sで発売されます。UE5のMegaLightsを製品として初めて採用したゲームで、パトカーの回転灯や蛍光灯の一つひとつが動的な影を落とします。レイトレーシングはオフにできず、そのぶんGPUへの負荷は重めです。

要件表の読み方、GPU別の実測fps、MegaLightsで重いときに下げる設定、予算別のおすすめグラボの順に見ていきます。

目次

比較表必要スペック・推奨スペック|最低・推奨・Ultraの3段階を比較

The Coalitionが2026年9月17日に公開した最終システム要件を、項目ごとに並べて整理します。今回新設された「Ultra」は、4K・60fps以上を狙う最上位ティアです。グラフィックプリセットは最低=Medium、推奨=High、Ultra=Ultraが対応し、いずれもDLSS / FSR / XeSSによるアップスケーリングを使う前提の数値です。

項目最低(Minimum)推奨(Recommended)Ultra
解像度/fps目安1080p 60fps1440p 60fps以上4K 60fps以上
GPURTX 5050 / RTX 2060
RX 6600 / RX 9060(無印)
RTX 5060 / RTX 3060 Ti
RX 6700 XT / RX 9060 XT
RTX 5070 Ti
RX 9070 XT
CPURyzen 5 2600X
Core i7-6850K
Core i5-10400
Ryzen 5 5600
Core i5-11600K
Ryzen 7 7800X3D
Core i7-14700K
VRAM6GB8GB12GB
メモリ(RAM)12GB16GB16GB
ストレージ115GB SSD115GB SSD115GB SSD
グラフィックプリセットMediumHighUltra

※GPU欄は複数候補をすべて掲載しています(いずれか1枚を満たせばOKという意味です)。ストレージは全ティア共通で115GBのSSDが必要です。2026年6月時点の初期要件にあったIntel Arc A580(最低)/ Arc B580(推奨)は、最終仕様の表からは姿を消しています。UltraのAMD側GPUは、9月17日の発表時点ではRX 7900 XTでしたが、9月28日に差し替えられた要件画像ではRX 9070 XTになっています。

OSとDirectXは、Steamのストアページで最低がWindows 10 64bit 22H2(ビルド19045.7291)、推奨がWindows 11 64bit 25H2以降、DirectXは12です。19045.7291は2026年5月の更新(KB5087544)で配信されたビルドで、延長セキュリティ更新(ESU)に登録していないWindows 10はここまで更新されません。Windows 10で遊び続ける場合の注意点は Windows 10でゲームはいつまで遊べるか にまとめています。Windows 11も24H2は2026年10月13日にサポートが終わるため、24H2のサポート終了と更新方法 を確認して25H2以降へ上げておくと安心です。

実測fpsGPU別fps|43枚の実測で見るフルHD・WQHD・4K

要件表だけでは、手持ちのGPUで実際に何fps出るかまでは分かりません。43枚のGPUを同じ条件で計測した結果から、主なGPUの平均fpsを抜き出しました。条件はUltraプリセット・ネイティブ解像度(DLAA / FSR / XeSSのネイティブAA)・フレーム生成なしで、要件表の「アップスケーリングあり」よりも重い条件です。GPU名の下には、公式要件で名前が挙がっているティアを記しています。

60fps以上40〜59fps40fps未満60fpsライン
GPU1080p(フルHD)1440p(WQHD)2160p(4K)
RTX 5090
127.5
109.3
71.9
RTX 4090
112.8
89.8
56.3
RTX 5080
105.7
80.2
46.4
RX 9070 XT
公式Ultra
101.5
73.6
41.8
RTX 5070 Ti
公式Ultra
98.5
72.7
41.4
RTX 4080 SUPER
97.9
72.6
42.4
RX 9070
90.0
64.3
35.6
RX 7900 XTX
85.8
65.1
37.3
RX 7900 XT
84.7
60.0
33.0
RTX 5070
81.0
56.8
31.3
RTX 4070 SUPER
78.5
55.5
30.4
RX 9070 GRE
78.2
56.3
30.4
RTX 4070
68.6
48.4
26.0
RX 7800 XT
67.2
47.5
25.2
RTX 3080
66.3
47.5
27.2
RTX 5060 Ti 16GB
64.8
44.6
23.7
RTX 5060 Ti 8GB
63.8
43.4
10.5
RX 9060 XT 16GB
公式推奨
62.7
42.7
22.4
RX 9060 XT 8GB
公式推奨
60.2
35.6
17.7
RTX 5060
公式推奨
55.7
38.1
11.0
RTX 3070
50.8
36.0
11.2
RTX 3060 Ti
公式推奨
44.4
30.3
8.8
RTX 4060
44.3
29.5
6.8
RX 6700 XT
公式推奨
43.3
30.1
15.8
RTX 5050
公式最低
43.3
27.8
9.6
Arc B580
要件表に記載なし
39.5
29.1
16.9
RTX 3060
36.2
24.4
13.3
RX 6600
公式最低
27.9
15.0
6.6

出典:Tom’s Hardware(2026年10月1日公開、GPU 43枚の計測から主なGPUを抜粋)、4Kのアップスケーリング併用時の目安はComputerBase(2026年10月1日公開)の検証です。

公式ティアと実測の答え合わせ

要件表の3つのティアに名前が挙がっているGPUが、実測でどこにいるかをまとめました。実測はUltra・ネイティブの平均fpsで、要件表より重い条件です。

公式ティア公式GPUUltra・ネイティブの実測実際の目安
最低
1080p 60fps・Medium
RTX 5050 / RX 6600
RTX 2060・RX 9060は計測なし
フルHD 43.3fps / 27.9fpsRTX 3060(36.2fps)でもMedium+DLSS品質なら61.9fps。RX 6600はRTX 3060より約23%低く、Medium+アップスケーリングでも余裕はない
推奨
1440p 60fps・High
RTX 5060 / RTX 3060 Ti
RX 6700 XT / RX 9060 XT
WQHD 38.1 / 30.3 / 30.1 / 42.7fps
RX 9060 XTは16GB版
反射だけ最上位にしたUltra+パフォーマンスモードで、重いシーンでもWQHD 50fpsに届くのはRTX 5060・RX 9060 XTから。RTX 3060 Ti・RX 6700 XTは設定をもう一段下げる前提
Ultra
4K 60fps・Ultra
RTX 5070 Ti / RX 9070 XT4K 41.4 / 41.8fps反射だけ最上位にしたUltra+パフォーマンスモードで4K 50fpsを超えるのはRTX 5070 Ti・RX 9070・RX 7900 XTXから。60fpsを保つにはフレーム生成も視野

推奨GPUはUltraのままだとフルHDが上限

公式の推奨GPUのうち、フルHD・Ultraで60fpsを超えたのはRX 9060 XT(16GB版62.7fps・8GB版60.2fps)だけでした。RTX 5060は55.7fps、RTX 3060 Tiは44.4fps、RX 6700 XTは43.3fpsです。推奨ティアの「1440p 60fps」はHigh設定とアップスケーリングを組み合わせた数値なので、Ultraのまま遊ぶなら推奨GPUはフルHD向けと考えたほうが実態に近くなります。最低ティアのRTX 5050は43.3fps、RX 6600は27.9fpsで、要件表どおりMedium設定とアップスケーリングが前提です。

WQHDで60fpsを超えるのはRX 9070から

WQHD・Ultraで60fpsを超える現行GPUは、RX 9070(64.3fps)、RTX 5070 Ti(72.7fps)、RX 9070 XT(73.6fps)からです。RTX 5070(56.8fps)とRX 9070 GRE(56.3fps)はあと一歩届かず、アップスケーリングかフレーム生成を足す前提になります。

4Kのネイティブ60fpsはRTX 5090だけ

4K・Ultraのネイティブで60fpsを超えたのはRTX 5090(71.9fps)だけで、RTX 4090でも56.3fpsでした。Ultraティアの目安であるRTX 5070 Tiは41.4fps、RX 9070 XTは41.8fpsなので、4K 60fpsはアップスケーリング込みの目標です。重い夜の森のシーンで計測した別の検証では、Ultra設定(反射のみ最上位)にDLSS / FSRのパフォーマンスモードを組み合わせて4Kで50fpsを超えるのは、RTX 5070 Ti・RTX 4070 Ti SUPER・RX 9070・RX 7900 XTXからでした。

RTX 5090でも最上位プリセットの4K 60fpsはDLSSバランスから

デスクトップのRTX 5090でも、最上位プリセット(Ludicrous)にRTX Mega Geometryをオンにした4Kは、ネイティブで平均34fps(1% Low 28fps)です。平均60fpsを超えるのはDLSS 4.5のバランスモード(平均65fps・1% Low 57fps)からで、品質モードは平均56fpsとわずかに届きません。

Premium Editionの先行アクセス版を、ゲーム内のベンチマーク機能で計測した値です。CPUはRyzen 9 7950X3D、メモリはDDR5-6000の32GB、ドライバーは617.14です。上のUltraの計測とは場面が違うため、71.9fpsとは直接比べられません。「描画」は表示fpsをフレーム生成の倍率で割った値です。

4K・最上位プリセット平均fps1% Low
ネイティブ34fps28fps
DLSS 4.5 品質56fps49fps
DLSS 4.5 バランス65fps57fps
品質+フレーム生成2倍104fps
描画 約52fps
90fps
品質+マルチフレーム生成3倍151fps
描画 約50fps
134fps
品質+マルチフレーム生成4倍194fps
描画 約49fps
170fps

計測元が勧めるのは品質モード+4倍のマルチフレーム生成で、表示は194fpsに届きます。ただし描画は約49fpsと、品質モード単独の56fpsより下がります。キャンペーンやHorde Siegeを4Kの高リフレッシュレートで遊ぶならこの組み合わせ、対戦モード(Versus)で操作の反応を優先するなら、描画が60fps台に乗るバランスモードが合っています。NVIDIAが公表した4K 410fps(後述)は、Ultraプリセット・パフォーマンスモード・6倍のマルチフレーム生成での値です。

バランスモードは画質と引き換えです。E-DayはDLSSのRay Reconstructionに対応しておらず、計測元は超解像を品質モードより下げるとノイズが増えると指摘しています。設定を下げてfpsを足すなら、レイトレーシングの反射と影は最上位のまま残し、ほかの項目をUltraに下げます。計測元は、この2項目を下げると目に見える乱れが出るとしています。

出典:DSOGaming(2026年10月1日公開。RTX 5090の4K・最上位プリセットの計測値と設定の勧め)。

カクつきの目安になる1% LowはRadeonが高め

平均fpsではGeForceがやや上回る場面でも、1% LowはRadeon RX 9000シリーズのほうが高めです。フルHDでは、RTX 5070 Tiが平均98.5fps・1% Low 69.7fpsなのに対し、RX 9070は平均90.0fps・1% Low 76.7fpsでした。RX 9070 GRE(1% Low 65.6fps)とRTX 5070(同55.0fps)も同じ傾向です。別の検証でもフレームの出方はRX 9070 XTのほうが安定しており、G-SYNCやFreeSyncに対応したモニターならGeForceでも気になりにくい差です。

一方でRX 7000シリーズは伸び悩み、フルHDではRX 7900 XTX(85.8fps)がRX 9070(90.0fps)を下回りました。計測元は、行列演算の専用回路を持たないRX 7000シリーズでFSR 4を動かす負担を理由に挙げています。

VRAM 8GBは4Kで大きく落ちる

同じGPUの8GB版と16GB版を比べると、4KではGeForceの8GB版が16GB版の半分以下に落ちます。RTX 5060 Ti 8GBは10.5fpsで16GB版は23.7fps、RTX 4060 Ti 8GBは7.0fpsで16GB版は19.4fpsでした。WQHDではRX 9060 XT 8GBが35.6fpsと、16GB版(42.7fps)より約17%低くなりました。GeForceはWQHDなら8GB版と16GB版がほぼ同じです。フルHDなら差はわずかで、RTX 5060 Ti 8GBは63.8fps、16GB版は64.8fpsです。別の検証でも、最高画質ではWQHDからVRAM 8GBでは足りないという判定で、これから買うなら12GB以上を選ぶほうが安心です。

別の実測でも8GBはアップスケーリングなら4Kまで足りる

Ryzen 7 9800X3D・ゲーム内ベンチマークで44枚を計測した別の結果でも、8GB版と16GB版が分かれるのはネイティブ4KのUltraだけでした。フルHDとWQHDのUltraでは、RTX 5060 Ti・RX 9060 XT・RTX 4060 Tiの8GB版と16GB版が同じfpsです。4Kのネイティブでは、RTX 5060 Tiが8GB版13fps・16GB版21fps、RX 9060 XTが16fps・20fpsに分かれますが、どちらも遊べる水準ではありません。

条件RTX 5060 Ti(8GB / 16GB)RX 9060 XT(8GB / 16GB)
1080p Ultra(ネイティブ)59fps / 59fps58fps / 58fps
1440p Ultra(ネイティブ)40fps / 40fps39fps / 39fps
4K Ultra(ネイティブ)13fps / 21fps16fps / 20fps
4K Ultra+パフォーマンス46fps / 46fps47fps / 47fps
4K Medium(ネイティブ)29fps / 29fps28fps / 28fps

上の計測では、WQHDのRX 9060 XT 8GB版が16GB版より約17%低くなっていました。こちらの計測ではWQHDで差が出ておらず、この1点は2つの計測で食い違っています。計測する場面とテスト環境が違うため、WQHDのネイティブUltraでRadeonの8GB版を選ぶなら、差が出る可能性を見込んでおくのが安全です。それ以外の条件では、どちらの計測でも4K以外で8GBが足を引っ張ることはほぼありません。

アップスケーリングを使うと、4Kでも8GBで足ります。内部の描画解像度が下がってVRAMの使用量が収まるためで、パフォーマンスモードなら8GB版と16GB版は同じfpsです。計測は、アップスケーリングの強さを1080pは品質、1440pはバランス、4Kはパフォーマンスまでとして、Ultraプリセットで行われています。

GPU1080p・品質1440p・バランス4K・パフォーマンス
RTX 5090162fps152fps125fps
RTX 4090139fps126fps99fps
RTX 5080151fps119fps86fps
RTX 5070 Ti127fps112fps78fps
RX 9070 XT125fps109fps82fps
RX 9070124fps106fps76fps
RTX 5070109fps94fps62fps
RTX 5060 Ti(8GB・16GB同値)87fps73fps46fps
RX 9060 XT(8GB・16GB同値)85fps69fps47fps
RTX 4060 Ti(8GB・16GB同値)75fps61fps40fps

この表から、Ultraのまま遊ぶ目安は次のとおりです。

  • フルHD・Ultra+品質モード:RTX 5060 Ti(87fps)やRX 9060 XT(85fps)、RTX 4060 Ti(75fps)で余裕があります。RTX 5050は57fps、RX 9050 8GBは44fpsで、60fpsには届きません
  • WQHD・Ultra+バランスモード:RTX 4060 Ti 8GBでも61fpsです。ネイティブのWQHD 60fpsにはRX 9070やRTX 4080以上が必要なので、60fpsを狙う予算を1段下げられます
  • 4K・Ultra+パフォーマンスモード:60fpsを超えるのはRTX 5070(62fps)やRX 9070 GRE(63fps)以上です。RTX 5060 Tiは46fps、RX 9060 XTは47fpsなので、4KならUltraを下げるか、アップスケーリングに加えてフレーム生成を足す前提です

Mediumプリセットなら、ネイティブのフルHDで60fpsを超える範囲がさらに広がります。この計測では、RTX 5060 Tiが83fps、RX 9060 XTが84fps、RTX 4060 Tiが68fpsです。RTX 3060 TiやRX 6750 XTといった旧世代でも、フルHDのMediumなら60fpsを出しやすい水準です。最上位のLudicrousは、WQHDでUltraよりfpsが大きく下がります(RX 9070 XTで約半分、RTX 5070 Tiで約4割低下)。画質の差に対してfpsの代償が大きいので、計測では外す判断が妥当とされています。

出典:TechSpot(2026年10月6日公開、GPU 44枚の計測。ドライバーはGeForce 617.14・Radeon 26.8.1)。

ゲーミングノートはRTX 5090 LaptopでもUltraが上限

ノート向けで最も速いRTX 5090 Laptopでも、最上位プリセット(英語版の名称はLudicrous)は2560×1600・DLSS品質で約45fpsにとどまります。Ultraに下げると約73fpsまで上がるので、ゲーミングノートで遊ぶならUltraが実質的な上限です。数字は、2画面の16インチノート「ROG Zephyrus Duo(2026)」(Core Ultra 9 386H・メモリ64GB)で、先行アクセス開始前に提供されたビルドを計測したものです。同じ場面でプリセットだけを切り替えています。

プリセット2560×1600・DLSS品質Ultraとの差
最上位(Ludicrous)約45fps−38%
Ultra約73fps基準
High約87fps+19%
Medium約92fps+26%
Low約102fps+40%

最上位プリセットはUltraより約4割fpsが低く、デスクトップGPUの計測と同じ傾向です。

Ultraより下は伸びが鈍り、High以下は1段下げても1割前後しか伸びず、Lowでも約102fpsで止まります。解像度を1920×1200に下げてもfpsがほとんど変わらないのは、GPUではなくCPU(Core Ultra 9 386H)が上限になっているためです。E-DayはCPUの差が大きく出るゲームなので、ノートでは設定を下げるほどCPUが先に頭打ちになります。

120Hzの画面を埋めるなら、Ultraのまま、ダイナミックマルチフレーム生成の目標を120fpsにするのが合っています。Ultraなら描画が70fps前後あるので、生成フレームの割合を抑えたまま120Hzに近づけます。最上位プリセット+DLSS品質に3倍のマルチフレーム生成を足した計測でも約90〜115fpsと120Hzにほぼ届きましたが、表示する3枚のうち2枚は生成フレームで、描画は30fps台です。キャンペーンやHorde Siegeなら滑らかさを優先してもかまいませんが、対戦モード(Versus)で照準の追従を重視するなら描画fpsが残る設定を選びます。

RTX Mega Geometryの負荷は場面で変わります。最上位プリセット・DLSS品質の比較場面ではオフ43fps・オン41fpsで差は約5%でしたが、同じ設定で平均約50fpsだった計測ではオフで約60fpsまで上がっています。VRAM 12GB以上のGPU(RTX 5070 Ti Laptop以上)を積むノートだけが選べる項目で、60fpsを割る場面が多いなら、Ultraへの変更の次にオフにする候補です。

同じRTX 5090 Laptopでも、GPUに割り当てる電力の上限(TGP)は機種ごとに違い、このノートの計測時は最大130W前後です。購入前に製品ページで最大GPU電力を確認し、130Wより低い機種ではこの計測よりfpsが下がりやすいと考えてください。TGPの見方は 予算別のゲーミングノートおすすめ構成 で解説しています。

RTX 5090 Laptopより下のGPUを積むノートでは、最上位プリセットは外し、Ultra以下+DLSSから組み始めるのが前提です。RTX 5090 Laptopを積む機種どうしの冷却や画面の違いは 最強ゲーミングノートPCランキング で比べています。

出典:Notebookcheck(YouTube)(2026年10月1日公開の動画。fpsは動画内に表示された計測値)。

対応技術4K・60fps・ハードウェアレイトレに対応する最新エンジン

スペックの数字だけでは見えてこない「中身」も、E-Dayの要求度を理解するうえで重要です。グラフィック面の方針は発売前から公式に明らかにされており、製品版でその中身も確かめられるようになりました。

4K・60fps以上はUltraティアが目安The Coalition(ザ・コアリション)が2026年9月17日に公開した最終要件では、4K・60fps以上を狙う「Ultra」ティアが新設され、目安はRTX 5070 Ti / RX 9070 XT(VRAM 12GB)です。ただしこの数値もアップスケーリングを使う前提で、RTX 5070 Tiのネイティブ4K・Ultraは実測で41.4fpsでした。
ハードウェアレイトレーシングは常に有効ライティング・反射・影にハードウェアレイトレーシングを使い、オフにする設定はありません。Unreal Engine 5のLumenも、ソフトウェア版ではなくハードウェア版で動きます。軽くしたいときは、レイトレーシングを切るのではなく、プリセットや影・反射の品質で調整する作りです。
MegaLightsを製品で初めて採用UE5の新しいライティング技術MegaLights(多数の光源の影をレイトレーシングでまとめて描く仕組み)を、製品として初めて採用したゲームです。どの設定で重さを調整するかは、次の節で取り上げます。
Advanced Shader Delivery(ASD)はまずRadeonから事前コンパイル済みのシェーダーを配信するAdvanced Shader Deliveryに対応しています。発売時点で使えるのはRadeonだけで、Xboxアプリを導入していればSteam版でも有効になり、GeForceは後日対応の予定です。ドライバーの版によっては配信が間に合っていないこともあります。ASDが効かない環境では、初回起動時やドライバー更新後に、Ryzen 7 9800X3Dでも5〜10分ほどシェーダーのコンパイルが走り、遅いCPUではさらにかかりますが、そのぶんプレイ中にシェーダー由来のカクつきは出ません。ほかのUE5タイトルも含めた対処は シェーダーコンパイル・スタッタリング対処ガイド で解説しています。

出典:Xbox Games Showcase 2026(Gears Direct)での開発元の発表と、2026年7月14日のNVIDIA・Xbox Wireの発表(DLSS 4.5・NVIDIA Reflex・AMD FSR・Unreal Engine TSR・Intel XeSS 3.0への対応)にもとづきます。製品版のレイトレーシングとASDの仕様は、後述するComputerBaseの検証によります。

DLSS 4.5で240Hzは埋まるが、描画は表示の6分の1

NVIDIAが発売に合わせて公開した計測では、DLSS 4.5の6倍マルチフレーム生成で、RTX 5060 Ti 16GBがフルHD 300fps、RTX 5070 Tiが4Kで255fpsに届きます。条件はUltraプリセットで、レイトレーシングとRTX Mega Geometryもオンです。ただし6倍のフレーム生成では表示する6枚のうち5枚をAIが生成するので、実際に描画しているのは表示fpsの6分の1です。

GPUフルHDWQHD4K
RTX 5090600fps
描画 約100fps
507fps
描画 約85fps
410fps
描画 約68fps
RTX 5080493fps
描画 約82fps
381fps
描画 約64fps
295fps
描画 約49fps
RTX 5070 Ti445fps
描画 約74fps
331fps
描画 約55fps
255fps
描画 約43fps
RTX 5070383fps
描画 約64fps
277fps
描画 約46fps
—
計測なし
RTX 5060 Ti 16GB300fps
描画 約50fps
—
計測なし
—
計測なし

超解像はフルHDとWQHDが品質モード、4Kがパフォーマンスモードで、CPUはRyzen 7 9800X3D、メモリは64GBです。「描画」は表示fpsを6で割った値です。計測した場面と設定が前の節とは違い、フレーム生成自体の負荷もあるため、前の節のネイティブの値とは直接比べられません。

フレーム生成は画面の動きを滑らかにしますが、操作の遅れは縮めません。操作への反応は描画しているfpsで決まるため、RTX 5060 Ti 16GBのフルHD 300fpsは、描画約50fpsの操作感に滑らかさを足した数字と考えます。4Kで255fpsのRTX 5070 Tiも描画は約43fpsです。キャンペーンやHorde Siegeを4Kの高リフレッシュレートで遊ぶには向いていますが、対戦モード(Versus)で照準の追従を重視するなら、WQHDに下げて描画fpsを稼ぐほうが合っています。

遅れを抑えるのはNVIDIA Reflexの役目で、NVIDIAがキャンペーンモードで計測した結果では、遅延が最大50%減っています。フレーム生成を使うかどうかに関係なく、オンにしておく項目です。

倍率は固定のほかに、目標のfpsを決めておくと場面ごとに倍率を自動で変える「ダイナミックマルチフレーム生成」も選べます。144Hzのモニターなら目標を144fpsにしておけば、重い場面だけ倍率が上がり、軽い場面では生成フレームの割合が下がります。マルチフレーム生成とダイナミックマルチフレーム生成はRTX 50シリーズ専用で、RTX 40シリーズは2倍のフレーム生成まで、RTX 30 / 20シリーズは超解像だけです。

DLSS 5には対応していません。非公式ツールで有効にすることはできますが、Easy Anti-Cheatを止めて起動する必要があるので、協力プレイや対戦を遊ぶなら入れないほうが安全です。設定項目ごとのおすすめ値はE-Dayのおすすめ設定で解説しています。

GeForceで遊ぶ前に、E-Dayに対応したGame Readyドライバー617.14 WHQL(2026年9月22日公開)以降へ更新しておきます。NVIDIA appか公式サイトから入手できます。

出典:NVIDIA(2026年10月1日の発売告知。DLSS 4.5の計測値、ダイナミックマルチフレーム生成、Reflexの効果)、NVIDIA(Game Readyドライバー617.14)。

MegaLightsMegaLightsが重いときに下げる設定

MegaLightsは、多数の光源が落とす影をレイトレーシングでまとめて描くUnreal Engine 5の機能です。NVIDIAの説明では最大100個の光源からのレイトレーシングシャドウを扱い、E-Dayはこれを製品で初めて採用しました。暗い店内で明滅するテレビや蛍光灯、夜道の回転灯まで、光源ごとに影が動きます。

ただし、グラフィック設定に「MegaLights」という名前の項目はありません。レイトレーシングも必須でオフにできないため、MegaLightsだけを切ってfpsを比べることはできません。重さを調整するときは、次の4つを順に見ていきます。

最上位プリセットをやめてUltraにするUltraの上にある最上位プリセット(Ludicrous)は、WQHDの計測でUltraより3〜4割fpsが下がりました(RTX 5070 Ti・RTX 4080 SUPER・RX 9070 XT・RX 7900 XTX)。RTX 3060のフルHDでも、Ultraの36.2fpsが21.1fpsまで落ちます。反射を除けば、見た目の差は遠景の照明が少し変わる程度で、最初に外すならここです。
レイトレーシングの影を1段ずつ下げる設定画面には、説明文に「太陽以外のすべての光源」の光と影の精度を決めると書かれた、レイトレーシングの影の項目があります。負荷の目安表示は、GPUが「高」、CPUとVRAMが「低」です。多数の光源の影というMegaLightsの役割と重なるのはこの項目で、太陽の影は別の項目に分かれています。夜の市街地や屋内だけ重いときは、ここを1段ずつ下げて様子を見ます。下げると目に見える乱れが出るという検証もあるので、1段下げるごとに見た目も確かめます。ほかの項目も含めた組み方は E-DayのPC版おすすめ設定 で扱っています。
反射だけは最上位に上げる逆に、反射は上げる価値がある項目です。Ultraのままだと反射がかなりぼやけるとして、反射だけを最上位に上げる組み合わせを勧める検証があり、この組み合わせでもfpsの低下はRTX 5070 Ti・RTX 4080 SUPER・RX 9070 XTで3%、RX 7900 XTXで7%でした。fpsに余裕があるなら試す価値があります。
RTX Mega Geometryは余力しだいVRAM 12GB以上のGeForceだけが有効にできる機能で、木の幹や瓦礫の影がより正確になります。fpsの低下は場面と計測によって約5%から15〜18%(WQHD・最上位プリセット)で、画質の改善に見合うという評価と、RTX 5090以外ではオフを勧める評価に分かれています。60fpsぎりぎりならオフ、余裕があればオンで構いません。仕組みは RTX Mega GeometryとDLSS 4.5の解説 で詳しく扱っています。

RTX 3060はMedium+DLSS品質で60fps

いまも利用者の多いRTX 3060で、プリセットとDLSSの組み合わせを変えた結果です(フルHD)。

プリセットネイティブDLSS 品質
Low53.8fps
1% Low 36.7fps
70.7fps
1% Low 48.8fps
Medium45.0fps
1% Low 34.9fps
61.9fps
1% Low 48.9fps
High41.6fps
1% Low 29.7fps
57.1fps
1% Low 40.0fps
Ultra36.2fps
1% Low 31.4fps
48.1fps
1% Low 38.6fps
最上位(Ludicrous)21.1fps
1% Low 17.8fps
32.3fps
1% Low 26.2fps

ネイティブのままではLowでも53.8fpsで、60fpsに届きません。Medium+DLSS品質で61.9fps(1% Low 48.9fps)となり、ここが実用的なラインです。Lowは影がつぶれて平板な見た目になりやすいので、Medium未満に下げるよりアップスケーリングを使うほうが見た目を保てます。DLSSをバランスやパフォーマンスまで下げると、フルHDではレイトレーシングのノイズが目立ちやすくなります。

古めのGPUはフレーム生成に頼れない

RTX 30シリーズはDLSSのフレーム生成に対応せず、計測に使われたビルドでは、RX 7000 / 6000シリーズでもFSRのフレーム生成が選べない状態でした。OptiScalerなどでフレーム生成を後から足す方法は、本作がEasy Anti-Cheatを採用しているためBANの恐れがあります。フレーム生成なしで60fpsに届く設定を組む前提で考えてください。

出典:NVIDIA(MegaLightsの説明)、ComputerBase(プリセット・反射・RTX Mega Geometryの負荷)、Tom’s Hardware(RTX 3060の計測とRTX Mega Geometryの負荷)、Notebookcheck(ノートでのRTX Mega Geometryの負荷)。設定項目の説明と負荷表示は、ComputerBaseが掲載したPC版の設定画面(ドイツ語表示)にもとづきます。

GTX全滅なぜGTX 10 / 16シリーズは対象外なのか

今回の要件で最も話題になっているのが、最低ラインのグラフィックボードがRTX 2060(NVIDIA Turing世代)に固定された点です。The Coalitionが2026年9月17日に公開した最終要件では、レイトレーシング対応GPUを持つことが動作の必須条件と明記されました。これにより、GTX 1060やGTX 1660といった人気だった旧世代は、要件の対象から確実に外れています。理由を整理します。

レイトレーシング対応GPUが動作の必須条件最終要件では、ハードウェアレイトレーシングに対応したグラフィックボードを持つことが動作の必須条件と明記されています。最低動作環境のNVIDIA枠はRTX 2060から、AMD側もRX 6600からと、いずれもレイトレ対応世代です。GTX 10シリーズ(Pascal)やGTX 16シリーズはレイトレーシング用のハードウェアを持たない世代にあたるため、要件を満たせません。
RTコアを持たないGPUは公式に対象外本作は Unreal Engine 5 のハードウェア版Lumenとレイトレーシングを前提にしており、要件画像の注記にもハードウェアレイトレーシング非対応のグラフィックボードはサポートしないと明記されています。GTX 16シリーズはRTX 20シリーズと同じTuring世代ですが、レイトレーシング用のRTコアを持たないため、この条件を満たせません。
GTXユーザーは買い替えが必須GTX 1060 / 1070 / 1660 などを使っている人は、E-Dayに合わせてグラフィックボードの更新が必要です。最低ラインのRTX 2060は2019年世代ですが、要件としてはRTX 5050やRX 9060(無印)といった現行の入門クラスでも満たせます。新しく買うなら、後述する推奨クラスやUltraクラスを狙うと長く使えます。

出典:PC Gamerの報道により、レイトレーシング対応GPUが動作の必須条件であることが確認されています。

最終仕様は115GBHDD不可・SSD必須のストレージ要件

グラフィックボードに目が行きがちですが、もうひとつ見落としやすいのがストレージの条件です。最終要件では最低・推奨・Ultraのすべてで115GBのSSD(HDD不可)を要求しています。2026年6月時点の130GBから引き下げられ、Steamのストアページも115GBに更新されています。

HDDは不可・SSDが必須要件はSSDを必須と明記しています。UE5タイトルは細かなデータを読み込み続ける設計が多く、HDDだと読み込みの待ちやカクつきが出やすいためです。手持ちのゲーム用ストレージがHDDのままなら、E-Day用にSSDの空き容量を用意する必要があります。
必要容量は130GBから115GBへ引き下げ2026年6月にSteamで公開された初期要件は130GBのSSD空き容量を求めていましたが、The Coalitionが2026年9月17日に発表した最終仕様では115GBに引き下げられました。この差は15GB分にあたります。2026年10月2日時点ではSteamのストアページも115GBに更新されています。Steam版なら115GBの空きで収まりますが、Xboxアプリ版は配信データだけで115GBを超えます。
Xboxアプリ版は約120GB、Steam版は約109GB同じPC版でも、ダウンロードするデータの量は買うストアで違います。Xboxアプリ(Microsoft Store)のPC版は配信データが約120GBあり、要件の115GBを上回ります。Steam版は本体と日本語データを合わせてダウンロード約103GB、インストール後約109GBです。どちらも、Windowsのエクスプローラーの空き容量表示と同じ単位(1GB=1,024³バイト)に直した値です。発売後のアップデートで容量が増える場合もあるので、Xboxアプリで入れるなら130GBほど空けておくと安心です。
狙うならGen4 NVMe SSDが快適SSDなら何でも条件は満たせますが、UE5のストリーミング読み込みを快適にこなすならNVMe SSDが有利です。とくにGen4世代のNVMeは読み込みが速く、ロード時間やシーン切り替えのもたつきを抑えやすくなります。これを機にゲーム用のSSDを増設・更新するのも手です。

出典:Xboxアプリ版の容量はMicrosoft Storeの配信データ(PC版パッケージ)とNotebookcheck(2026年10月2日公開)、Steam版はSteamDBで確認できる配信データ(2026年10月1日更新のビルド)の本体と日本語データの合計です。アップデートで追加の容量が要る場合があることは、Xboxストアの製品ページの注記にあります。

GPU選び解像度別に選ぶグラフィックボードの目安

実測をふまえた、解像度ごとの目安です。fpsはUltra・ネイティブの平均値なので、DLSS / FSR / XeSSを品質モードで使えば、ここからさらに上積みできます。

フルHD・60fpsならRTX 5060 Ti / RX 9060 XT以上Ultraのまま60fpsを超えるのは、現行世代ではRTX 5060 Ti(64.8fps)とRX 9060 XT(62.7fps)からです。RTX 5060(55.7fps)は60fpsにわずかに届かず、フルHD・Ultraで60fps前後を狙う最低ラインです。RTX 3060 / RTX 4060 / RTX 3060 Ti / RX 6700 XTを使っている人は、Medium設定にアップスケーリングを組み合わせて60fpsを狙います。RTX 3060の場合、High+DLSS品質では57.1fpsで、60fpsに届いたのはMedium+DLSS品質(61.9fps)でした。
フルHDで80〜90fpsならRX 9070 GRE / RX 9070高リフレッシュレートのモニターで遊ぶなら、RX 9070 GRE(78.2fps)、RTX 5070(81.0fps)、RX 9070(90.0fps)のクラスです。RX 9070 GREはRTX 5070とほぼ同じfpsで、国内の実売価格は4万円ほど安く買えます。
WQHD・60fps以上ならRX 9070 XT / RTX 5070 TiWQHD・Ultraで70fpsを超える現行GPUは、RX 9070 XT(73.6fps)とRTX 5070 Ti(72.7fps)から上で、この2枚のfpsはほぼ互角です。RX 9070(64.3fps)も60fpsは超えますが、重いシーンでの余裕は少なめです。
4Kはアップスケーリング前提で選ぶネイティブ4Kで60fpsを超えるのはRTX 5090だけです。それ以外はDLSS / FSRを使う前提で、重いシーンでもパフォーマンスモードを併用して50fpsを超えるのはRTX 5070 Ti・RX 9070クラスからでした。4KではVRAM 8GBのGPUが大きく落ち込むので、12GB以上を選んでください。

アップスケーラーの選び方も、GPUの世代で変わります。2つの検証はともに、DLSSとRX 9000 / 7000シリーズのFSR 4を高画質と評価しています。RX 6000シリーズで選べる旧世代のFSRは画面のちらつきが目立つため、XeSSかUnreal Engine標準のTSRを使うほうがきれいです。

国内価格で比べると、WQHD級ではRX 9070 XTが割安

2026年10月2日時点の国内の実売価格と、フルHD・WQHDのfps(Ultra・ネイティブ)を並べました。価格は最安値で、下に2番目に安い価格と中央値を添えています。fpsの下の数字は、最安値1万円あたりのfpsです。

GPU国内実売価格(最安)1080p Ultra1440p Ultra
RTX 506064,645円
2番目64,790円・中央値67,800円
55.7fps
1万円あたり8.6
38.1fps
1万円あたり5.9
RX 9060 XT 16GB84,980円
2番目89,800円・中央値97,150円
62.7fps
1万円あたり7.4
42.7fps
1万円あたり5.0
RX 9070 GRE99,800円
2番目109,800円(取り扱い2製品)
78.2fps
1万円あたり7.8
56.3fps
1万円あたり5.6
RX 9070119,800円
2番目125,800円・中央値128,800円
90.0fps
1万円あたり7.5
64.3fps
1万円あたり5.4
RX 9070 XT129,800円
2番目139,800円・中央値156,570円
101.5fps
1万円あたり7.8
73.6fps
1万円あたり5.7
RTX 5060 Ti 16GB129,800円
2番目129,800円・中央値139,800円
64.8fps
1万円あたり5.0
44.6fps
1万円あたり3.4
RTX 5070139,800円
2番目144,800円・中央値149,800円
81.0fps
1万円あたり5.8
56.8fps
1万円あたり4.1
RTX 5070 Ti205,509円
2番目209,800円・中央値230,800円
98.5fps
1万円あたり4.8
72.7fps
1万円あたり3.5

目を引くのは、RX 9070 XTとRTX 5060 Ti 16GBの最安値がどちらも129,800円で並んでいる点です。fpsはRX 9070 XTがフルHDで約1.6倍、WQHDで約1.65倍あり、中央値で比べても価格差は1.7万円ほどです。RTX 5070 TiとRX 9070 XTもfpsはほぼ同じで、最安値の差は7万円以上あります。GeForceを選ぶ理由は、DLSSの画質、マルチフレーム生成、VRAM 12GB以上で使えるRTX Mega Geometryといった機能面になります。

フルHDに限れば、1万円あたりのfpsが最も高いのはRTX 5060(8.6)です。反対に最も低いのはRTX 5070 TiとRTX 5060 Ti 16GBで、とくにRTX 5060 Ti 16GBはWQHDで3.4と、いまの国内価格ではE-Day目的だと割高です。

GPUと並んで、CPUにも負荷がかかるゲームです。CPU 25機種の検証では、RTX 5090・フルHD・High設定でRyzen 7 9800X3DがRyzen 5 7600Xより42%速く、コア数が多いCPUほどfpsが伸びました。上位GPUをフルHDで使うなら、CPUがfpsの上限になることもあります。

出典:価格は2026年10月2日時点の国内通販の実売価格です。CPUの検証はTom’s Hardware(2026年10月1日公開、CPU 25機種)。

ミドル帯の選び方は RTX 5060 Ti 16GB vs RX 9060 XT 16GB 比較 で詳しく解説しています。ほかのゲームも含めたGPUの比較は GPU別ベンチマーク総合ガイド も参考になります。

おすすめE-Dayに向けたおすすめグラボと完成品PC

実測と国内価格から、解像度ごとに選びやすいグラフィックボードを4枚選びました。価格は変動が大きいため、最新は各リンク先で確認してください。

MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(VD9187・8GB・デュアルファン)
フルHD入門|DLSS併用MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(VD9187・8GB・デュアルファン)フルHD・Ultraで55.7fpsと60fpsの手前まで届く、いちばん手頃な現行GeForceです。足りない分はDLSSで補えます。VRAMは8GBなので、WQHD以上では設定を下げる前提で選んでください。Amazonで価格を見る
GIGABYTE RX 9060 XT Gaming OC 16GB グラフィックボード
フルHD 60fps|VRAM 16GBGIGABYTE Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16GB(GV-R9060XTGAMING OC-16GD)推奨GPUのうち、Ultra・ネイティブのフルHDで60fpsを超えたのはRX 9060 XTだけでした。16GB版は62.7fps、1% Lowも50.5fpsで、VRAMに余裕があるぶんWQHDでも落ち込みが小さいモデルです。Amazonで価格を見る
ASRock Radeon RX 9070 XT Steel Legend Dark 16GB GDDR6
WQHD 60fps以上|コスパ本命ASRock Radeon RX 9070 XT Steel Legend Dark 16GB GDDR6WQHD・Ultraで73.6fps、フルHDなら101.5fps。RTX 5070 Tiとほぼ同じfpsを、ずっと安く狙える1枚です。1% Lowも高く、FSR 4のアップスケーリングとフレーム生成も使えます。Amazonで価格を見る
Palit GeForce RTX 5070 Ti GamingPro-S 16GB
WQHD・GeForce派Palit GeForce RTX 5070 Ti GamingPro-S 16GBWQHDで72.7fps、フルHDで98.5fps。DLSSの画質、マルチフレーム生成、RTX Mega Geometryまで使えるのがRadeonにない強みです。4KもDLSSのパフォーマンスモードを併用すれば50fps以上を狙えるクラスです。Amazonで価格を見る

パーツを組み替えるのが不安なら、VRAM 16GBのGPUを積んだ完成品PCが手軽です。下の2台はどちらもRyzen 7 5700X搭載で、フルHD・Ultraの60fps付近を狙えます。

OZ GAMING Z1シリーズ ゲーミングPC(Ryzen 7 5700X + RX 9060 XT 16GB)
完成品|RX 9060 XT 16GBOZ GAMING Z1シリーズ(Ryzen 7 5700X + RX 9060 XT 16GB)Ryzen 7 5700XとRX 9060 XT 16GBの組み合わせで、フルHD・Ultraで60fps前後を狙える構成です。メモリは推奨要件どおりの16GBです。187,800円税込/2026年10月5日時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING Z1series Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 16GB ゲーミングPC
完成品|RTX 5060 Ti 16GBOZ GAMING Z1series(Ryzen 7 5700X + RTX 5060 Ti 16GB)RTX 5060 Ti 16GBを積んだ完成品です。fpsはRX 9060 XT 16GBの構成とほぼ同じなので、DLSSやマルチフレーム生成を使いたいGeForce派向けの選択肢になります。258,800円税込/2026-09-27時点・変動ありOZ GAMINGで詳細を見る

どちらもSSDは500GBなので、115GBのE-Dayを入れたあとにほかの大作もいくつか入れるなら、増設を前提にしてください。SSDの選び方は HDD vs SSD 完全比較ガイド で解説しています。

FAQよくある質問

手持ちのGTX 1660で動きますか
動きません。最終要件ではレイトレーシング対応GPUを持つことが動作の必須条件と明記されており、GTX 16シリーズ(GTX 1660 など)やGTX 10シリーズはレイトレーシング用のハードウェアを持たないため要件を満たせません。安定して遊ぶなら、最低ラインのRTX 2060クラス以上への更新が必要です。
RTX 3060では何fps出ますか
フルHD・Ultra・ネイティブで36.2fpsです。Medium設定にDLSSの品質モードを組み合わせると61.9fpsになり、60fpsを超えます。Lowまで下げても、ネイティブのままでは53.8fpsにとどまります。
MegaLightsはオフにできますか
できません。MegaLightsという名前の設定項目はなく、レイトレーシングもオフにできない仕様です。重いときは、最上位プリセットをUltraに下げる、太陽以外の光源を扱うレイトレーシングの影の項目を1段ずつ下げる、の順に調整します。
VRAM 8GBで足りますか
フルHDなら足ります。RTX 5060 Ti 8GBは63.8fpsで、16GB版(64.8fps)とほぼ同じでした。WQHDではRX 9060 XTで差が出はじめ、4KではGeForceの8GB版のfpsが16GB版の半分以下まで落ちます。ただし、別の計測ではWQHDでも差が出ておらず、4Kもアップスケーリングのパフォーマンスモードなら8GB版と16GB版は同じfpsです。RTX Mega GeometryもVRAM 12GB以上のGeForceでしか有効にできません。
Intel Arc B580は使えますか
動作します。43枚の計測では、フルHD・Ultra・ネイティブで39.5fps(1% Low 34.1fps)と、RTX 5050(43.3fps)に近い性能でした。XeSSのマルチフレーム生成も機能しています。ただし最終仕様の要件表にはIntel Arcの記載がありません。ハードウェアレイトレーシングには対応しているため、注記で除外されているGPUには当たりません。
SSDは本当に必須ですか
必須です。最低・推奨・Ultraのすべてで115GBのSSDが要件として明記されており、HDDは想定されていません。2026年6月時点の130GBから引き下げられた数値で、Steamのストアページも2026年10月2日時点で115GBに更新されています。
アップスケーリングは常にオンにする必要がありますか
WQHD以上ではオンが基本です。要件表の数値はすべてアップスケーリングを使う前提で、実測でもUltra・ネイティブのWQHDで60fpsを超えるのはRX 9070クラスから、4KはRTX 5090だけでした。フルHDならRTX 5060 Ti / RX 9060 XT以上はネイティブでも60fpsを超えますが、それより下のGPUはDLSS / FSR / XeSSの品質モードを使うほうが快適です。
DLSSやFSRには対応しますか
対応します。製品版では、NVIDIA DLSS 4.5(超解像、最大6倍のマルチフレーム生成、目標fpsに合わせて倍率を変えるダイナミックマルチフレーム生成)、AMD FSR(超解像とフレーム生成)、Intel XeSS(超解像とマルチフレーム生成)、Unreal Engine標準のTSRを選べ、NVIDIA Reflexにも対応します。DLSSのRay Reconstructionには対応していません。FSRのフレーム生成は、計測に使われたビルドではRX 9000シリーズでしか選べませんでした。
発売日とプレインストール・先行アクセスはいつですか
製品版の発売は日本時間2026年10月7日0時(太平洋時間10月6日午前8時)で、PCとXbox Series X|Sが対象です。プレインストールは日本時間9月30日0時(太平洋時間9月29日午前8時)にSteamとXboxアプリの両方で始まり、Premium Edition購入者向けの先行アクセスは日本時間10月2日0時から遊べるようになっています。PC Game PassとGame Pass Ultimateでは発売日から遊べますが、加入者が先行アクセスに加わるにはPremium Upgrade(Premium Editionと同じ特典を追加するアップグレード)の購入が必要です。これに先立ち、2026年8月6日からはオープンβの早期アクセスも実施されました。
RTX 5090なら最上位プリセットの4Kで60fps出ますか
ネイティブでは出ません。最上位プリセット(Ludicrous)・RTX Mega Geometryオンの4Kでは平均34fpsで、DLSS 4.5のバランスモードで平均65fps(1% Low 57fps)になります。品質モードは平均56fpsで、4倍のマルチフレーム生成を足すと表示は194fpsまで上がりますが、描画は約49fpsです。
ゲーミングノートでも快適に遊べますか
遊べますが、設定はUltra以下が前提です。ノート向けで最も速いRTX 5090 Laptopでも、2560×1600・DLSS品質で最上位プリセットは約45fps、Ultraで約73fpsでした。計測したノート(Core Ultra 9 386H)ではCPUが先に頭打ちになり、Lowまで下げても約102fpsで止まります。RTX 5090 Laptopより下のGPUなら、最上位プリセットは使わずUltra以下+DLSSから調整します。120Hzの画面を埋めたいなら、RTX 50シリーズのノートではダイナミックマルチフレーム生成の目標を120fpsにするのが近道です。
日本語に対応していますか
対応しています。Steamのストアページでは、日本語はフル音声に対応した言語に含まれています。
Steam版とXboxアプリ版で必要スペックは変わりますか
変わりません。PC版はSteamとWindows向けのXboxアプリで販売されており、要件は共通です。ただしダウンロードするデータ量は違い、Xboxアプリ版は約120GB、Steam版は約103GB(インストール後約109GB)です。Xboxストアで買ったデジタル版はXbox Play Anywhereに対応していて、1回の購入でPCとXbox Series X|Sの両方で遊べます。Steam版を買ってもXbox本体では遊べません。Steam版の価格は通常版9,800円、Premium Edition 14,000円(2026年10月2日時点)です。Radeonでシェーダーの事前配信(ASD)を使うには、Xboxアプリの導入が必要です。
PCでHorde SiegeやVersusを遊ぶのにGame Passは必要ですか
必要ありません。Game Pass(Essential・Premium・Ultimate)の加入が必要なのは、Xbox本体でオンラインのマルチプレイを遊ぶ場合です。PC版はSteam版・Xboxアプリ版(PC Game Passを含む)とも、追加の加入なしでキャンペーンのオンライン協力プレイ、Horde Siege、Versusに参加できます。なお、2人での画面分割プレイはXbox本体だけの機能で、PC版では使えません。

結論まとめ|フルHD 60fpsはRTX 5060 Ti・RX 9060 XTから、WQHD 60fpsはRX 9070から

「ギアーズ オブ ウォー E-Day」は、RTX 2060クラスから動く一方で、Ultra設定で快適に遊ぶにはもう一段上のGPUが要るゲームです。Ultra・ネイティブでは、フルHD 60fpsにRTX 5060 Ti / RX 9060 XT、WQHD 60fps以上にRX 9070(余裕を持つならRX 9070 XT / RTX 5070 Ti)が目安で、4KはRTX 5090以外はアップスケーリングが前提になります。

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そのまま遊べる人
  • RTX 5060 Ti / RX 9060 XT以上でフルHD・Ultraを遊ぶ人
  • RX 9070以上でWQHD・Ultraを遊ぶ人
  • RTX 3060〜RTX 4060クラスでMedium+アップスケーリングを受け入れられる人
  • SSDに115GB以上の空きを用意できる人
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準備や確認が必要な人
  • GTX 10 / 16シリーズの人 → レイトレ非対応のため要更新
  • 4Kをネイティブで遊びたい人 → RTX 5090以外はアップスケーリング必須(最上位プリセットはRTX 5090でも必須)
  • VRAM 8GBでネイティブ4KやWQHDのUltraを狙う人 → アップスケーリングを使うか12GB以上へ
  • ゲーム用がHDD、またはSSDの空きが115GB未満の人 → 増設か整理を
総評

公式の推奨GPUは、要件表どおりHigh設定とアップスケーリングを使えば十分に遊べます。ただしUltraのままだと、フルHDでも60fpsに届かないGPUが多いのが実測から見える姿です。RTX 3060でもMedium+DLSS品質なら60fpsを超えるので、まずは手持ちのGPUで始めて、足りない分を設定で詰めるのが現実的です。

買い替えるなら、2026年10月時点の国内価格では、WQHDで60fpsを超えるGPUの中でRX 9070 XTのfpsあたりの安さが目立ちます。フルHDだけならRTX 5060が最も割安です。DLSSやRTX Mega Geometryを使いたいならRTX 5070 Ti、予算を抑えるならRX 9060 XT 16GBです。VRAM 8GBのGPUはフルHDなら問題ありませんが、4Kでは大きく落ち込み、WQHDでもRX 9060 XTでは差が出るため、新しく買うなら12GB以上を選んでください。

MegaLightsには単独の設定項目がないので、重いときは最上位プリセットをUltraに戻し、レイトレーシングの影の項目を1段ずつ下げるところから始めます。製品版の発売は日本時間10月7日0時です。細かな設定の組み方は Gears of War: E-Day PC版おすすめ設定、ほかのゲームも含めたGPUの比較は GPU別ベンチマーク総合ガイド を参考にしてください。

2026 BEST BUY — GPU 部門
ASRock Challenger Radeon RX 9060 XT 16GB OC (RX9060XT CL 16GO/AX)
16GB VRAM

RX 9060 XT 16GB

Amazon
玄人志向 Radeon RX 9070 XT 16GB(RD-RX9070XT-E16GB/TP)
WQHD高画質

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自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。