『アッシュアームズ2』とは?4人協力の3D TPSへ、M1A1やA-10が登場|PC版・Steam・発売日の現状
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4人協力の3D TPSへ、M1A1やA-10が登場。PC版・Steam・発売日の現状
『アッシュアームズ2 -The Darkside Of The Moon-』は、実在の戦車や戦闘機を少女の姿にした「DOLLS(ドールズ)」が登場する『アッシュアームズ』シリーズの最新作です。スマートフォン向けのシミュレーションRPGだった前作『アッシュアームズ-灰燼戦線-』から、3DグラフィックのTPS(三人称視点シューティング)とシミュレーションを組み合わせたゲームへ大きく作り変えられます。
開発チームは本作を「三人称シューティング/3DアニメスタイルのDOLLS/オンライン協力PvE」と説明しており、中心に据えているのは最大4人で敵の波をしのぎながら任務を果たす協力プレイです。M1A1エイブラムスをモチーフにした戦車型のユニットや、A-10を呼び出す支援ユニットも映像で公開されています。
2026年9月の東京ゲームショウでは先行試遊も行われましたが、発売日や対応機種、Steamでの配信はまだ発表されていません。前作との違い、戦闘とマップの仕組み、課金の方針、PC版について現時点で言えることを順に見ていきます。
目次
要点まず押さえておきたいこと
『アッシュアームズ2』は、プレイヤーがメインユニット1体と支援ユニット1体を選んで出撃し、自動生成されるマップで仲間と任務を進める協力型のTPSです。武器は固定の主兵装に、入れ替えのきく副兵装を組み合わせます。開発チームはキャラクターの入手をランダムな抽選だけに頼らない方針を示しています。2026年9月27日時点で発売日・対応機種・価格は未発表で、Steamのストアページもまだありません。
概要アッシュアームズ2はどんなゲームか

本作が初めて姿を見せたのは2025年4月1日です。前作の公式Xが「未来からの着信」と題した短い映像を公開し、画面の文字には「M1A1-ABRAMS」の名前がありました。
ゲームの中身が分かったのは、1年後の2026年4月1日に公開された約10分のファーストゲームプレイティーザーからです。同日のプレスリリースでは、前作の魅力を引き継ぎながら3DのTPS&シミュレーションへ進化したこと、多彩な武器のカスタマイズ、戦略的な拠点設営と貿易の要素を組み合わせることが発表されました。公式YouTubeチャンネルの紹介文は「美少女×ミリタリー3D兵器擬人化TPS」「マルチプレイ対応PVE」です。
開発はEmbersとGoblin Caveの共同体制で、2026年4月22日に公開された開発チームのQ&Aでは、チームの規模を「20人強の小さなチーム」と説明しています。東京ゲームショウ2026にはスタジオEMBERSとして出展しました。
前作比較前作のシミュレーションRPGから何が変わるか
前作『アッシュアームズ-灰燼戦線-』は、プレイヤーが「代理人(エージェント)」としてDOLLSを率い、謎の敵「災獣(リセッター)」と戦うシミュレーションRPGです。App Storeのカテゴリもシミュレーションになっています。『アッシュアームズ2』では、そのDOLLSを自分で操作して撃ち合う形に変わります。
| 項目 | 前作 灰燼戦線 | アッシュアームズ2 |
|---|---|---|
| ジャンル | 美少女×ミリタリーのシミュレーションRPG | 3D TPS&シミュレーション |
| 戦い方 | DOLLSを率いて指揮する | DOLLSを直接操作し、最大4人で協力 |
| 時代設定 | 続編より数十年前 | 前作の数十年後、現実の冷戦期に相当 |
| 対応機種 | スマートフォン向け(iOS・Android) | 未発表 |
物語は前作とつながっています。開発チームのQ&Aによると、続編の舞台は前作の数十年後で、現実の歴史でいえばおおむね冷戦期にあたります。ただし世界そのものは前作から大きく変わっているとしており、詳細は今後明かすとしています。前作のDOLLSが登場するかどうかは「現時点では機密」という回答でした。
冷戦期が舞台なので、M1A1やA-10のように前作より後の時代の兵器がDOLLSになります。前作を遊んでいなくても、時代と世界が変わった新しい物語として入れる構成です。
協力中心は4人で敵の波をしのぐ協力PvE
PvEは「Player versus Environment」の略で、ほかのプレイヤーではなく、ゲーム側が用意した敵と戦う形式です。開発チームはQ&Aの中で、本作でいちばん大事な体験を「4人での協力プレイ」と書いています。プレイヤー同士が連携して押し寄せる敵の波を耐え、最終的に任務の目標を達成する流れです。
もう一つの特徴として挙げているのが、複数の武器を同時に扱うことです。兵器がそのまま少女の姿になったDOLLSという設定上、一般的なシューターより多くの武器を一度に使えるのが自然だとし、途切れない火力と制圧射撃を軸にした体験を目指しているとしています。
一方で、プレイヤー同士が戦うPvPについては、Q&Aでも公式の紹介文でも触れられていません。1人で遊べるモードがあるか、マッチングの方式、クロスプレイの有無も未発表です。
ユニットメインのDOLLSと支援ユニットを1体ずつ選ぶ
出撃の単位は「メインユニット1体+支援ユニット1体」です。開発チームの説明では、各プレイヤーはゲームに入るときにメインユニットと支援ユニットを1体ずつ選び、メインユニットは必要なときに支援ユニットを呼び出して加勢させられます。
ティーザーで対地攻撃機のA-10が飛んでくる場面は、この支援ユニット(仮称)の呼び出しです。A-10は米国の対地攻撃機で、地上で戦うメインユニットを空から支える役回りになっています。
ティーザーで操作していたのは、M1A1をモチーフにした主力戦車型のユニットです。開発チームもQ&Aの中でこのユニットを「M1A1」と呼んでいます。「動きが重くて遅い」という声に対して、開発チームは、複数の武器による火力を見せるためにあえて戦車型を選んだため、重量感のある動きになったと答えています。ユニットの種類ごとに操作方法や動かしたときの感触を変える方針で、今後も調整を続けるとしています。
武器主兵装は固定、副兵装のスロットを入れ替える
武器のカスタマイズは、プレスリリースで最初に挙げられた特徴です。Q&Aでは、その仕組みがもう少し具体的に説明されています。
- 各ユニットには固定の主兵装があり、これは変更できない
- それとは別に副兵装のスロットを複数持ち、装備を入れ替えられる
- ティーザーのM1A1が使っていた機関砲とグレネードランチャーは副兵装にあたる
- 近接武器もこの仕組みに含まれるが、用途はやや限られたものになる
戦車なら主砲のように、兵器としての象徴的な武装は主兵装として固定し、状況に合わせた武装を副兵装で足していく作りです。副兵装の種類の数や、パーツ単位の改造があるかどうかはまだ明かされていません。
マップマップは自動生成で、オープンワールドではない

マップと地形はプロシージャル生成、つまりプログラムで自動的に作られます。開発チームはこの点を理由に、本作は今後も厳密な意味でのオープンワールドにはならないと明言しています。20人強のチームで取り組む規模ではないという判断も添えられていました。ただし「オープンな設計」をもっと広く解釈したアイデアは社内にあり、まだ初期段階だとしています。
東京ゲームショウ2026の試遊版でも、地形の異なる2種類のランダムマップから選べる形になっていました。試遊で使えたキャラクターは2名、時間は1人10分前後です。公式の試遊ガイドには、試遊版はTGS用の特別バージョンで製品版とは異なる場合があると書かれています。
毎回地形が変わるマップは、同じ任務を繰り返しても展開が固定されにくい作りです。4人で協力するゲームでは周回の飽きにくさにつながる設計といえます。
敵敵は装甲の貫通と弱点を意識させる設計
TPSになったことで、敵の作り方も変わります。開発チームは、アクションシューターへ移るにあたって敵のデザインを重点の一つにしたと説明し、敵の中心的な仕組みとして次の3つを挙げています。
- 装甲の貫通に関わるやり取り
- 弱点
- 行動パターン
数値の大きさで押し切る戦闘ではなく、敵ごとの対処法を少しずつ覚えていく作りを目指しているとしています。戦車や攻撃機をモチーフにしたDOLLSで戦う以上、どの武器がどの装甲に効くかがそのまま攻略の軸になりそうです。
拠点拠点設営と物流は戦闘の外で進める要素
シリーズのシミュレーションらしさを残すのが、拠点設営と貿易の要素です。ティーザーには列車が走る場面があり、Q&Aではこれを「初期段階の拠点建設と物流のシステムの一部」と説明しています。戦闘以外の遊びを支える仕組みとして用意しているもので、詳細は後日公開するとしています。
戦闘で得た資源を拠点に回すのか、貿易で装備を手に入れるのかといった具体的なつながりは、まだ分かっていません。開発チームは開発状況について、中核の戦闘システムは実装済みで、全体の進み具合は経済と成長のシステムを予定どおり作り込めるかにかかっていると書いています。拠点と貿易は、これから形が決まっていく部分です。
課金キャラクター入手はガチャ頼みにしない方針
基本プレイ無料のスマートフォンゲームが前作だったことから、課金の仕組みを気にする人は多いはずです。Q&Aの「ガチャはあるか」という質問に、開発チームはまず「ない」と即答し、そのうえで誤解がないように補足しています。
補足の要点は、プレイヤーが本当に知りたいのは「キャラクターの入手が主にガチャに依存するかどうか」だという整理です。本作の設計はキャラクターのガチャを中心にした仕組みとは根本的に相いれないとし、キャラクターの入手をランダムな抽選だけに頼らないと説明しています。進行や入手が課金だけで決まらない、ゲーム内の経済が自然に回る形を目指すとしています。
ただし、これは課金が一切ないという意味ではありません。販売価格や、基本プレイ無料かどうかを含めた収益の方式は未発表です。「キャラクターを手に入れる主な手段が抽選ではない」ところまでが、現時点で公式に言えることです。
PC版PC版とSteam版は正式発表待ち
PCで遊べるかどうかは、2026年9月27日時点でまだ公式に決まっていません。プレスリリース、公式YouTube、公式Xのいずれにも対応機種の記載はなく、Steamで「アッシュアームズ」「Ash Arms」「Darkside Of The Moon」を検索しても本作のストアページは見つかりません。ウィッシュリストに登録する手段も今はない状態です。
PCとの関わりで公式に分かっているのは、開発環境の話です。ティーザーのフレームレートが低く見えるという指摘に対して、開発チームは、時間の制約から社内のプラグインでエンジンの画面を直接収録したことを謝罪しています。あわせて、手元でいちばん性能の高い開発機がRTX 5060 Tiを積んだPCであること、敵を大量に出すとエンジンにかなりの負荷がかかること、3Dゲームの最適化はこの規模のチームには大きな課題で長期的に取り組むことを説明しています。
RTX 5060 Tiはミドルクラスのグラフィックボードです。開発機の構成なので必要スペックの目安にはなりませんが、ハイエンドの開発機で作っているゲームではないことは分かります。敵の数が多い場面で重くなる点は開発チーム自身が認めており、動作環境は最適化の進み具合しだいです。
今の時点で本作のためにPCを買い替えたり、グラフィックボードを選んだりする必要はありません。公式の動作環境とSteamのストアページが出てから、手元のGPUのVRAM容量と照らし合わせれば十分です。
発売日発売日は未定、テストの予定もまだない
『アッシュアームズ2』の発売日は2026年9月27日時点で発表されていません。東京ゲームショウ2026の公式出展情報にスタジオEMBERSの名前はありますが、発売時期の告知はありませんでした。
「いつテストや試遊ができるのか」という質問にも、開発チームは初めて3Dゲームを作るチームとして無責任な約束はしたくないとして、日付を示していません。限られた時間と資源の中で、中核の仕組みとゲームシステム、コンテンツの実装を優先し、ストーリーの映像演出などの費用がかかる部分は、より効率的な手段を取る可能性があるとしています。
2026年9月の東京ゲームショウでは一般公開日の9月19日から試遊が行われましたが、台風の影響で最終日の9月21日は開催が中止になっています。発売日・価格・動作環境・対応ストアの情報は、公式Xアカウントで今後の発表を確認するのが確実です。
注目点協力TPSとしての作り込みがどこまで進むか
- 兵器擬人化の世界観を自分で操作して遊びたい前作ファン
- 4人協力で敵の波をしのぐPvEシューターが好きな人
- ガチャ中心ではない課金設計の新作を探している人
- PvPの対戦シューターを求めている人
- PC版やSteam版の有無を確かめてから決めたい人
- 前作のDOLLSが遊べるかどうかで判断したい人
本作は、前作のシミュレーションRPGを3D化した続編ではなく、DOLLSという設定を協力型のシューターに組み直した別ジャンルの新作です。メインと支援のユニット構成、固定の主兵装と入れ替えのきく副兵装、自動生成のマップ、装甲と弱点を意識させる敵と、公開された仕組みはどれも「兵器が少女になった」設定をゲームの手触りにつなげています。
一方で、開発チームは20人強で、3Dゲームを作るのは初めてだとはっきり書いています。中核の戦闘は実装済みですが、経済・成長・拠点といったシミュレーション側と、PCでの最適化はこれからです。期待と同時に、続報で何が明かされるかを確かめながら追うのがよいタイトルです。
まとめまとめ|PCで遊ぶ判断は動作環境の発表を待つ
『アッシュアームズ2 -The Darkside Of The Moon-』は、前作の数十年後、冷戦期に相当する時代を舞台にした4人協力のPvE TPSです。M1A1をモチーフにした戦車型のDOLLSを操作し、A-10のような支援ユニットを呼び出して、自動生成のマップで任務を進めます。キャラクターの入手をランダムな抽選だけに頼らない方針も示されています。
2026年9月27日時点で、発売日・対応機種・価格・動作環境はすべて未発表です。Steamのストアページもまだありません。開発機はRTX 5060 Ti搭載のPCと明かされていますが、必要スペックの目安にはならないため、本作のためにPCを用意するのは公式の動作環境が出てからで間に合います。続報は公式Xアカウントで告知されています。
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出典:成都万華鏡テクノロジー プレスリリース(2026年4月1日)・『アッシュアームズ2』公式X 開発チームQ&A(2026年4月22日)・『アッシュアームズ2』公式X 東京ゲームショウ2026出展告知・『アッシュアームズ-灰燼戦線-』公式X「未来からの着信」(2025年4月1日)・公式YouTube ファーストゲームプレイティーザー・『アッシュアームズ-灰燼戦線-』App Storeページ・東京ゲームショウ2026 出展者リストにもとづきます(2026年9月27日時点)。



