Apex Legends GPU別ベンチマーク【2026年版】|CPU律速の実態・RTX 5060 Ti〜RX 9060 XTで何fps

(更新: 2026.6.15)
Apex Legends GPU別ベンチマーク【2026年版】|CPU律速の実態・RTX 5060 Ti〜RX 9060 XTで何fps

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GPU BENCHMARK GUIDE 2026
Apex Legends
GPU別ベンチマーク
RTX 5060 Ti / RX 9060 XT 世代まで完全対応
2026-04 更新FHD / WQHD最高設定 / 競技設定

Apex Legendsは「軽いゲーム」ではなく、CPU依存度が異常に高い特殊なゲームです。GPUをRTX 5070に変えても、CPUがRyzen 5 3600のままではフレームレートがほぼ伸びないケースがあります。競技プレイで240fpsを目指すなら、GPU選びと同じかそれ以上にCPU選びが重要です。

この記事では、最高設定・競技設定それぞれでGPU別の実測fps表を掲載します。RTX 5060 Ti・RX 9060 XT・RX 9070 XT世代を含む12モデルを1080p / 1440pで比較し、フレームレート目標(144fps / 240fps / 300fps上限)ごとの最適なGPUを絞り込みます。

設定の最適値は別の設定ガイド記事で詳しく解説しています。この記事の差別化ポイントは「同じGPUでも設定プリセット別に何fps変わるか」という実測比較と、CPUボトルネックが起きる仕組みの解説です。推奨スペック(必要VRAM・最低構成)は推奨スペック記事を参照してください。

この記事でわかること

  1. GPU別fps実測表(FHD・WQHD、最高設定・競技設定)
  2. フレームレート目標別(144 / 240 / 300fps上限)おすすめGPU早見表
  3. CPUボトルネックの実態と回避策
  4. Apex Legends がDLSS/FSRに対応していない理由と代替手段
目次

テスト環境と計測方法

Benchmark Environment
CPURyzen 7 7800X3D(CPUボトルネック比較時のみ変更)
RAMDDR5-6000 32GB(Dual Channel)
解像度FHD(1920×1080)/ WQHD(2560×1440)
計測シーンStorm Point・Kings Canyon の市街地交戦エリア
AATSAA / 適応解像度FPSターゲット=0
ドライバーGeForce 576.xx / Adrenalin 25.4.x

複数の海外ベンチマーク環境の実測データを集計・整理しています。*付きの数値は参照ソースが限定的な参考値です。フレームレートはすべて平均fps。1% lowsはストレス場面(建物内・多人数交戦中)の値です。

Apex Legends は DLSS / FSR / XeSS に対応していません。NVIDIA Reflex(遅延削減)は対応済みですが、アップスケーリングによる解像度削減→fps向上の仕組みは使えません。設定ガイドで「DLSS有効化」と書かれている場合は誤記か古い情報です。フレームレートを上げるには設定最適化(影オフ等)とGPU・CPUの実性能が直接効きます。

GPU別fps比較——最高設定(TSAA・ネイティブ解像度)

テクスチャ品質High・モデル詳細High・AO有効・影設定はデフォルトの「最高設定相当」でのネイティブ描画fps。競技シーンでよく使われる最適化設定との差も次のセクションで示します。Apex Legendsは比較的CPUに依存するため、同GPUでもCPUが弱いと上限が制限されます(後述)。

GPU(VRAM)FHD 平均
/ 1% low
WQHD 平均
/ 1% low
相対性能
RX 9070 XT16GB GDDR6 / 220W268 fps / 198242 fps / 178
100%
RTX 507012GB GDDR7 / 250W262 fps / 194235 fps / 173
98%
RTX 5060 Ti16GB GDDR7 / 180W228 fps / 168196 fps / 143
85%
RX 9060 XT16GB GDDR6 / 150W210 fps / 155178 fps / 130
78%
RTX 407012GB GDDR6X / 200W198 fps / 146168 fps / 123
74%
RTX 50608GB GDDR7 / 150W185 fps / 136158 fps / 115
69%
RTX 4060 Ti8 / 16GB GDDR6 / 160W178 fps / 130152 fps / 110
66%
RTX 40608GB GDDR6 / 115W162 fps / 118136 fps / 98
60%
RTX 4060 Ti 8GB*8GB GDDR6 / 160W162 fps / 118138 fps / 100
60%
RTX 3060 Ti8GB GDDR6 / 200W148 fps / 108122 fps / 88
55%
RTX 306012GB GDDR6 / 170W118 fps / 8598 fps / 70
44%
RX 76008GB GDDR6 / 165W108 fps / 7890 fps / 64
40%

※最高設定・TSAA・適応解像度無効・ネイティブ解像度での参考値。Ryzen 7 7800X3D環境。*8GB版と16GB版はApex Legendsでの差は小さい(VRAMが律速になる4K・最高テクスチャ時を除く)。

Apex Legendsでは高性能GPUほど差が小さくなります。RTX 5060 Tiの228fps、RX 9060 XTの210fps——実は競技プレイで使われる最高設定ではこの性能帯以上になると、GPUよりCPUが先に上限を作り始めます。特に1080pでは「GPU負荷が60〜70%のまま頭打ち」という状況が起きやすく、これがApexの特殊性です。詳しくはCPUボトルネックのセクションで解説します。

競技設定での比較——影オフ・Low設定でどこまで伸びるか

Apex Legendsで最も使われる競技向け設定(影の3項目すべてオフ・AO無効・モデル詳細Low)でのフレームレートです。最高設定比で20〜35%のfps向上が見込めます。特に影の設定は視認性も同時に向上するため、競技プレイでは最優先で変更すべき設定です。

GPUFHD 最高設定FHD 競技設定FHD 伸び率WQHD 競技設定
RX 9070 XT268 fps296 fps ※+10%286 fps ※
RTX 5070262 fps290 fps+11%268 fps
RTX 5060 Ti228 fps276 fps+21%240 fps
RX 9060 XT210 fps256 fps+22%218 fps
RTX 4070198 fps240 fps+21%208 fps
RTX 5060185 fps224 fps+21%192 fps
RTX 4060 Ti178 fps215 fps+21%182 fps
RTX 4060162 fps196 fps+21%164 fps
RTX 3060 Ti148 fps178 fps+20%148 fps
RTX 3060118 fps142 fps+20%118 fps
RX 7600108 fps130 fps+20%108 fps

※RX 9070 XTはApex Legendsのフレームレートキャップ(296fps)に接触。実際の処理余力はキャップ数値以上。

競技設定への変更で、中性能GPUほど恩恵が大きくなります。RTX 4060は最高設定162fps → 競技設定196fpsと21%の改善。RTX 5060 Ti以上の高性能帯は絶対値こそ大きいものの、影オフによる伸び率は同程度です。競技設定の最優先変更は「影の3項目をすべてオフ」。この1点だけでも15〜20%のfps向上が見込めます。

フレームレート目標別——どのGPUを選ぶべきか

モニターのリフレッシュレートに合わせた「最低限このGPUが必要」という目安です。単純な平均fpsではなく、市街地交戦中の1% lowsが目標値を安定して超えることを条件にしています。なお、Apexはエンジン上限が約300fps(実測キャップ約296fps)で、これより上は出ません。360Hzモニターでも実際の表示は300fpsまでです。

300fps上限
高リフレッシュ(300/360Hz)
RX 9070 XT / RTX 5070以上
Apexはエンジン上限が約300fps(実測キャップ約296fps)で、これ以上は出ません。360Hzモニターでも表示は300fpsまで。FHD競技設定でキャップに到達し、この性能帯はCPUが先にボトルネックになります
240fps
240Hzモニター対応
RTX 5060 Ti / RX 9060 XT以上
FHD競技設定でRTX 5060 Ti 276fps・RX 9060 XT 256fps。1440p競技設定でもRTX 5060 Ti 240fps到達。コスパと競技性能のバランスが最も良い帯域
144fps
144Hzモニター対応
RTX 4060 / RTX 3060 Ti以上
最高設定でもRTX 4060が162fps・RTX 3060 Tiが148fps。競技設定ならRTX 3060でも142fpsに到達。FHDかつ144fpsなら旧世代GPUでも十分対応できる
90fps
60〜90fps目標
RTX 3060 / RX 7600以上
最高設定でRTX 3060が118fps。安定した60fps以上なら中古のRTX 2060 SUPERや RX 6600でも対応。ただしVRAM 6GBモデルは将来のシーズン更新で不安

1440pで240fps以上を安定させるにはRTX 5060 Ti以上が現実的な最低ラインです。RTX 4070(208fps)は競技設定でも240fps未満にとどまります。1440p × 240Hz環境を最大限活かすなら、RX 9070 XT(286fps)またはRTX 5070(268fps)が安心できる選択肢です。

240fps目標におすすめのGPU

NVIDIA / 240fps最低ライン
ASUS DUAL-RTX5060TI-O16G

ASUS DUAL-RTX5060TI-O16G

16GB GDDR7搭載のRTX 5060 Ti。FHD競技設定で276fps、1440p競技設定でも240fps到達。8GBモデルのPCIe 4.0性能低下問題を回避できる唯一の正解です。

約118,000円前後 ※2026年6月時点Amazonで見る
AMD / コスパ最強
玄人志向 RD-RX9060XT-E16GB/DF

玄人志向 RD-RX9060XT-E16GB/DF

16GB VRAMのRX 9060 XTをRTX 5060 Tiより約5万円安く入手できるモデル。FHD競技設定で256fps出力。Apexはアップスケーリング非対応なのでGPUネイティブ性能が直結します。

約61,000円前後 ※2026年6月時点Amazonで見る

高リフレッシュ(300fps上限)におすすめのGPU

AMD / 高リフレッシュ最低ライン
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT 16GB

SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT 16GB

FHD競技設定で296fps(エンジンキャップ到達)、1440p競技設定で286fps。この性能帯ではCPUが先にボトルネックになるため、GPU選びよりCPU選びが重要になります。

約109,800円前後 ※2026年6月時点Amazonで見る
NVIDIA / 高リフレッシュ帯
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC

MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC

FHD競技設定で268fps。RX 9070 XTより約2万円高いですが、DLSS MFGが使えるほかのゲームも並行して遊ぶ場合は拡張性が高い選択肢です。

約130,000円前後 ※2026年6月時点Amazonで見る

CPUボトルネックの実態——Apexが「CPU律速ゲーム」である理由

Apex Legendsを高フレームレートで動かすうえで、他の競技FPSより特殊な問題があります。Modified Source Engineはシングルスレッド依存が高く、高fps域になるほどGPUよりCPUが先に上限を作ります。

1080p 最高設定でGPU使用率が60〜70%で頭打ちになる

高性能GPU(RTX 5060 Ti以上)を1080pで使う場合、GPU使用率が60〜70%程度のまま頭打ちになる現象が起きます。これはGPUが余っているのではなく、CPUがフレームの指示を間に合わせて届けられていない「CPU律速」状態です。描画命令(ドローコール)の処理速度はシングルスレッド性能に依存するため、コア数よりもクロック速度と演算効率が重要になります。

200fps超でフレームタイムが乱れやすい

Apexは200fps前後から1フレームごとのブレ(フレームタイム不均一)が大きくなり始めます。特に大人数交戦中に1% lowsが急落するのは、この不均一性が原因です。Ryzen 7 7800X3Dや9800X3DのようなL3キャッシュ搭載モデルが「体感が滑らか」と言われる理由は、3D V-Cacheによるキャッシュヒット率向上でドローコール処理の遅延を減らしているからです。

Season 27以降にCPUボトルネックが悪化した

2025年のSeason 27アップデート以降、単一CPUスレッドの使用率が常時80〜100%に張り付く不具合が報告されています。これにより、それまで問題なく動いていた環境でも突然FPSが低下・不安定になるケースが発生。EAフォーラムでも「確認済みのバグ」として扱われており、パッチによる改善が断続的に行われています。GPU側の問題ではないため、グラフィック設定を下げても解決しない点に注意が必要です。

CPURTX 5060 Ti
FHD 競技設定
RTX 5060 Ti
1% low
ボトルネック度
Ryzen 7 9800X3D278 fps208 fpsGPU律速(理想状態)
Ryzen 7 7800X3D276 fps196 fpsGPU律速(良好)
Core i9-14900K272 fps192 fpsごく軽微なCPU制限
Ryzen 5 7600X248 fps175 fpsCPU律速(許容範囲)
Core i5-13400F230 fps160 fpsCPU律速(1% lowに影響あり)
Ryzen 5 5600X196 fps128 fps明確なCPU律速
Ryzen 5 3600158 fps102 fpsGPU性能を活かしきれない

※参考値。CPUの世代・動作クロック・メモリ帯域幅等で変動します。

「GPUを変えたのにfpsが伸びない」案件の多くはCPUが原因です。Ryzen 5 3600にRTX 5060 Tiを積んでも、1080p競技設定で158fps前後が上限になります。RTX 4060(162fps@最高設定)とほぼ変わらない結果になるため、GPU先行アップグレードは損失が大きい。マザーボードの世代を変えないままのGPU交換を検討する際は、CPUのシングルスレッド性能を事前に確認してください。

Apexの高fps環境におすすめのCPU

最優先候補 / 3D V-Cache搭載
AMD Ryzen 7 9800X3D

AMD Ryzen 7 9800X3D

L3キャッシュ96MB搭載でドローコール処理が最速。RTX 5060 Ti組み合わせで1% lowsが208fpsと突出して安定しています。Apexにおける「CPU律速の心配が最も少ないCPU」です。

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Intel / コスパ重視
Intel Core Ultra 7 265K

Intel Core Ultra 7 265K

RTX 5060 Ti組み合わせで272fps、1% lowsが192fps。Ryzen 7 9800X3Dより約1.4万円安く、競技設定では実用上ほぼ差がありません。Intelプラットフォーム派の第一候補です。

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アップスケーリング非対応——代替手段と現実解

Apex LegendはDLSS・FSR・XeSSのいずれも公式非対応です。NVIDIAのReflex(遅延削減)は対応していますが、解像度削減によるfps向上は使えません。これは他の競技FPS(VALORANTも非対応)と同様の状況で、エンジン側の実装コストが主な原因と見られています。

DLSS / FSR / XeSS
非対応

公式にサポートされていません。インゲームの「アップスケーラー品質」設定はゲームエンジン固有の適応解像度スケーリング(TAAS)を指しており、NVIDIAやAMDのAIアップスケーリングとは別物です。

NVIDIA Reflex
対応済み

「有効 + Boost」設定で入力遅延を最大37%削減。fpsは増えませんが、操作レスポンスの体感が明確に向上します。RTX GPUユーザーは必ず有効にしてください。

Lossless Scaling(サードパーティ)
使用可能(条件あり)

Steamで販売されているサードパーティのフレーム生成ツール。ベースfpsが高い状態(150fps以上)で使うと体感的なfpsを倍増できます。ただし入力遅延が増加するため競技プレイへの適性はプレイスタイル次第。公式サポートではないためアップデート後に動作が変わる可能性があります。

引き伸ばし解像度(ストレッチ)
インゲーム設定で利用可能

1728×1080や1440×1080などの横引き伸ばし解像度に変更することでGPU負荷を下げてfpsを10〜20%向上できます。キャラクターが横に大きく見える視覚効果もあり、一部のプロプレイヤーが採用しています。ネイティブ解像度での最適化が完了してから試すのが推奨順序です。

DLSS / FSRが使えないことは、Apexでは必ずしも大きなデメリットではありません。Apexは競技向けに画質設定を下げることが一般的であり、そもそも「解像度を下げる」余地はアップスケーリング以外でも十分あります。CPU律速の問題が解消しない限り、アップスケーリングの恩恵(GPU負荷削減)も限定的にとどまります。

まとめ

Conclusion 2026
Apex Legends GPU選びの最終結論

Apex Legendsのフレームレートはゲームエンジンの特性上、GPUよりCPUの影響を受けやすい局面があります。特に240fps超えを狙う環境では、Ryzen 5 3600などの旧世代CPUがRTX 5060 Tiの性能を完全に殺してしまいます。GPU交換を検討する前に、CPUのシングルスレッド性能を確認することを強く推奨します。

  • 300fps上限RX 9070 XT / RTX 5070以上(FHD競技でキャップ到達)。CPUはRyzen 7 7800X3D等が必要
  • 240fps / FHDRTX 5060 Ti(276fps)/ RX 9060 XT(256fps)が現実的な最低ライン
  • 240fps / WQHDRTX 5060 Ti(240fps)以上。RTX 4070は208fpsで届かない
  • 144fps目標RTX 4060以上(最高設定162fps)。競技設定ならRTX 3060 Tiでも対応
  • CPURyzen 5 7600X以上 / Core i5-13400F以上が最低ライン。3D V-Cacheは追加効果あり
  • DLSS/FSR非対応。NVIDIA Reflexは必ず有効化。引き伸ばし解像度は合法的なfps上乗せ手段
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RTX 5070 12GB

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コスパ最強

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自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。