Steamの未公開実績が大量流出|原因はValve側のAPI、ペルソナ6やキングダムハーツ4など未発表作も【2026年9月】

Steamの未公開実績が大量流出|原因はValve側のAPI、ペルソナ6やキングダムハーツ4など未発表作も【2026年9月】

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NEWS / Steam / 2026-09-10
Steamの未公開実績が大量に流出
原因はValve側のAPIとみられ、未発表タイトルの存在まで表に出た
実績トラッキングサイトExophaseに、本来まだ公開されないはずのSteam実績リストが大量に出現しました。運営者は「本来privateであるべき実績がSteamのAPIから取得できる状態になっていた」と説明しており、Valveからの公式なコメントは本記事執筆時点で出ていません。
発生は2026年9月9日未発表タイトルも含む実績からの推測が外れた例も出ている

出典:記事末尾に挙げた報道各社およびExophase運営者の発言にもとづきます(2026年9月10日確認)。実績リストの真偽は、いずれの報道でも未検証とされています。

2026年9月9日、実績トラッキングサイトExophaseのSteamセクションに、本来まだ公開されないはずのゲームの実績リストが大量に出現しました。含まれているのは発売前の大型タイトルだけでなく、Steam上でまだ名前すら明かされていない未発表のプロジェクトもあるとされています。

この件で押さえておきたいのは、流出そのものよりなぜ出てしまったのかです。Exophaseの運営者は、Steamのアプリケーション向けAPIから、本来は非公開であるべき実績データを取得できる状態になっており、サイトの自動収集がそれを拾ってしまったと説明しています。ユーザー側の不正アクセスではなく、プラットフォーム側の設定に起因する可能性が高い構図です。

この記事では、何が起きたのか、原因としてどこまで分かっているのか、そして実績リストから読み取れるとされる内容をどこまで信用してよいのかを整理します。個別タイトルの実績内容そのものはネタバレになるため扱いません。

目次

経緯Exophaseに本来まだ出ないはずの実績リストが並んだ

Exophaseは、Steamをはじめとする各プラットフォームの実績やトロフィーを横断で追跡するサイトです。ここのSteamセクションに、2026年9月9日、大量のゲームが一度に追加されました。問題は、その大半がまだ開発中で、実績リストが公開される段階にないタイトルだったことです。

名前が挙がっているものには、発売時期すら公表されていない作品や、Steamの管理画面上でも正式な名称が付いていない未発表のプロジェクトが含まれるとされています。規模の比較対象として引かれているのは、2021年にNVIDIAのクラウドゲーミングサービス側から未発表タイトルの一覧が流出した事例です。

実績の中身は本記事では扱いません

実績の名称や解除条件からは、物語の展開、登場する舞台、ゲームシステムの一部が読み取れてしまいます。特にキングダムハーツ4やペルソナ6については、公式が明かしていない内容に踏み込む議論がすでに出回っています。この記事では意図せず内容を知ってしまうことを避けるため、個別の実績名やそこから読み取れるとされる内容には触れません。

原因本来非公開の実績がSteamのAPIから取得できる状態だった

原因について具体的に説明しているのは、Exophaseの運営者であるx3sphere氏です。同氏は、本来privateであるべき実績を持つゲーム群が現時点でAPIからアクセスできる状態になっており、そのためサイトへスキャンされたと述べ、Valve側のミスの可能性が高いという見方を示しています。

つまり、誰かがSteamのサーバーへ侵入したという話ではありません。開発者が登録した実績データには公開と非公開の区別があり、未発表・未発売のタイトルは当然非公開のはずです。その区別が正しく働かず、外部から読み取れる状態になっていたところへ、Exophaseの自動収集が通常どおり動いた、という流れになります。

この構図であれば、発表済みのタイトルと未発表のプロジェクトが区別なく同時に並んだことにも説明がつきます。収集する側から見れば、どちらもAPIが返してきたデータでしかないためです。

範囲名前が挙がっているタイトル

報道で名前が挙がっているタイトルには、次のようなものがあります。報道によって列挙されている顔ぶれが異なり、総数も一致していないため、ここでは網羅的な一覧ではなく、複数の報道で名前を確認できたものを挙げます。

区分名前が挙がっているタイトル
発表済みの大型作ペルソナ6/キングダムハーツ4/エースコンバット8/ペルソナ4 リバイバル/Fable/Gears of War: E-Day
シリーズ新作・復活作Silent Hill: Townfall/Tomb Raider: Legacy of Atlantis/Mega Man: Dual Override/Castlevania: Belmont’s Curse/Turok Origins/Crazy Taxi: World Tour/Metro 2039
その他Final Fantasy Resonance/Star Wars: Galactic Racer/Stranger Than Heaven/Deus Ex Remastered/Judas ほか

このうち当サイトでも扱っているのはペルソナ6エースコンバット8です。どちらもSteam版が予定されているタイトルで、今回の件で公式発表の内容が変わったわけではありません。

注意実績からの推測が外れた実例がすでに出ている

この件で最も参考になるのは、流出した実績リストから導かれた推測が、当日のうちに否定された例が出ていることです。

未発表のタイトルのひとつが、人気デッキ構築ゲーム『Balatro』の関連作ではないかと報じられました。これに対して開発者のlocalthunk氏は、自分がいま取り組んでいるのは『Balatro』の大型コンテンツ更新だけであり、報じられたゲームは自分とも『Balatro』とも一切関係がないと明確に否定しています。デザインの方向性を似せる作品は多く、それだけのことだという説明です。

実績リストは「誰が作っているか」まで教えてくれない

実績の名称や作風から開発元を推測する動きが出ていますが、上の例が示すとおり、その推測は外れます。実績データから確実に言えるのは「そのApp IDに実績が登録されている」ということまでで、開発元、発売時期、正式名称、そもそも製品として世に出るのかどうかは別の話です。名前が挙がったからといって、発表が近いとも限りません。

未確定Valveは現時点でコメントしていない

本記事執筆時点で、Valveからこの件についての公式な説明は出ていません。問い合わせに対する回答も公表されていません。

そのため、実績リストそのものが本物なのか、どの範囲まで本物なのか、いつからその状態だったのかは確定していません。この点は報道でも未検証とされており、内容の一部にプレースホルダーのままの文言や、翻訳が当てられていない項目が混じっているとも指摘されています。制作途中のデータがそのまま出た可能性を示す材料です。

状況は動いています。Exophaseの該当ページは本記事執筆時点で外部から開けなくなっていますが、これが対応によるものか一時的なアクセス制限かも確認できていません。

PC視点Squadron 42とThiefリマスターに関する手掛かり

ネタバレを避けつつPCゲーマーにとって意味がある情報として、2点が挙げられています。

ひとつは、Star Citizenのシングルプレイ部分にあたる『Squadron 42』のSteam展開の可能性です。同作は先週、2027年第2四半期へ延期が発表されたばかりでした。もうひとつは、『Thief: The Dark Project』のリマスター版に新規キャンペーンが付属するとされる点で、その名称まで挙がっています。

いずれも実績データから読み取られた内容であり、公式発表ではありません。前の章のとおり、確度はそれぞれ個別に判断する必要があります。

対処内容を知りたくない場合にできること

今回の流出は、開発中タイトルの物語や舞台に関わる情報を含みます。楽しみに待っている作品がある場合、意図せず目に入る経路を先に塞いでおくほうが確実です。

  1. Exophaseの該当タイトルのページと、まとめサイト経由のリンクを開かないようにします。実績名は一覧で表示されるため、開いた時点で視界に入ります。
  2. 掲示板やSNSで作品名を検索しないようにします。特に該当作品のコミュニティは、この話題で一時的に埋まります。
  3. SNSではタイトル名や略称をミュートワードに登録します。日本語表記と英語表記の両方を入れておかないと片方が漏れます。
  4. Steamのストアページやコミュニティでも話題に上がるため、該当タイトルのハブページを当面開かないほうが安全です。

逆に、実績の一覧そのものを見に行く場合は、公式が明かしていない情報に触れることになる点だけ理解しておいてください。Steamの実績にはもともと解除するまで内容が伏せられる仕組みがありますが、今回はその手前のデータが外に出た形なので、その保護は働きません。

FAQよくある質問

自分のSteamアカウントの情報も漏れているのですか
今回表に出たとされているのは、ゲーム側に登録された実績の定義データです。個人のアカウント情報や購入履歴、プレイ記録が流出したという話ではありません。ユーザー側で対応が必要な事象としては報じられていません。
実績リストが出たタイトルは発売が近いということですか
そうとは限りません。実績はゲームの開発中に登録され、後から追加や変更もされます。リストが存在することは開発が進んでいることを示しますが、発売時期の手掛かりにはなりません。実際、発売時期が公表されていない作品も名前が挙がっています。
未発表タイトルの正体は分かるのですか
確実には分かりません。『Balatro』の関連作とされたものが開発者本人に否定された例があるとおり、実績の作風から開発元を推測しても外れます。App IDに実績が登録されているという事実以上のことは、公式発表を待つしかありません。
Valveは何か対応したのですか
本記事執筆時点で公式な説明は出ていません。Exophaseの該当ページは外部から開けない状態になっていますが、対応によるものか一時的なアクセス制限かは確認できていません。
実績リストの内容は本物ですか
報道はいずれも未検証としています。一部にプレースホルダーのままの文言や未翻訳の項目が混じっているとされ、制作途中のデータである可能性が指摘されています。本物だとしても、最終的な製品版で変更される余地があります。

まとめ流出そのものより「なぜ出たか」と「どこまで信じるか」

2026年9月9日、実績トラッキングサイトExophaseへ、本来まだ公開されないはずのSteam実績リストが大量に出現しました。Exophaseの運営者は、本来非公開であるべき実績がSteamのAPIから取得できる状態になっていたためだと説明しており、外部からの侵入ではなくプラットフォーム側の設定に起因する可能性が高い構図です。

名前が挙がったタイトルには発表済みの大型作から未発表のプロジェクトまで含まれますが、Valveの公式説明はまだなく、報道も内容を未検証としています。

2026年9月10日時点の結論

この件で確実に言えるのは、非公開のはずの実績データが外部から読み取れる状態になっていたという一点です。そこから先の「どのタイトルの何が判明したか」は、いずれも未検証の推測が混じっています。

その証拠に、未発表タイトルのひとつを『Balatro』の関連作とした推測は、開発者本人によって当日のうちに否定されました。実績データから確実に分かるのは、そのApp IDに実績が登録されているという事実までです。開発元も発売時期も、そこからは決まりません。

楽しみにしている作品がある場合は、該当ページやコミュニティを当面開かず、SNSのミュートワードを先に設定しておくのが確実です。公式発表を待つのが最も安全な付き合い方になります。

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