『State of Decay 3』開発元Undead Labsが独立|レイオフも発生、2027年発売は維持【2026年9月】
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従業員所有の新体制へ、同時に大規模レイオフも判明
出典:XBOX Wire公式声明「Continuing Our Reset」 / Undead Labs公式「Undead Labs Becomes Independent Studio」 / Undead Labs公式「Closed Beta Playtests Begin Later This Year」 / XBOX Wire「Resetting Xbox」(2026年7月6日) / XBOX Wire「State of Decay 3 First Gameplay Reveal」(2026年6月7日) / Xbox公式製品ページ / Steam公式ストアページ / Push Square「State of Decay 3 Dev Hit With Significant Layoffs After Going Independent」 / VGC「’The Game Was In A Word Document’」(2026年4月7日)にもとづきます(2026年9月23日時点)。
Xboxの大型スタジオ再編が続く中、2026年9月22日に飛び込んできた『State of Decay 3』開発元Undead Labsの独立ニュースは、額面通りには受け取りにくい内容でした。従業員所有への移行という前向きな発表と、相当数の人員削減という後ろ向きな事実が同時に伝えられ、しかも人員削減の詳しい人数はどこにも明記されていません。
Undead Labsは9月22日付でXboxから正式に独立し、従業員が株式を持つ体制へ移行しました。新しいパブリッシャーのもとで『State of Decay 3』をGame Passで発売日初日から提供する契約は維持され、開発はアルファ段階から年末のクローズドβへ進む計画も変わっていません。一方でUndead LabsはLinkedInで人員削減を認めており、同じタイミングでXbox全体でも268ポジションの削減が公表されました。ただしこの268人はUndead Labs自身のレイオフとは別枠のカウントです。
独立発表・レイオフ・Xbox全体の再編という3つの動きを一次情報だけで切り分け、確定していること・していないことを整理したうえで、2026年末のクローズドβという次の判断材料をどう見ればいいかまでまとめます。
目次
要点まず何が起きたか
Undead Labsは2026年9月22日、Xboxから独立し従業員所有の企業になったと公式サイトで発表しました。新しいパブリッシャーのもとで『State of Decay 3』をGame Pass初日対応で発売する計画は維持されています。同じ日、Undead Labsは公式LinkedInで「相当数の同僚に別れを告げる」ことになったと投稿し、人員削減の実施を認めました。人数は非公開です。Xbox全体では別途268ポジションの削減が公表されていますが、対象はHalo Studios・他のファーストパーティスタジオ・XGSの管理/中央機能部門であり、Undead Labsは名指しされていません。
発表内容従業員所有への移行と新パブリッシャー
Undead Labsの公式発表によれば、スタジオはXboxとの資本関係を解消し、従業員が所有する独立企業として再スタートしました。スタジオ責任者のPhilip Holt氏は「独立によってコミュニティとの距離が近くなり、最高のゲームを作ることに集中できる」とコメントし、2013年の初代『State of Decay』発売、そして2018年6月のMicrosoftによる買収から続く関係への謝意も述べています。
今回の独立で注目すべきは、Xbox陣営から完全に切り離されたわけではない点です。XBOX Wireの声明では「新しいパブリッシャーのもとで、『State of Decay 3』をGame Pass初日から提供する」ことが明記されました。つまりXboxハード自体からは離れても、Game Passでの提供体制はそのまま引き継がれる形になります。新パブリッシャーの社名は2026年9月23日時点で公表されていません。
レイオフLinkedInで判明した人員削減、人数は非公開
独立発表と同じ日、Undead Labsの公式LinkedInアカウントは次のように投稿しています。
“Unfortunately, today we are also saying goodbye to a significant number of our colleagues. It’s difficult to reach this moment knowing that not everyone who helped get us here gets to make the rest of the journey with us.”(残念ながら、本日は相当数の同僚たちにも別れを告げることになります。ここまで導いてくれた全員が、この先の旅を一緒に続けられるわけではないと知りながらこの瞬間を迎えるのは、つらいことです。)
この投稿は独立に関する公式ブログとは別のチャンネルであるLinkedInに掲載されたものです。取材時点でUndead Labsの公式ブログ側にレイオフへの直接的な言及は見当たらず、削減人数も伏せられたままになっています。「相当数」がスタジオ全体のどの程度の割合を指すのかは、現時点で一次情報から確認できません。
Xbox再編268人はUndead Labsとは別カウント
同じ9月22日、XBOX Wireは「Continuing Our Reset」と題した声明でXbox陣営全体の再編内容を公表しました。ここで示された268ポジションの削減は、Halo Studios、その他のファーストパーティスタジオ、そしてXbox Game Studios(XGS)の管理・中央機能部門が対象で、Undead Labsは対象として名指しされていません。Undead Labs自身の人員削減はLinkedIn投稿で別途認められたもので、268人のカウントには含まれていないというのが、一次情報から確認できる範囲です。
同じ声明はXbox傘下スタジオの再編状況も整理しています。
次期『Halo』のActivisionへの開発移管や、Ninja Theoryが閉鎖協議に入った経緯など、Xbox陣営全体の再編内容は次期『Halo』開発をActivisionへ移管|Ninja Theory「閉鎖」協議入り、Xbox268職削減【2026年9月】で詳しく整理しています。
経緯の変化「similar terms」という表現は今回が初めて
Undead Labsの立ち位置は、2026年7月6日の「Resetting Xbox」声明と9月22日の声明とで実は同じではありません。7月時点でMicrosoftは、Compulsion GamesとDouble Fineについては「IP・カタログ・次回作のための運転資金とともに独立企業へ戻る」と明記していました。一方でUndead LabsとNinja Theoryについては、これとは異なる表現で「新しい所有体制へ移る契約に入った(entered terms to join new ownership with funding to complete and grow Senua and State of Decay 3)」と説明されており、この段階ではCompulsion・Double Fineと同じ枠組みでは語られていませんでした。
「similar terms(同様の条件)」という言葉が使われたのは、9月22日の声明が初めてです。つまりUndead Labsは、7月時点では「独立」ではなく「新しい所有者のもとでの継続」という別の道を歩んでいたところから、2カ月をかけてCompulsion・Double Fineと同じ独立の形にたどり着いたことになります。同じ7月の枠組みに入っていたNinja Theoryが閉鎖提案という結果に至ったことを踏まえると、この2カ月の違いは小さくありません。
開発状況アルファから年末クローズドβへ、2020年発表からの変化
『State of Decay 3』は2020年7月24日、Xbox Games Showcaseで初めて公開されました。当時の発表トレーラーはコンセプト映像で、開発はまだ本格的に始まっていませんでした。Undead LabsのPhilip Holt氏は2026年4月のインタビューで、当時を振り返り「あの時点でゲームはまだWordの文書の中にあった、本当にソフトウェアの一番最初の段階だった」と語っています。関わっていたのは4〜5人程度だったとも説明されており、2020年の発表映像と現在の開発実態には大きな距離がありました。
その後、開発は2026年4月からアルファテストへ進み、同年6月7日のXbox Games Showcaseで初めてゲームプレイ映像が公開されました。Undead Labsは2026年末までにクローズドβテストを開始する計画を明らかにしており、参加希望者は公式サイトのプレイテスト登録ページから申し込めます。アルファ段階からの登録者はそのまま次のテスト機会の対象として残ります。発売時期は2027年のまま据え置かれています。
ゲーム内容最大4人のマルチプレイと4倍のマップ
- マルチプレイ:最大4人によるオンラインマルチプレイ(シェアードワールド)に対応。単独プレイ用のマップとは別に、複数人が同じ世界を共有しながら遊べる仕様です。
- マップ規模:プレイヤー1人あたりの探索可能範囲は、『State of Decay 2』1マップの約4倍とされています。
- 拠点:これまでの1拠点運用から変わり、最大3つの拠点を同時に持ち、それぞれを成長・拡張させていく仕組みになります。
PC版スペックSteamの必要環境はOS表記のみ
Steam公式ストアページの必要システム要件は、最小・推奨のいずれも「OS: Windows 10」とだけ記載されており、CPU・GPU・メモリ・ストレージ容量は2026年9月23日時点で一切公開されていません。発売時期そのものも「発表予定」のままです。現行GPUで動くかどうかを判断できる材料は、今回の発表には含まれていません。
影響今、読者は何をすればいいか
- 2027年発売という目標時期は今回の独立・再編後も変わっていない
- Game Pass初日対応は新パブリッシャーのもとでも維持されると公式に明言された
- 開発はアルファ段階まで進んでおり、2026年末にクローズドβが始まる計画も生きている
- マルチプレイ最大4人・マップ4倍・拠点最大3つというゲーム内容の骨格は6月時点の発表から変わっていない
- Undead Labs自身のレイオフ人数、Xboxの268人カウントとは無関係であること以外は非公開
- 新パブリッシャーの社名
- PC版のCPU・GPU・メモリ要件(Steamは現時点でOS表記のみ)
- 正式な発売日・価格
現時点でPCゲーマー側からできることは限られています。Game Passに加入済みなら発売日対応は維持されているため追加の対応は不要で、早めに手応えを確かめたい場合は公式のプレイテスト登録ページからクローズドβへの参加希望を出しておく選択肢があります。逆に、必要スペックがまだ影も形もない段階でGPUやメモリを買い替える判断材料は今回のニュースにはありません。次に判断材料が増えるのは、2026年末に予定されているクローズドβで実際の要求スペックや動作の手応えが見えてくるタイミングです。海外メディアの報道でも、独立という前向きな発表とレイオフが同時に伝えられている点が繰り返し指摘されており、額面通りの「独立成功物語」だけでは片付かないニュースになっています。
FAQよくある質問
Undead Labsのレイオフは何人ですか?
2026年9月23日時点で人数は公表されていません。公式LinkedIn投稿で「相当数の同僚」への言及があるのみで、Xbox全体の268ポジション削減とは別カウントです。
『State of Decay 3』の発売日は変わりましたか?
変わっていません。今回の独立・再編後も2027年発売という目標は維持されています。正式な発売日はまだ発表されていません。
Game Passでは遊べなくなりますか?
遊べます。独立後の新しいパブリッシャーのもとでも、Game Pass初日対応は継続すると公式に明記されています。
今すぐPCのスペックを確認しておくべきですか?
その必要はありません。Steam公式ストアページの必要システム要件は最小・推奨ともOS表記のみで、CPU・GPU・メモリは未公開です。判断材料は2026年末のクローズドβ以降に増える見込みです。
まとめまとめ|独立とレイオフは別の出来事として見る
Undead Labsの独立と人員削減は同じ日に発表されましたが、一次情報を確認する限り、Xbox全体で公表された268ポジションの削減とUndead Labs自身のレイオフは別のカウントです。Undead Labsの削減人数は非公開のままで、「相当数」という表現以上の情報は今のところ出ていません。一方で2027年発売という目標、Game Pass初日対応、開発がアルファ段階からクローズドβへ進む計画は変わらず維持されています。PC版の必要スペックはまだ何も出ていないため、買い替えを検討する材料としては早すぎます。次に状況が動くのは2026年末のクローズドβで、実際の要求スペックや手応えが見えてくるタイミングになります。

