5インチ液晶搭載の超大型空冷CPUクーラー「RZ820-DISPLAY-BK」が発売|実売2万6,030円、重量1.93kgの設置条件を確認

(更新: 2026.8.14)
5インチ液晶搭載の超大型空冷CPUクーラー「RZ820-DISPLAY-BK」が発売|実売2万6,030円、重量1.93kgの設置条件を確認

本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。

RZ820-DISPLAY-BK / 2026年8月10日 発売済み
サイズの新型ハイエンド空冷CPUクーラー「RZ820-DISPLAY-BK」が発売
5インチ液晶を搭載、実売は2万6,030円から
PCパーツメーカーのサイズ(ブランド名|CPS)は、大型ツインタワー型ヒートシンクの上部に5インチ液晶ディスプレイを組み込んだ空冷CPUクーラー「RZ820-DISPLAY-BK」を、2026年8月10日に発売しました。市場想定売価は税込26,980円で、8月14日時点の実売最安は2万6,030円です。CPU温度や負荷率といったシステム情報のほか、PNG・GIF・MP4形式のオリジナル画像や動画を表示できる点が最大の特徴で、8本のヒートパイプと大きさの異なる2基のファンを組み合わせた冷却性能もあわせ持っています。
実売2万6,030円から(8月14日時点)5インチ液晶/1,280×720・60Hz8本ヒートパイプ+デュアルファン

出典:サイズ公式「RZ820-DISPLAY-BK」製品ページにもとづきます。

大型の空冷CPUクーラーは、簡易水冷と違ってポンプの故障や液漏れを気にせずに使える一方、見た目のカスタマイズ性では見劣りする面がありました。ケースファンの光り方を工夫することはできても、CPUクーラー自体に自分だけの画像や動画を表示させる、という選択肢はほぼ存在しなかったのが実情です。

サイズ(ブランド名|CPS)が2026年8月10日に発売した「RZ820-DISPLAY-BK」は、大型ツインタワー型ヒートシンクの上部に5インチ液晶ディスプレイを搭載し、この状況に一石を投じる空冷CPUクーラーです。8mm径4本・6mm径4本、計8本のヒートパイプと、大きさの異なる2基のカスタムファンによる冷却性能を確保しながら、CPU温度などのシステム情報や、PNG・GIF・MP4形式のコンテンツを液晶画面に表示できます。市場想定売価は税込26,980円です。

気になるのは、液晶画面で具体的に何が表示できるのか、フロントファンの回転数に関する公式仕様の数値に不自然な点がないか、そして高さ169mm・重量1,930gという超大型ボディがどんなPCケースにも収まるのか、という点ではないでしょうか。

目次

要点まず何が起きたか

液晶5インチ・1,280×720ドットの液晶画面を搭載

本製品で特に目を引くのが、CPUクーラー上部に組み込まれた5インチのアンチグレア液晶ディスプレイです。画面解像度は1,280×720ドット、リフレッシュレートは60Hzで、24bitトゥルーカラー表示に対応します。CPU温度や負荷率といったシステム情報をリアルタイムで確認できるほか、専用のCPSコントロールソフトウェアを使って表示内容を変更できます。対応するコンテンツにはPNGやGIF、MP4などが含まれており、静止画だけでなくGIFアニメーションや動画、オリジナルの壁紙も表示可能です。

RZ820-DISPLAY-BK 本体
大型ツインタワー型ヒートシンクの上部に5インチ液晶を搭載(サイズ公式サイトより)
RZ820-DISPLAY-BK 液晶ディスプレイ表示例
液晶画面にはCPU・GPU温度などのシステム情報を重ねて表示できる(サイズ公式サイトより)

※画像・液晶機能の仕様はサイズ公式「RZ820-DISPLAY-BK」製品ページ(2026年7月時点)にもとづきます。

簡易水冷CPUクーラーではポンプヘッドに液晶を搭載する製品が増えていますが、RZ820-DISPLAY-BKは空冷CPUクーラーで同様のカスタマイズ性を実現している点が大きな特徴です。ポンプの故障や液漏れといった簡易水冷特有のリスクを避けながら、液晶画面を使ったドレスアップも楽しみたい人に向いています。

冷却8本のヒートパイプを備えた大型ツインタワー構造

冷却部分には、8mm径4本と6mm径4本を組み合わせた、合計8本の「リバースド グラビティ・ヒートパイプ」が採用されています。CPUと接触するベース部分はニッケルメッキ加工を施した銅製で、CPUから吸収した熱を2基の大型フィンスタックへ移動させる構造です。CPSは本製品を高消費電力のハイエンドCPU向けモデルと位置付けており、Core Ultra 9やRyzen 9クラスで空冷構成を組みたい人が主なターゲットになりそうです。

ファン大きさの異なる2基のカスタムファンを搭載

冷却ファンは、140×140×25mmのフロントファンと、150×120×30mmのミドルファンを組み合わせたデュアルファン構成です。いずれもFDBベアリングとPWM制御に対応しており、CPU温度に応じて回転数を自動調整できます。まずは両ファンの仕様を表で確認します。

項目フロントファンミドルファン
サイズ140×140×25mm150×120×30mm
最大風量71.9CFM78.7CFM
最大静圧2.12mmH2O5.2mmH2O
騒音値15〜27.1dB(A)15〜35.8dB(A)
回転数(公式表記)400〜15,000±10%rpm500〜2,200±10%rpm
軸受・制御FDBベアリング/PWM対応FDBベアリング/PWM対応

※ファンの仕様はサイズ公式「RZ820-DISPLAY-BK」製品ページにもとづきます(2026年8月14日に再確認)。

干渉メモリとの干渉を避けられるスライド式ファンフレーム

フロントファンには、高さを調整できるスライダー式のファンフレームが採用されています。背の高いヒートシンクを備えたメモリを使用する場合、フロントファンを上方向へスライドさせることで干渉を回避できます。

サイズ重量は約1.93kg、対応ケースには注意が必要

RZ820-DISPLAY-BKの主要スペックを一覧で確認します。

項目仕様
発売日2026年8月10日
市場想定売価(税込)26,980円
液晶ディスプレイ5インチ/1,280×720/60Hz/24bitトゥルーカラー/アンチグレア
ヒートパイプ8mm径×4本+6mm径×4本(計8本、リバースド グラビティ・ヒートパイプ)
ベース素材ニッケルメッキ銅
フロントファン140×140×25mm(FDBベアリング・PWM対応)
ミドルファン150×120×30mm(FDBベアリング・PWM対応)
本体サイズ幅150×高さ169×奥行き161mm
重量1,930g(付属ファン込み)
対応ソケットIntel LGA1851/1700/1200/115x/20xx、AMD Socket AM5/AM4
付属品リテンションキット、EX90グリス、ファン用2分岐ケーブル、L字ドライバー、図解マニュアル
保証期間購入日より3年間

※サイズ公式「RZ820-DISPLAY-BK」製品ページ(2026年7月時点)にもとづきます。

本体サイズは幅150mm、奥行き161mm、高さ169mmで、付属ファンを含む重量は1,930gです。一般的な大型空冷CPUクーラーと比較してもかなり大きく、重量も約2kgあります。ミドルタワーケースであっても搭載できるとは限らず、ケースの幅やマザーボード周辺のスペース、グラフィックボードとの位置関係を確認しておく必要があります。重量級クーラーを搭載したPCを移動する際は、マザーボードやCPUソケット周辺へ大きな負荷がかからないよう注意してください。対応ソケットはIntel LGA1851、1700、1200、115x、20xxと、AMD Socket AM5、AM4です。付属品はリテンションキットのほか、EX90グリス、ファン用2分岐ケーブル、L字ドライバー、図解マニュアルで、保証期間は購入日より3年間です。

価格発売後の実売は2万6,030円まで下がった

市場想定売価は税込26,980円でしたが、発売から4日が経った2026年8月14日時点では実売最安が2万6,030円まで下がっています。10店舗が取り扱っており、在庫を持つショップも複数あるため、発売直後にありがちな品薄で値が跳ねる状況にはなっていません。2024年に発売された液晶非搭載の「RZ820-BK」と並べると次のようになります。

製品発売時期価格目安(税込)
RZ820-DISPLAY-BK2026年8月10日26,030円(8月14日時点の実売最安)
RZ820-BK(液晶非搭載)2024年8月19,980円前後(発売時の店頭価格)

単純比較では、5インチ液晶や関連機能の追加によって6,000円ほど高くなっています。空冷CPUクーラーとしては高価格な部類ですが、液晶画面を搭載した簡易水冷CPUクーラーと比較すれば、必ずしも突出して高いとはいえません。ポンプの故障や液漏れを避けながら、液晶画面を使ったドレスアップも楽しみたい人にとっては、有力な選択肢になりそうです。一方、価格だけを重視するなら、液晶非搭載の大型空冷クーラーや、1万円前後のデュアルタワーモデルを選んだほうがコストパフォーマンスは高くなります。

判断向いている人・様子見でよい人

検討する価値がある人
  • 液晶画面を使ったドレスアップを空冷構成で楽しみたい人
  • 簡易水冷のポンプ故障・液漏れリスクを避けたい人
  • Core Ultra 9・Ryzen 9クラスのハイエンドCPUを空冷で冷やしたい人
  • PCケースのクーラー高・重量・メモリ高を事前に確認できる人
!
様子見・他の選択肢も検討したい人
  • 高さ169mm・重量1,930gという設置スペースの余裕がない人
  • 価格を抑えたく、液晶ディスプレイの機能を重視しない
  • フロントファンの回転数表記の疑問が解消してから判断したい人(発売後も公式は未訂正)

おすすめ購入前に確認したい周辺パーツ

RZ820-DISPLAY-BKは高さ169mm・重量1,930gの大型設計のため、組み合わせるPCケースとメモリの選び方が重要になります。ここではクーラー高に余裕のあるPCケースフロントファンを持ち上げなくて済むロープロファイルメモリを紹介します。

NZXT H7 Flow(2024)ブラック PCケース
対応クーラー高185mmでRZ820-DISPLAY-BKに余裕NZXT H7 Flow(2024)ブラック対応CPUクーラー高は185mmで、RZ820-DISPLAY-BKの高さ169mmに対して余裕があります。GPU長も410mmまで対応し、購入前に不安になりやすいクーラー高の確認が済んでいるミドルタワーです。※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください。価格目安:約15,100円~Amazonで価格を見る
KLEVV FIT V DDR5 32GB ロープロファイル ゲーミングメモリ
高さ33.2mmのロープロファイルメモリKLEVV FIT V DDR5 32GB(16GB×2・5600MHz・ロープロファイル)高さ33.2mmの低背設計で、フロントファンを持ち上げずに装着できる32GBキットです。スライド式ファンフレームによる全高増加を避けたい人に向いています。※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください。価格目安:約71,800円~Amazonで価格を見る

FAQRZ820-DISPLAY-BKでよくある質問

RZ820-DISPLAY-BKはいつ、いくらで発売されますか
2026年8月10日に発売され、市場想定売価は税込26,980円です。CPUクーラー上部に5インチ液晶ディスプレイを搭載し、CPU温度などのシステム情報や画像・動画を表示できる点が特徴です。
液晶ディスプレイにはどのようなコンテンツを表示できますか
CPU温度や負荷率などのシステム情報をリアルタイムで表示できるほか、専用のCPSコントロールソフトウェアを使ってPNG・GIF・MP4形式のコンテンツを表示できます。静止画だけでなく、GIFアニメーションや動画、オリジナルの壁紙も設定可能です。
フロントファンの回転数「400〜15,000rpm」という表記は正しいのですか
公式の仕様表にはその通り記載されていますが、確定的な誤りとは断定できません。同じ表にある最大風量71.9CFM・最大静圧2.12mmH2O・騒音15〜27.1dB(A)という比較的静かな数値との整合性を考えると、1,500rpmの誤記である可能性も考えられます。購入前に公式サイトの最新情報を確認しておくことをおすすめします。
対応するCPUソケットは何ですか
Intel LGA1851、1700、1200、115x、20xxと、AMD Socket AM5、AM4に対応します。主要な現行・旧世代ソケットの多くをカバーしています。
PCケースを選ぶ際に注意すべき点は何ですか
本体サイズは幅150×高さ169×奥行き161mm、重量は付属ファン込みで1,930gです。対応CPUクーラー高が170mm前後のケースでは、メモリとの干渉を避けるためにフロントファンを持ち上げると、サイドパネルが閉じられなくなる可能性があります。事前にケースの対応クーラー高と、使用予定メモリの高さを確認しておくことをおすすめします。

総括個性的だが設置環境を選ぶ大型空冷クーラー

RZ820-DISPLAY-BKは、5インチ液晶、8本のヒートパイプ、異なるサイズのデュアルファンを組み合わせた、空冷CPUクーラーとしては非常に個性的なモデルです。CPU温度などのシステム情報だけでなく、PNG・GIF・MP4形式のオリジナルコンテンツを表示できる点は、簡易水冷の液晶搭載モデルにも引けを取りません。

2026年8月14日更新

5インチ液晶によるカスタマイズ性と、8本のヒートパイプによる冷却性能を両立した点がRZ820-DISPLAY-BKの強みです。2026年8月10日に発売され、8月14日時点の実売は2万6,030円から。空冷CPUクーラーとしては高価格な部類ですが、液晶搭載の簡易水冷と比較すれば妥当な範囲に収まっています。

一方で、高さ169mm・重量1,930gという超大型設計のため、購入前にはPCケースの対応クーラー高やメモリとの干渉を必ず確認しておく必要があります。フロントファンの回転数表記も発売後の時点で公式は訂正しておらず、400〜15,000±10%rpmという記載のままである点は頭に入れておいてください。

2026 BEST BUY — GPU 部門
MSI GeForce RTX 5070 16G VENTUS 2X OC
WQHD定番

RTX 5070 12GB

約105,850円前後

Amazon
ASRock RX 9070 XT スチールレジェンド 16GB GDDR6
コスパ最強

RX 9070 XT 16GB

約109,800円前後

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

約169,980円前後

Amazon

※価格は2026年8月時点の目安・変動あり

Amazon PICK UP — ゲーマー必携アイテム
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 ワイヤレス ゲーミングマウス 60g 8000Hz
競技定番

G PRO X SL2

約20,500円〜

Amazon
SteelSeries QcK+ 大型ゲーミングマウスパッド
コスパ布パッド

SteelSeries QcK+

約2,400円〜

Amazon
Logicool G502 X 有線 ゲーミングマウス 13ボタン HERO 25K センサー
多ボタン

Logicool G502 X

約9,900円〜

Amazon
HyperX QuadCast S スタンドアロンマイク RGBライティング USBコンデンサー
配信マイク定番

HyperX QuadCast S

約13,980円〜

Amazon
Scythe MUGEN6 BLACK EDITION 空冷CPUクーラー
空冷コスパ

Scythe MUGEN6 BLACK

約5,300円〜

Amazon

※価格は2026年7月時点の目安・変動あり

Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。