OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2026注目作|ハコニワデンキなど体験版6本と10月8日までのセール【10月4日速報】
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ハコニワデンキなど体験版で今遊べる6本と、10月8日までのSteamセール
出典:OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2026公式サイト、OIGS2026 出展コンテンツ一覧、Phoenixx OIGS2026開催直前情報プレスリリース、room6『Detective NEKKO』OIGS2026出展プレスリリース、矢野経済研究所 近畿発ゲームIP創出の調査開始のお知らせ、Steamストア『ハコニワデンキ』、TIGS AWARD 2026『わびさび寿司ダービー』作品ページ、大阪電気通信大学 OIGS2026出展のお知らせ、『The Book of Prosperity』公式サイト、Steam OIGS2026特設ページ、ドリコム DRECOM CREATORS STUDIOパブリッシング3作品発表プレスリリース、『散るプラネット』公式サイト(いずれも2026年10月4日確認)
大阪・梅田のグラングリーン大阪で2026年10月3日・4日に開催の「OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2026(OIGS2026)」は、公式の出展一覧に154件のインディーゲームが並ぶ展示イベントです。ただ、試遊できるのは会場に足を運べた人だけで、気になる作品を見つけても、手元のPCで遊べるかどうかは作品ごとにばらばらです。
出展作のうち『ハコニワデンキ』『繁栄の書』『わびさび寿司ダービー』など少なくとも6本は、Steamの体験版で今すぐ遊べます。発売済みの『わびさび寿司ダービー』『ゲームショップ斜陽』『シュレディンガーズ・コール』はOIGS2026のSteam特設ページに並んで20〜25%引きになっており、ストアの表示では10月8日に値引きが終わります。
分かれ目は、体験版の動作要件と、未発売作の追いかけ方です。体験版6本のうち5本は最低要件がGeForce GTX 750 Ti相当以下か、GPUの指定がない軽い作品ですが、『UNDEFEATED: Genesis』の体験版だけはVRAM 8GB以上・メモリ32GBを推奨しています。『Detective NEKKO』『常夜渡りの忍』のようにウィッシュリスト登録しかできない作品や、Steamページがまだない作品もあります。
目次
要点OIGS2026の会期と出展の中身
会期は2026年10月3日(土)・4日(日)の10時〜17時(最終入場は16時30分)。会場はグラングリーン大阪 南館4階のコングレスクエア グラングリーン大阪で、入場チケットは1,500円(税込)です。
主催はOSAKA INDIE GAMES SUMMIT 運営事務局で、株式会社Phoenixx、FM COCOLO、FM802、キョードー関西がオーガナイザーに名を連ねています。掲げるテーマは「関西から世界へ」です。
公式の出展コンテンツ一覧に載っている作品は、10月4日時点で154件あります。ジャンル別ではノベル・アドベンチャーが24件で最も多く、3Dアクション18件、シミュレーション17件、パズルと2Dプラットフォーマーが各15件と続きます。ノベル・アドベンチャー、シミュレーション、パズルの3ジャンルを合わせると56件で、全体の3分の1を超えます。
一般向けの試遊だけのイベントではありません。ビジネスチケット(6,000円)の購入者はOIGSビジネスマッチングシステムで商談でき、開発者と企業をつなぐ場も兼ねています。
一覧会場に行けなくても遊べる6本とセールの期限
価格・評価は10月4日時点のSteamストアの表示で、値引きはストアの表示で10月8日に終わります。
| 作品 | 今できること | 価格 | Steamの評価 | 最低GPU |
|---|---|---|---|---|
| ハコニワデンキ 亜寝帯 – ANETTAI | 無料体験版(6月4日配信) | 製品版は2026年発売予定・価格未発表 | 体験版20件すべて好評 | GeForce GTX 750 Ti |
| 繁栄の書(The Book of Prosperity) SingKeys(香港) | 無料体験版(6月1日配信) | 製品版は2027年予定 | 体験版4件すべて好評 | Intel HD 4000/GeForce GT 600シリーズ |
| わびさび寿司ダービー ITAMAE STUDIO/講談社 | 発売中・体験版あり | 710円→568円(20%引き) | 165件中154件好評 | 指定なし(Core i5) |
| ゲームショップ斜陽 Lobstudio | 発売中・体験版あり | 1,380円→1,035円(25%引き) | 60件中55件好評 | 指定なし(メモリ2GB) |
| シュレディンガーズ・コール Acrobatic Chirimenjako/集英社ゲームズ | 発売中・第1章体験版あり | 2,480円→1,984円(20%引き) | 1,349件中1,271件好評 | 体験版はGTX 750 Ti、製品版はRadeon RX 460 |
| UNDEFEATED: Genesis Indie-us Games(大阪) | 無料体験版(9月20日配信) | 製品版は2027年予定 | 体験版43件中37件好評 | 非公開(推奨はVRAM 8GB以上) |
迷ったら、体験版の評価が高く、通常価格でも710円の『わびさび寿司ダービー』から試すのが手堅い選び方です。体験版は61件中59件が好評で、遊んでから製品版を買っても10月8日の値引き終了には間に合います。
同じく値引き中の2本は毛色が違います。『ゲームショップ斜陽』は1985年から2010年までの25年間、ゲームショップの店長として店を切り盛りする経営シミュレーションで、体験版では1985年からの最初の2年を遊べます。『シュレディンガーズ・コール』は、電話を通じて生と死のはざまをさまよう魂たちの心残りに寄り添うノベルアドベンチャーです。
注意したいのは『UNDEFEATED: Genesis』です。体験版の推奨環境は8コア16スレッド以上のCPU、メモリ32GB、VRAM 8GB以上のGPU、SSD必須で、グラフィック「中」・1080pで60fpsという条件です。最低要件は公開されていないため、手持ちのPCで動くかは体験版で確かめるしかありません。詳しくは『UNDEFEATED: Genesis』体験版の動作環境の解説にまとめています。
パズルハコニワデンキは計算も時間制限もないパズル探索
『ハコニワデンキ Hakoniwa Electric』は、亜寝帯 – ANETTAIが開発するリラックス系のパズル探索ゲームです。主人公のアカリは、南国でバカンス中のおじいちゃんから電気屋を任され、相棒ロボのランプと一緒に、街の人から毎月届く小さな困りごとに応えていきます。
遊び方は2段階です。まずステージごとのブレーカーパズルを解いて明かりを灯し、周りが明るくなったら、レコードプレーヤーやコーヒーメーカーなど壊れた物を探して、その中に隠れたパズルを解きます。ステージをクリアするたびに、アカリの日常をつづった「月報」が更新され、1年間の移り変わりを追う構成です。

パズルが得意でなくても入りやすい作品です。難しい計算や時間制限、厳しいペナルティは一切ありません。
体験版は2026年6月4日から無料で配信されていて、10月4日時点のSteamレビューは20件すべてが好評です。製品版の発売時期はストアの表記で「2026年」、価格は未発表です。最低動作環境はCore i3-8100/Ryzen 3 1200、メモリ8GB、GeForce GTX 750 Ti、空き容量5GBで、数年前のエントリー向けPCでも条件を満たせます。対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語です。
ミステリー京都room6のDetective NEKKOは捜査パートを足した試遊版
京都市に本社を置くroom6は、2027年発売予定の『Detective NEKKO – ディテクティブネッコ -』の最新試遊版をOIGS2026で初めて公開しました。開発はアラ(ARA)で、room6は『アンリアルライフ』(第24回文化庁メディア芸術祭 新人賞)などを送り出してきたパブリッシャーです。
本作は「誰も死なないミステリーアドベンチャー」です。新米探偵のネッコは、事件当日の過去を容疑者の一人称視点で追体験し、口が語る嘘と、目が見ていた事実との矛盾を探します。容疑者全員の行動を上から見た図で比べる「俯瞰」、相手からの信頼度を見る「信頼」の能力もあり、信頼の変動で物語の結末が変わります。

OIGS2026版で新しく加わったのは、容疑者との出会いや証拠品集めを含む、事件現場での捜査パートです。会場ではイベント限定のノベルティ配布と、開発者の参加も予告されていました。
Steamに体験版はまだなく、会場に行けなかった人ができるのはウィッシュリスト登録です。Steamの最低動作環境に載っているのはWindows 10(64bit)だけで、CPU・GPUの要件はまだ公開されていません。対応言語は日本語(フル音声)・英語・中国語(簡体字・繁体字)です。
アクション常夜渡りの忍はクナイを足場にして時間を止める2Dアクション
キャス氏が開発する『常夜渡りの忍』は、戦国の世を舞台にした2D探索アクションです。主人公の迅は、投げたクナイで足場を作り出し、「常夜渡り」と呼ばれる時間を止める力を組み合わせて進みます。

想定プレイ時間は2〜4時間で、短時間で遊び切れるボリュームです。発売日の表記は「近日登場」で価格は未定、体験版もまだありません。
最低動作環境はメモリ8GB、Intel UHD Graphics 600で、CPU内蔵グラフィックスのノートPCでも条件に入ります。一方でOSの要件はWindows 11のため、Windows 10のPCで遊ぶつもりなら発売前の更新を確かめておくと安心です。対応言語は日本語・英語を含む16言語です。
発売中わびさび寿司ダービーは発売済みで10月8日まで568円
GYAAR Studioのブースで展示されている『わびさび寿司ダービー』は、2026年7月に発売された寿司育成レースシミュレーションです。開発はITAMAE STUDIO、販売は講談社で、TOKYO INDIE GAMES SUMMIT AWARD 2026の「とにかくカワイイ部門」を受賞しています。
プレイヤーは寿司職人の見習いになり、握った寿司をトレーニングで鍛えて、寿司屋のカウンターを舞台にしたレースに出走させます。レース中にできるのは寿司を「応援」してブーストさせることだけで、客の箸をかわし損ねると寿司は食べられて即敗退です。寿司ネタは38種類あり、エンガワは潜って箸を避け、ウニはトゲでライバルを弾き飛ばすなど、ネタごとに固有のスキルを持っています。

Steamの評価は、10月4日時点で165件中154件が好評の「非常に好評」です。通常価格710円が20%引きの568円になっていて、値引きはストアの表示で10月8日まで続きます。最低動作環境はWindows 10とCore i5の記載だけで、GPUの指定はありません。プラットフォームはSteamとNintendo Switchです。
アクションRPG香港から初出展の繁栄の書は2027年発売予定
『繁栄の書(The Book of Prosperity)』は、香港を拠点に1人で開発を続けるSingKeysの2DアクションRPGです。舞台は香港にインスパイアされた魔法の世界で、Steamでの発売は2027年の予定、公式サイトでは「2027年初頭」としています。
開発者はBlueskyで、オフラインでの出展はOIGS2026が初めてで、香港から自分のゲームを持って行くと告知していました。別の投稿では、開発にかけてきた期間を7年としています。

体験版は2026年6月1日から無料で配信されていて、Steamレビューは4件すべてが好評です。最低動作環境はWindows 10(64bit)、メモリ4GB、Intel HD 4000またはGeForce GT 600シリーズで、6本の中でも特に軽い部類に入ります。
追いかけ方Steamでまだ遊べない出展作の追いかけ方
未発売で体験版のない出展作は、Steamページがあればウィッシュリスト、なければ開発者のSNSやダウンロードサイトで追うことになります。
| 作品 | 開発 | 発売予定 | 今できること |
|---|---|---|---|
| Detective NEKKO | アラ/room6(京都) | 2027年 | Steamでウィッシュリスト登録 |
| 常夜渡りの忍 | キャス | 近日登場(時期未定) | Steamでウィッシュリスト登録 |
| クワイエット急行909号室 | STUDIO 909 | 2027年 | Steamでウィッシュリスト登録 |
| 散るプラネット | aozorite(販売:DRECOM CREATORS STUDIO) | 2027年 | Steamでウィッシュリスト登録 |
| Ninja or Die 2 Die | Nao Games | 未発表 | Steamでウィッシュリスト登録 |
| PadPod | TEAM SETOWARI PROJECT(大阪電気通信大学) | 開発中 | itch.ioの作品ページで動向を確認 |
| カスタムメカ娘ファイターズ | MetalStrike! | 未発表 | 公式X(@CustomMechako)をフォロー |
| ミナと言霊の物語 | Latent Entertainment | 未発表 | 開発者のX(@LatentEntertain)をフォロー |
| 時速1000kmの牛 | samirin33 | 配布中 | BOOTHで無料ダウンロード |
『PadPod』は、大阪電気通信大学の四條畷キャンパスで開発している学生チームの作品で、ジャイロセンサーとカメラの物体検出を使ったスペースシューティングです。ボタン操作は基本的に不要で、コントローラーを回すと武器が切り替わり、裏返すと強力なビームを撃てます。東京ゲームショウ2026にも出展されていました。
『カスタムメカ娘ファイターズ』は、公式Xで「ぼくのかんがえたさいきょうの美少女プラモを叩きつけるゲーム」を目指すとうたう対戦ロボットアクションです。OIGS2026がイベントへの初出展だと、開発チーム自身が告知していました。
『散るプラネット』は、隕石で地球が滅ぶと決まった世界で、鹿児島の女子高生・大原陽奈子がバイクで北海道を目指すビルド構築アドベンチャーです。移動するたびに道中の出来事を表したカードをさばき、旅先で集めたアイテムでビルドを組みます。体験版はまだ無く、Steamの最低動作環境はGeForce GTX 960またはRadeon RX 460、メモリ8GBです。
イベントへの出展を重ねて、パブリッシャーと組んだ作品でもあります。2025年10月にSteamページを公開し、東京ゲームダンジョンやTOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026に出展し、2026年5月にはウィッシュリストが3,000件を超えました。2026年9月2日には、ドリコムのインディースタジオ「DRECOM CREATORS STUDIO」が初めてパブリッシングする3作品の1本として発表されています。
Steamのウィッシュリストは、発売や体験版の配信を通知してくれるだけでなく、小規模な作品がストアで目に留まるきっかけにもなります。仕組みはSteamの「埋もれインディー救済」の解説で詳しく扱っています。
背景関西発のゲームづくりを支える国の調査も会場で始動
10月3日には、近畿経済産業局が主催する「令和8年度 近畿発ゲーム開発エコシステム形成に向けた調査・実証事業」の第1回検討委員会が会場内で開かれ、冒頭の約1時間が公開セッションになりました。近畿から新しいゲームIPが継続的に生まれる環境づくりが目的で、事務局は矢野経済研究所が務めています。
登壇予定の検討委員は、room6の木村征史氏、ヘキサドライブの松下正和氏、アクティブゲーミングメディア(PLAYISM)の水谷俊次氏、Skeleton Crew Studioの村上雅彦氏、大阪電気通信大学の森善龍氏、ディレクターズ・ユニブの横田洸哉氏の6人です。パブリッシャー、開発会社、教育機関がそろって同じ場に並ぶ顔ぶれでした。
出展側にも関西の開発者が目立ちます。京都のroom6、大阪電気通信大学の学生チーム、大阪を拠点にするIndie-us Gamesの『UNDEFEATED: Genesis』(OPEN GAME FESTのブースで出展)がその例です。その一方で、香港から初のオフライン出展に来たSingKeysのように、関西の外から集まる開発者もいます。
国内のインディーゲーム市場の広がりや、国の支援制度の全体像は国内インディーゲーム市場の拡大の解説で、小規模チームのヒットがどう生まれたかは『めっちゃカメレオン』の2000万本の分析で扱っています。
FAQOIGS2026のよくある質問
まとめまとめ|まず体験版、未発売作はウィッシュリストで追う
注目作14本のうち、体験版・製品版・無料配布で今すぐ遊べるのは7本です。『ハコニワデンキ』『繁栄の書』は無料の体験版、『わびさび寿司ダービー』など発売済みの3本は10月8日まで値引き中で、『UNDEFEATED: Genesis』を除けば古めのPCでも動く要件です。
『Detective NEKKO』『常夜渡りの忍』はウィッシュリスト登録で発売と体験版の配信を待ち、Steamページのない作品は開発者のSNSを追うのが現実的です。ほかの新作インディーの発売日と体験版は2026年10月の新作インディーゲーム6本で比べられます。
体験版で今すぐ遊べるのは『ハコニワデンキ』『繁栄の書』『わびさび寿司ダービー』『ゲームショップ斜陽』『シュレディンガーズ・コール』『UNDEFEATED: Genesis』の6本。発売済み3本の値引きは10月8日までで、重いのは『UNDEFEATED: Genesis』だけです。



