PC Game Passの起動でGaming Servicesのページが開く原因|0x87e00196・0x80073D26の修復方法【Windows 11】
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インストール済みなのにStoreへ戻されるときの確認順
出典:KB5004327(Microsoft サポート)、Windowsアプリの展開エラー一覧(Microsoft Learn)、System Error Codes 4000-5999(Microsoft Learn)、PC 用ゲーム サービス修復ツール(Xbox サポート)、エラー 0x87e00196(Xbox サポート)、XBOX アプリに関するゲームの問題を修正する(Xbox サポート)、Windows でアプリとプログラムを修復する(Microsoft サポート)、Reset or Repair MSIX apps(Microsoft Learn)、Microsoft Store が開かない(Microsoft サポート)、Get-AppxPackage(Microsoft Learn)。情報は2026年10月13日時点のものです。
PC Game PassのゲームをXboxアプリから起動すると、ゲームが始まらずにMicrosoft Storeの「Gaming Services(ゲーム サービス)」のページが開くことがあります。Storeではインストール済みになっているのに、起動するたびに同じページへ戻されるケースです。
この移動とともに0x87e00196が出るのは、Gaming Servicesのパッケージに問題があるときです。0x80073D26・0x8007139Fを挙げたMicrosoftの案内(KB5004327)は、2021年のWindows 10向けです。Windows 11では、まずXbox公式の「ゲーム サービス修復ツール」を実行し、直らなければGaming Servicesのパッケージだけを入れ直します。レジストリまで消す2021年の手順は最後の手段です。
判断の分かれ目は、Storeへ戻されるのが全部のGame Passゲームか、1本だけかです。全部ならGaming ServicesとXboxアプリの共通部分を、1本だけならそのゲームの「確認と修復」を先に試します。ライセンスのエラーコードが出るときは、契約とアカウントの確認に切り替えます。
目次
原因Storeのページが開くのはGaming Servicesを使えないとき
Gaming Servicesは、XboxアプリやMicrosoft Storeで入れたゲームのインストールと起動に使われるWindowsの部品です。ゲームやXboxアプリの起動・インストール・更新の問題は、Gaming Servicesを修復すると直ることが多くあります。
Gaming Servicesが入っていないPCでは、Xboxアプリに「このアプリには追加のコンポーネントが必要です。ゲーム サービスは、一部のゲームをプレイするために必要です。管理者の承認が必要です。」という青い帯が表示されます。ここで「インストール」を選び、管理者の承認をすれば導入が終わります。
問題になるのは、インストールを終えたのに起動のたびにStoreのページへ戻される場合です。Gaming Servicesの更新が途中で止まっている、別のバージョンと食い違っている、といった理由で、起動に必要な状態になっていない可能性があります。
| 症状 | 先に疑う場所 | 最初に試すこと |
|---|---|---|
| 初回だけ「追加のコンポーネントが必要」と出た | Gaming Servicesが未導入 | 「インストール」を選び、管理者の承認をして再起動 |
| インストール済みなのに起動のたびにStoreへ戻る | Gaming Servicesの登録・更新 | 手順1の更新、手順2の修復ツール |
| 0x87e00196が出る | Gaming Servicesのパッケージ | 手順2の修復ツール、直らなければ手順6の再インストール |
| 0x80073D26・0x8007139Fが出る | Gaming Servicesのバージョン・状態 | 手順1の更新、手順2の修復ツール |
| 1本のゲームだけStoreへ戻る | そのゲームのファイル・更新 | 手順5のゲームの「確認と修復」 |
| 0x803F8001など利用権のエラーが出る | Game Passの契約・アカウント | 契約状態とサインインしているアカウントの確認 |
コードStoreへ飛ばされるときに出る3つのエラーの意味
いまのXboxサポートが、この症状そのものに割り当てているのは0x87e00196です。Game Passのゲームをインストール・更新・起動しようとしてGaming ServicesのStoreページへ移動したときにこのコードが出たら、Gaming Servicesのパッケージに問題があります。対処として示されているのは、パッケージの再インストール(手順6)です。
KB5004327は、2021年6月に公開されたWindows 10向けのサポート記事です。Windows 10でGame Passのゲームをインストールまたは起動しようとするとGaming ServicesのStoreページへ移動し、「予期しない事態が発生しました」という画面で0x80073D26か0x8007139Fが出る、という症状が書かれています。
解決策として示されているのは、2021年6月11日公開の更新プログラムKB5004476です。対象はWindows 10のOSビルド19041.1055・19042.1055・19043.1055(バージョン2004・20H2・21H1)で、Windows 11向けの更新ではありません。
3つのコードの定義は、XboxサポートとMicrosoft Learnのエラー一覧で次のように分かれています。
| コード | Microsoftの定義 | 読み取れること |
|---|---|---|
| 0x87e00196 | Game Passのゲームの管理中にGaming ServicesのStoreページへ移動したときのコード。Gaming Servicesのパッケージに問題がある | 今回の症状そのもの。公式の対処はパッケージの再インストールで、レジストリは消さない |
| 0x80073D26 | ERROR_ | Gaming Servicesの新旧バージョンの食い違い。対処は新しいバージョンのパッケージを入れること |
| 0x8007139F | 末尾の0x139FはERROR_INVALID_STATE(5023)。要求された操作を行える状態にない | Windows全般で使われるコードで、Gaming Services専用ではない。コードだけで壊れた場所は特定できない |
0x80073D26に対するMicrosoftの対処は「より新しいバージョンのパッケージを入れる」です。ゲーム サービス修復ツールはGaming Servicesに必要な更新を自動で入れるため、Windows 11で同じコードが出たときも、まず修復ツールを試す理由になります。
Microsoft Update カタログに並ぶKB5004476は、すべてWindows 10とWindows Server向けです。Windows 11で同じコードが出ても、2021年の不具合と同じ原因とは限りません。
切り分け全部のゲームか1本だけかを先に見る
別のGame Passゲームを1本起動し、同じようにStoreのページが開くかを確かめます。結果によって、最初に試す手順が変わります。
手順 1再起動して、WindowsとStoreのアプリを更新する
最初にPCを再起動し、更新の待ちを片付けます。あわせて、サインインしているアカウントも確かめます。
- スタート →「電源」→「再起動」でPCを再起動します。
- 「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」を実行し、更新を入れたらもう一度再起動します。
- Microsoft Storeを開き、「ライブラリ」→「更新プログラムの入手」を選びます。Gaming ServicesやXboxアプリの更新があれば入れます。
- Microsoft StoreとXboxアプリの両方に、Game Passを契約した同じMicrosoftアカウントでサインインしているかを確かめます。
更新後にXboxアプリからゲームを起動し、Storeのページが開かなければ解決です。
手順 2Xbox公式のゲーム サービス修復ツールを実行する
ゲーム サービス修復ツール(Gaming Services Repair Tool)は、Xboxサポートが配布しているGaming Servicesの修復ツールです。Gaming Servicesのインストールや更新がうまくいかない場合や、Xboxアプリの表示内容が欠けている場合に使うよう案内されています。
Xboxアプリが開けるなら、アプリに組み込まれた版を使います。
- Xboxアプリを起動し、プロフィール画像を選びます。
- 「サポート」を開き、「ゲーム サービス修復ツール」を選びます。
- 「トラブルシューティングを開始する」を選びます。
- 終わったらPCを再起動し、ゲームを起動し直します。
Xboxアプリ自体が開かない場合は、ダウンロード版を使います。Xboxサポートの修復ツールのページにある「PC 用ゲーム サービス修復ツールをダウンロードする」のリンク(aka.ms/GamingRepairTool)から、Xboxの配信サーバーにある「GamingRepairTool.exe」を保存して開きます。
開くとコマンドプロンプトが表示され、確認とGaming Servicesに必要な更新のインストールが自動で進みます。終わると直ったかを聞かれるので、「Y」か「N」を入力してEnterキーを押します。「N」を選ぶとフィードバック Hubが開き、状況の詳しい報告を求められます。
ツールは更新されることがあるため、使うたびにリンクから最新版をダウンロードします。以前に保存したファイルは使い回さないようにします。
Windowsのバージョンが22H2以前のPCでは、ローカル管理者としてサインインしていないと修復ツールを実行できないことがあります。実行できないときはWindowsを新しいバージョンに更新します。バージョンは「設定」→「システム」→「バージョン情報」で確認できます。
修復ツールを実行してもエラーが続くときは、Windows側に重大な問題がある可能性があります。その場合の公式の対処はPCの初期化かWindowsのアップグレードで、どちらもファイルのバックアップが前提の大きな作業です。その前に手順3〜6と、サポートへの問い合わせを済ませておきます。
手順 3設定アプリでGaming ServicesとXboxアプリを修復する
Windows 11の設定アプリには、インストールしたアプリの「修復」と「リセット」があります。修復はアプリのデータを残したまま読み込み直し、リセットはアプリのデータを消してから入れ直します。
- スタート →「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開きます。
- 検索欄に「Gaming Services」または「ゲーム サービス」と入力します。
- 見つかったアプリの右の「…」から「詳細オプション」を選びます。この項目が無いアプリもあります。
- 「修復」があれば選びます。修復が無い、または直らないときは「リセット」を選びます。
XboxとMicrosoft Storeも、同じ画面から順に修復します。
| 対象 | 先に試す | 直らなければ |
|---|---|---|
| Gaming Services | 「詳細オプション」があれば修復 | リセット。項目が無ければ手順2の修復ツールに任せる |
| Xbox | 修復 | リセット。サインインとアプリの設定はやり直しになる |
| Microsoft Store | 修復 | リセット。Storeのアプリの設定は初期化される |
修復やリセットの後はPCを再起動し、Microsoft Storeで更新を確かめてからXboxアプリを起動します。Xboxアプリの修復・リセットは、Xboxアプリが重いときの対処でも同じ手順を使います。
手順 4Storeのページが進まないならwsreset.exeを実行する
Storeのページは開くのに更新が始まらない、Storeそのものが開かない、という場合はStoreのキャッシュをリセットします。
- Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「wsreset.exe」と入力して「OK」を選びます。
空白のコマンドプロンプトが開き、約10秒後に閉じてMicrosoft Storeが自動で開きます。リセットされるのはStoreのキャッシュで、Gaming Servicesの登録やゲームのファイルを直す操作ではありません。Storeが開いたら、もう一度「ライブラリ」→「更新プログラムの入手」を実行します。
Storeが開かない・すぐ閉じる場合は、「設定」→「時刻と言語」で日付と時刻、国または地域の設定がずれていないかも確かめます。
手順 51本だけならゲームの「確認と修復」を使う
特定のゲームだけ起動できない場合は、Xboxアプリでそのゲームの更新と修復を行います。
- Xboxアプリの「マイ ライブラリ」で対象のゲームを選びます。
- 「…」(その他のオプション)→「管理」→「ファイル」→「更新プログラムを確認」を選びます。
- 更新しても直らなければ、同じ画面の「確認と修復」を選び、終わったら起動し直します。
EA・Riot・Ubisoftなど、ほかのゲーム用アプリが動いている場合は閉じてから、Xboxアプリを起動し直します。他社製のウイルス対策ソフトが、インストールや起動のエラーの原因になることもあります。切り分けの間だけ一時停止し、確認が終わったらすぐに元に戻します。
それでも直らなければ、ゲームをアンインストールして入れ直します。その前に、セーブデータがクラウドに同期されるゲームかどうかを、ゲームの公式情報で確かめておくと安心です。
確認PowerShellではGaming Servicesの登録状態だけを見る
手順2・3の前後で、Gaming ServicesがWindowsに登録されているかをPowerShellで確かめられます。情報を読み取るだけのコマンドなので、設定は変わりません。
スタートボタンを右クリックして「ターミナル」を開き、次を実行します。
Get-AppxPackage *GamingServices*
Get-AppxPackageは、ユーザーのプロファイルに入っているアプリのパッケージを一覧するコマンドです。登録されていれば、Name・Version・PackageFullName・InstallLocationなどが表示されます。
| 結果 | 読み取れること | 次にすること |
|---|---|---|
| 何も表示されない | いまのユーザーにGaming Servicesが登録されていない | Xboxアプリの案内からインストールするか、手順2の修復ツールを実行 |
| Versionなどが表示される | 登録はある。正しく動くかまでは分からない | 修復ツールの前後でVersionを控え、更新が入ったかを見る |
| ほかのユーザーの登録も見たい | いまのユーザー以外の一覧には管理者の権限が必要 | 管理者としてターミナルを開き、-AllUsersを付けて実行 |
表示されたからといって、Gaming Servicesのすべての機能が動いているとは限りません。登録の有無と、更新が入ったかを確かめるためのコマンドです。
手順 6Gaming Servicesのパッケージだけを入れ直す
修復ツールと設定アプリの修復で直らない場合や、0x87e00196が出続ける場合は、Gaming Servicesのパッケージを削除して入れ直します。0x87e00196の対処としてXboxサポートが載せている方法で、レジストリには触れません。
- スタートボタンを右クリックし、「ターミナル (管理者)」を選びます。
- 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
Get-AppxPackage *gamingservices* -allusers | remove-appxpackage -allusers
このコマンドは、PCのすべてのユーザーからGaming Servicesを削除します。入れ直すまでは、Game Passのゲームを起動できません。ゲームのダウンロードや更新が進んでいる場合は、終わるのを待ってから実行します。
実行後はPCを再起動してXboxアプリを開きます。「このアプリには追加のコンポーネントが必要です」という青い帯が出たら「インストール」を選び、管理者の承認をします。帯が出ないときは、Microsoft Storeで「Gaming Services」を検索して入手します。インストールが終わったら、ゲームを起動し直します。
注意2021年のレジストリ削除は最初に実行しない
KB5004327の回避策は、手順6と同じパッケージの削除に加えて、サービスのレジストリキー「GamingServices」「GamingServicesNet」も消す手順です。管理者として実行し、再起動後にXboxアプリの帯からインストールし直す流れは同じです。
この手順はWindows 10で2021年に起きた不具合への回避策で、修正の更新プログラムもすでに出ています。サービスの登録まで消すため、入れ直しに失敗すると、元の状態に戻すのが難しくなります。
Windows 11では、手順1〜6で直らなかった場合に限って検討します。コマンドと注意点、初期化の前に試せるDISMとSFCでのWindowsの修復は、Gaming Servicesのインストールが繰り返されるときの対処で解説しています。
サービスの管理画面(services.msc)でGaming Servicesが「停止」と表示されていても、それだけで異常とは判断できません。スタートアップの種類を変えたり、レジストリエディターで似た名前のキーを消したりすると、切り分けがかえって難しくなります。
その他ここまでで直らないときの確認先
問い合わせサポートに連絡するとき伝えること
修復ツールまで試しても直らない場合は、次をメモしてからXboxサポートの問い合わせを使います。
- 表示されたエラーコードと、Storeのページが開くタイミング(起動時かインストール時か)
- すべてのゲームで起きるか、1本だけか
- Windowsのバージョン(「設定」→「システム」→「バージョン情報」)
- Get-AppxPackageで表示されたGaming ServicesのVersion
- ゲーム サービス修復ツールの結果(「Y」「N」のどちらを選んだか、エラーが出たか)
FAQGaming Servicesのページが開くときのよくある質問
総括まとめ|Storeへ戻されたら削除より先に修復ツール
PC Game Passのゲームを起動するたびにGaming ServicesのStoreページが開くのは、Gaming Servicesの更新や登録が起動に必要な状態になっていないときです。0x87e00196が出ていればパッケージの問題で、0x80073D26・0x8007139Fを挙げた2021年の案内はWindows 10向けです。KB5004476もWindows 11の対処にはなりません。
Windows 11では、再起動とWindows・Storeの更新を済ませ、Xbox公式のゲーム サービス修復ツールを実行します。直らなければ設定アプリでGaming Services・Xbox・Microsoft Storeを修復し、Storeが進まないときはwsreset.exe、1本だけならゲームの「確認と修復」を使います。それでも直らなければ、管理者のターミナルでGaming Servicesのパッケージだけを入れ直します。
全部のゲームでStoreへ戻るなら、ゲームを入れ直す前に更新 → 修復ツール → 設定アプリの修復 → パッケージの入れ直しの順で進めます。2021年のレジストリの削除は、それでも直らないときの最後の手段です。




