SearchIndexer.exeが重い時の対処法|ゲーム中のCPU・ディスク負荷を一時停止で見分け、検索対象を絞る【Windows 11】
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状態表示で索引が動いているかを見て、15分の一時停止で比べてから対象を絞る
ゲームがカクついたときにタスクマネージャーを開くと、「Microsoft Windows Search Indexer」がCPUやディスクを使っている。止めてよいのか、止めれば直るのかが分からず、サービスごと無効にする手順を探す人は少なくありません。
SearchIndexer.exeは、ファイル検索を速くする索引(インデックス)を作るWindows Searchサービスの本体です。PCが忙しいと索引作りを遅らせたり待機したりし、ゲームモード中は止まっていることもあります。それでも重いときは、「インデックスのオプション」の状態表示と件数を確かめ、「一時停止」(15分で自動再開)を使って同じ場面を比べます。索引が影響していると分かったら、検索で探さないフォルダーだけを対象から外します。
状態が「完了」で件数も多くないのに重いなら、索引以外を疑ってください。サービスの無効化や索引の再構築は、検索が遅くなる・作り直しに長い時間がかかるという代わりの負担があります。最初の対処には向きません。
目次
要点SearchIndexer.exeが重くなる3つの場面
索引作りは、新しいファイルが見つかったときと、初めて索引を作るとき・作り直すときに集中します。いったん完了すると、変わったファイルの分だけを裏で更新します。ゲーム中もSearchIndexer.exeが目立つなら、何かが対象のフォルダーに大量に追加されていないか、対象が広すぎないかを先に疑います。
正体SearchIndexer.exeと2つの関連プロセス
タスクマネージャーの[プロセス]タブでは説明文の名前で、[詳細]タブでは実行ファイル名で表示されます。検索に関わるプロセスは3つあり、役割が分かれています。
| [プロセス]タブの表示 | 実行ファイル | 役割 |
|---|---|---|
| Microsoft Windows Search Indexer | SearchIndexer.exe | Windows Searchサービスの本体。索引に入れるファイルの順番を決め、集めた情報で索引のデータベースを更新し、検索結果を返す |
| Microsoft Windows Search Protocol Host | SearchProtocolHost.exe | ファイルやメールを読みに行く処理を、ほかのプロセスから切り離して動かす。システム用とユーザー用で2つ立つことがある |
| Microsoft Windows Search Filter Host | SearchFilterHost.exe | ファイルの中身や属性を取り出す部品(フィルター)を動かす。資源を使いすぎると入れ替えられる |
サービス名は「Windows Search」(WSearch)で、本来の状態は[実行中]、スタートアップの種類は[自動(遅延開始)]です。Windows 11 Pro 25H2(ビルド26200)のPCでは、異常終了したときに30秒後に自動で再起動する設定になっていました。タスクマネージャーで終了させても、すぐに戻ってきます。
確認まず状態表示と件数を確かめる
索引がいま何をしているかは、「インデックスのオプション」の上部に出る1行で分かります。開き方は2通りです。
- 設定 → [プライバシーとセキュリティ] → [検索](以前のバージョンでは[Windows の検索])を開き、[詳細インデックス オプション]を選ぶ
- Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、
control /name Microsoft.IndexingOptionsと入力してEnterを押す
ウィンドウの上に「○ 個のインデックスが作成されました。」と件数が、その下に状態が出ます。ゲーム中にどの状態だったかを見たいときは、ゲームをウィンドウモードにして横に並べておくか、カクついた直後に切り替えて確かめます。
| 表示される状態 | 意味 | ゲームが重いときの判断 |
|---|---|---|
| インデックスの作成は完了しました。 | 索引は最新。処理待ちのものはない | 索引が原因の可能性は低い。ほかのプロセスを調べる |
| インデックスを作成中です。その処理中、検索結果は完全ではない可能性があります。 | 新しいファイルを見つけて索引に追加している | 何が増えたかを確かめ、一時停止で比べる。ファイルの数によっては数時間かかる |
| インデックス作成の速度は他の処理により遅くなっています。 | PCが使われているので、索引作りの速度を落としている | PCを使っている間に出る状態。遊ばない時間に電源につないだままにすれば終わる |
| コンピューターがアイドルになるのを待っています。 | CPUかディスクが忙しいので、索引作りを止めて待っている | 索引は動いていない。PCを忙しくしている別のプロセスを探す |
| インデックス作成は外部アプリケーションにより一時停止されています。 | ほかのアプリの求めで止まっている。ゲームモード中やWindowsのアップグレード中によく起きる | 止まっているので、その時点のカクつきの原因ではない |
| インデックスは一時停止しています。 | [一時停止]を押して止めている | 15分たつと自動で再開する |
| インデックスのメンテナンスを実行中です。お待ちください。 | 索引のデータベースを回復・最適化している | 遅いPCでは最大30分ほどかかる。何度も出るときはシステムドライブの状態を確かめ、データをバックアップする |
件数の目安も覚えておくと判断が早くなります。一般的なPCの索引は3万件未満で、ファイルの多いユーザーでも30万件ほどです。40万件を超えると性能の問題が出始め、扱える上限は100万件です。たとえばWindows 11 Pro 25H2のPCでは、既定の対象(ユーザーフォルダーとスタートメニュー)の索引が約7,200件でした。同じPCのSteamのフォルダーは、Steam本体とベンチマークソフト2本だけで8,235個のファイルがありました。ゲームのライブラリが対象に入ると、件数は一気に増えます。
比較一時停止で15分だけ比べる
件数や状態から索引が怪しく見えても、カクつきの原因とは限りません。[一時停止]で索引作りだけを止め、同じ場面で症状が変わるかを確かめます。サービスを止めたり設定を変えたりする前に、15分あれば試せます。[一時停止]のボタンは索引作りの最中に表示され、完了しているときは出ないことがあります。完了しているなら、止めて比べる必要もありません。
- 普段カクつく場面を決める。オフラインで遊べる同じ地点やトレーニングモードなど、人数や回線の影響を受けない場面を選ぶ
- タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)の[プロセス]タブで、CPU列とディスク列を見ながら一度遊び、症状とSearchIndexer.exeの数字を控える
- 「インデックスのオプション」で[一時停止]を押す。索引作りが15分間止まり、状態が「インデックスは一時停止しています。」に変わる
- 15分以内に、同じ場面を同じ画質設定・録画の有無で遊ぶ
- 15分たって再開したら、もう一度同じ場面で遊び、症状が戻るかを確かめる
止めている間だけ症状が消え、再開すると戻るなら、索引作りが影響しています。次の節で対象の場所を絞ってください。止めても同じようにカクつくなら、索引は原因ではありません。検索の設定には触れず、ほかの負荷を調べます。
Win+Rで resmon を開き、[ディスク]タブの「ディスク活動のプロセス」でSearchIndexer.exeとSearchProtocolHost.exeにチェックを入れます。すると下の「ディスク活動」の[ファイル]列に、いま読み書きしているファイルの場所が出ます。索引に入れようとしているフォルダーが分かれば、外すべき場所もはっきりします。読み取りと書き込みの数字は直近1分間の平均なので、変化は少し遅れて表れます。
対象索引の対象を確かめて、検索しないフォルダーだけ外す
設定 → [プライバシーとセキュリティ] → [検索]の「ファイルを検索」に、検索モードが2つあります。どちらを選んでいるかで、ゲームのファイルが対象に入るかどうかが変わります。
| 検索モード | 索引の対象 | ゲームのファイルとの関係 |
|---|---|---|
| クラシック 既定 | 画面の説明は「ドキュメント、ピクチャ、ミュージックとデスクトップ」。既定の規則ではユーザーフォルダー全体(AppDataを除く)とスタートメニュー | Program Filesに入れたゲームは対象外。ダウンロードや録画の保存先など、ユーザーフォルダーの中は対象 |
| 拡張 | PC全体。画面には「バッテリーの寿命と CPU の消費に影響する可能性があります」と注記がある | ゲームを入れた別のドライブも、除外しない限り対象。ユーザーフォルダーの外は、ファイルの中身ではなく名前や場所などの属性だけを索引に入れる |
クラシックの対象は、画面の説明よりも広くなっています。Windows 11 Pro 25H2のPCで既定の規則を見ると、対象は C:\Users 全体(AppDataなどを除く)で、ダウンロードフォルダーやユーザーフォルダー直下に作ったフォルダーの中身も索引に入っていました。一方、Steamを既定の場所(C:\Program Files (x86)\Steam)に入れたままのゲームは、索引に1件も入っていません。
実際の対象は、「インデックスのオプション」の[変更]で一覧にできます。チェックが入っている場所が索引の対象です。
クラシックで場所を外す手順
- 「インデックスのオプション」を開き、[変更]を押す([検索]の画面の[検索場所をカスタマイズする]からも開ける)
- 「インデックスが作成された場所」の画面が開く。一覧に出ない場所まで見るときは、[すべての場所の表示]を押す
- 「選択された場所の変更」のツリーで、外したいフォルダーのチェックを外し、[OK]を押す
- 外したフォルダー名を控えておく。戻すときは、同じ場所にチェックを入れ直せばよい
拡張でフォルダーを除外する手順
- 設定 → [プライバシーとセキュリティ] → [検索]を開く
- 「拡張検索からフォルダーを除外する」の[除外するフォルダーの追加]を押す
- ゲームのライブラリなど、検索で探さないフォルダーを選ぶ
- 戻すときは、同じ一覧の項目を削除する
ゲームのファイルを検索で探さないなら、拡張をやめてクラシックに戻すのも手です。対象がユーザーフォルダーとスタートメニューに絞られます。
外してよい場所、残したい場所
外す候補は、検索で探すことがなく、ファイルが大量に出入りする場所です。拡張で対象に入ったゲームのインストール先、MODやZIPを展開する作業用のフォルダー、大きなファイルを一時的に置くフォルダーがこれに当たります。外しても検索で見つかりにくくなるだけで、ファイルが消えたり移動したりはしません。
残したいのは、名前で探すことがある場所です。ゲームのセーブデータや設定ファイルは「ドキュメント」の中に置かれることが多く、「ゲーム関連だから」とドキュメント全体を外すと、設定ファイルを探すときに困ります。録画も、ファイル名で探すならその保存先は残しておきます。
一度に何か所も外すより、怪しい場所を1か所ずつ外して件数と症状を見るほうが、何が効いたかを判断しやすくなります。件数は、外した直後ではなく翌日にもう一度見てください。
注意再構築とサービスの無効化を先にしない理由
「インデックスのオプション」の[詳細設定]には[再構築]があります。再構築は索引をいったん消し、対象の場所をすべて読み直す処理で、CPUとディスクを大きく使います。完了までに数時間、場合によっては最大24時間ほどかかり、その間は検索結果が不完全になります。ゲームを軽くしたい場面で選ぶと、かえって重い時間が長引きます。
再構築を使うのは、対象のフォルダーに入っているファイルが検索で見つからないときや、対象の変更を確実に索引へ反映させたいときです。行うなら、ゲームをしない時間に電源につないだまま実行します。
状態が何時間も変わらないままCPUを使い続けるときは、再構築の前にサービスの再起動を試します。Win+Rで services.msc を開き、「Windows Search」を右クリックして[再起動]を選びます。設定も索引の中身も変わらない操作です。
Windows Searchサービスを[無効]にすると、検索を速くする索引そのものが使えなくなります。PCを軽くするとうたう最適化ツールやセキュリティソフトの中には、このサービスを無効にするものがあります。検索を使うなら、そうしたツールは使わないか、使った後にサービスが[自動(遅延開始)]のままかを確かめてください。
タスクマネージャーでSearchIndexer.exeを終了させても、サービスは30秒ほどで再起動するので、止めておく効果はありません。索引作りを止めたいときは[一時停止]のボタンを使います。
次へ索引が原因ではなかったときに見るところ
一時停止しても症状が変わらなかったときは、ほかのプロセスやハードウェアを疑います。状態が「コンピューターがアイドルになるのを待っています。」だった場合も、PCを忙しくしている犯人は索引ではありません。
ディスク列の数字は低いのにアクティブ時間が100%に張り付いているなら、ゲーム中にSSDのアクティブ時間が100%になる原因の切り分けが合います。カクついた瞬間にGPU使用率が落ちているなら、GPU使用率が突然0%になるときの切り分けで、CPU・VRAM・SSDのどれを待っているかを見ます。
平均fpsでは見えない短い引っかかりは、フレームタイムグラフの読み方の手順で、一時停止の前後を同じ場面で比べると違いが分かります。ゲームの前から裏で動いている常駐ソフトが多い場合は、スタートアップに出ない起動項目の見つけ方で、タスクやサービスとして動いているものも洗い出せます。
FAQよくある質問
C:\Windows\System32 にあります。タスクマネージャーの[詳細]タブでSearchIndexer.exeを右クリックし、[ファイルの場所を開く]で場所を確かめてください。別のフォルダーにある同じ名前のファイルは、セキュリティソフトで調べます。control /name Microsoft.IndexingOptions を実行してください。索引作りが完了しているときは、ボタンが出ないことがあります。C:\ProgramData\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows の中のWindows.dbです。大きさは、対象のファイルの合計の10%未満が目安です。小さなファイル(4KB未満)が大量にあると大きくなりやすくなります。実際の使用量は、ファイルのプロパティの「ディスク上のサイズ」で見ます。まとめまとめ|状態を見て、一時停止で比べてから対象を絞る
SearchIndexer.exeは、PCが忙しいときには自分から速度を落とし、ゲームモード中には止まることもあるプロセスです。ゲーム中まで重いときは、「インデックスのオプション」の状態と件数を見て、[一時停止]の15分で同じ場面を比べます。止めている間だけ症状が消えるなら、拡張で入ったゲームのライブラリや、ファイルが大量に出入りする作業用のフォルダーを対象から外します。
SearchIndexer.exeを見つけても、すぐにサービスを無効にしたり索引を作り直したりしないでください。状態を確かめ、15分の一時停止で比べ、検索で探さないフォルダーだけを外す。この順番なら、検索の便利さを残したままゲームへの影響を減らせます。
情報ソース:Microsoft Learn「Troubleshoot Windows Search performance」/Microsoft サポート「Windows での検索インデックス作成」/Microsoft Learn「Indexing process in Windows Search」/Windows Search Platform「Configuration and Settings」/Microsoft Learn「Canonical Names of Control Panel Items」。画面の表記、索引の既定の対象、件数、サービスの再起動設定は、Windows 11 Pro 25H2(ビルド26200)のPCで読み取った値です。




