NACON Revolution 5 Unlimited(R5U)は買いか|日本未発表、画面付き・TMRでDualSense Edgeと比較
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海外は10月21日発売・199.99ユーロ、日本の発売と価格は未発表
Revolution 5 Unlimited(レボリューション5 アンリミテッド、略称R5U)は、フランスの周辺機器メーカーNACON(ナコン)が2026年10月2日に発表したPS5公式ライセンスのコントローラーです。本体中央の画面でスティック感度やボタン割り当てをその場で変えられ、TMRスティックと充電ドックを備えます。海外の希望小売価格は199.99ユーロ・229.99ドル・179.99ポンドで、NACON公式ストアでの発売日は10月21日です。
日本では、10月3日時点で発売も価格も発表されていません。国内代理店の3goo(サングー)は前モデルのRevolution 5 Proと兄弟機のRevolution X Unlimitedを、海外発売の約1.5〜2.5か月後に国内発売してきました。PS5でいますぐ上位コントローラーが欲しいなら国内で買える機種から選び、本体の画面で設定を変えることに価値を感じる人だけが国内発表を待つ、というのが現実的な判断です。
日本で買えるのか、いくらになりそうか、PCで使えるのか、ホール効果スティックなのか。この4点を公式の仕様と国内での前例から確かめたうえで、DualSense Edge・SCUF Omega・Razer Raiju V3 Pro・Revolution 5 Proと比べます。
目次
結論先に結論|R5Uを待つ人、国内で買える機種を選ぶ人
- 試合中にスティック感度やゲームとボイスチャットの音量バランスを本体だけで変えたい
- PS5とPCを1台で兼用し、PCでは1000Hzで使いたい
- ドングルを挿した充電ドックに置くだけで充電と接続をまとめたい
- 1年保証の付く国内正規品が出るまで待てる
- ハプティックやアダプティブトリガーを使いたい → DualSense Edge
- TMRスティックのPS5公式ライセンス機がいますぐ欲しい → Raiju V3 Pro・SCUF Omega
- PS4でも使う → Revolution 5 Pro
- PCでしか使わない → PC向けのTMRコントローラー
国内発売R5Uは日本で買える?|10月3日時点で国内の発表も予約受付もなし

R5Uは、10月3日時点で日本では買えません。NACON製品を国内で販売している3gooのお知らせ、日本語の公式サイト、Amazon.co.jp、ヨドバシ.comのいずれにも、R5Uの案内や予約ページはありません。予約を受け付けているのは欧州・米国・英国向けのNACON公式ストアです。
ただし、NACONのRevolutionシリーズはこれまで日本でも発売されています。直近の2機種は、どちらも海外発売から2か月前後で3gooが国内発売しました。
| モデル | 海外発売 | 国内発売 | 国内価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Revolution 5 Pro(PS5・PS4・PC) | 2023年10月30日 | 2023年12月14日(約1.5か月後) | 38,280円(発売時) |
| Revolution X Unlimited(Xbox・PC) | 2025年4月23日 | 2025年7月10日(約2.5か月後) | 29,990円 |
| Revolution 5 Unlimited(PS5・PC) | 2026年10月21日(予定) | 未発表 | 未発表 |
同じ間隔で進めば国内発売は2026年12月〜2027年1月ごろになりますが、これは前例から引いた目安で、NACONや3gooが示した予定ではありません。国内の発表を確かめてから判断してください。
待つ理由は保証にもあります。3gooは2024年11月の案内で、NACON製品の国内正規品の保証を購入日から1年間とし、対象をAmazonの専用販売ページで買った商品としています。海外の公式ストアで買った本体は、この国内保証の対象になりません。また、無線のコントローラーを個人輸入して国内で使うなら、技適マークの有無も確かめる必要があります。
もう一つ知っておきたいのが、メーカーの状況です。NACONは2026年3月2日からフランスの法的再建手続き(redressement judiciaire)に入っています。観察期間は7月1日の判決で2027年3月2日まで延長され、再建計画の採否は2026年第4四半期に裁判所が判断する予定です。新製品の発表は続いていますが、国内での販売やサポートの扱いは国内発表の内容で確かめるのが確実です。経緯はNacon経営破綻と4スタジオの倒産手続きで整理しています。
出典:NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ、NACON公式「REVOLUTION 5 PRO」製品ページ、3goo「NACON REVOLUTION 5 PRO コントローラー本日発売」(2023年12月14日)、3goo「NACON REVOLUTION X UNLIMITED 2025年7月10日に発売決定」(2025年4月3日)、3goo「Naconゲーミングアクセサリ 2025年の新ラインナップと新価格」(2024年11月12日)、NACON「Update on the judicial reorganisation proceedings」(2026年9月22日)
価格R5Uはいくら?|199.99ユーロは約35,400円、国内の価格は未定
NACONが発表した希望小売価格を、欧州中央銀行の10月2日の参照レートで円に直すと次のとおりです。
| 地域 | 希望小売価格 | 円換算の目安 |
|---|---|---|
| ユーロ圏 | 199.99ユーロ(付加価値税込み) | 約35,400円 |
| 米国 | 229.99ドル(税抜き) | 約36,300円 |
| 英国 | 179.99ポンド(付加価値税込み) | 約37,500円 |
換算額は3万5,000〜3万7,500円台で、国内で売られている上位コントローラーと同じ価格帯です。DualSense Edgeの希望小売価格は34,980円、SCUF Omegaは37,980円、Razer Raiju V3 Proは32,980円です。
ただし、国内価格が為替どおりに決まるとは限りません。欧州での希望小売価格がほぼ同じ199.90ユーロだったRevolution X Unlimitedは、国内では29,990円(税込)で発売されました。R5Uが国内で3万円前後になるのか、DualSense Edgeを上回るのかは、国内発表を待たないと分かりません。
出典:NACON「Revolution 5 Unlimited」発表プレスリリース(2026年10月2日)、NACON「Revolution X Unlimited available now」(2025年4月23日)。円換算は欧州中央銀行の2026年10月2日の参照レート(1ユーロ=176.99円、1ドル=約157.7円、1ポンド=約208.1円)で計算
スティックR5Uはホール効果スティック?|スティックはTMR、ホール効果はトリガー
R5Uのスティックは、ホール効果センサーではなくTMR(トンネル磁気抵抗)センサーです。前モデルのRevolution 5 Proはスティックとトリガーの両方にホール効果センサーを使っていましたが、R5Uでスティックだけを置き換えました。NACONの製品でTMRスティックを使うのはR5Uが初めてです。
ホール効果もTMRも、磁石の位置を接触せずに読み取る方式です。従来のスティックのように部品がこすれて摩耗しないため、スティックが勝手に動くドリフトが起きにくくなります。NACONはTMRの利点として、狙いの分解能が上がること、消費電力が下がること、耐久性を挙げています。ホール効果のしくみや、スティックとトリガーのどちらに使われているかで選ぶ考え方はTurtle Beach Afterglow 3モデルの違いで詳しく扱っています。
トリガーには、ホール効果センサーによるアナログ入力と、メカニカルスイッチで浅く押した瞬間に入力されるインスタントトリガーの2つのモードがあります。切り替えはトリガーブロッカー(トリガーの引きしろを止める機構)で行い、レースゲームのアクセルのように踏み込み量を細かく調整したいときはアナログ、FPSや格闘ゲームで反応を速めたいときはインスタントトリガーを使います。
アクションボタンと方向キーにはメカニカルのマイクロスイッチを使い、スティックのデッドゾーンを完全になくす「Shooter Pro Mode」も用意されています。
出典:NACON「Revolution 5 Unlimited」発表プレスリリース(2026年10月2日)、NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ、NACON公式「REVOLUTION 5 PRO」製品ページ
画面本体の画面で何ができる?|感度・割り当て・音量バランスを試合中に変更

R5Uのいちばんの特徴は、本体中央の画面です。NACONは、PS5公式ライセンスのコントローラーとして世界で初めて画面を搭載したとしています。画面から変えられるのは次の4つです。
- ボタンとショートカットの割り当て
- スティックの調整(反応カーブとデッドゾーン)
- ゲーム音とボイスチャットの音量バランス
- マイクの音量
DualSense Edgeでは、プロファイルの作成や編集をPS5本体の設定画面で行います。SCUF Omegaの細かな設定はスマートフォンのアプリ、Raiju V3 ProはPCとスマートフォンのアプリで行います。R5Uなら、試合の合間にスマートフォンやPS5のメニューを開かずに、感度や音量バランスを手元で直せます。
スマートフォンアプリ(iOS・Android)も用意されており、プロファイルの作成、右スティック周りのRGBライトの色、オーディオイコライザー、デッドゾーンの細かな設定はアプリで行います。画面はその場の微調整、アプリは事前の作り込みという使い分けになります。
付属の充電ドックは磁石で本体を固定するタイプで、2.4GHzドングル用のUSBポートを備えます。ドングルをドックに挿しておけば、コントローラーの置き場所と無線の受信部を1か所にまとめられ、PS5本体のUSBポートも空きます。
出典:NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ、NACON「Revolution 5 Unlimited」発表プレスリリース(2026年10月2日)
PC対応R5UはPCで使える?|PC専用モードは1000Hz・1ms
PCでも使えます。NACONが公表している対応機種はPS5とWindowsで、PC専用モードではポーリングレート1000Hz・遅延1msをうたっています。6軸ジャイロはPS5とPCの両方で使え、PCモードではショートカットボタンへのキー割り当てやジャイロの設定をスマートフォンアプリから行えます。
接続方式は2.4GHzのUSBドングル、Bluetooth、着脱式のUSB-C/USB-Aケーブル(長さ3m)の3つで、ヘッドセット端子も備えます。NACONはPS5とPCのほかに、Androidを搭載したスマートテレビにも対応するとしています。
発表文や製品ページにある「PCとの互換性はソニー・インタラクティブエンタテインメントがテスト・保証したものではない」という注記は、PS5公式ライセンス製品に共通する決まり文句です。Revolution 5 Proの国内向けの案内にも同じ注記があります。ソニーがPCでの動作を確認・保証していないという意味で、NACONはPC専用モードを用意してPC対応をうたっています。
一方、1000Hzが使えるのはPC専用モードの話で、PS5につないだときのポーリングレートは公表されていません。PS5で1000Hzになると期待して選ぶのは避けてください。
PCでしか使わないなら、PS5の公式ライセンス代を払う必要はありません。同じNACONのRevolution X Unlimited(Xbox・PC用)は国内で29,990円で発売されており、画面とホール効果スティック、PCモードの有線1ms・無線2msを備えます。さらに安い選択肢なら、12,980円でTMRスティックと有線最大8000Hzに対応するVoid GENESISがあります。
出典:NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ(米国・フランス)、NACON日本公式「REVOLUTION X Unlimited」製品ページ、3goo「NACON REVOLUTION 5 PRO コントローラー本日発売」(2023年12月14日)
スペックDualSense Edge・SCUF Omega・Raiju V3 Proと比較
PS5で使える上位コントローラーと、公式の仕様で並べます。R5Uの価格は国内未発表のため、欧州の希望小売価格を載せています。
| 項目 | R5U | DualSense Edge | SCUF Omega | Raiju V3 Pro |
|---|---|---|---|---|
| 国内の価格 | 未発表(欧州199.99ユーロ) | 34,980円 | 37,980円 | 32,980円 |
| PS5対応 | 公式ライセンス | ソニー純正 | 公式ライセンス | 公式ライセンス |
| スティック | TMR | 従来型・モジュール交換式 | TMR | TMR |
| トリガー | ホール効果のアナログとインスタントトリガーを切替 | トリガーストップ3段階 | インスタントトリガー | クリック式とアナログを切替 |
| 追加入力 | ショートカット7個 | 背面ボタン2個 | パドル4・サイド2・Gキー5 | 背面ボタン4・バンパー2 |
| 本体の画面 | あり | なし | なし | なし |
| ハプティック | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
| PCのポーリング | 1000Hz(PC専用モード) | 公表なし | 有線・無線1000Hz | 有線2000Hz |
| バッテリー | 公表なし | 公表なし | 最大17時間 | 最大36時間 |
| 重量 | 公表なし | 約325g | 254g | 258g |
| 設定する場所 | 本体の画面とスマホアプリ | PS5本体の設定 | スマホアプリ | PC版とスマホ版のアプリ |
並べると、R5Uだけが持っているのは本体の画面と充電ドックの2つです。TMRスティックはSCUF OmegaとRaiju V3 Proも備えており、R5Uならではの強みではありません。ハプティックとアダプティブトリガーがないのも、ほかのPS5公式ライセンス機と同じです。
判断を難しくしているのは、バッテリー駆動時間と重量が公表されていないことです。Raiju V3 Proは最大36時間、SCUF Omegaは254gと、それぞれ数字で選べる強みがあります。R5Uは国内発売までにこの2つが分かれば、比べやすくなります。各機種の詳しい違いはSCUF OmegaとDualSense Edgeの比較にまとめています。
出典:NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ、GamesRadar+「Nacon is launching the first-ever PS5 controller with an interactive screen and charging dock」。DualSense Edge・SCUF Omega・Raiju V3 Proは各社の公式仕様と国内の希望小売価格
前モデルRevolution 5 Proから何が変わった?
前モデルのRevolution 5 Proは、1年保証の国内正規品がいまも販売されています。R5Uを待つか、R5 Proをいま買うかで迷う人のために、違いを公式の仕様で並べます。
| 項目 | Revolution 5 Pro | Revolution 5 Unlimited |
|---|---|---|
| スティック | ホール効果 | TMR |
| トリガー | ホール効果・トリガーストップ | ホール効果のアナログとインスタントトリガーを切替 |
| 本体中央 | タッチパッド | 設定用の画面 |
| 追加入力 | 背面ショートカット4個 | ショートカット7個(背面と上端) |
| 充電ドック | なし | 付属(ドングル用USBポート付き) |
| 対応機種 | PS5・PS4・PC | PS5・PC |
| 振動 | モーター2基(PCとPS4のゲームのみ) | 公式仕様に記載なし |
| バッテリー | 10時間以上 | 公表なし |
| 国内 | 発売中(1年保証の国内正規品) | 未発表 |
R5Uは、R5 Proのタッチパッドがあった位置を画面に置き換え、スティックをTMRに、追加入力を4個から7個に増やしたモデルです。その一方で、対応機種からPS4が外れています。PS4でも同じコントローラーを使いたいなら、R5UではなくR5 Proを選んでください。
出典:NACON公式「REVOLUTION 5 PRO」製品ページ・FAQ、NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ
注意点予約・購入の前に確かめたい3つの点
PS5での振動、タッチパッドのスワイプ操作、バッテリー駆動時間と重量の3つは、10月3日時点の公式の製品ページと発表文に記載がありません。
PS5で振動する前提では選ばないでください。R5Uの製品ページには振動についての記載がありません。前モデルのRevolution 5 Proは振動モーターを2基積んでいますが、NACONのFAQでは、振動するのはPCとPS4のゲームだけで、PS5のゲームでは振動しないと説明しています。ハプティックとアダプティブトリガーも、R5Uにはありません。
タッチパッドのスワイプを使うゲームは要確認です。DualSenseでタッチパッドがある位置には、R5Uでは画面があります。公式の仕様は「タッチパッドボタン」をショートカットに割り当てられると書いていますが、スワイプ操作ができるかどうかには触れていません。タッチパッドを押すだけでなく、なぞる操作を使うゲームをよく遊ぶなら、国内発売時の情報や実機のレビューを確かめてから選ぶのが安全です。
バッテリー駆動時間と重量は分かっていません。重さは付属のウェイト(10g・14g・16gを各2個)で調整できますが、本体の重量は公表されていません。長時間の配信や大会で使うなら、Raiju V3 Proのように駆動時間が公表されている機種のほうが計画を立てやすいです。
出典:NACON公式「REVOLUTION 5 UNLIMITED」製品ページ、NACON公式「REVOLUTION 5 PRO」製品ページ・FAQ、GamesRadar+「Nacon is launching the first-ever PS5 controller with an interactive screen and charging dock」
おすすめいま国内で買うならこの4台
R5Uの国内発表を待たずにいま選ぶなら、次の4台が候補です。ハプティックを残したいならDualSense Edge、TMRスティックのPS5公式ライセンス機なら価格のRaiju V3 Proか追加入力のSCUF Omega、PS4でも使うならNACONのRevolution 5 Proです。予算や用途から全体を見直したい人は、ゲーミングコントローラーの選び方も参考にしてください。
R5Uを待たずに選ぶなら


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
ほかのメーカーの上位機も比べたい場合は、PCとXbox向けのSteelSeries Aeon ProとDualSense Edgeの比較もあわせて読むと、価格帯ごとの違いがつかめます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|画面とドックに価値を感じる人だけが国内発表を待つ
Revolution 5 Unlimitedは、本体の画面で感度や割り当て、音量バランスをその場で変えられるPS5公式ライセンスのコントローラーです。スティックはホール効果ではなくTMRで、トリガーはホール効果のアナログ入力とインスタントトリガーを切り替えられます。PCではPC専用モードで1000Hz・1msに対応します。
海外の発売日は10月21日、希望小売価格は199.99ユーロ(約35,400円)です。日本では10月3日時点で発売も価格も発表されておらず、バッテリー駆動時間と重量も公表されていません。PS4に対応しない点、PS5でハプティックが使えない点も、前モデルやDualSense Edgeと比べるときの分かれ目になります。
R5Uの価値は、TMRスティックではなく本体の画面と充電ドックにあります。TMRのPS5公式ライセンス機はRaiju V3 ProとSCUF Omegaがすでに国内で買えるため、いますぐ必要ならそちらを選んでください。試合中に手元だけで設定を変えたい人は、国内正規品の発表と、価格・バッテリー駆動時間・重量が出そろうのを待ってから判断するのが確実です。







