GCFX GDU271ADは32,980円で買いか|4K 75Hz・FHD 300Hzの仕組みと上位モデル・他社DFRとの差を検証

GCFX GDU271ADは32,980円で買いか|4K 75Hz・FHD 300Hzの仕組みと上位モデル・他社DFRとの差を検証

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MONITOR / 2026-10
GCFX GDU271ADは32,980円で買いか
4K 75Hz・FHD 300Hzの仕組みと上位モデルとの差
4KとフルHD 300Hzを切り替えて使う27型モニター。フルHD側は上位機とほぼ同じ速さで、削られたのは4K側です。
27型 4K AHVA DFR11月上旬出荷FHD 300Hzは上位機と0.21ms差

アイ・オー・データ(I-O DATA)の「GDU271AD」シリーズは、27型の4Kパネルを、4K・75HzとフルHD・300Hzの2つのモードで切り替えて使うゲーミングモニターです。出荷は11月上旬の予定で、Amazon.co.jpでは2026年10月4日時点で、ブラックのEX-GDU271ADBが32,980円で予約を受け付けています。4Kと300Hzを同時に使えるわけではなく、4Kモードは75Hzまでで、可変リフレッシュレート(VRR)も使えません。

結論から言うと、PCとDisplayPortでつなぎ、競技FPSはフルHD・300Hz、4Kは作業や動画に使うと決めている人には買いのモデルです。フルHD側の1フレームは約3.33ミリ秒で、上位のEX-GDU271JAD(320Hz)との差は約0.21ミリ秒しかありません。4Kのまま重いゲームを遊びたい人や、PS5を4K・120Hzでつなぎたい人には向きません。

判断の分かれ目は、4Kモードで遊ぶゲームが75fpsを割らずに動くかどうかと、差額の見方です。約7,000円足せば他社の4K・160Hzのデュアルモード機が、17,000円足せば上位のEX-GDU271JADが買えます(いずれも10月4日時点のAmazonの価格)。4K側でゲームをしない人なら、この差額を払う理由はありません。

アイ・オー・データ GCFX EX-GDU271ADB(ブラック)の正面外観
GCFX EX-GDU271ADB(画像:アイ・オー・データ機器公式)
目次

結論先に結論|GDU271ADを買っていい人と見送るべき人

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GDU271ADが向いている人
  • PCとDisplayPortでつなぎ、VALORANTやCounter-Strike 2をフルHD・300Hzで遊ぶ
  • 4Kは文字の細かさが欲しい作業、動画、75fpsを保てる軽いゲームに使う
  • 予算を3万円台前半に収めたく、高さの調整はモニターアームで補える
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別の機種を選んだ方がよい人
  • 4Kのまま重いゲームを遊びたい(4KモードはVRRが使えない)。EX-GDU271JADかAmzfast AMZG27F6U
  • PS5やXboxを4K・120Hzでつなぎたい(HDMIは4K・60Hzまで)
  • WQHD(2,560×1,440)を高リフレッシュレートで使いたい。EX-GDQ271UA

スペックGDU271ADの主な仕様

GDU271ADは、アイ・オー・データのゲーミングモニターのうち、機能を絞って価格を抑える「GCFX」シリーズの製品です。GCFXは、リフレッシュレートや応答速度、内部遅延のようなゲームの速さに関わる部分に機能を絞り込んだ「特化型」のシリーズで、GDU271ADも速さ以外の装備は最小限です。

項目仕様補足
パネル27型 AHVA・非光沢上下左右178°の広視野角
表示モード4K・75Hz ⇔ フルHD・300HzDFR(Dual Frame Rate)機能。ゲームを起動する前に切り替える
DisplayPort接続4K・75Hz/フルHD・300Hz1基。ケーブル(約1.5m)付属
HDMI接続4K・60Hz/フルHD・240Hz1基
VRRDisplayPortはAdaptive-Sync、HDMIはHDMI 2.1 VRRどちらもフルHDモードのときだけ。HDMIの範囲は48〜240Hz
応答速度0.5ms[GTG]300Hz・ダイナミックODレベル3のとき
内部フレーム遅延約0.04フレーム(約0.12ミリ秒)フルHD・300Hzのとき
輝度/コントラスト比300cd/㎡/1,200:1HDR10の信号に対応。DisplayHDR認証の記載はない
スタンドチルトのみ(上20°/下5°)VESA 100×100mm対応。スタンド込みの奥行き約173mm
音声スピーカーなし3.5mmのヘッドホン端子のみ
消費電力・質量通常22.8W・スタンド込み約4.0kg電源はACアダプター
保証3年(パネル・バックライトを含む)1日16時間以内の使用が条件。購入から1か月以内の無輝点保証つき
型番EX-GDU271ADB/EX-GDU271ADW末尾Bがブラック、Wがホワイト。販路別にKH-、HT-で始まる型番もある

出典:アイ・オー・データ EX-GDU271ADシリーズ 製品ページ/新商品情報(2026年10月1日)/GCFXシリーズ紹介ページ

仕組み4K 75HzとフルHD 300Hzは毎秒の表示画素数が同じ

DFR機能は、4KパネルをフルHDに切り替えたときに4つの画素を1つとして表示し、リフレッシュレートを4倍にする仕組みです。4Kの3,840×2,160はフルHDの1,920×1,080のちょうど縦2倍・横2倍なので、フルHDの1画素はパネルの2×2画素にそのまま対応します。

DFR機能の説明図。4K 75Hzでは1画素ずつ、フルHD 300Hzでは縦横2×2の4画素を1画素として表示する
DFR機能の説明図。フルHDモードでは2×2の4画素を1画素として使う(画像:アイ・オー・データ機器公式)

解像度と更新回数を掛け合わせると、2つのモードの関係が見えてきます。4Kは3,840×2,160×75で毎秒622,080,000画素、フルHDは1,920×1,080×300でやはり毎秒622,080,000画素です。どちらのモードでも、画面に描き替える画素の数は毎秒約6億2,208万で変わりません。

同じアイ・オー・データのEX-GDU271JADと比べると、GDU271ADの性格がはっきりします。EX-GDU271JADは4K・160HzとフルHD・320Hzの切り替えで、倍率は2倍です。フルHDに切り替えると毎秒の画素数は半分になります。

モード毎秒の表示画素数EX-GDU271JADの同じモードとの比較
GDU271AD 4K・75Hz約6億2,208万約47%(EX-GDU271JADの4K・160Hzは約13億2,710万)
GDU271AD フルHD・300Hz約6億2,208万約94%(EX-GDU271JADのフルHD・320Hzは約6億6,355万)

フルHD側は上位機の94%の画素を毎秒描き替えられるのに対し、4K側は半分以下です。上位機から削られたのは、ほぼ4K側の速さだけということになります。メーカーは設計の理由を説明していませんが、フルHD・300Hzで必要になる映像処理の量を上限にして、4K側をその範囲に収めたと考えると数字が合います。

ただし、これは画面に表示される画素だけの計算です。同期のための余白(ブランキング)を含む実際の信号の量は2つのモードで同じではありません。PCにかかる負荷も別物で、4Kで75fpsを出すにはGPUの描画性能が、フルHDで300fpsを出すにはCPUの処理性能が効きやすくなります。

フルHDモードは2×2の画素をまとめて表示するため、整数倍ではない拡大のようにぼやけることはありません。その代わり精細さは27型のフルHDモニターと同じで、画素密度は4Kの約163ppiに対して約82ppiです。どちらのモードを常用するかの考え方は、デュアルモードモニターはどちらの解像度で使うべきかで詳しく比べています。

高解像度4K 75Hzで遊べるのは75fpsを保てるゲームだけ

75Hzの1フレームは約13.33ミリ秒で、60Hzの約16.67ミリ秒より約3.33ミリ秒短くなります。リフレッシュレートは60Hzより25%高いので、Windowsのスクロールやマウスカーソルの動きは一般的な4K・60Hzのモニターより滑らかです。

ゲームで問題になるのはVRRです。4KモードではDisplayPortのAdaptive-SyncもHDMI 2.1のVRRも有効にできません。VRRが効かない状態でfpsが75を割ると、垂直同期(V-Sync)がオフなら画面の横ずれ(ティアリング)が、オンならカクつき(スタッタリング)が出ます。fpsが上下しやすい重いゲームほど、VRRがないことの影響は大きくなります。

75fps以上60〜74fps60fps未満75fpsライン
GPU4K・高画質の平均fps
RTX 5090
110.8
RTX 4090
89.1
RTX 5080
77.4
RX 7900 XTX
70.6
RTX 5070 Ti
68.6
RX 9070 XT
65.8
RX 9070
57.7
RTX 5070
54.3
RTX 5060 Ti 16GB
40.2

出典:Tom’s HardwareのGPU性能階層表(2026年6月更新)。ラスタライズ性能表の4K Ultra列の値で、11タイトルの平均fps(幾何平均)です。画質はタイトルごとにHighとUltraを混在、CPUはRyzen 7 9800X3D。

アップスケーリングを使わない4K描画で平均75fpsを超えるのは、RTX 5090・RTX 4090・RTX 5080の3つだけです。RTX 5080でも平均77.4fpsと余裕がなく、平均値なので重い場面ではこれらのGPUでも75fpsを割ります。RTX 5070 TiやRX 9070 XTは60fps台後半です。

4Kモードでゲームを遊ぶなら、fpsを上限に張り付かせる設定にするのが基本です。

  1. 軽いゲームや古めのゲームは4K・75Hzのまま、ゲーム側でfpsの上限を75に設定する
  2. 重いゲームはDLSSやFSRのアップスケーリングを使うか、Windowsの表示設定で4K・60Hzに下げてfpsの上限を60にする
  3. fpsが大きく上下するゲームはフルHDモードに切り替え、VRRを有効にして遊ぶ

アップスケーリングの「パフォーマンス」設定は、4K出力のときに内部で1,920×1,080を描画します。同じ表の1080p Ultra列では、RTX 5060 Ti 16GBが平均105.2fpsで、処理の上乗せを差し引いても75fpsを狙える範囲です。4Kで60〜75fpsを出すためのGPU選びは4Kゲームにおすすめのグラボで、VRRとV-Sync、fps上限の組み合わせ方はVRR・G-Sync・FreeSync・V-Syncの違いと設定で詳しく比べています。

高速フルHD 300Hzは上位機との差が1フレーム約0.21ミリ秒

フルHDモードの300Hzは、1フレームが約3.33ミリ秒です。同じアイ・オー・データの上位機と1フレームの時間を並べると、GDU271ADのフルHD側がどの程度の速さなのかが分かります。

リフレッシュレート1フレームの時間300Hzとの差
240Hz(GDU271ADのHDMI接続)約4.17ミリ秒約0.83ミリ秒長い
300Hz(GDU271AD)約3.33ミリ秒基準
320Hz(EX-GDU271JAD)約3.13ミリ秒約0.21ミリ秒短い
360Hz(LCD-GDU271JLAQD)約2.78ミリ秒約0.56ミリ秒短い

240Hzから300Hzに上げると1フレームが約0.83ミリ秒縮みますが、300Hzから320Hzでは約0.21ミリ秒です。競技FPSで使うフルHD側だけを見れば、GDU271ADは17,000円高いEX-GDU271JADとほとんど変わりません。

内部フレーム遅延は、フルHD・300Hzのときで約0.04フレーム(約0.12ミリ秒)です。応答速度の0.5ms[GTG]はダイナミックODをレベル3にしたときの値です。レベル3は応答速度を最優先にした設定で、映像によっては逆残像や色ズレが目立つ場合があります。低いレベルから順に試し、動く物体の輪郭に白っぽい縁が出ない範囲で使うのが無難です。

VRRはフルHDモードなら使えます。DisplayPortのAdaptive-Syncは最大300Hzまで、HDMI 2.1のVRRは48〜240Hzの範囲で働くため、fpsが300に届かないゲームでもティアリングやカクつきを抑えられます。G-SYNC Compatibleの認定はありませんが、NVIDIAのGPUでも、DisplayPortでつないだ認定外のAdaptive-Sync対応モニターとして、NVIDIAコントロールパネルから手動で有効にできます。ただし、NVIDIAによる動作の検証は受けていません。

出典:NVIDIAコントロールパネルのヘルプ「G-SYNCを設定するには」

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300Hzを使うにはDisplayPort接続が必要

HDMIでつなぐと、フルHDモードでも240Hzが上限です。グラフィックボードのDisplayPort端子をほかのモニターで使い切っている場合は、つなぎ替えを考えてください。付属のケーブルはDisplayPortなので、PCにはそのままつなげます。

接続HDMIは4K 60Hzまで、WQHDは60Hzしか出ない

EX-GDU271ADの背面端子。左からDC入力、DisplayPort、HDMI、ヘッドホン端子が並ぶ
背面の端子。左からDC入力、DisplayPort、HDMI、ヘッドホン端子(画像:アイ・オー・データ機器公式)

映像入力はHDMIとDisplayPortが1基ずつで、USB Type-Cの映像入力やUSBハブはありません。製品ページにある代表的な信号タイミングの表を読むと、入力端子と色深度の制限がはっきりします。

解像度・リフレッシュレートHDMIDisplayPort使えるモード
3,840×2,160・75Hz非対応対応(8bitまで)4Kモード
3,840×2,160・60Hz対応(8bitまで)対応(10bit可)4Kモード
2,560×1,440・60Hz対応対応4Kモード
1,920×1,080・300Hz非対応対応(8bitまで)フルHDモード
1,920×1,080・240Hz対応(8bitまで)対応(8bitまで)フルHDモード
1,920×1,080・120Hz/180Hz対応対応フルHDモード

WQHDの高リフレッシュレートという中間の選択肢はない

2,560×1,440の信号は入力できますが、60Hzまでで、4Kモードのときだけです。4Kパネルに対して縦横1.5倍の拡大になるため、フルHDモードのような2×2の対応にはならず、表示も少しぼやけます。「4Kでは重いのでWQHD・144Hzで遊ぶ」という使い方はできず、選べるのは4K・75HzかフルHD・300Hzの2つです。

最大リフレッシュレートでは10bitで入力できない

仕様表の最大表示色は約10億7,374万色ですが、これは10bitで入力したときの値です。DisplayPortの4K・75HzとフルHD・300Hz、HDMIの4K・60HzとフルHD・240Hzは8bit入力までに限られます。写真や動画の編集で10bitを使いたいときは、DisplayPortで4K・60Hzに切り替えてください。HDR10の信号も表示できますが、最大輝度は300cd/㎡で、仕様表にDisplayHDRの認証や部分駆動(ローカルディミング)の記載はありません。HDRは付加機能と考えておくのが妥当です。

ゲーム機は4K 60HzかフルHD 120Hzで使う

PS5やNintendo Switch 2、Xbox Series X|Sは動作確認済みの機器に含まれていますが、いずれもHDMI接続なので4Kは60Hzまでです。フルHDモードに切り替えれば120Hzの入力を受けられ、VRRもフルHDモードでなら使えます。PS5を4K・120Hzで遊びたい人には向きません。ゲーム機とつなぐときの細かな条件は、TGS2026でのGigaCrystaの展示とGDU271ADの正式発表でも扱っています。

価格比較32,980円は安いのか、上位機・他社のDFR機と価格を比較

GDU271ADが得かどうかは、近い価格帯の3機種と並べると判断しやすくなります。WQHD・275Hzで機能を絞った同じGCFXのEX-GDQ271UA、他社の4K・160Hzのデュアルモード機であるAmzfast AMZG27F6U、上位のEX-GDU271JADです。

機種Amazonの価格GDU271ADとの差差額で変わること
EX-GDQ271UA29,980円3,000円安いWQHDのまま275Hz。HDMI×2・DisplayPort×2。4Kと300Hzはない
GDU271AD32,980円(予約)基準4K・75Hz ⇔ フルHD・300Hz
Amzfast AMZG27F6U39,999円7,019円高い4K・160Hz ⇔ フルHD・320Hz。4KでもVRR、HDMI 2.1×2、高さ調整・ピボット、5年保証
EX-GDU271JAD49,980円17,000円高い4K・160Hz ⇔ フルHD・320Hz。4KでもVRR、スピーカー、リモコン、高さ調整・ピボット

※価格は2026年10月4日時点のAmazon.co.jpの表示価格で、変動します。

EX-GDU271JADとの差17,000円で増えるのは4K側の速さ

アイ・オー・データ GigaCrysta EX-GDU271JADの正面外観
上位のGigaCrysta EX-GDU271JAD(画像:アイ・オー・データ機器公式)

EX-GDU271JADは4K・160Hzで、HDMI 2.1のVRRが4Kモードでも48〜160Hzで働き、DisplayPortはG-SYNC Compatibleの認定を受けています。さらにリモコン、2W+2Wのスピーカー、120mmの高さ調整とスイベル・ピボットに対応したスタンド、2基のHDMI、画面を24型相当に縮める「Focus Mode」まで備えます。4K側でもゲームをするなら、差額に見合う中身です。

電気代も比べておくと、通常時の消費電力はGDU271ADが22.8W、EX-GDU271JADが35.6Wです。メーカーの年間消費電力量(1日約8.4時間の点灯で計算)は71.73kWhと110.8kWhで、1kWhあたり44.67円で計算すると年に約3,204円と約4,949円、差は約1,745円です。3年使えば約5,200円の差になり、実質の価格差は1万2,000円ほどに縮みますが、逆転はしません。

EX-GDU271JADは値動きも大きく、2026年9月3日にはAmazonで40,782円で売られていました。このときの差額は約7,800円です。EX-GDU271JADが4万円台前半まで下がっているときは、差額の割に得られるものが多いので、上位機を選んだ方が後悔は少ないでしょう。

Amzfast AMZG27F6Uは約7,000円高く4K側も160Hz

Amzfast AMZG27F6Uは、27型のFast IPSパネルで4K・160HzとフルHD・320Hzを切り替えられるデュアルモード機です。HDMI 2.1(FRL)を2基、DisplayPort 1.4を2基備え、PS5は4K・120HzとVRRで使えます。販売ページでは高さ130mmの調整やピボットに対応したスタンドと、日本向けの5年保証が案内されています。

仕様だけを比べると、約7,000円の差でAMZG27F6Uの方が多くを手に入れられます。GDU271ADが勝るのは、国内メーカーのサポート窓口、スタンド込み約4.0kgの軽さ(AMZG27F6Uは5.2kg)と奥行き約173mmの薄い台座、通常22.8Wという消費電力の低さです。4Kでも少しはゲームをするかもしれないなら、AMZG27F6Uの方が使い方の幅は広くなります。購入前の注意点はAmzfast AMZG27F6Uは買いかでまとめています。

出典:Amzfast AMZG27F6U 製品ページ/アイ・オー・データ EX-GDU271JAD 製品ページ

EX-GDQ271UAとの差3,000円は中間の解像度が要るかで決まる

EX-GDQ271UAは、WQHDの2,560×1,440を最大275Hzで表示できる27型のGCFXです。GDU271ADのように画質と速さを切り替えるのではなく、解像度と速さを中間でまとめた1つのモードで使います。Apex Legendsやフォートナイト、アクションゲームのように、画質とフレームレートの両方をそれなりに欲しいゲームが多い人には、EX-GDQ271UAの方が扱いやすいはずです。

一方で、作業時の文字の細かさは4Kの約163ppiに対してWQHDは約109ppiです。EX-GDQ271UAはHDMI接続だと144Hzまでで、VRRもDisplayPortのAdaptive-Syncだけなので、ゲーム機をフルHD・120HzとVRRで使いたいならGDU271ADが有利です。普段は4Kの精細さで作業し、ゲームは競技FPSに絞っている人なら、3,000円を足してGDU271ADを選ぶ意味があります。

出典:アイ・オー・データ EX-GDQ271UA 製品ページ

装備32,980円のために削られたものと残ったもの

GDU271ADで省かれたのは、スタンドの可動域、スピーカー、2基目のHDMI、USB、リモコン、Focus Mode、そして4KモードのVRRです。スタンドは上下の角度を変えるチルトだけで、高さ調整や左右の首振り、縦回転はできません。台座は奥行きを取らない薄型で、上にキーボードやノートPCを置けるようになっています。

残っているのは、フルHD・300Hzでの約0.12ミリ秒の内部遅延、フルHDモードでのAdaptive-SyncとHDMI 2.1 VRR、暗いシーンを見やすくする機能や色彩強調といったゲーム向けの画質機能、フリッカーレス設計、パネルとバックライトを含む3年保証、購入から1か月以内の無輝点保証です。3年保証は1日16時間以内の使用が条件で、24時間つけっぱなしの使い方は保証の対象外になります。

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高さを合わせるならモニターアームを前提に予算を組む

背面はVESA 100×100mmのマウントに対応し、本体だけの質量は約3.2kgです。目線の高さに画面を合わせたい人は、モニターアームの分まで含めて上位機との差額を考えると、選び方を誤りにくくなります。

購入GDU271ADと比較した3機種

4K側でゲームをしないならGDU271AD、4K側の速さも欲しいならEX-GDU271JADかAMZG27F6U、WQHDで速さと画質の中間を取りたいならEX-GDQ271UAです。価格は日々動くので、商品ページで並べて確認してください。

IODATA GCFX EX-GDU271ADB 27型4K75Hz/FHD300Hz DFR対応ゲーミングモニター
競技FPSはFHD 300Hz、4Kは作業用の人向けIODATA GCFX EX-GDU271ADB(27型・4K 75Hz/FHD 300Hz・DFR・AHVA)フルHD・300Hzの速さを残し、4K側を75Hzに絞って価格を下げたGCFXの27型です。PCとDisplayPortでつなぎ、4Kは作業や動画に使う人に向いています。11月上旬出荷予定です。Amazonで価格を見る
IODATA GigaCrysta EX-GDU271JAD(27型・4K 160Hz/FHD 320Hz・二刀流DFR)
4Kでも160Hzで遊びたい人向けIODATA GigaCrysta EX-GDU271JAD(27型・4K 160Hz/FHD 320Hz・二刀流DFR)4K・160HzとフルHD・320Hzを切り替えられる、同じアイ・オー・データの上位機です。4KモードでもVRRが使え、スピーカー・リモコン・高さ調整スタンドまで揃っています。Amazonで価格を見る
Amzfast AMZG27F6U 27型4K160Hz/FHD320Hzデュアルモードゲーミングモニター
差額を抑えて4K 160Hzを使いたい人向けAmzfast AMZG27F6U(27型・4K 160Hz/FHD 320Hz・Fast IPS)約7,000円の差で、4K・160HzとフルHD・320Hzのデュアルモードが手に入ります。HDMI 2.1を2基備え、PS5を4K・120Hzでつなぎたい人にも向いています。Amazonで価格を見る
I-O DATA GigaCrysta EX-GDQ271UA WQHD 275Hz
WQHDで速さと画質の中間を取りたい人向けI-O DATA GigaCrysta EX-GDQ271UA(27型 WQHD 275Hz・AHVAパネル)WQHDのまま275Hzで使える、同じGCFXのシンプルな27型です。解像度を切り替えずに、幅広いゲームを高リフレッシュレートで遊びたい人に向いています。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

FAQよくある質問

GDU271ADはいつ届きますか?
メーカーの出荷予定は2026年11月上旬です。Amazon.co.jpのEX-GDU271ADBの商品ページでは、10月4日時点で発売予定日が11月10日と表示されています。
4Kと300Hzは同時に使えますか?
使えません。4K・75HzとフルHD・300Hzをモニター側で切り替えて使います。ゲームを起動する前にモードを切り替えておくのがメーカーの推奨です。
PS5ではどう表示されますか?
HDMI接続なので、4Kモードでは60Hz、フルHDモードでは120Hzで使えます。VRRはフルHDモードのときだけ有効です。4K・120Hzには対応していません。
NVIDIAのGPUでG-SYNCは使えますか?
G-SYNC Compatibleの認定はありませんが、Adaptive-Syncに対応しているため、DisplayPort接続・フルHDモードならNVIDIAコントロールパネルから手動で有効にできます。NVIDIAによる動作の検証は受けていません。
WQHDで使えますか?
2,560×1,440の入力は60Hzまでで、4Kモードのときだけです。WQHDを高リフレッシュレートで使いたいなら、WQHD・275HzのEX-GDQ271UAが向いています。
モニターアームは使えますか?
VESA 100×100mmのマウントに対応しています。本体だけの質量は約3.2kgです。付属スタンドは高さを調整できないため、目線の高さに合わせたい人はアームを使うと便利です。

まとめまとめ|4K側でゲームをしないなら32,980円は安い

GDU271ADは、4K・75HzとフルHD・300Hzの毎秒の表示画素数が同じになるように作られた、割り切りの大きいデュアルモードモニターです。フルHD側は上位のEX-GDU271JADと1フレーム約0.21ミリ秒差まで迫る一方で、4K側は75Hzまでで、VRRも使えません。HDMIは4K・60Hzまで、WQHDは60Hzまでで、最大リフレッシュレートでは8bit入力に限られます。

そのため、競技FPSはフルHD・300Hz、4Kは作業や動画と用途を分けられる人には、32,980円は十分に安い価格です。4Kで重いゲームを遊ぶ、PS5を4K・120Hzでつなぐ、WQHDの高リフレッシュレートを使う、といった予定があるなら、差額を払って別の機種を選んだ方が満足できます。

結論

PCとDisplayPortでつなぎ、FPSはフルHD・300Hz、4Kは作業用と決めている人には買いです。4K側でもゲームをするなら、約7,000円高いAMZG27F6Uか、セールで値下がりしたEX-GDU271JADを選んでください。

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