ASUS VG34WQML5F発表|34型ウルトラワイドの260Hz・320Hz・420Hz、COMPUTEX時の480Hzから何が変わった?
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34型ウルトラワイドの260Hz・320Hz・420Hz、COMPUTEX版から何が変わったか
ASUSは2026年9月、34型・3440×1440ドットの湾曲ゲーミングモニター「TUF Gaming VG34WQML5F」の詳細仕様をグローバルの製品ページで公開しました。ホットキーひとつで、UWQHD 260Hz(OC)、WFHD 320Hz、WHD 420Hz(OC)の3つの解像度とリフレッシュレートを切り替えられます。同じ型番は6月のCOMPUTEX 2026で「UWQHD 240Hz/HD 480Hz」のデュアルモード機として発表されていました。
480Hzが420Hzになった点だけを見ると性能が落ちたように見えますが、1回の書き換えにかかる時間の差は約0.30msです。そのぶん常用するUWQHDは240Hzから260Hzに上がり、横長の画面比のまま描画負荷を4割ほど減らせる320Hzモードが加わりました。34型ウルトラワイドとしては、使う場面の多いモードを強化する方向の変更です。
一方で、HDMIの表記は前モデルの「HDMI 2.1(FRL)」から「HDMI 2.1(TMDS)」に変わっており、HDMIで260Hzが出るかは帯域の計算と合いません。国内発売と価格も決まっていないため、接続の注意点と、国内で今買える兄弟機VG34WQL5Aとの違いまで含めて、待つべきかどうかを判断できるようにまとめます。

目次
要点VG34WQML5Fはどんなモニターか
ASUSはUWQHD 260HzをAAAゲーム向け、WFHD 320Hzをバトルロイヤル向け、WHD 420Hzをeスポーツ向けと位置付けています。国内での発売日と価格は2026年10月1日時点で発表されていません。
仕様VG34WQML5Fの基本仕様
パネルは曲率1500RのFast VAで、DisplayHDR 400とDCI-P3 95%の色域に対応します。映像入力はDisplayPort 1.4とHDMI 2.1が2基ずつで、高さ調整付きのスタンドが標準で付きます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 34型(21:9)、曲率1500R、アンチグレア |
| パネル | Fast VA(視野角 上下左右178°) |
| 解像度とリフレッシュレート | UWQHD(3440×1440)最大260Hz(OC) / WFHD 最大320Hz / WHD 最大420Hz(OC) |
| 画素ピッチ | 0.232mm(約110ppi) |
| 応答速度 | 1ms(GTG)、最小0.5ms |
| 輝度 | 標準350cd/㎡、HDR時ピーク400cd/㎡ |
| コントラスト比 | 4,000:1 |
| 色域・表示色 | DCI-P3 95%、sRGB 120%、約10億7,370万色(10bit) |
| HDR | HDR10、VESA DisplayHDR 400 |
| 可変リフレッシュレート | AMD FreeSync Premium、Adaptive-Sync(VESA AdaptiveSync Display 260Hz認証)、ELMB Sync |
| 映像入力 | DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1(TMDS)×2 |
| そのほかの端子 | USB 3.2 Gen 1 Type-A×3(アップストリームはType-B)、ヘッドホン出力 |
| 主な機能 | ASUS Smart Pixel、PIP/PBP、GamePlus、Dynamic Crosshair、Dynamic Shadow Boost、AI Visual、DisplayWidget Center、ASUS Power Sync、2W×2スピーカー |
| スタンド | チルト(+20〜-5°)、スイベル(±10°)、高さ調整、VESA 100×100mm |
| 消費電力 | 27W |
| 外形寸法 | スタンド込み 幅810×高さ541×奥行217mm(本体のみ 810×370×114mm) |
| 重量 | スタンド込み8.4kg(本体のみ6.3kg) |
| 付属品 | DisplayPortケーブル、USBケーブル(Type-B to A)、電源コード(HDMIケーブルは付属しない。地域により異なる) |
| 価格・発売日 | 国内・海外とも未発表(2026年10月1日時点) |
公開直後の製品ページには、表記の食い違いがいくつか残っています。3モードを紹介する欄の見出しは「DUAL-MODE DISPLAY」のままで、その本文では型番が「VG34WQL5F」になっています。高さ調整の幅も、製品紹介欄は0〜130mm、仕様表は0〜120mmと別の数字です。
出典:ASUS TUF Gaming VG34WQML5F 製品ページ・同 製品仕様・ASUS COMPUTEX 2026ディスプレイ発表・TFTCentral(COMPUTEX時の仕様)・ASUS VG34WQML5A 製品仕様・ASUS VG34WQ5F 製品仕様・ASUS日本 VG34WQL5A 製品仕様・PRAD(VG34WQML5F)・ASUS eShop USA(VG34WQML5A)
変更点COMPUTEX版から変わったのは最大Hzとモードの数
6月1日にASUSが出したCOMPUTEX 2026の発表では、VG34WQML5Fは「UWQHD 240Hz」と「HD 480Hz」を切り替えるデュアルモード機でした。パネルサイズ、解像度、Fast VA、DisplayHDR 400、DCI-P3 95%といった骨格は今の仕様と同じで、変わったのはモードの組み立てです。
| 項目 | COMPUTEX 2026時点(6月) | 現在の製品ページ(9月) |
|---|---|---|
| UWQHD時の最大 | 240Hz | 260Hz(OC) |
| 中間のモード | なし | WFHD 320Hz |
| 最速のモード | HD 480Hz | WHD 420Hz(OC) |
| 切り替え機能の名前 | デュアルモード(Frame Rate Boost) | トリプルモード(ホットキーで切り替え) |
| スタンド | チルト・スイベル・ピボット・高さ調整(27型のVG27AQML5Fとまとめた説明) | チルト・スイベル・高さ調整(ピボットの記載なし) |
COMPUTEX版の数字は、デュアルモードによくある「縦の解像度を半分にしてHzを2倍にする」関係そのものでした。1440ラインで240Hz、その半分の720ラインで480Hzです。正式仕様では通常モードが260Hzに上がった一方、最速モードは260Hzの2倍にあたる520Hzではなく420Hzにとどまり、この関係が崩れています。仕様を組み替えた理由について、ASUSは説明していません。
他社のトリプルモード機と比べても、最速モードの伸び幅は控えめです。31.5型の「AOC CQ32G4ZA」は通常のQHD 260Hzに対して最速がHD 500Hzで約1.9倍ですが、VG34WQML5Fは260Hzに対して420Hzで約1.6倍です。最速モードの伸びを抑えたぶん、通常モードの速さに寄せた設計といえます。
同じTUF Gaming Series 5の27型「VG27WQ5F」も、WQHD 220Hz・FHD 280Hz・HD 410Hzの3段階です。34型でも同じく、中間モードを挟んだ3段階に揃えたと読めます。
ミリ秒480Hzが420Hzになって失ったのは0.30ms
リフレッシュレートの差は、Hzの数字よりも1回の書き換えにかかる時間で比べると実感に近くなります。1000をHzで割った値が、1回の書き換え間隔(ミリ秒)です。
| モード | 最大リフレッシュレート | 1回の書き換え間隔 |
|---|---|---|
| UWQHD(COMPUTEX時) | 240Hz | 約4.17ms |
| UWQHD(現在) | 260Hz(OC) | 約3.85ms |
| WFHD(現在) | 320Hz | 約3.13ms |
| WHD(現在) | 420Hz(OC) | 約2.38ms |
| HD(COMPUTEX時) | 480Hz | 約2.08ms |
480Hzと420Hzの差は約0.30msです。これに対し、UWQHDは240Hzの約4.17msから260Hzの約3.85msへ約0.32ms縮みました。失った時間と得た時間はほぼ同じで、得た側は普段いちばん長く使うモードにあたります。
書き換え間隔はそのまま入力遅延の合計になるわけではなく、ゲーム側のfpsが追いつかなければ高いHzは生きません。420Hzを使い切るには、ゲーム側でも420fps前後を出し続ける必要があります。Hzごとの体感差の目安は「144Hz・240Hz・360Hzの体感差」で整理しています。
中間モード実用上の本命は320Hzモード
3つのモードのうち、使う場面が最も多くなりそうなのは中間のWFHD 320Hzです。21:9の横長の視野を保ったまま、描画する画素の数を4割以上減らせます。
| モード | 1画面の画素数 | UWQHDとの比 |
|---|---|---|
| UWQHD(3440×1440) | 約495万 | 100% |
| WFHD(2560×1080) | 約276万 | 約56% |
| WHD(1720×720の場合) | 約124万 | 25% |
UWQHDで260fpsを出せるのは軽い対戦ゲームが中心で、重いゲームは最上位のGPUでも届きません。GPU別の目安は「モニター解像度とGPUの選び方」のとおりです。たとえばUWQHDでは200fps前後にとどまるゲームを、画面の広さを変えずに300fps台へ近づけたいときが、320Hzモードの出番です。CPUが先に限界に来るゲームでは、解像度を下げてもfpsはあまり伸びません。
一般的な「4KとフルHD」のデュアルモードは、画素数が一気に4分の1になる二択です。VG34WQML5Fは約56%の段を挟むので、画質を落とす量を小刻みに選べます。
低解像度モードの正確な画素数はASUSが書いていない
ASUSの製品ページと仕様表は、低解像度側を「WFHD」「WHD」と呼ぶだけで、ピクセル数を書いていません。WFHDは一般に2560×1080を指す呼び方です。WHDについては、海外のモニター専門メディアも1720×720を推定として扱っています。
1720×720と見てよい根拠は兄弟機にあります。同じ34型・3440×1440・Fast VAのVG34WQ5FとVG34WQL5Aは、ASUSの仕様表で低解像度側を「HD(1720×720)Mode」と明記しています。VG34WQML5Fも同じ値になる可能性は高いものの、ASUSが数字を出すまでは推定です。
画質低解像度モードの見え方とSmart Pixel
解像度を下げたモードでは、少ない画素の映像を34型の画面いっぱいに引き伸ばして表示します。画面の大きさに対して映像がどれくらい粗くなるかを、画素密度に置き換えると次のようになります。
| モード | 34型全面に表示したときの細かさ | パネルへの拡大のしかた |
|---|---|---|
| UWQHD | 約110ppi(27型WQHDと同程度) | 等倍 |
| WFHD | 約82ppi相当(27型フルHDと同程度) | 横1.34倍・縦1.33倍(整数倍ではない) |
| WHD(1720×720の場合) | 約55ppi相当(40型フルHDと同程度) | 縦横ちょうど2倍(1画素をパネルの2×2画素で表示できる) |
粗さだけなら720p級のWHDが不利ですが、縦横とも2倍の整数倍なので、端数の補間によるにじみは原理的に出ません。WFHDは27型フルHD並みの細かさを保てる代わりに、1.34倍という半端な倍率で引き伸ばすため、文字や細い線の輪郭がにじみやすくなります。拡大率と見え方の関係は「デュアルモードモニターはどちらの解像度で使うべきか」で詳しく扱っています。
ここで効いてくるのが、ASUSが低解像度モードと組み合わせて打ち出している「ASUS Smart Pixel」です。ASUSの説明は「低い解像度でも輪郭をくっきり見せるアップスケーリング」というところまでで、シャープネスを足す処理なのか、モードごとに補間方法を変えているのかは公表されていません。整数倍で拡大できないWFHD 320Hzの見え方は、この処理の出来で決まります。実機のレビューで最初に確かめたいのはこの点です。
接続HDMIはFRLからTMDSへ、PCはDisplayPortでつなぐ
VG34WQML5FのHDMI端子は「HDMI 2.1(TMDS)」と書かれています。TMDSはHDMI 2.0と同じ伝送方式で、帯域は最大18Gbps(映像に使える実効値は14.4Gbps)です。3440×1440をRGB各8bitで送る場合、画面外の同期期間をすべて無視しても約121Hzが上限で、260Hzには届きません。
それでも仕様表の信号周波数の欄には、HDMIでもUWQHD 260Hz・WFHD 320Hz・WHD 420Hzまで記載されています。同じ系列のモデルと並べると、この数字だけが帯域の計算と合いません。
| モデル | HDMIの方式 | HDMI接続時のUWQHD上限(仕様表) |
|---|---|---|
| VG34WQML5A(前モデル) | HDMI 2.1(FRL) | 250Hz |
| VG34WQ5F | HDMI 2.1(TMDS) | 120Hz |
| VG34WQL5A | HDMI 2.0 | 120Hz |
| VG34WQML5F | HDMI 2.1(TMDS) | 260Hz(帯域の計算と合わない) |
前モデルのML5Aは帯域の広いFRL方式だったので、HDMIでも250Hzを出せました。同じTMDS表記のVG34WQ5Fは、HDMI接続時のUWQHDを120Hzと書いています。VG34WQML5FをHDMIでつないだ場合も、UWQHDは100〜120Hz程度が上限になる可能性が高いと見ておくのが安全です。HDMI 2.1とうたいながらTMDS方式にとどまる例は、34型の「Evnia 34M2C8600P」にもあります。
PCでは、DisplayPortでつなぐのが前提です。そのDisplayPort 1.4にも余裕はなく、3440×1440・260HzをRGB各8bitで送ると、同期期間を除いた映像だけで約30.9Gbpsになり、DisplayPort 1.4(HBR3)の実効25.92Gbpsを超えます。260Hzは映像を圧縮して送るDSCを使う前提の数字と考えられます。ASUSの仕様表にDSCの記載はまだなく、DSCに対応しない古いGPU(GeForce GTX 10シリーズ以前など)では、260Hzを選べない可能性があります。DSCと色深度の関係は「高リフレッシュレートで10bitが選べない原因」で解説しています。
付属するのはDisplayPortケーブルで、HDMIケーブルは同梱されません(地域で異なる場合があります)。PCとはそのまま付属のケーブルでつなぐのが確実です。
注意点Fast VAで420Hzを生かせるかは実測待ち
420Hzでは、1回の書き換えに使える時間が約2.38msしかありません。ASUSが示す応答速度は1ms(GTG)、最小0.5msですが、VAパネルは暗い色から明るい色への切り替えのように、色の組み合わせによって応答が遅くなりやすい方式です。平均の応答時間、暗部の残像、オーバードライブを強めたときの逆残像(オーバーシュート)が実測で出るまでは、420Hzモードの実力は判断できません。
VESA AdaptiveSync Displayの認証も、仕様表に載っているのは260Hzだけです。国内で売られている兄弟機VG34WQL5Aは、200Hzと400Hzの両方の認証を仕様表に載せています。420Hzモードでの可変リフレッシュレートの品質も、レビューで確かめたい項目です。
34型の21:9で420Hzを使うこと自体にも向き不向きがあります。対戦ゲームの中には21:9の表示に対応していないものや、公平性のために視野の広がりを制限しているものがあり、その場合は左右に黒帯が出ます。遊ぶゲームが21:9でどう表示されるかは、「ゲーミングウルトラワイドモニターの選び方」の確認手順で購入前に見ておくと安心です。
比較前モデルVG34WQML5A・国内で買えるVG34WQL5Aとの違い
VG34WQML5Fの直接の前モデルは、2025年6月に発表された250Hz(OC)・シングルモードの「VG34WQML5A」です。どちらも国内向けの製品ページはなく、国内で正規に買えるASUSの34型デュアルモード機は、Amazon.co.jp限定の「VG34WQL5A」です。
| 項目 | VG34WQML5F(新型) | VG34WQML5A(前モデル) | VG34WQL5A(国内販売中) |
|---|---|---|---|
| UWQHD時の最大 | 260Hz(OC) | 250Hz(OC) | 200Hz |
| 低解像度モード | WFHD 320Hz / WHD 420Hz(OC) | なし | HD(1720×720)400Hz |
| HDMI | 2.1(TMDS)×2 | 2.1(FRL)×2 | 2.0×2 |
| 標準輝度 | 350cd/㎡ | 400cd/㎡ | 400cd/㎡ |
| 高さ調整 | あり(仕様表0〜120mm) | 0〜130mm | 0〜130mm |
| USB Type-A | 3基 | 3基 | 4基 |
| 国内での扱い | 未発表 | 国内未発売 | Amazon.co.jp限定(国内3年保証) |
VG34WQL5Aとの差は、普段使うUWQHDが200Hzから260Hzへ60Hz上がることと、320Hzの中間モードが付くことの2点に集約されます。1回の書き換え時間ではUWQHDが5.00msから約3.85msへ約1.15ms縮む一方、最速モード同士の400Hzと420Hzの差は約0.12msです。VG34WQML5Fを選ぶ理由は、最速モードの20Hzではなく、UWQHDの速さと中間モードにあります。
海外で売られている「VG34WQ5F」も、VG34WQL5Aと同じ200Hz/400Hzの切り替え構成です。Amazon.co.jpにも商品ページがありますが、出荷元・販売元はAmazon USの輸入品で、国内正規品ではありません。
判断VG34WQML5Fを待つべき人、今ある機種で足りる人
国内発売と価格が未定のいま、待つ価値があるのはUWQHDの速さと中間モードに価値を感じる人です。今すぐ34型が必要なら、国内で買える機種で困ることはあまりありません。
- 34型のUWQHDのまま、240Hzを超える速さで遊びたい人
- RPGはUWQHD、バトルロイヤルは2560×1080と、1台で解像度を使い分けたい人
- DisplayPortで接続するゲーミングPCで使う人
- 今すぐ34型が必要な人(200Hz/400Hz切り替えのVG34WQL5Aが国内で買える)
- HDMI接続が中心の人(UWQHDは100〜120Hz程度にとどまる可能性が高い)
- 対戦FPSの速さが最優先の人(24〜27型の高リフレッシュレート機のほうが向く)
VG34WQML5Fの国内価格が出たら、VG34WQL5Aとの価格差を「UWQHDの60Hzと320Hzモードにいくら払うか」で見るのが判断の軸になります。差が小さければVG34WQML5F、大きければVG34WQL5Aで十分です。
国内で今買える34型UWQHDの高リフレッシュレート機
VG34WQML5Fを待たずに選ぶなら、同じASUSの切り替え式か、UWQHDのまま240Hzを出せる機種かで分かれます。どちらもAmazon.co.jpが販売する国内向けモデルで、3年保証が付きます。
FAQVG34WQML5Fに関するよくある質問
まとめまとめ|最大値より普段使うUWQHDが速くなった仕様変更
VG34WQML5Fは、COMPUTEX時の240Hz/480Hzから、260Hz・320Hz・420Hzの3段階に仕様を組み替えて登場します。480Hzから420Hzへの変更で失ったのは1回の書き換えあたり約0.30msで、UWQHD側はほぼ同じだけ速くなりました。画素数を約56%に抑えたまま21:9を保てる320Hzモードが加わったことも、34型ウルトラワイドとしては実用的な変更です。
ただし、HDMIはTMDS方式でUWQHD 260Hzを出せる帯域がなく、PCではDisplayPort接続が前提です。260Hzで使うには、計算上DSCに対応したGPUも必要になります。低解像度モードの見え方を左右するSmart Pixelの出来と、Fast VAが420Hzに追いつけるかは、実機の測定を待つ必要があります。
VG34WQML5Fは「420Hzのモニター」ではなく、UWQHD 260Hzを常用し、重いゲームだけ320Hz、競技だけ420Hzへ切り替える34型として見るのが正確です。国内発売は未定なので、今すぐ必要ならVG34WQL5Aかiiyamaの240Hz機、待てるなら国内価格が出た時点でVG34WQL5Aとの差額を「UWQHDの60Hzと中間モードの値段」として比べるのが判断の近道です。




