エルデンリング PC必要スペックとおすすめ構成|60fpsキャップ解除・Shadow of the Erdtree負荷・DLSS 4対応【2026年版】
エルデンリングにはデフォルトで60fpsキャップがあります。公式推奨の「GTX 1070 8GB」は1080p/60fps前後なら問題なく動きますが、Shadow of the Erdtree(DLC)の特定エリアでは同等GPUが40fps台に落ちることがあります。また、コミュニティMod(ERSS-FG)を使えばDLSS 4 / FSR 3.1フレーム生成を後付けできますが、Easy Anti-Cheatの制約でオフライン専用です。RTX 50世代を含む2026年の実測データで解説します。
エルデンリングは2022年2月に発売され、2026年現在もソウルボーン系の代表作として人気を保っているタイトルです。ゲーム自体はサイバーパンク 2077ほど重くはありませんが、DLC「Shadow of the Erdtree」の一部エリアは重量級の描画負荷を持ちます。またデフォルトの60fpsキャップを知らずに「上位GPUを買ったのに60fpsしか出ない」と誤解しているケースも少なくありません。設定の最適化は別の設定ガイドで詳しく扱っているため、この記事では「何のGPU・CPUが必要か」に絞って解説します。
目次
公式スペックと「実際に快適な」スペックの差
フロム・ソフトウェアの公式サイトでは、Shadow of the Erdtree対応(Ver.1.10以降)の最新要件として以下を掲載しています。
| 最低スペック 1080p / 30fps | 推奨スペック 1080p / 60fps | 実際の快適ライン SotE込み / 60fps安定 | |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 10/11 64bit | Windows 10/11 64bit | Windows 10/11 64bit |
| CPU | Core i5-8400 Ryzen 3 3300X | Core i7-8700K Ryzen 5 3600X | Core i5-10600K Ryzen 5 5600X |
| GPU | GTX 1060 3GB RX 580 4GB | GTX 1070 8GB RX Vega 56 8GB | RTX 3060 RX 6600 XT |
| VRAM | 3〜4 GB | 8 GB | 8 GB以上 |
| RAM | 12 GB | 16 GB | 16 GB(推奨32GB) |
| ストレージ | 60 GB SSD | 60 GB SSD | 75 GB NVMe SSD (SotE +15GB) |
「60fpsキャップ」問題:なぜ快適プレイには解除が必要か
エルデンリングはゲーム設定の「フレームレート上限」がデフォルトで60fpsに設定されています。上位GPUを持っていても、設定を変えない限り60fps以上は出ません。
公式の設定メニュー内に「フレームレート上限」の項目があり、「60fps」と「無制限」の2択です。ただし「無制限」に設定しても、特定の演出・ムービー中は60fpsに固定されます。
より細かいfps制限を設けたい場合(120fps上限など)は、コミュニティMod「EldenRingFpsUnlockAndMore」(Nexus Mods)を使います。このModは任意のfps上限設定、FOV調整、フォトモード強化なども含んでいますが、Easy Anti-Cheatが動作するオンライン環境では使用禁止です。オフラインモードで起動するか、EACを無効化した状態でのみ使用してください。
- 公式設定「無制限」→ 上限なし(ただし演出中は60fps固定)
- EldenRingFpsUnlockAndMore → 任意のfps上限設定が可能(オフライン専用)
- MFG(フレーム生成)はERSS-FG Modで後付け可能(後述)
フルHD(1080p):GTX 1070で本当に大丈夫か
1080pはエルデンリングでは比較的軽い解像度ですが、Shadow of the Erdtreeの一部エリアでは公式推奨クラスのGPUが限界を超えます。以下はキャップ解除時の実測値です。
| GPU | 平均fps | SotE 重エリア | 評価 |
|---|---|---|---|
| GTX 1060 3GB / RX 580 4GB 公式最低 | 55〜65fps | 35〜45fps | 60fps安定は難しい。設定を落とす必要あり |
| GTX 1070 8GB / RX Vega 56 8GB 公式推奨 | 80〜90fps | 50〜62fps | ベースゲームは安定。SotE重エリアで不安定に |
| RTX 3060 / RX 6600 XT | 95〜105fps | 68〜78fps | SotE込みで60fps安定。1080p快適ライン |
| RTX 4060 / RX 7600 | 108〜120fps | 78〜90fps | 1080p余裕。キャップ解除で高fps体験も可 |
| RTX 5060 Ti / RX 9060 XT | 130〜142fps | 90〜100fps | 1080pでは余裕。1440pへの移行も問題なし |
※ 各レビューサイトの実測データをもとにした参考値です。設定・ドライバのバージョンで変動します。
RX 6600 XT
ベースゲームはもちろん、Shadow of the Erdtreeの重エリアでも60fps以上を維持できる最低ライン。ネイティブ95〜105fps前後なので、公式推奨より一段上を選ぶだけで安心感が大きく変わります。
RX 9060 XT(16GB)
キャップ解除で130fps以上。SotE重エリアでも90fps以上を維持し、高リフレッシュレートモニターでの滑らかなプレイが可能です。1440p環境への移行余力もあります。
WQHD(1440p):2026年のメイン解像度での実力
1440pはエルデンリングでもそこそこの負荷になります。公式推奨クラスのGPUではShadow of the Erdtreeの重エリアで60fps割れが発生します。
| GPU | 平均fps | SotE 重エリア | 評価 |
|---|---|---|---|
| GTX 1070 8GB / RX Vega 56 8GB 公式推奨 | 55〜65fps | 38〜48fps | SotEで60fps割れが発生。1440pには力不足 |
| RTX 4060 / RX 7600 | 75〜85fps | 54〜64fps | 60fps安定域。SotE重エリアは注意が必要 |
| RTX 5060 Ti / RX 9060 XT | 90〜100fps | 65〜75fps | 1440pの安定ライン。SotEでも余裕あり |
| RTX 5070 / RX 9070 | 105〜115fps | 76〜86fps | 1440p最適解。重エリアでも快適 |
| RTX 5070 Ti | 115〜128fps | 85〜95fps | 1440pで完全に余裕。4Kへの移行も視野 |
※ 各レビューサイトの実測データをもとにした参考値です。設定・ドライバのバージョンで変動します。
4K(2160p):RTX 5070から快適域
4Kはエルデンリングでもかなりの負荷です。ネイティブ60fps維持にはRTX 5080クラスが必要で、RTX 5070はDLSSなしだとShadow of the Erdtreeの重エリアで60fps割れが発生します。
| GPU | 平均fps | SotE 重エリア | 評価 |
|---|---|---|---|
| RTX 5070 | 65〜75fps | 46〜56fps | DLSS Quality推奨。SotEネイティブは不安定 |
| RTX 5080 | 85〜96fps | 64〜74fps | 4K快適。ネイティブでもSotEを安定クリア |
| RTX 5090 | 100〜112fps | 76〜86fps | 4K最大設定で余裕。ERSS-FGと合わせて理想的 |
Shadow of the Erdtreeで急激に重くなるエリア
DLC「Shadow of the Erdtree」は2024年6月に配信され、一部エリアの描画負荷がベースゲームを大幅に上回ることが判明しました。特定エリアはRTX 4070クラスでも大幅なfps低下が見られます。
RTX 4070 / 1080p Ultraでベースゲームのリムグレイブ探索時は90〜100fps前後が出ます。同じ設定でSotEの各エリアに入ると以下のように変化します。
| エリア | fps(目安) | 低下幅 | 主な原因 |
|---|---|---|---|
| エニル・イリム(終盤エリア) | 42〜55fps | 最大−50% | 大量の敵+パーティクル+霧エフェクト |
| シャドウキープ(一部) | 52〜65fps | −35〜40% | 動的光源・影の密集・多数の敵 |
| ラウ古代遺跡・水辺エリア | 65〜78fps | −20〜25% | 水面反射処理・大型LOD |
| 影の地(一般探索) | 72〜85fps | −10〜15% | ベースゲームより重い地形・植生 |
| ベースゲーム(リムグレイブ等) | 90〜100fps | ±0(基準) | 最も軽い標準エリア |
エルデンリング vs ナイトレイン:スペック比較
「エルデンリング ナイトレイン」は2025年5月30日に発売された3人協力型のローグライクで、エルデンリング本編とは別タイトルです。同じFromSoftwareの作品ですが、スペックが一部異なります。
| エルデンリング(本編) | エルデンリング ナイトレイン | |
|---|---|---|
| CPU 最低 | Core i5-8400 / Ryzen 3 3300X | Core i5-10600 / Ryzen 5 5500 |
| CPU 推奨 | Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X | Core i7-10700K / Ryzen 7 5700X |
| GPU 最低 | GTX 1060 3GB / RX 580 4GB | GTX 1060 6GB / RX 580 8GB |
| GPU 推奨 | GTX 1070 8GB / RX Vega 56 8GB | GTX 1080 8GB / RX 5700 XT 8GB |
| RAM | 12GB最低 / 16GB推奨 | 12GB最低 / 16GB推奨 |
| ストレージ | 60GB(+SotE 15GB) | 30GB SSD |
| プレイスタイル | 1人用 オープンワールドRPG | 最大3人協力 ローグライク |
ERSS-FGコミュニティMod:DLSS 4 / FSR 3.1を後付けする
エルデンリングは公式ではDLSSやFSRに対応していません。しかしコミュニティが開発した「ERSS-FG(Elden Ring Seamless Switch + Frame Generation)」を使うことで、DLSS 4やFSR 3.1のフレーム生成を後付けできます。
対応アップスケーリング・FG:
- DLSS 4 Super Resolution(RTX 20以降全世代)— Transformerモデルで高品質アップスケーリング
- DLSS 4 Frame Generation(RTX 40以降)— fps最大2倍。RTX 50ではMFG 4xも利用可
- FSR 3.1 Frame Generation(GeForce / Radeon 全般)— AMD GPUユーザーでもFG可能
- XeSS 1.2(Intel Arc / 全GPU)— Intel Arc B580以上で最高品質
インストールはMod Engineまたは手動でゲームディレクトリにDLLファイルを配置する形式です。ERSS-FG自体はNexus Modsで公開されています。
CPU・メモリ・SSD要件
エルデンリングはGPUボトルネックが先に来るゲームですが、エニル・イリムのような多数の敵が同時に行動するシーンではCPUも無視できません。
ELDEN RING — CPU / RAM / SSD
パーツ別 最低・推奨ライン
解像度別おすすめGPUまとめ
RX 9060 XT(16GB)
ネイティブ130fps以上、SotE重エリアでも90fps超。60fps制限を外して高リフレッシュレートモニターの恩恵を最大限受けられます。16GB VRAMで将来的な1440p移行にも対応。1080pのベストバイはこの2択。
RX 9070
ネイティブ105〜115fps、SotE重エリアでも76〜86fps。ERSS-FG Modを使ったDLSS 4 / FSR 3.1フレーム生成と組み合わせれば、オフラインプレイで150fps以上も狙えます。1440pの最適解。
ネイティブ85〜96fps。SotE重エリアでも64〜74fpsを維持し、4Kネイティブでの快適プレイが可能です。DLSS Quality使用で100fps以上が安定。RTX 5090は予算が許す場合のみ検討。
Conclusion 2026
公式推奨より1段上を選ぶ。
Shadow of the Erdtreeが基準
エルデンリングの公式推奨「GTX 1070 8GB」はベースゲームなら概ね問題ありませんが、DLC「Shadow of the Erdtreeのエニル・イリムやシャドウキープでは40〜50fps台に落ちることがあります。2026年時点でSotE込みの快適プレイを目指すなら、最低でもRTX 3060 / RX 6600 XT、1440pならRTX 5060 Ti以上が現実的なラインです。
60fpsキャップはゲーム設定で「無制限」に変更できます。ERSS-FG ModでDLSS 4 / FSR 3.1フレーム生成を後付けすれば、高リフレッシュレートモニターとの組み合わせで大幅なfps向上も可能です。ただしオンラインプレイ時は絶対にModを使わないことが鉄則です。設定の最適化で同じGPUからさらに多くのfpsを引き出せるので、設定ガイド記事も合わせて参照してください。