ロジクールG PRO X3 SUPERSTRIKEにPRO X CONTROLは必要?マウスパッドの選び方とPOWERPLAY 2との違い
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パッドを替えてもクリックは変わらない。足すかどうかは今のパッドへの不満で決める
ロジクールGは2026年10月15日に、ゲーミングマウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」(以下X3)と、PROシリーズ初のマウスパッド「PRO X CONTROL」を同時に発売します。ロジクールオンラインストアの価格はX3が32,450円、CONTROLが9,900円で、両方そろえると42,350円です。同じPROシリーズの新製品が同じ日に出るため、X3を予約するついでにCONTROLも買うべきか迷いやすい組み合わせです。
結論から言うと、CONTROLはX3に必須ではありません。X3の売りであるHITSのクリック調整はマウスの内部の仕組みで、設定もマウス側をG HUBで変えるため、どのパッドの上でも同じように働きます。CONTROLが変えるのは縦横の滑りの差、厚さ、縁の作りで、マウスの機能を増やす製品ではありません。
今のパッドが薄くて机の凹凸を拾う、縁がほつれている、縦と横で滑りの重さが違うのが気になる、のどれかに当てはまるならCONTROLを足す意味があります。不満がないなら、X3だけを買って今のパッドで試してから決めても間に合います。ワイヤレス充電のPOWERPLAY 2は付属の布パッドの上でマウスを使う製品なので、CONTROLとは実質的にどちらか一方を選ぶことになります。
目次
結論CONTROLも一緒に買う人、X3だけで足りる人
- 今のパッドが3mm前後と薄く、机の継ぎ目や凹凸を拾う
- 縦に振ったときと横に振ったときで、滑りの重さが違うのが気になる
- パッドの縁がほつれている、または縁の段差に腕が引っかかる
- ローセンシで腕ごと振り、今のパッドでは幅が足りない
- G640・G740など、今の布パッドに不満がない
- 横に振ったときの止まりやすさを頼りにエイムしている
- まずX3の重心とHITSの感触を、今の環境で確かめたい
- 充電の手間をなくしたい(CONTROLではなくPOWERPLAY 2の領分)
マウスとパッドを同時に替えると、止まり方や滑り方が変わったときに、原因がマウスなのかパッドなのか分からなくなります。X3を今のパッドで数日使い、それでも滑りや止まり方に違和感が残ったときにCONTROLを足すほうが、どちらが合っていないのかを切り分けられます。

役割X3で変わるのはクリック、CONTROLで変わるのは滑り
X3の中心は、ボタンの押し込み量をセンサーで読み取り、振動でクリック感を返す「HITS」です。押し込みのどこで反応させるかを10段階、ラピッドトリガーで入力を解除する位置を5段階、クリックの手応えを6段階で調整できます。これらはすべて、ロジクールの設定ソフト「G HUB」でマウス側の設定として変えます。
CONTROLは、ニット素材の表面と厚さ6mmのフォームでできた布のマウスパッドです。付属品は本体と保証規定だけで、G HUBで設定する項目もありません。パッドを替えてもクリックの反応や調整幅は変わらず、変わるのはマウスを動かしたときの滑りと止まり方です。
| 項目 | PRO X3 SUPERSTRIKE | PRO X CONTROL |
|---|---|---|
| 公式ストア価格 | 32,450円 | 9,900円 |
| 発売日 | 2026年10月15日 | 2026年10月15日 |
| 変わるもの | 反応する深さ、ラピッドトリガー、クリックの手応え | 縦横の滑りの差、厚さ、縁の段差 |
| 設定 | G HUBで調整 | 設定する項目なし |
| 大きさ・重さ | 59g(本体のみ) | 460×400×6mm・310g |
| 保証 | 2年(型番末尾MB・PE) | 1年 |
センサーの公称値も、CONTROLを前提にしたものではありません。X3のHERO 2センサーは最大48,000DPI、最大加速度90G、最大速度930IPSで、ロジクールは測定条件を「ゲーミングマウスパッド上のテスト」としているだけで、特定のパッドを指定していません。X2から何が変わったかは「PRO X3 SUPERSTRIKEとPRO X2の違い」で比べています。

見分け方今のパッドで足りるかは4つの不満で判断する
CONTROLを足すかどうかは、X3ではなく今のパッドの状態で決まります。次の4つのうち、当てはまるものがあるかを確かめてください。
1つ目は厚さです。3mm前後の薄いパッドは、天板の継ぎ目や細かな凹凸を拾いやすくなります。CONTROLは6mmのフォームで、G640の3mmより3mm厚く、手首の位置もそのぶん上がります。
2つ目は縦横の滑りの差です。一般的な織物の布パッドは、織り目の構造によって、左右に動かしたときと上下に動かしたときで操作感が変わります。CONTROLはニット素材でこの差を抑えたパッドです。ただし、横に振った照準が止まりやすい今の感覚を頼りにしている人には、横の止まり方が軽く感じられる可能性があります。縦横の差がどのくらいあるかは「PRO X CONTROLとG640・G740の違い」に定番パッドの計測値を載せています。
3つ目は縁です。CONTROLは縁を縫ってほつれを防ぎ、縫い目を表面より下に沈めています。縁がほつれてきたパッドや、縫い目の段差に前腕が引っかかるパッドを使っているなら、買い替える理由になります。
4つ目は広さです。CONTROLは460×400mmで、ローセンシで腕ごと振る人でも端に当たりにくい広さです。今のパッドがこれより小さく、大きく振ったときにマウスが端から落ちるなら、広さだけでも替える意味があります。
ソールとの相性は、実際に載せてみないと分かりません。X3は大型のPTFEソールの縁を丸く加工して、パッドへの引っかかりを抑えたとしています。海外の実機レビューでは、目の粗いパッドでは擦れが目立ち滑りが遅く感じるという評価と、布でもガラスでも素直に滑るという評価に分かれています。今のパッドで擦れが気になったときは、パッドかソールのどちらかを替えることになります。
費用組み合わせ別の合計は32,450円から50,930円
X3と一緒に買う候補を、ロジクールオンラインストアの価格で足し合わせると次のとおりです。CONTROLを足すと9,900円の上乗せで、X3単体の約3割にあたります。
| 組み合わせ | 公式ストアでの合計 | X3単体からの上乗せ |
|---|---|---|
| X3だけ(今のパッドを使う) | 32,450円 | 0円 |
| X3+G640(3mm) | 36,300円 | 3,850円 |
| X3+G740(5mm) | 37,070円 | 4,620円 |
| X3+PRO X CONTROL(6mm) | 42,350円 | 9,900円 |
| X3+POWERPLAY 2 | 50,930円 | 18,480円 |
※価格はロジクールオンラインストアの2026年10月14日時点の表示(税込)。X3のブラックは同日時点で公式ストアでは一時的に完売の表示です。
広さが同じG640との差は6,050円で、この差額で手に入るのはニットの表面、6mmのフォーム、表面の下に縫い込んだ縁の3つです。厚さが欲しいだけならG740でも5mmあり、上乗せは4,620円で済みます。
パッドを買い替えるなら、X3と同じ日に注文する必要はありません。CONTROLもG640・G740も単品で買えるので、X3を使ってみてから選んでも合計は同じです。
充電POWERPLAY 2を選ぶならCONTROLとはどちらか一方
X3は、USB-Cケーブルか別売のPOWERPLAYで充電できます。箱にはPOWERPLAY用の開口部カバーが付属し、前モデルのPRO X2 SUPERSTRIKEはワイヤレス充電システム「POWERPLAY 2」に対応しています。POWERPLAY 2の価格は18,480円で、マウス側に充電用のコインを取り付け、ベースの上に載せた付属の布パッドの上で使っている間に充電します。
POWERPLAY 2を選ぶと、マウスを滑らせる面は付属の布パッドになります。ベースが2.2mm、布パッドが1.3mmで、合わせても3.5mmの薄型です。布パッドの広さは344×284mmで、CONTROLの460×400mmと比べると面積は約53%しかありません。ロジクールの製品ページには、POWERPLAY 2の上にCONTROLのような厚いパッドを重ねる使い方は書かれていません。
X3では、POWERPLAY 2の出番は前のモデルより減っています。公称のバッテリー駆動時間は約135時間で、1日4時間使っても約33日もちます。海外の実機レビューでは、4,000Hzで8時間使って残量が92%になり、約100時間もつ計算でした。この場合でも1日4時間なら約25日です。さらにX3は有線でも最大8,000Hzで動くので、遊びながらケーブルで充電してもレポートレートが下がりません。PRO X2はケーブル接続中は最大1,000Hzでした。
POWERPLAY 2が向いているのは、充電を忘れがちな人と、8,000Hzやハプティックを強めた設定で毎日長く遊ぶ人です。この使い方では駆動時間が短くなり、X3の8,000Hz時の駆動時間は公表されていません。そのうえで344×284mmの広さで足りる、手首中心のエイムの人なら候補になります。広さや縦横の滑りの差を重視するならCONTROL、充電の手間をなくしたいならPOWERPLAY 2、という分け方です。
なお、POWERPLAY 2の製品ページの対応マウス一覧には、10月14日時点でSUPERSTRIKEの名前がありません。X3と組み合わせる前提で買うなら、購入前にロジクールのサポートで対応を確かめておくと安心です。8,000Hzで遊ぶとゲームがカクつく場合は「8000Hzマウスでゲームがカクつく原因と直し方」を参考にしてください。
比較CONTROLと他社の大判パッドの違い
X3に合わせるパッドは、ロジクール製でなくてもかまいません。CONTROLに近い他社の大判パッドと並べると、選ぶ基準は「何を変えたいか」に絞られます。
| パッド | 広さ・厚さ | X3と合わせるなら |
|---|---|---|
| PRO X CONTROL ロジクールG | 460×400mm・6mm | 縦横の滑りの差と縁の段差を減らしたい人 |
| G640 ロジクールG | 460×400mm・3mm | 今の感覚のまま安く大判にしたい人 |
| G740 ロジクールG | 460×400mm・5mm | 厚さだけ足したい人 |
| Gigantus V2 Pro L Razer | 500×480mm・4mm | 縦横のばらつきを公称値で確かめて選びたい人 |
| QcK Heavy Large SteelSeries | 450×400mm・6mm | 6mmの厚さを安く手に入れたい人 |
| POWERPLAY 2 ロジクールG | 344×284mm・3.5mm(ベース込み) | 充電の手間をなくしたい人 |
※寸法は各製品の仕様。Gigantus V2 Proの縦横のばらつきはRazerの公称値(最大5%、同社の内部テスト)。
CONTROLにいちばん近いのは、RazerのGigantus V2 Proです。どちらも縦横の差を小さくすることを売りにしていますが、Razerは縦横のばらつきを最大5%と数字で示していて、CONTROLは数値を公表していません。数字で確かめてから選びたい人、CONTROLより広い面が欲しい人はGigantus V2 Proが候補になります。
SteelSeriesのQcK Heavyは、CONTROLと同じ6mmの厚さで、ずっと安く手に入ります。目的が「机の凹凸を拾わない厚い土台」だけなら、CONTROLの価格を払わなくても届きます。縦横の差や縁の作りまで求めるときに、CONTROLを選ぶ理由が出てきます。
購入先X3と一緒に検討する製品の購入先
X3はブラックとピンクの2色で、どちらも型番の末尾がMB・PEのモデルは保証が2年です。末尾にdが付くモデル(MBd・PEdなど)は保証が1年なので、販売ページで型番を確かめてから選んでください。パッドは、今のパッドへの不満がはっきりしてから選んでも遅くありません。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|CONTROLはX3の付属品ではなく、パッドの買い替え
PRO X3 SUPERSTRIKEとPRO X CONTROLは同じ日に出るPROシリーズの新製品ですが、X3が変えるのはクリック、CONTROLが変えるのは滑りです。HITSの調整はマウス側の機能で、どのパッドの上でも同じように使えます。
CONTROLを足すかどうかは、今のパッドが薄い、縦横の滑りの差が気になる、縁がほつれている、幅が足りない、のどれかに当てはまるかで決めてください。当てはまらないなら、X3だけを買って今のパッドで試すのが無駄のない順番です。充電の手間をなくしたい人はCONTROLではなくPOWERPLAY 2を検討し、その場合は付属の344×284mmの布パッドで足りるかを先に考えておきましょう。
PRO X CONTROLはX3に必須ではありません。今のパッドに不満があるならX3と一緒に42,350円でそろえる意味があり、不満がないならX3の32,450円だけで十分です。
出典 X3とPRO X CONTROLの仕様・価格・発売日・付属品はロジクール プレスリリース(2026年9月24日)、ロジクールG公式ストア PRO X3 SUPERSTRIKE、ロジクールG公式ストア PRO X CONTROL、G640・G740の価格はロジクールG公式ストア G640とG740、POWERPLAY 2の価格・寸法・対応マウスはロジクールG POWERPLAY 2製品ページ、PRO X2 SUPERSTRIKEのPOWERPLAY 2対応はロジクール プレスリリース(PRO X2 SUPERSTRIKE)、X3の4,000Hzでのバッテリー消費はClub386の実機レビュー、ソールの評価は同レビューとProSettings.netの実機レビュー、Gigantus V2 Proの仕様はRazer公式によります。







