CORSAIR iCUE LINK RX II RGBの発売日・価格は?10月15日発売、新型ファン8製品の違いと選び方
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120mmは5,280円、ただし幅129mmとハブが購入前の確認点
出典:アスク「iCUE LINK RX II RGB」シリーズ発表、アスク製品情報、CORSAIR発表(海外)、CORSAIR「RX II RGBとRX RGBの違い」、CORSAIR公式マニュアル(日本語)
ケースファンを買い替えるとき、新型が出るたびに「前のモデルより何が良いのか」「今のケースに付くのか」が気になります。CORSAIRの「iCUE LINK RX II RGB」は、アスクが2026年10月8日に発表した新型で、国内発売は10月15日です。
結論から言うと、すでにiCUE LINKのファンやCPUクーラーを使っている人が、静かさを重視して増設・入れ替えをするときに向く製品です。120mmの1基は5,280円前後、140mmは5,980円前後で、360mm一体型はハブなしが9,780円前後、ハブ付きスターターキットが15,480円前後です。旧RX RGBより最大風量・最大静圧は下がっており、全開で回し続ける使い方なら旧型のほうが上です。
判断が分かれるのは、ハブと寸法の2点です。単品(Expansion)はiCUE LINKハブがないと動かず、フレームは公称サイズより9mm幅広です。この2つを先に確かめれば、買ってから付かない事態はほぼ避けられます。

目次
発売8製品の価格は5,280円〜15,480円、全モデル10月15日発売
ラインアップは120mm、140mm、360mm一体型の3種類で、いずれも黒と白があります。360mmだけは、ハブを同梱した「Starter Kit」と、ファンのみの「Expansion」に分かれます。発売はすべて2026年10月15日です。
| モデル | 予想市場価格(税込) | 型番(黒/白) |
|---|---|---|
| RX120 II RGB Expansion 120×129×26mm・1基 | 5,280円前後 | CO-9051057-WW/CO-9051058-WW |
| RX140 II RGB Expansion 140×149×26mm・1基 | 5,980円前後 | CO-9051063-WW/CO-9051064-WW |
| RX360 II Starter Kit 360×129×26mm・3基一体+ハブ | 15,480円前後 | CO-9051059-WW/CO-9051060-WW |
| RX360 II Expansion 360×129×26mm・3基一体 | 9,780円前後 | CO-9051061-WW/CO-9051062-WW |
※アスクの発表にもとづきます。価格は予想市場価格で、実売価格ではありません。黒と白は同額です。
この価格表から分かる数字が2つあります。1つ目は、360mm一体型のほうが割安なことです。RX360 II Expansionは9,780円前後で、1基あたり3,260円前後になります。RX120 IIを3基買うと15,840円前後なので、6,060円安くなります。ただし、360mm一体型はラジエーターや360mm対応のファン取り付け位置にしか付けられないため、ケース前面や天面に1基ずつ置きたい人には当てはまりません。
2つ目は、ハブの値段です。Starter KitとExpansionの差は5,700円で、これがシステムハブと接続用ケーブルの分にあたります。
ハブ単品はiCUE LINKハブがないと動かない
Expansionの名前が付いた製品は、すでにiCUE LINKの環境がある人に向けた増設用です。120mm・140mmの箱に入っているのは、ファン本体、iCUE LINKケーブル1本、コネクタ(アクティブ・パッシブ)各1個、取り付けネジ4本です。ハブは入っていません。
| いまの環境 | 選ぶ製品 | 追加で必要なもの |
|---|---|---|
| iCUE LINKハブがすでにある | 120mm/140mm/360mm Expansion | なし(ハブの空きポートに接続) |
| iCUE LINKを初めて使う | RX360 II Starter Kit | なし(ハブ・USBケーブル同梱) |
| 初めてで、120mm・140mmを使いたい | 120mm/140mm Expansion | iCUE LINKシステムハブを別途用意 |
※CORSAIR公式マニュアルの同梱品の記載にもとづきます。ハブ単品の国内価格は発表されていません。
ハブをつなぐには、電源ユニットからの6ピンPCIe電源と、マザーボードの内部USB 2.0ヘッダー(9ピン)が必要です。ソフトウェアはiCUE 5.37以降、ハブのファームウェアは3.11.646以降に更新しておく必要があります。ハブの1チャンネルには、RX II RGBを最大12基までチェーン接続できます。
CORSAIRのFAQによると、RX360 II RGBはiCUE上で1つのデバイスとして扱われ、回転数と照明が一体で制御されます。3基の回転数を別々にしたい構成には向きません。
寸法「120mm」でも幅は129mm、140mmは149mm
RX II RGBは、フレームが高さより9mm幅広です。120mmモデルは120×129mm、140mmモデルは140×149mmで、厚みは26mmです。CORSAIRによると、これはフレームの側面にiCUE LINKケーブルを通す溝を設けているためです。ファンの周囲にケーブルが出ず、風の流れを邪魔しにくくなります。

CORSAIRの案内では、確認の目安は次のとおりです。
| モデル | 取り付け位置の条件 | 見落とすと |
|---|---|---|
| RX120 II | その位置が140mmファンにも対応していれば収まりやすい | 120mm専用の取り付け穴だと幅が当たる |
| RX140 II | 取り付け位置の左右に約10mmの空きがあること | 9mmの幅広分が許容を超えて付かない |
| RX360 II | 360×129mmのフレーム。幅方向の余裕を確認 | ラジエーターやケース内壁に干渉する |
※RX120 IIとRX140 IIの条件はCORSAIRの取り付け案内にもとづきます。RX360 IIの確認点は、公称寸法から導いたものです。
ケースのスペック表にある「120mm対応」「140mm対応」は、ファンの公称サイズで書かれています。129mm幅のファンが入るかどうかは載っていないので、取り付け位置のまわりを実測するのが確実です。ケースファンの選び方全般はケースファンの選び方の記事にまとめています。
違い旧RX RGBより、低い回転数で風を出す方向に振った
CORSAIRの公称値で見ると、いちばん売れている120mmモデルの新旧の差は、最大値よりも低回転側に出ています。
| 項目 | RX120 II RGB(新) | RX120 RGB(旧) |
|---|---|---|
| 外形 | 120×129×26mm | 120×120×25mm |
| 回転数 | 400〜2,100rpm(±10%) | 400〜2,100rpm(±10%) |
| 風量 | 14.12〜64.72CFM | 10.5〜74.2CFM |
| 静圧 | 0.21〜3.57mmH₂O | 0.12〜4.38mmH₂O |
| 騒音 | 10〜32.8dBA | 10〜36dBA |
| 軸受 | 磁気ドームベアリング | 磁気ドームベアリング |
| 保証 | 5年 | 5年 |
※CORSAIRの比較表にもとづく公称値で、実測値ではありません。
最大回転数は同じ2,100rpmなのに、最大風量と最大静圧は新型のほうが下がっています。その代わり、最低回転(400rpm)時の風量は10.5CFMから14.12CFMへ、静圧は0.12から0.21mmH₂Oへ上がりました。CORSAIRは、普通に使う回転域では新型のほうが性能が高く、静かに回せると説明しています。逆に、ファンを常に全開で回す使い方なら、旧型のほうが風量も静圧も上です。140mmも同じ傾向で、最大風量は旧RX140 RGBの95.7CFMに対し84.06CFMです。
これはメーカーの公称値による比較で、同じ条件で新旧を並べた第三者の実測は見当たりません。「新型だから冷える」とは言い切れず、「低回転で静かな運用に寄せた」と捉えるのが正確です。
見た目と機能の違いも3つあります。
- 磁気ドームベアリングは旧RXにもあり、今回の新要素ではありません
- 排気側のエアガイドフィンは新型が4枚、旧型が9枚です。排気側が見えるビルドなら新型のほうがすっきりして見えます。細いケーブルが多い構成では、フィンが多い旧型のほうが巻き込みにくいとCORSAIRは説明しています
- 新型はファンごとに温度センサーを内蔵し、各ファンを通る空気の温度をiCUEで見られます
iCUE LINKで揃えた水冷との組み合わせは、TITAN II 360 RX LCDの記事で扱っています。TITAN IIのラジエーターには、このRX360 IIと同じ一体型フレームのファンが付きます。
比較iCUE LINKを使わないなら、他社のファンのほうが話が早い
RX II RGBの強みは、ハブ1つで配線・回転数・照明をまとめて扱えることです。裏返すと、iCUE LINK環境がない人にとっては、ハブの導入費用と手間が先に来ます。マザーボードのファンヘッダーに直接つなぐ一般的な4ピンPWMファンなら、ハブも専用ソフトも要りません。
同じ120mm・RGB系で、ハブなしで使える候補は次のとおりです。
| 選択肢 | 向く人 | ハブ |
|---|---|---|
| CORSAIR iCUE LINK RX120 II RGB | iCUE LINKで水冷・ファン・照明をまとめて管理したい | 必要(Starter Kitなら同梱) |
| NZXT F120U Ultra RGB | NZXTのハブで、外周2ゾーンのRGBを制御したい | NZXT側のハブに対応。1基だけの追加もできる |
| ARCTIC P12 Pro PST | 光らせず、価格と静かさを重視してまとめ買いしたい | 不要(デイジーチェーン対応) |
| Noctua NF-A12x25 G2 PWM | 光らなくてよいので、静音性と風量を最優先したい | 不要 |
※ハブの要否は各社の一般的な接続方式にもとづく目安です。購入前に各製品の仕様を確認してください。
すでにケース内がCORSAIRのiCUE LINKで揃っているなら、RX II RGBの増設が最も配線がきれいです。そうでない場合に、ファンだけのために新しいエコシステムを入れるメリットは小さくなります。
判断RX II RGBが向く人、他を選ぶ人
- iCUE LINKのハブやCPUクーラーをすでに持っていて、ファンを増設・交換したい
- 全開ではなく、低〜中回転で静かに冷やす使い方をする
- 取り付け位置の周囲に、幅129mm(140mmなら149mm)の余裕を確認できる
- iCUE LINK環境がなく、ハブの導入費用をかけたくない
- 120mm専用の取り付け穴で、幅の余裕が測れない
- 最大風量・最大静圧を重視する(旧RX RGBのほうが公称値は高い)
要するに、新しいファンを買う理由は静かさと配線の簡単さです。これから初めて揃えるなら、360mm一体型のStarter Kit(15,480円前後)が、ハブ込みで一式そろう最短の入り口になります。
購入購入先と比較候補
RX II RGBは10月15日の発売前です。待たずに揃えたい人や、iCUE LINKを使わない人向けに、すでに購入できる比較候補を載せます。
ケースファンの比較候補


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|iCUE LINK環境がある人向けの静音寄りファン
iCUE LINK RX II RGBは、iCUE LINKで揃えている人が、静かに回す運用に寄せるためのファンです。120mmは5,280円前後、140mmは5,980円前後、360mm一体型はハブなし9,780円前後、ハブ付き15,480円前後で、発売は10月15日です。旧RX RGBより最大風量・最大静圧は下がっているため、全開運用が中心なら旧型が上です。
購入前には、iCUE LINKハブの有無、取り付け位置の幅(120mmは129mm、140mmは149mm)、iCUE 5.37以降の3点を確認してください。iCUE LINK環境がないなら、ハブ不要の他社ファンのほうが手軽です。




