鳴潮(Wuthering Waves)PC版 必要スペックとおすすめPC|GPU別フレームレート・120fps対応CPU条件ガイド【2026年版】

鳴潮(Wuthering Waves)PC版 必要スペックとおすすめPC|GPU別フレームレート・120fps対応CPU条件ガイド【2026年版】

『鳴潮(Wuthering Waves)』は中国のKuroCが開発・運営するオープンワールドアクションRPGです。2024年5月のPC・モバイル同時リリース後も継続的に大型アップデートを重ね、2026年3月現在もトップクラスの人気を維持しています。公式の推奨スペックはやや古い世代のGPUを基準にしていますが、Ver 2.0以降の新マップ追加とVer 2.6でのDLSS 4対応により、実際に快適にプレイするために必要なスペックは大幅に引き上げられています。

鳴潮はPUBGやLoLのようなCPU律速ゲームとは異なり、GPUの性能がフレームレートを直接左右するGPU律速タイトルです。特に重要なのは「120fps設定の解除にCPUの条件がある」という公式仕様で、Ryzen 5シリーズでは120fps設定が利用できません。120fps目標のプレイヤーはCPU選びにも注意が必要です。

この記事では公式スペックの確認からGPU別フレームレート比較・DLSS 4の活用方法・120fps解除CPU条件・2026年版おすすめBTO構成まで、鳴潮を最高の状態でプレイするための全情報を解説します。

目次

プレイ前に知っておきたい4つのポイント

  • 120fps設定の解除にはCPU制限がある。Ryzen 5では120fps不可。鳴潮PC版はゲーム内グラフィック設定で上限フレームレートを選択できますが、120fps・144fps以上の設定は搭載CPUが条件を満たしている場合のみ選択できます。IntelはCore i5以上(Core i5 / i7 / i9 / Xeon)、AMDはRyzen 7以上(Ryzen 7 / 9 / Threadripper)が条件で、Ryzen 5シリーズでは120fps設定が表示されません。AMD環境で120fpsを目標にする場合は、最低でもRyzen 7 9700Xが必要です。

  • GPU律速ゲームのためGPU性能を最優先に選ぶ。鳴潮は特にオープンワールドのフィールドエリアや、大規模ボス戦での描画負荷が高く、CPUよりもGPUが性能のボトルネックになりやすいタイトルです。RTX 3060(12GB)でも中〜高設定で60fps目標なら対応できますが、最高設定での120fps安定にはRTX 5070 Ti以上が目安となります。VRAM 6GBのカード(GTX 1060等)はVer 2.0以降で最高設定時にVRAM不足になる報告があるため、現在の購入はVRAM 8GB以上推奨です。

  • RTX 50シリーズならDLSS 4 マルチフレーム生成(MFG)が使える。鳴潮はVer 2.6(2025年8月)でDLSS 4に対応し、RTX 50シリーズ限定でマルチフレーム生成(2x〜4x)が利用可能です。この機能を有効にすると、実際のレンダリングは60fps程度でも表示上は120fps〜240fps相当のなめらかさになります。RTX 5060 Ti 16GBでもDLSS MFG有効時に実質120fps超えが狙えるため、RTX 50シリーズへの投資対効果が特に高いタイトルです。RTX 40シリーズはフレーム生成(1フレーム追加)まで対応。

  • メモリは16GBでも動作するが、32GBあると長時間プレイが安定する。公式推奨は16GBですが、鳴潮は長時間プレイ時にメモリ使用量が増加傾向にある(メモリリーク報告あり)ため、32GBあると安心です。特に4Kモニター利用者や録画・配信と並行してプレイする場合は32GB以上を推奨します。デュアルチャンネル(2枚挿し)で動作させることが帯域幅確保の前提です。

公式の必要スペックを確認する

Kuro Gamesが公開している必要スペックは以下のとおりです。公式スペックはやや古い世代のGPUを基準にしており、Ver 2.0以降の大型マップが追加された現在の実用ラインとは乖離があります。

項目最低スペック推奨スペック快適プレイ目安
GPUGTX 1060 6GB
RX 570
(VRAM 6GB)
RTX 2060
RX 5700 XT
(VRAM 8GB)
RTX 5060 Ti 16GB
RTX 4070 SUPER
(VRAM 12GB+)
CPUCore i5-9400
Ryzen 5 2600
Core i7-9700
Ryzen 7 3700X
Core i5-13600K
Ryzen 5 9600X
(120fps: Ryzen 7以上)
メモリ16GB16GB32GB DDR5
ストレージHDD 60GB以上SSD 60GB以上NVMe SSD 60GB以上
OSWindows 10
64-bit
Windows 10
64-bit
Windows 10/11
64-bit

公式スペックの「最低VRAM 6GB」はVer 1.0時代の基準です。Ver 2.0以降で新マップが追加されてからは最高設定・フルHD時のVRAM消費が4〜6GBに達するため、VRAM 8GB以上のGPUが現実的な最低ラインです。WQHD(2560×1440)では6〜8GB消費するため12GB以上が安心です。また公式推奨CPU(Ryzen 7 3700X / Core i7-9700)は2019〜2020年世代であり、快適な120fps環境には現行世代CPUへの更新を推奨します。

解像度・目標fps別 おすすめスペック早見表

Wuthering Waves — RECOMMENDED SPECS

解像度・目標fps別 おすすめスペック早見表(2026年版)

フルHD 60fps安定RTX 4060以上CPU: Core i5 / Ryzen 5 9600X以上
フルHD 120fps安定RTX 5060 Ti以上DLSSなしなら RTX 5070 Ti 推奨
WQHD 60fps安定RTX 5060 Ti以上DLSSありなら RTX 4070 SUPER で可
120fps CPU条件Ryzen 7以上必須Ryzen 5は120fps設定不可(公式仕様)
VRAM目安8GB(12GB推奨)WQHD・高設定は12GB以上が安心
メモリ32GB DDR5推奨公式推奨16GBだが長時間は32GBが安心

GPU別フレームレート比較(High設定・フルHD)

CPU: Ryzen 7 9800X3D固定・High設定(最高品質)・フルHD・DLSSなし条件での推定フレームレートです。RTX 5070 Tiを100%基準として各GPUの相対性能を示しています。RTX 3060(12GB)再販モデルを含む14モデルを掲載しています。

GPU(CPU: Ryzen 7 9800X3D固定・High設定・フルHD・DLSSなし) 平均fps WQHD 相対性能
RTX 5070 Ti 122 fps 88 fps
100%
RTX 4090 118 fps 84 fps
97%
RTX 5070 110 fps 78 fps
90%
RTX 4080 SUPER 103 fps 73 fps
84%
RTX 4070 Ti SUPER 98 fps 68 fps
80%
RTX 4070 SUPER 91 fps 62 fps
75%
RTX 5060 Ti 16GB 86 fps 58 fps
70%
RTX 4070 84 fps 55 fps
69%
RX 7800 XT 78 fps 50 fps
64%
RTX 4060 Ti 16GB 73 fps 46 fps
60%
RX 7700 XT 68 fps 44 fps
56%
RTX 3070 8GB 65 fps 40 fps
53%
RTX 4060 8GB 63 fps 38 fps
52%
RTX 3060 12GB(再販) 54 fps 35 fps
44%

DLSS 4 / FSR 3.2 を有効にするとフレームレートが大幅改善します。DLSSクオリティモードで約1.5〜1.8倍、DLSSバランスモードで約2倍のフレームレート向上が期待できます。RTX 5060 Ti 16GB(86fps → DLSS有効で約130fps相当)やRTX 4060 8GB(63fps → DLSS有効で約95fps相当)といった選択も十分実用的です。RTX 50シリーズはDLSS 4 マルチフレーム生成(MFG)に対応しており最大4フレーム生成が可能なため、DX12モードでDLSS MFGをONにすると60fps前後の実描画でも120fps超えの表示フレームレートを達成できます。

GPUの選び方:用途・解像度別ガイド

ハイエンド:120fps安定 + DLSS MFG全開RTX 5070 Ti / RTX 5070がターゲット。DLSSなしでも120fps超えを達成でき、DLSS 4 MFG有効時は240fps相当の超なめらか映像を体験できます。WQHD(1440p)でも最高設定で快適に動作。予算が30万円以上あり最高のビジュアルと高フレームレートを両立したい場合の選択肢です。
ミドルハイ:フルHD 60〜100fps + DLSS FGRTX 5060 Ti 16GB / RTX 4070 SUPERが最適解。DLSSなしで80〜90fps台、DLSS FG有効で120fps超えが十分狙えます。RTX 5060 Ti 16GBはVRAM 16GBの余裕とDLSS 4 MFG対応を両立しており、予算20〜25万円台のBTOでは最もコスパが高い選択肢です。
エントリー:フルHD 60fps目標(High〜Medium設定)RTX 4060 8GB / RTX 3060 12GB(再販)が選択肢。高設定でのDLSSなし平均は50〜63fps程度ですが、DLSS有効で快適な60fps以上を確保できます。RTX 3060(12GB)再販はVRAM容量に余裕があり、フルHD・中設定では価格対効果が高いモデルです。ただしCPUの120fps設定制限とは別に、GPUの実性能としても120fps安定は難しいため、60fps目標が前提です。
WQHD(1440p)環境ではVRAM 12GB以上を優先するWQHD最高設定では6〜8GBのVRAM消費が発生するため、VRAM 8GBカード(RTX 4060 8GB等)はWQHDでは心許ない場面があります。WQHD環境を検討するならVRAM 12GB以上のRTX 5060 Ti 16GB / RTX 4070 Ti SUPER以上を選んでください。

CPUの選び方:120fps解除条件に注意

鳴潮のフレームレート上限設定は公式でCPUモデルに依存しており、120fps以上の設定はRyzen 7以上(Intel側はCore i5以上)のみ利用可能です。

【重要】鳴潮の120fps設定 対応CPU条件(公式)Intel: Core i5 / Core i7 / Core i9 / Xeon シリーズ → 120fps設定OK
AMD: Ryzen 7 / Ryzen 9 / Threadripper シリーズ → 120fps設定OK
AMD Ryzen 5 シリーズ(9600X / 7600X等) → 120fps設定が表示されない(利用不可)
AMD環境で120fpsを目標にするなら最低でもRyzen 7 9700Xが必要です。
最強:Ryzen 7 9800X3D(120fps対応 + 3D V-Cache)鳴潮はGPU律速ですが、重負荷マップ(穂波市エリア等)ではCPU性能も影響します。Ryzen 7 9800X3Dは120fps設定対応かつゲーミング最強クラスのCPUで、GPUのフルポテンシャルを引き出せます。ハイエンド構成(RTX 5070 Ti組み合わせ)の場合は特に9800X3Dを推奨。
ミドル:Ryzen 7 9700X(120fps対応・コスパ重視)120fps設定が解除されるAMD最低ラインで、性能もゲーミング用途では十分。Ryzen 7 9800X3Dと比べてフレームレートは若干落ちますが、10〜15万円台のBTOでもRyzen 7 9700Xを選択できるため、コスパ重視の120fps環境構築に最適です。
エントリー:Ryzen 5 9600X / Core i5-13600K(60fps目標)60fps目標のエントリー構成ならRyzen 5 9600Xで十分です。ただしAMDのRyzen 5は120fps設定が利用できないため、将来的に120fps環境へのアップグレードを検討している場合はRyzen 7 9700Xを選んでおくほうが賢明です。IntelのCore i5-13600Kは120fps設定OK(Intel Core i5は条件を満たす)。

おすすめBTO構成(2026年版)

エントリー快適:フルHD 60fps + DLSS運用(16〜20万円)CPU: Ryzen 5 9600X / GPU: RTX 5060 Ti 16GB / RAM: 32GB DDR5 / SSD: NVMe 1TB。高設定でのDLSSなし平均86fps、DLSS有効で120fps相当の表示フレームレートも。Ryzen 5搭載のため公式120fps設定は利用不可ですが、DLSS MFG表示上の滑らかさは十分体験できます。予算を抑えつつ快適にプレイしたい場合の入門構成。
ミドルハイ:フルHD 120fps対応(20〜27万円)CPU: Ryzen 7 9700X / GPU: RTX 5060 Ti 16GB または RTX 5070 / RAM: 32GB DDR5 / SSD: NVMe 1TB。120fps設定が解除されるRyzen 7 9700X+RTX 5060 TiでDLSS FG有効時に120fps安定が狙えます。RTX 5070へのアップグレードでDLSSなしでも110fps前後を確保。鳴潮メインで長くプレイするなら最もバランスの良い構成です。
ハイエンド:120fps + DLSS MFG全開(30〜38万円)CPU: Ryzen 7 9800X3D / GPU: RTX 5070 Ti / RAM: 32GB DDR5 / SSD: NVMe 1TB。DLSSなしで120fps超えを達成し、DLSS 4 MFG有効時には240fps相当の超なめらか映像を体験できます。WQHD(1440p)でも最高設定で88fps前後を確保。今後の大型アップデートによる負荷増加にも長期間対応できる将来性の高い構成です。

まとめ

鳴潮PCスペック
選び方のポイント

鳴潮はGPU性能が直接フレームレートに影響するGPU律速タイトルです。フルHD 60fps目標ならRTX 4060〜RTX 3060(12GB)再販でも十分対応できますが、快適な120fps環境にはRTX 5060 Ti 16GB以上のGPUが実用ライン。
最大の注意点はAMD Ryzen 5では120fps設定が利用できないという公式制限で、AMD環境で120fpsを目指すならRyzen 7 9700X以上が必須です(IntelはCore i5以上でOK)。
RTX 50シリーズのDLSS 4 マルチフレーム生成に対応しており、RTX 5060 Ti 16GBでもDLSS MFG有効時に120fps超えが狙えるため、新規購入するならRTX 50シリーズが特に有利なタイトルです。

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ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。