ステューピッド・ネバー・ダイズ(Stupid Never Dies)とは|10月22日発売、価格7,689円・必要スペックは?体験版の評価まで
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10月22日発売、通常版7,689円・推奨はRTX 3060級
『ステューピッド・ネバー・ダイズ』は、最弱のゾンビ「デイビィ」が敵を喰らって能力を奪い、モンスターの王「KOM」を倒しに行く3DアクションRPGです。PS5とPC(Steam)向けに、セガが2026年10月22日に発売します。
価格は通常版が税込7,689円、「ゴージャスバカエディション」が税込8,789円。PC版の推奨GPUはGeForce RTX 3060/Radeon RX 6600で、最新のハイエンドは要りません。Steam Deckも「確認済み」判定です。
買うかどうかで迷う点は、「毎回レベル1に戻る」成長の作りが自分に合うかどうかです。冒頭約2時間を遊べる体験版があり、セーブデータも製品版に引き継げるので、まず体験版で戦闘の手触りを確かめるのが確実です。

目次
概要どんなゲームなのか
開発は、『デビル メイ クライ』『ドラゴンズドグマ』シリーズなどに携わったスタッフが集まった新スタジオ「GPTRACK50」です。代表の小林裕幸氏は、カプコン時代に『バイオハザード』や『デビル メイ クライ』などを手がけたプロデューサーとして知られています。セガが共同パブリッシング契約を結び、全世界で販売します。
舞台はモンスターが支配する世界です。ゾンビのデイビィは、ショッピングモールの冷凍庫で凍死していた人間の女性ジュリアに一目惚れします。彼女を生き返らせるには、ダンジョン最深部にいるKOMを倒して「奪われた人類の全知」を取り戻さなければなりません。最弱ゾンビが恋のために王を食べに行く、という筋立てです。
ゲームは1人用で、ショッピングモールが拠点です。制限時間つきのダンジョンへ「ダイブ」し、帰還して強化し、また潜る流れを繰り返します。
成長毎回レベル1なのに、成長だけが速くなる
ダンジョンには毎回レベル1から入ります。ただし、これまで倒した敵の数に応じて「成長スピード」が累積するため、同じレベル1でも挑戦を重ねるほど速くレベルが上がります。制限時間の中で、前回は届かなかった深い階層まで進めるようになる、というのが公式の説明です。
道中の「ランディングエリア」では制限時間が止まり、次に進む階層を選べます。育成を優先するか、深層を目指すか、報酬を集めるか、ここで判断することになります。奥へ進むほど敵は強くなり、報酬も良くなります。
レベルを積み上げ続ける従来型のRPGとは違い、1回のダイブごとに成長を取り直す構造です。育てたレベルがそのまま残る作りを好む人は、合うかどうかを体験版で確かめてください。
戦闘敵を喰らって奪う「スタイルイート」とバイト
戦闘の軸は、攻撃で溜める「バイトゲージ」を使って敵を喰らう「バイト」です。敵にダメージを与えながら自分のHPを回復でき、エリート敵のコアを喰らうと能力を奪って姿とアクションが変わります。これが「スタイルイート」で、ゾンビを含め全11種類のスタイルを瞬時に切り替えられます。

開発元サイトの開発者インタビュー(4月末の週刊ファミ通掲載分)によると、スキルは各モンスターに5種類ずつあり、コアを喰らうとその中からランダムで1つ得られます。レアリティもあり、高いほど攻撃力などの基礎能力が上がります。取得前に表示される「スタイルカード」で内容を確認でき、欲しくなければ取らない選択もできます。
| スタイル | 特徴 |
|---|---|
| ゾンビ | 基本のスタイル |
| 狼男 | スピーディーな動きと攻撃 |
| ハーピー | 空中から羽弾で遠距離攻撃 |
| ゴーレム | 大群を吹き飛ばす怪力で、体勢を崩されにくい |
| ヴァンパイア | コウモリの群れを使役する |
| ウィル・オ・ウィスプ | 幽体と実体を行き来できる |
| サイクロプス | 巨大な棍棒を振り回す一撃特化 |
| スノーフェアリー | 敵を凍らせて自らの力に変える |
| マーフォーク | 地中に潜って攻撃できる |
| リッチ | 大鎌で攻撃し、スケルトンを従える |
| デーモン | 鞭と重力で敵の位置を操作する |
※開発者インタビュー時点(4月末)のスタイル構成です。
守りは「ステューピッドパリィ」が担います。敵の攻撃を受け止めながら突進でき、使うと溜まる「リカバリーダメージ」は、確定する前にバイトを成功させれば回復できます。殴って、受けて、喰らって回復する攻防一体の作りです。

条件を満たすと発動できる「デイビィバースト」は、能力を大きく引き上げる必殺技です。発動中は画面がディスコ調に変わり、敵にも落書きのような演出が入ります。
育成身体を改造する「ボディハック」とゾンビスキル
拠点のタトゥーショップ「Ink on the Brain」では、ダンジョンで得たアイテムを使って腕・頭・脚に武器やパーツを装備できます。腕にミサイルを付けて遠距離型にするか、近接武器で一撃を狙うかを選べ、装備はスタイルを切り替えても機能します。バーガーショップ「Bessie Burger」ではゾンビスキルを解放します。
ダンジョンで一定のレベルに達すると、3枚の「ゾンビスキルレシート」から1枚を選びます。提示される内容はダイブごとに変わります。スタイルのランダムなスキル、装備、レシートの組み合わせで、潜るたびにビルドが変わる設計です。
動作環境PC版の必要スペックと推奨スペック
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | 64bit OS | Windows 11 |
| CPU | Core i5-8500 Ryzen 5 3500 | 6コア12スレッド Core i5-11600K/Ryzen 5 5600X |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | GTX 1070 8GB RTX 3050 8GB RX 580 8GB | RTX 3060 8GB RX 6600 8GB |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| ストレージ | 空き容量22GB | 空き容量22GB |
※Steamストアページの記載(2026年10月7日確認)。
最低でもメモリ16GBとVRAM 8GBのGPUが前提で、2026年の3Dアクションとしては控えめな要求です。推奨のRTX 3060/RX 6600は数世代前のミドルクラスで、RTX 4060以降のGPUなら要件上は余裕があります。
注意点が2つあります。1つ目は、最低欄が「RTX 3050 8GB」である点です。RTX 3050には6GB版もあり、6GB版は最低要件のVRAMに届きません。2つ目は、推奨スペックが何解像度・何fpsを想定しているか、Steamの記載からは分からない点です。「RTX 3060で最高設定が何fps」とは、発売前の現時点では言えません。
Steam Deckは「確認済み」と表示されています。Steamストアでは、ゲームパッド推奨、DualSenseコントローラー対応、部分的なコントローラーサポートの表示があります。
言語日本語は字幕まで、音声は英語のみ
Steam版は日本語のインターフェイスと字幕に対応しています。フル音声に対応する言語は英語だけで、日本語音声はありません。開発者インタビューでも「ボイスは英語のみ、テキストは13言語」と説明されています。物語の細かな会話を字幕で追うことになるので、戦闘中に字幕を読む余裕があるかも体験版で見ておくとよいでしょう。
価格通常版とゴージャスバカエディションの選び方
| 項目 | 通常版 | ゴージャスバカエディション |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 7,689円 | 8,789円 |
| 内容 | ゲーム本編 | 本編+「チクタクベア:妄想演出パック」 |
| 予約特典 | アバターセット(全11種)はPS Storeの予約特典 | 最大48時間のアドバンスアクセス |
※PC版(Steam)とゴージャスバカエディションはダウンロード版のみの販売です。
「チクタクベア:妄想演出パック」は単体で税込1,650円です。頭がボブルヘッドになる、足音やヒット音が変わる、戦闘BGMや主題歌入りのバーストBGMに切り替わるといった、見た目と音の演出を変える内容で、強さには関わりません。通常版にDLCを後から足すと9,339円になるので、最初から欲しいなら8,789円のゴージャスバカエディションが550円安くなります。本編だけで足りるなら通常版で問題ありません。
Steamでゴージャスバカエディションを予約すると、アドバンスアクセスで最大48時間早く遊べます。開始は日本時間の2026年10月20日7時で、10月22日6時59分までの購入が対象です。発売日はセガの案内では10月22日(木)ですが、Steamストアの表示は「2026年10月21日」になっています。
体験版約2時間の体験版と、改善されたカメラ・攻撃追従
PS5とSteamで、冒頭約2時間を遊べる無料体験版「ファーストバイトデモ」が配信中です。バイト、スタイルイート、ボディハック、デイビィバースト、爆速成長のゲームサイクルまで触れ、セーブデータは製品版へ引き継げます。
Steamの体験版ページのレビューは、2026年10月7日時点で288件、約77%が好評で、表示は「やや好評」です。製品版の評価ではありませんが、判断材料にはなります。
配信後に多かった意見は、攻撃が敵に当たりにくいことと、戦闘中に敵をカメラで捉えにくいことでした。開発チームは9月22日のアップデートで、地上・空中の敵への攻撃追従を改善し、敵を画面内に収めやすくする「戦闘カメラアシスト」を追加しました。カメラアシストはオプションで入切でき、改善は製品版にも入ります。以前の体験版で「当たりにくい」と感じてやめた人は、改善後の版で試し直す価値があります。
クリア済みのセーブデータではダンジョンに再び潜れないため、改善を試すには、タイトル画面の「設定」から「ゲームプレイ」の「セーブデータの初期化」を行う必要があります(Steamコミュニティの告知より)。
音楽PUNKとLOVEを混ぜた音づくり
10月6日公開の開発者解説動画「DEEP BITE #3」では、小林氏が「PUNK」と「LOVE」を組み合わせた“FUNKY”な世界観を音楽面から説明しています。メタル、ロック、エレクトロニックなど複数のジャンルを混ぜた音づくりです。オープニングテーマ「Stupid Never Dies」とエンディングテーマ「Restless, Reckless, Never Die, Fearless」は、発売前から音楽配信サービスで公開されています。
ビジュアル手描き感のある3Dと、再構築された舞台
10月9日には開発者解説動画「DEEP BITE #4」のアート編が公開されました。プロデューサーの小林裕幸氏が、本作の見た目の作りを説明しています。セガの発表によると、押さえておきたい要素は次の4つです。

- 手描き感を生かした3D表現:3Dのアクションでありながら、手描きの質感を残した画面づくりです。
- クラシックなモンスターとOTの組み合わせ:敵はおなじみのモンスターに、OT(オーバーテクノロジー)を掛け合わせたデザインです。
- 実在の都市や歴史を着想源にしたステージ:実在する都市や歴史上の時代・場所を元に、常識を超えた舞台へ作り替えています。
- デイビィの視点を反映したUI:画面の表示も、主人公の視点に合わせて作られています。
この見た目は飾りにとどまりません。戦闘中に発動する「デイビィバースト」では、現実の見た目が主人公の妄想に塗り替わり、能力が引き上げられます。画面の印象とゲームの仕組みがつながっているので、動画の雰囲気が気に入った人ほど、実際の操作でもその世界に入り込みやすい作りです。
動画で確かめられるのは見た目の方向性までです。都市名や時代名といった具体例は、発表文には書かれていません。画面の見やすさや、戦闘中に敵やエフェクトが判別しやすいかどうかは、冒頭約2時間の体験版で確かめるのが確実です。画面は開発中のものと断られているため、製品版の描画は発売後に変わる可能性があります。
向き不向きどんな人に向いているか
向いているのは、キャラクターを動かして戦うアクションが好きな人と、潜るたびにビルドが変わるローグライト的な遊びが好きな人です。プレイ時間は開発者インタビューで30時間前後の見込みと説明されています。
育てたレベルがそのまま積み上がるRPGを期待している人は、毎回レベル1に戻る作りが合わないかもしれません。その場合も、約2時間の体験版で成長の速さと戦闘の手触りを確かめれば、7,689円を払う前に判断できます。手元のPCがGTX 1070以上かRTX 3050 8GB以上なら、体験版は試せる環境と考えてよいでしょう。
おすすめPCを買い替えるなら、推奨のRTX 3060級を上回る現行構成を
推奨がRTX 3060/RX 6600なので、手持ちのPCがその水準にあれば買い替えは要りません。新しく選ぶなら、現行世代のGPU、メモリ16GB以上、22GB以上の空き容量が確保できるSSDを基準にすると、本作の要件を余裕で満たします。2台とも本作の実測fpsにもとづく推薦ではなく、推奨スペックとの比較で選んだ候補です。
FAQよくある質問
まとめまとめ|買う前に約2時間の体験版で成長の速さを確かめる
『ステューピッド・ネバー・ダイズ』は、毎回レベル1から始まりながら成長速度が上がっていく仕組みと、敵を喰らって11スタイルに変身する戦闘が核のアクションRPGです。PC版は推奨RTX 3060級と軽めで、Steam Deckも確認済みです。
発売は2026年10月22日、通常版は税込7,689円、ゴージャスバカエディションは税込8,789円です。購入前に、冒頭約2時間の無料体験版(セーブ引き継ぎ可)で、成長の速さとカメラ・攻撃追従の改善後の手触りを確認してください。
出典(2026年10月7日確認):Steamストア(製品版)、Steamストア(体験版)、セガ発売日発表リリース、セガ体験版配信のお知らせ、セガ DEEP BITE #1、PR TIMES(ゲームサイクル)、PR TIMES(エディション・予約特典)、PlayStation.Blog(成長システム)、GPTRACK50 開発者インタビュー、Steamコミュニティ(体験版アップデート)、セガ公式ニュース(アート編・2026年10月9日)
©SEGA / GPTRACK50。画像はセガ公式ニュースより。


