パルワールド(PC版)の推奨スペックとおすすめ構成|マルチはCPU重視・設定最適化とホスト向けPC選び【2026年版】
パルワールドはオープンワールドのサバイバルクラフトゲームです。ソロプレイではGPUが主なボトルネックになりますが、マルチプレイではパルのAI処理がCPUに集中するため、ソロとは異なるスペック要件が生まれます。公式が推奨RAMを32GBとしているのも珍しく、大型拠点を構えるほどメモリ消費が増加します。この記事では公式スペックの読み方から、マルチホスト向けのCPU選び、fps改善設定まで解説します。
目次
公式の推奨スペックを確認する
パルワールドの公式スペックは2段階です。最低は起動の下限、推奨は60fps前後でのプレイを想定した目安です。
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| GPU | NVIDIA GTX 1050 (VRAM 2GB) | NVIDIA RTX 2070 (VRAM 8GB) |
| CPU | Intel Core i5-3570K (4コア / 3.4GHz) | Intel Core i9-9900K (8コア / 3.6GHz) |
| メモリ | 16GB | 32GB |
| ストレージ | 40GB SSD必須 | 50GB SSD(高速推奨) |
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10/11 64bit |
| DirectX | DirectX 11 | — |
公式スペックには他タイトルと異なる点が3つあります。まず推奨CPUがCore i9-9900K(8コア)と高めなこと。次に推奨RAMが32GBと多くのゲームの2倍であること。そしてSSDが必須(HDDでは起動不可)と明記されていること。推奨のRTX 2070は2019年製の旧モデルのため、2026年現在の新品購入ではRTX 4060以上が同等・それ以上の性能になります。
GPU別フレームレート目安(Epic品質設定)
以下はEpic品質(最高設定)・ネイティブ解像度での推定フレームレートです。ソロプレイでCPUがボトルネックになっていない環境での目安です。
PALWORLD — RECOMMENDED SPECS
解像度・用途別 おすすめGPU早見表
RTX 5060 Ti65〜78fps前後
| GPU(VRAM) | フルHD | WQHD | 4K | 相対性能 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 4070 SUPER(12GB) | 135 fps | 98 fps | 48 fps | |
| RTX 4070(12GB) | 121 fps | 88 fps | 44 fps | |
| RTX 5060 Ti(16GB) | 110 fps | 78 fps | 38 fps | |
| RTX 4060 Ti(16GB) | 90 fps | 65 fps | 32 fps | |
| RTX 4060(8GB) | 65 fps | 45 fps | 22 fps | |
| RX 7600(8GB) | 58 fps | 40 fps | — | |
| RTX 3060(12GB) | 55 fps | 38 fps | — | |
| Radeon 780M ※内蔵GPU | 20 fps ※低設定 | — | — |
※ Epic品質設定・ネイティブ解像度でのソロプレイ推定値。Radeon 780Mのみ低設定推定。マルチプレイ・大型拠点ではCPUボトルネックにより実際のfpsが下がる場合があります。
フルHD(1080p)で遊ぶ場合
フルHD Epic設定で60fps安定を確保するにはRTX 4060がコスパ最適解です。65fps前後と快適な水準を確保できます。RTX 3060は55fps前後とEpic設定では若干不足気味なため、設定を1段階下げるかRTX 4060への投資が快適プレイへの近道です。120fps設定を目指すならRTX 4070以上が目安になります。
WQHD(1440p)で遊ぶ場合
1440pでEpic設定・60fps安定にはRTX 4060 Ti〜RTX 5060 Tiが目安です。RTX 4060 Tiで65fps、RTX 5060 Tiで78fps前後を見込めます。RTX 4060は1440pで45fps前後に落ちるため、1440pでのプレイを想定するなら1ランク上のGPUを選んでおくのがおすすめです。
マルチプレイ時の注意点——ソロと異なるスペック要件
パルワールドのマルチプレイで最大の特徴は、パルのAI処理がCPUに集中するという点です。ソロプレイではGPUが主なボトルネックになりますが、マルチではパルの動き・タスク管理・パスファインディングがCPUに常時負荷をかけます。
ラグ対策の設定:マルチプレイのラグ改善には、サーバー設定ファイルで「BaseCampWorkerMaxNum」(拠点ワーカーパル上限)を15〜20に制限するのが有効です。デフォルトのまま複数拠点が動き出すと処理が爆発的に増加するため、安定運用には上限設定をおすすめします。
専用サーバーでホストの負荷を分離する
ホストPCに負荷をかけずに安定したマルチプレイをするには、専用サーバー(デディケイテッドサーバー)の利用が効果的です。ゲームと同時にサーバーを動かすホスト方式と比べ、専用サーバー方式は参加者全員の体験が安定します。
fpsを改善する設定最適化
パルワールドはグラフィック設定の影響が大きく、適切に設定を調整することで最大42%のfps向上が報告されています。特にシャドウ品質の影響が最も大きい項目です。
重い場面(大拠点エリア・多人数マルチ)での対処法:①シャドウ品質をHighまたはMediumに下げる ②エフェクト品質をMediumに下げる ③草の密度を下げるの3つを組み合わせると、多くの環境でフレームレートが安定します。解像度を落とすより設定を調整するほうが視認性を保ちやすいです。
おすすめBTO構成
2026年3月時点の価格帯を参考にした、パルワールド向けBTO構成です。マルチプレイのホストを担う場合はCPUのグレードを1段上げることを念頭に置いてください。
パルワールドではRAMの選択が特に重要です。BTOで選ぶ際に16GBモデルがあっても、マルチプレイや大型拠点を想定するなら必ず32GBを選んでください。後からメモリを追加できる構成でも、最初から32GBを搭載しておくのが安心です。
まとめ:ソロはGPU重視、マルチホストはCPU重視
Conclusion 2026
ソロはRTX 4060で快適
マルチホストはCPUとRAMもグレードアップを
パルワールドはソロとマルチでスペックの優先度が変わるゲームです。ソロプレイはGPUが主なボトルネックで、フルHD/Epic設定ならRTX 4060が最低ラインです。マルチプレイでホストを担う場合は、パルAI処理がCPUに集中するためRyzen 7 7700 / Core i7-14700K以上のCPUを選ぶことを推奨します。
RAM 32GBは公式推奨値であり、大型拠点での安定動作にも欠かせません。設定面ではシャドウ品質の変更が最も効果が大きく、Epic設定から1〜2段階下げるだけで30%以上のfps改善が見込めます。