『もほもほDX』ver1.3「もほスポ」配信|13体のAIと1台のPCで2人対戦、技の出現条件とテンキーなしで遊べるキー割り当て
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13体のAIと1台のPCでの2人対戦が加わった
出典:Steam公式ストアページ、Steam公式アップデート情報(ver1.3・1.3.1)、開発者公式note(ver1.3開発記)、および同社が報道関係者向けに配布したプレスリリース(2026年10月1日付)と素材画像にもとづきます(2026年10月3日時点)。
これまで1人で完成図を再現するパズルだった『もほもほDX』に、対戦が加わりました。2026年9月30日に配信された無料アップデート「ver1.3 もほスポ」は、13体のAIキャラクターとの対戦と、1台のPCを2人で使うローカル対戦を追加します。
対戦用の専用ステージはなく、手持ちのどのステージからでも対戦を始められます。技で相手を妨害できる種目と技なしの種目があり、対戦の最初と最後には握手を交わします。画面に「Win」「Lose」の文字は出ません。

目次
要点まず何が起きたか
画面上部の「もほイッスル」をONにすると、遊んでいるステージがそのまま対戦になります。相手は13体のAIか、同じPCを使う2人目のプレイヤーです。種目は技なしのFREE STYLEと、技が出るARTS STYLEの2つです。すでに購入していれば追加の支払いはなく、これから買う場合は2026年10月8日まで20%オフの784円です。
始め方もほイッスルを押せば、どのステージでも対戦になる
もほスポには対戦専用のステージがありません。メインステージ、ランダムステージ、自動生成ステージ、自作ステージ、もほフォトのステージのどれを遊んでいても、画面上部にいるレフェリー「もほイッスル」のボタンをONにすると、対戦相手と種目を選ぶ画面に切り替わります。選び終えるとそのステージが最初からやり直しになり、そのまま対戦が始まります。
自分と相手は、同じ完成図を同時に再現します。画面の左が自分、右が相手のキャンバスで、中央に共通の完成図と双方のパレットが並びます。画面上部には、双方の再現率とCHARGEのポイントが常に表示されます。

相手選択画面には、相手ごと・種目ごとの対戦成績が「1-2」のような形で残ります。どのAIに勝ち越しているかを見ながら、次の相手を選べます。
相手の選択からハンドサインの入力、握手、対戦までの流れは、ver1.3のイメージソング「もほもほシグナル」の映像で確認できます。
動画:ver1.3のイメージソング「もほもほシグナル」(ファクトリー・デジタル・エンターテインメント公式YouTube)
種目技なしのFREE STYLEと、技が出るARTS STYLE
FREE STYLEは技アイテムが登場しない種目です。完成図をどれだけ速く、どれだけ正確に再現できるかだけを競います。もともとの『もほもほ』の遊びを、そのまま競技にした形です。
ARTS STYLEでは、対戦中に技アイテムが現れます。自分のパズルを進めながら、いつ技を使うかという判断が加わります。純粋に腕前を比べたいならFREE STYLE、妨害を含めた駆け引きを楽しみたいならARTS STYLE、という選び方になります。
技チャージがたまると技が出現し、取った瞬間に発動する
ARTS STYLEでは、ブロックを正しい位置に置き続けると画面上部の「CHARGE」ポイントがたまります。ポイントが決まった値に届くと技アイテムが出現し、取るとその場で技が発動します。技は次の2種類です。
| 技 | 出現するチャージ | 効果 |
|---|---|---|
| STRAIGHT | 10・15・25ポイント | 相手はブロックを3つ置くまで左右に動かせない。その間にできるのはスピン・スキップ・設置だけ |
| REWIND 5 | 20・30ポイント | 相手がすでに置いたブロックを5個、相手のパレットへ戻す |
技アイテムは、取らずに放っておくと消えます。置き間違い(NG)や、置ける場所を見逃すチャンスロストでチャージが減ったときも消えるため、ためるだけでなく、ミスを抑えながら取りに行く必要があります。
REWIND 5は強力に見えますが、相手を助けてしまう場面があります。戻るブロックに相手の置き間違いが含まれていれば、相手はそのブロックを正しい位置に置き直せるからです。相手の誤配置が目立つときは、使いどころを選ぶ技です。

AIキャラクター13体は強さではなく、動き方の癖が違う
1人で遊ぶときの相手は、13体のAIキャラクターです。強い・弱いの段階分けではなく、それぞれに動き方の癖があります。相手選択画面では、各キャラクターの癖が「移動速度」「スキップ後の待機」「ドロップ後の待機」「設置後の休憩」「ふらつき」「ケアレス」の6項目のレーダーチャートで示されます。
動きの素早いAI、慎重に進めるAI、考え込むAI、疲れやすいAI、左右にふらつくAI、ミスの多いAI、正確無比なAIと、性格はさまざまです。同じステージでも、相手を変えると対戦の感触が変わります。キャラクター名は「YuLu-MoHo」「FuLa-RuCa」「TeWi-NeWi」のような表記です。
自分が先に終わったときは、早送りボタンで相手の残りを一気に進められます。相手のクリアを待つ時間がなくなるので、何戦も続けて遊ぶときに効く機能です。
このAIの土台は、ver1.1の時点ですでにできていました。13体の原型は自動プレイ「もほロボ」を作った段階で作り込まれており、もほロボはそのうち「正確無比」の設定を前面に出したものです。もほロボの仕組みはver1.1「もほロボ」の解説で扱っています。
ローカル2人対戦1台のPCとキーボード1枚から2人で遊べる
2人対戦は、インターネットを使わず1台のPCで行います。操作の割り当ては、1Pが矢印キーとA・B、2Pが数字の2・4・6・8とEnter、ピリオドです。2Pの数字はテンキーでもキーボード上段の数字キーでも割り当てられているので、テンキーのないノートPCでもキーボード1枚で対戦できます。
| 操作 | 1P | 2P |
|---|---|---|
| 左へ移動 | ← | 4 |
| 右へ移動 | → | 6 |
| スピン(回転) | A | Enter |
| 落下を速める | ↓ | 2 |
| その場で配置 | ↑ | 8 |
| スキップ | B | .(ピリオド) |

1P側は、画面下のソフトウェアキーパッドをマウスでクリックしても操作できます。ゲームパッドは2台までつなげるので、パッドが2台あれば並んで座って遊べます。パッドが1台なら1人がパッド、もう1人がキーボード。パッドがなければ、2人でキーボードを分け合う形です。1枚のキーボードを2人で触る遊び方には「ラブリーポジション」という名前が付いています。
パッドをDirectInputモードに切り替えたうえで、Steamの「Steam Input」機能か、無料ソフトの「AntiMicroX」でボタンにキーを割り当てます。Steamのストアページでの表記は「部分的コントローラサポート」で、キーボード操作が基本のゲームです。
握手システム握手で始まり握手で終わり、勝ち負けの文字は出ない
対戦の開始前には、双方の画面に手のイラストと方向キーの並びが表示されます。2人が同じハンドサインを入力すると握手が成立し、試合が始まります。終了時も同じように双方がハンドサインを入力し、握手で締めくくったところで成績が記録されます。

勝敗の判定は、絵の完成度、NGの回数、かかった時間の3段階です。完成度が同じならNGの回数、それも同じなら時間で決まり、上回った側の数値が黄色や大きな文字で強調されます。どちらが勝ったかはこの表示で分かり、「Win」「Lose」の文字は最後まで出ません。

対戦中は、観客のキャラクターたちがブロックの設置や技の発動に合わせて応援します。相手のミスを喜ぶような反応はしません。
そのほかの変更画面の高解像度化と、正しく置いたときの顔アニメーション
価格これから買うなら10月8日まで20%オフの784円
『もほもほDX』の価格は980円で、2026年10月8日までは20%オフの784円で販売されています。ver1.3を含むこれまでのアップデートはすべて無料なので、すでに購入していれば追加の支払いなく対戦機能を使えます。
無料のブラウザ版『もほもほ』も公開されていますが、対戦、もほロボ、もほフォトはDXだけの機能です。ルールの手触りを無料版で確かめ、対戦まで遊びたければDXへ進む、という順番で判断できます。動作環境は最低でCore i3-2100相当、メモリ4GB、Intel HD Graphics 4000以上と軽く、家族で並んで遊ぶノートPCでも要件を満たしやすい水準です。基本ルールと無料版との違いは配信開始時の解説にまとめています。
設計の理由対戦から「争い」を外すための握手と判定表示
もほスポは、『もほもほDX』ののどかな世界観に合わせて、対戦から戦い・争い・暴力の要素をどこまで外せるかを軸に作られています。出発点は、開発者自身が子どものころ、ゲームの対戦が現実の友人関係を壊してしまう場面を経験したことです。子どもでも安心して遊べる対戦を目指した結果が、勝ち負けの文字を出さない判定表示と、相手のミスを笑わない観客になりました。
握手は、ラグビーなどで試合後に相手チームと乾杯や歓談をする文化から着想を得ています。ただ握手するだけでは友だちらしさが薄いため、映画『スパイダーマン』のトム・ホランド版シリーズで主人公と親友ネッドが交わすような、同じ手の動きをそろえてから握手するハンドサインが加わりました。
対戦機能そのものは、2026年8月18日の初回リリースの時点から構想にありました。オフラインで遊べることを前提に、ローカル2人対戦に加えて、1人でも遊べるAI対戦も入れる方針です。AIを先に作り込む必要があったため、まずver1.1でもほロボを出し、ver1.2のもほフォトを挟んで、9月17日に対戦機能の開発を始めました。配信開始から6週間で、無料の大型アップデートが3回届いたことになります。
影響このアップデートで何が変わるか
- 1人でも13体のAIを相手に対戦できる
- キーボード1枚あれば2人対戦でき、テンキーのないノートPCでも遊べる
- メインステージ、自作ステージ、もほフォトなど、これまでのステージがそのまま対戦の舞台になる
- 勝ち負けを強調しない作りで、子どもや家族とも遊びやすい
- オンライン対戦の機能はなく、相手はAIか同じPCの2人目に限られる
- ゲームパッドはSteam InputやAntiMicroXでの割り当てを用意すると扱いやすい
- REWIND 5は、相手の置き間違いを戻して助けてしまうことがある
- 20%オフの784円は2026年10月8日まで
FAQよくある質問
まとめ1人用の再現パズルが、握手で始まる対戦ゲームになった
ver1.1のもほロボはパズルを眺める遊び方を、ver1.2のもほフォトは自分の写真を持ち込む遊び方を足しました。ver1.3のもほスポが足したのは、同じ完成図を誰かと同時に描く遊び方です。対戦専用のステージを作らず、これまでのすべてのステージを対戦の舞台にしたため、999通りのメインステージも、自作ステージも、ver1.2で追加されたもほフォトのステージも、そのまま対戦に使えます。
もほスポは、画面上部のもほイッスルをONにするだけで、遊んでいるステージがAIか隣の相手との対戦になる新機能です。技なしのFREE STYLEと技ありのARTS STYLEを選べ、2人対戦はキーボード1枚から始められます。すでに購入していれば無料で、これから買うなら2026年10月8日まで784円です。



