『Hex Reverse』はどんなゲーム?六角形の陣取り×ローグライク、10月7日から30日間無料|有料化後300円・必要スペック・AI開発
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10月7日16時配信、30日間無料のあとは300円・メモリ4GBで動く軽さ
Steamで「最初の30日間は無料」と書かれた新作を見かけても、どんなゲームなのか、いまライブラリに入れておく価値があるのかは、ストアの短い説明だけでは決めにくいものです。『Hex Reverse(ヘックスリバース)』は、個人開発者のIsaoWorksが2026年10月7日にSteamで配信する、六角形の盤面を使った陣取り型のカードバトルに、ランごとにデッキを育てるローグライクの要素を組み合わせた作品です。
配信は日本時間10月7日16時の予定で、そこから30日間は無料です。この間にSteamライブラリへ追加すれば、有料化した後も追加の支払いなしで遊べます。無料期間の後は通常価格300円で販売する予定です。日本語は画面表示に対応し、必要スペックもメモリ4GB・空き容量1GB・DirectX 11対応GPUと軽めです。
向き不向きの分かれ目は、カード効果を覚えて組み合わせるより、「どこに置けば裏返せるか」を考えるほうが好きかどうかです。迷うなら、無料のうちにライブラリへ追加だけしておけば損はありません。Windows 10のPCで遊ぶ人は、ストアページの言語によって最低OSがWindows 10とWindows 11に分かれて書かれているので、無料期間のうちに一度起動して確かめておくと安心です。
目次
ルールカードの6辺の数字を比べて、相手のカードを自分の色に裏返します
戦いの舞台は、19マスの六角形でできたフィールドです。プレイヤーと相手が交互にカードを置き、より多くのカードを自分の色に変えることを目指します。
カードは六角形で、6つの辺それぞれに別々の数字が書かれています。カードを置いたとき、隣にある相手のカードと接している辺どうしの数字を比べ、自分の数字のほうが大きければ相手のカードが自分の色に変わります。
強いカードを持っていれば勝てる、という単純な話にはなりません。大きい数字をどの方向に向けて置くか、相手のカードの小さい数字の辺にどう当てるか、置いたカードを次の手番で取り返されない位置はどこか、を同時に考えることになります。
数字の比べ方は、『ファイナルファンタジーVIII』のカードゲーム「トリプルトライアド」と同じ系統です。トリプルトライアドを遊んだことがある人なら、四角いカードの上下左右4辺が、六角形の6辺に増えたものと考えるとつかみやすいはずです。数字には「A」も使われ、カード一覧に出る合計値(Total Power)と6辺の数字を突き合わせると、Aは10として数えられています。

ローグライク勝った相手のデッキから1枚を選んで、そのランのデッキが育ちます
1回のランでは、複数の戦闘を続けて進めます。ラン中の画面には現在地(フロア1-1など)と、その先に控える戦闘やボスのマスが並びます。
次の戦闘の前には、相手のデッキのランク構成(S〜Fの7段階ごとの枚数)、特殊ルール、フィールドの条件が表示されます。そのうえで戦うか、戦わずにスキップするかを選べます。戦って勝つとカード1枚、スキップすると青い炎のアイコンの報酬を受け取る形です。
戦闘に勝つと、相手が使っていたデッキから選ばれた候補の中から1枚を獲得できます。選んだカードはそのまま現在のデッキに加わり、次の戦闘から使えます。最初から完成したデッキで戦い続けるのではなく、どの相手に勝ち、どのカードを選んだかで、そのランのデッキの形が変わっていきます。

弱い方向を補うカードを取るか、合計値の高いカードを取るか、スキルの使い勝手で選ぶかは、その時点のデッキ次第です。ランごとに同じ構成になりにくいのは、ローグライクのデッキ構築らしい部分です。
スキル・属性SPで使うスキルと属性、特殊ルールで盤面の条件が変わります
カードには6辺の数字のほかに、属性とスキルがあります。SPを消費してスキルを使うと、カードの強化、属性の変更、相手のカードの弱体化、カードの追加ドローなどができます。
スクリーンショットに写っているスキルの例は、次の2つです。
- シャッフル(SP2):手札をすべて戻してデッキをシャッフルし、同じ枚数を引く
- ファイアダウン+(SP4):場のすべての火属性カードの数値が、1ターンの間すべて1下がる
属性には火・水・土などがあり、ファイアダウン+のように特定の属性だけに効くスキルもあります。相手のデッキが火属性に偏っていれば、数字で負けている辺を1ターンだけ逆転させる、といった使い方ができる作りです。

さらに戦闘ごとに特殊ルールや特殊フィールドが付くことがあり、いつもの強いカードが最善とは限らない場面が出てきます。基本は「接している辺の数字を比べる」だけなので、カード効果を大量に覚えるタイプのデッキ構築が苦手な人でも入りやすい構成です。
拠点ランの外では、デッキの保存・カードの売買と合成・装備の永続強化ができます
ランが終わると拠点に戻ります。ラン中に育てたデッキはそこで終わりですが、すべてが最初からになるわけではありません。拠点では、保存しておくデッキの構築と調整、カードの購入・売却・合成、ランをまたいで残る装備の強化ができます。
スクリーンショットから分かる拠点の仕組みは次のとおりです。
- デッキは5つまで保存でき、スクリーンショットの時点では1つのデッキに15枚まで入る
- デッキには合計コストの上限(画面では60)があり、強いカードばかりは入れられない
- 装備は6種類あり、そのうち「アーケインリング」はデッキのコスト上限を増やす効果
- 挑む異界は難しさが星1〜6で分かれ、星1の「樹影の遺構」は相手のデッキコストが35〜46

装備でコスト上限を上げ、より強いカードを入れられるデッキにして、星の多い異界へ進む、というのが長く遊ぶときの流れです。毎回ゼロから始まるローグライクというより、ランの運とカード集めの積み重ねを両方楽しむ作りになっています。
無料期間30日間の無料期間にライブラリへ追加すれば、300円になった後も遊べます
『Hex Reverse』は配信から最初の30日間は無料で、無料期間中にライブラリへ追加すれば、有料化した後もそのまま遊べます。土日だけ無料で遊べるフリーウィークエンドとは違い、期間中に入手したゲームは手元に残ります。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 9月22日 | Steamストアページ公開 |
| 10月7日16時 | 配信開始(日本時間)。ここから30日間は無料 |
| 11月6日ごろ | 10月7日から30日を数えた無料期間の終わりの目安。正確な終了日時は告知されていない |
| その後 | 通常価格300円で販売予定。無料期間中に追加した人は追加の支払いなしで遊べる |
必要なのは、配信後にストアページで無料の入手操作を行い、ゲームをライブラリに入れることです。手順は、Steamにログインしてストアページを開き、無料で入手するボタンから進め、ライブラリに『Hex Reverse』が表示されたことを確かめるだけです。無料期間の正確な終了日時は告知されていないので、11月6日ぎりぎりではなく早めに済ませておくほうが確実です。
無料から有料に切り替わる作品は、ほかにもあります。入手済みの無料ライセンスの扱いは作品ごとの告知で決まるので、『Save the Earth』の無料から有料への移行のように、それぞれの公式の書き方を確かめておくと安心です。
日本語・スペック日本語は画面表示に対応、必要スペックはメモリ4GB・空き容量1GB
対応言語は日本語と英語で、どちらもインターフェース(画面表示)に対応しています。フル音声と字幕の欄はどの言語にもチェックがなく、キャラクターのせりふは吹き出しの文字で表示されます。
遊び方は1人用で、Steamの機能欄にはシングルプレイヤー、Steam実績、Steamクラウド、いつでもセーブ可能、タッチ操作だけで遊べるオプションが並びます。対人戦やオンライン協力の記載はなく、コンピューターが操る相手と戦い続けるゲームです。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit (英語ページはWindows 11) | Windows 10 / 11 64bit (英語ページはWindows 11) |
| CPU | Intel Core i3 以上 | Intel Core i5 以上 |
| メモリ | 4GB | 8GB |
| GPU | DirectX 11対応GPU | DirectX 11対応GPU |
| ストレージ | 1GBの空き容量 | 1GBの空き容量 |
GPUは型番の指定がなく「DirectX 11対応GPU」とだけ書かれています。最近のノートPCの内蔵GPUも、この条件の上では満たしています。CPUの世代も指定されていないので、具体的にどの程度古いPCまで快適に動くかは、配信後の動作報告を見て判断することになります。
日本語のストアページは最低がWindows 10、推奨がWindows 10 / 11ですが、英語のストアページは最低も推奨もWindows 11になっています。Windows 10のPCで遊ぶなら、無料のうちにライブラリへ追加して実際に起動してみるのがいちばん確実です。
対応OSはWindowsのみで、Steam Deckの互換性の判定もまだ付いていません。Steam Deckで遊ぶつもりなら、配信後の判定やプレイヤーの報告を見てから決めることになります。
開発ChatGPTで仕様を整え、Codexにコードを書かせ、見た目と判断は自分で受け持った個人開発
『Hex Reverse』はゲームの中身だけでなく、作り方も公開されています。開発にはChatGPTとCodexが使われ、ChatGPTは企画・仕様整理・レビューと一部のグラフィック素材の作成、Codexはコード生成・実装・テスト支援を受け持ちました。Steamストアページの「AI生成コンテンツの開示」欄で、開発者自身が使い道を具体的に書いている作品です。
一部の画像素材はAIで作ったベースをPhotoshopなどで編集・調整したもので、BGMの一部にはSOUNDRAW、効果音の一部にはElevenLabsが使われています。AIで作ったものはすべて開発中に作成したもので、ゲームプレイ中にAIがリアルタイムで何かを生成する機能はありません。最終的なデザイン、編集、実装、採用の判断は開発者が行っています。
| 担当 | 任せた作業 |
|---|---|
| ChatGPT | 設計のレビュー、仕様書・タスクリスト・変更履歴の整理、Codexへの次の依頼文づくり、一部の画像素材のベース |
| Codex | C#のゲームロジックの実装、テストの支援、仕様書などMarkdownファイルの更新 |
| 開発者 | 企画と設計、FigmaでのUI設計と見た目の調整、Unityエディター上の作業、Photoshopなどでの素材の仕上げ、最終的な採用の判断 |
| 音のAI | BGMの一部にSOUNDRAW、効果音の一部にElevenLabs |
開発の経緯は、IsaoWorksがSteamのお知らせとXで連載している開発備忘録で公開されています。IsaoWorksはWeb制作(HTML・CSS・PHP・JavaScript)やFigma・Adobe系のツール、音楽制作ソフトの経験はあったものの、Unityは事前に公式のチュートリアル集「Unity Learn」で学んだ程度でした。
開発前には、別の企画をAIの開発ツールに丸ごと作らせる試しもしています。それらしい試作品はできたものの、その後の作り込みやバグ修正の手間を考えて「AIにほとんど任せる」作り方はやめ、ゲームエンジンの上で自分が調整し、ロジックのコーディングをAIに任せる方針にしました。エンジンにUnityを選んだのは、チュートリアルや情報が多く、それがAIのコーディングの安定にもつながると考えたためです。
開発で特に意識したのは、「その場の会話だけで実装させないこと」と「余計な範囲まで触らせないこと」です。具体的には次のような運用をしています。
- 仕様書・タスクリスト・変更履歴をプロジェクト内のMarkdownファイルにまとめ、Codexには毎回それを読ませて作業させる
- Codexが直接書き換えるのは主にC#のロジックとMarkdownに限り、Unityのシーンやプレハブ、アセット、プロジェクト設定のファイルは原則として触らせない
- 「ChatGPTで次の依頼を整理し、Codexで実装し、結果をChatGPTに確認させ、必要に応じてUnityで試す」流れを繰り返す
開発のフェーズは当初6つに分けていましたが、進行に合わせて追加や分割を重ね、最終的にフェーズ20まで増えました。ゲームの元になったのは、開発者が以前のゲーム開発でミニゲームとして企画し、作らずに終わったアイデアで、それを単独のゲームとして成り立つように設計し直しています。
コードからアートまでAI主体で作ったと打ち出した『CODEX MORTIS』と比べると、『Hex Reverse』は人とAIの持ち場をはっきり分けた作り方です。プレイヤー側から見ると、開示欄に何にAIを使い、誰が最終判断をしたかまで書かれている点は、AI開示のある作品を選ぶときの目安にも合っています。開発備忘録は全6回の予定で、この先の回では、CodexにUnityのUIを作らせた話、音源・予告編・Steam公開の準備、総括、Codexから見た開発後記を扱う予定です。
向いている人置き場所を考えるのが好きな人に向き、対人戦や音声付きの物語を求める人には合いません
- トリプルトライアドのような、数字を比べて裏返すカードゲームが好き
- カード効果の暗記より、盤面のどこに置くかを考えるのが好き
- ランの運と、カード集め・装備強化の積み重ねを両方楽しみたい
- 古めのPCやノートPCでも動く軽いゲームを探している
- AIを使った個人開発の実例に興味がある
- 対人戦やオンラインで誰かと遊びたい(1人用のみ)
- 声の付いたストーリーを楽しみたい(音声はなし)
- Steam Deckで遊ぶ前提(互換性の判定がまだ出ていない)
- MacやLinuxで遊びたい(Windowsのみ)
迷っているなら、10月7日16時の配信後に無料で入手しておき、時間のあるときに数戦だけ遊んで決めるのがいちばん手堅い方法です。合わなければそのまま置いておくだけで済み、気に入れば300円を払わずに遊び続けられます。
遊ぶ環境新しく1台用意するなら、タッチで遊べる携帯機か小型PC
必要スペックは軽いので、『Hex Reverse』のためだけにPCを買い替える必要はありません。まずは手持ちのPCで、無料のうちに動くかどうかを確かめるのが先です。
そのうえで、Windows 10のPCでうまく動かなかった、ソファやベッドで遊べる1台がほしい、という場合の候補を2つ挙げます。ターン制でカードを1枚ずつ置いていくゲームなので、手元の画面をタッチして遊ぶ形とも相性が良い作りです。
FAQよくある質問
まとめまとめ|無料期間中にライブラリへ追加しておけば、300円を払わずに試せます
『Hex Reverse』は、19マスの六角形の盤面でカードの6辺の数字を比べて相手のカードを裏返す陣取りバトルに、勝った相手からカードをもらってデッキを育てるローグライクを重ねたカードゲームです。スキルと属性、特殊ルール、拠点でのカード合成や装備強化もあり、置き場所を考える面白さを長く楽しめる作りになっています。
配信は日本時間10月7日16時で、そこから30日間は無料です。日本語の画面表示に対応し、必要スペックもメモリ4GB・空き容量1GBと軽めです。ChatGPTとCodexに任せる作業と自分で行う作業を分けて作った個人開発作品としても、開発備忘録の続きが気になる1本です。
興味が少しでもあるなら、無料期間中にSteamライブラリへ追加しておくのが損のない選び方です。有料化後は300円の予定で、期間中に入手すれば追加の支払いなしで遊べます。Windows 10のPCで遊ぶ人は、ストアの表記の食い違いがあるので、無料のうちに一度起動して確かめておきましょう。
出典:Steam「Hex Reverse」ストアページ(日本語)、Steam「Hex Reverse」ストアページ(英語)、IsaoWorks「『Hex Reverse』ストアページ公開!」(2026年9月22日)、IsaoWorks「Hex Reverse開発備忘録 #1/6」(Steam、2026年9月28日)、IsaoWorks「Hex Reverse開発備忘録 #2/6」(Steam、2026年10月2日)、IsaoWorks「Hex Reverse開発備忘録 #1/6」全文(X)、IsaoWorks「Hex Reverse開発備忘録 #2/6」全文(X)(いずれも2026年10月6日確認)




