THIRDWAVE AD-R5A35A-01Wは買いか|Ryzen 5 7500F×RTX 3050 6GBは159,980円、5050機との差額と遊べるゲーム
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159,980円のRTX 3050機は、18,900円差のRTX 5050機に負ける
出典:ドスパラ公式:THIRDWAVE AD-R5A35A-01W (2026年10月11日確認)、TechSpot:RTX 3050 6GBレビュー 、AMD:Ryzen 5 7500F
ドスパラが展開するTHIRDWAVE「AD-R5A35A-01W」は、Ryzen 5 7500FとGeForce RTX 3050 6GBを積んだ白いミニタワーです。16万円を切る価格のため、初めてのゲーミングPCとして目に留まりやすい1台です。
結論は、現在の159,980円では、この機種を選ぶ理由が弱いというものです。同じ7500F・同じ650W電源のまま、RTX 5050を積んだ「AD-R5A55A-01W」が178,880円で、差額は18,900円です。ドスパラ公式の3DMark Time Spyは、本機の5,249に対して5050機が9,852と、ほぼ倍になります。
本機が候補に残るのは、CS2のような軽いタイトル中心で、予算の上限が16万円台の人です。StarfieldやAlan Wake 2のような重いゲームを遊ぶ予定があるなら、RTX 5050以上のモデルを選んでください。
目次
結論先に結論|本機が向く人、5050機にしたほうがいい人
- 遊ぶのがCS2のような軽いeスポーツ系と、数年前のゲームが中心の人
- 総額を17万円前後に収めたい人(送料込みで163,280円)
- 1080pで画質を落とし、30〜60fpsを許容できる人
- 2023年以降の重いゲームを60fpsで遊びたい人
- DLSSのフレーム生成を使いたい人(RTX 30シリーズは非対応)
- メモリ増設も見込んでいて、合計額が膨らみそうな人
仕様AD-R5A35A-01Wのスペック
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 5 7500F | 6コア12スレッド、3.7〜5.0GHz、TDP 65W、内蔵GPUなし |
| GPU | GeForce RTX 3050 6GB | GDDR6 6GB、映像出力はDVI・HDMI・DisplayPort各1 |
| メモリ | 16GB DDR5-4800 | 16GB×1枚(スロット2本、最大128GB) |
| SSD | 500GB NVMe Gen4 | M.2スロット2本。1TBへの変更は+19,000円 |
| マザーボード | A620A・MicroATX | PCIe 4.0 x16が1本、Wi-Fiは別売り |
| 電源 | 650W | 80PLUS BRONZE |
| ケース | X3-03 WH(ミニタワー) | 210×401×422mm、約10kg。12cmケースファン5基 |
| 保証・同梱 | 持込修理保証1年 | Minecraft(Java&Bedrock)とPC Game Pass 1か月版が付く |
| 価格 | 159,980円(税込) | 送料は全国一律3,300円。黒モデル(01B)は164,980円 |
※仕様・価格は2026年10月11日にドスパラ公式ページで確認した基本構成です。最短出荷は10月14日と表示されていました。価格は予告なく変わります。
見た目で注意したいのは、Ryzen 5 7500Fに内蔵GPUがないことです。AMD公式の仕様欄にも「Discrete Graphics Card Required」とあり、グラフィックボードを外すと映像が出ません。なおAmazonには、同じ「AD-R5A35A-01W」の名前でRyzen 5 4500・メモリ8GBの出品があります。型番だけで検索して買うと別の構成を選ぶことになるので、CPU名とメモリ容量まで見てください。
描画性能RTX 3050 6GBで遊べるゲームの線引き
RTX 3050 6GBは、同じ名前の8GB版とは別物です。CUDAコアは2,304基でメモリバスは96bit、消費電力は70Wに抑えられ、海外の実測レビューの13ゲーム平均では8GB版より18%遅い結果でした。RTX 3050の8GB・6GB・モバイル版の違いは別の記事で整理しています。
海外の1080p実測(Ryzen 7 7800X3D・DDR5-6000 32GB環境)では、13ゲームの平均が約60fpsでした。個別の数字は次のとおりです。
| ゲーム(1080p) | 平均fps | 見方 |
|---|---|---|
| Counter-Strike 2 | 178 | 高fpsのモニターも活かせる |
| Assassin’s Creed Mirage | 70 | 60fpsに届く |
| Ratchet & Clank: Rift Apart | 61 | 60fps前後 |
| Cyberpunk 2077: Phantom Liberty | 58 | 60fps手前。設定の調整が必要 |
| Star Wars Jedi: Survivor | 45 | 60fpsには足りない |
| Starfield(最低画質) | 36 | 最低画質でも30fps台 |
| Alan Wake 2(最低画質) | 31 | 最低画質でも30fps前後 |
※2024年3月にカード単体で測られた値です。CPUは本機の7500Fより上位のため、CPUが効くタイトルでは本機の数字がこれより下がる可能性があります。画質設定はStarfieldとAlan Wake 2が最低、そのほかは同レビューが各ゲームに合わせて選んだ設定です。
線引きは、CS2のような軽いタイトルは余裕があり、2023年以降のAAAタイトルは画質を落として30〜60fpsを狙う性能です。ドスパラ公式は本機を3DMark Time SpyのLEVEL 2(フルHDで快適の目安)としていますが、Starfieldの36fpsが示すように、重いゲームでは快適とは言えません。
もう1つ見落としやすいのが、DLSSのフレーム生成です。RTX 30シリーズは超解像のDLSSには対応しますが、フレーム生成は使えません。RTX 50シリーズ搭載機なら使えるため、重いゲームでの差はさらに広がります。
比較5050機・5060機との差額は小さい
同じドスパラ公式のTHIRDWAVEには、CPUが同じRyzen 5 7500Fで、GPUだけを変えた白モデルがあります。メモリ16GB×1枚、SSD500GB、650W電源という土台は3機種とも同じです。
| 機種(GPU) | 価格(本機との差額) | Time Spy |
|---|---|---|
| AD-R5A35A-01W(RTX 3050 6GB)本機 | 159,980円 | 5,249 |
| AD-R5A55A-01W(RTX 5050 8GB) | 178,880円(+18,900円) | 9,852 |
| AD-R5A56A-01W(RTX 5060 8GB) | 189,980円(+30,000円) | 12,618 |
※価格・Time Spyはいずれも2026年10月11日にドスパラ公式の各商品ページで確認した基本構成の値です。3DMarkは合成ベンチマークで、実ゲームのfpsの差とは一致しません。
価格は5050機で本機の約1.12倍、Time Spyのスコアは約1.88倍です。ゲームでの差はここまで開かないものの、18,900円の追加でフレーム生成とVRAM 8GBが手に入るため、費用対効果は5050機のほうが高くなります。5060機はさらに30,000円高く、Time Spyは本機の約2.4倍です。
Amazonで買える他の完成品も確認しておきます。ドスパラがAmazonに出しているGALLERIAのうち、RTX 5060を積む2機種が比較対象になります。「XGR7M-R56-WL」はCPUがRyzen 7 5700X(AM4・DDR4)、「XPR7A-R56-GD」はCPUがRyzen 7 7700でSSDが1TBです。どちらもRTX 5060を積みますが、価格は本機を大きく上回ります。構成の詳細はGALLERIA XGR7M-R56-WLのレビューにあります。
注意点メモリは1枚構成で、増やすと割高になる
標準のメモリは16GBを1枚で積むシングルチャネル構成です。Ryzen 5 7500Fは2チャネル対応のため、2枚に変えればメモリ帯域は増えます。ただしこの構成はGPUが先に頭打ちになるので、1枚のままでもfpsへの影響は出にくいと考えられます。
ドスパラの変更オプションは、8GB×2枚が+15,000円、16GB×2枚の32GBが+56,100円です。8GB×2枚にすると159,980円が174,980円になり、5050機の178,880円との差は3,900円まで縮みます。32GBにすると216,080円になり、5060機の189,980円を上回ります。メモリを増やしたいなら、構成変更の価格は、市販のDDR5を自分で足す場合の費用と見比べる価値があります。
最近のゲームは1本あたり60〜200GBを超える例があり、数本入れると足りなくなります。1TBへの変更は+19,000円です。
拡張性GPUを後から換装して延命できるか
安く買って後でグラフィックボードを替える使い方は、条件つきで可能です。マザーボードはMicroATXのA620Aで、PCIe 4.0 x16スロットが1本あります。ドスパラ自身が同じ650W電源のままRTX 5050機・5060機を販売しているため、そのクラスのGPUなら電源容量の面では収まります。
一方で、ケースの奥行き・高さに対するGPUの許容サイズと、電源側の補助電源コネクタの本数は、公式ページに記載がありません。換装を前提にするなら、買う前にドスパラへ確認してください。自分で部品を替えた場合の保証への影響はBTOを自分で換装したときの保証の扱いで解説しています。最初から差額18,900円を払って5050機を選ぶほうが、手間も保証も安全です。
FAQよくある質問
総括まとめ|差額18,900円でRTX 5050機に上げたい
AD-R5A35A-01Wは、Ryzen 5 7500FとRTX 3050 6GBの組み合わせで、軽いゲームには十分な性能を持ちます。ただし重いタイトルは最低画質でも30fps台になり、DLSSのフレーム生成も使えません。
同じ7500F機のRTX 5050搭載モデルとの価格差は18,900円で、メモリは1枚、SSDは500GBという条件は共通です。同じ予算感なら、5050機を基準に選び、そこから本機が安いかどうかを見るのが失敗しにくい進め方です。
軽いタイトル中心で総額17万円前後に抑えたい人だけが、本機の候補になります。重いゲームも遊ぶなら、差額18,900円のRTX 5050機(AD-R5A55A-01W)を選んでください。




