RTX 5060 Ti 自作 vs BTO【2026年10月】16GB版はBTOが約9.5万円安い|8GB版の見分け方と現行モデル比較
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16GB版はBTOが約9.5万円安い。ただし8GB版との取り違えに注意
GeForce RTX 5060 Tiを積んだゲーミングPCを買うとき、自作とBTOでは総額がどれだけ違うのか。2026年10月6日の国内通販の最安値でRyzen 5 9600X構成を組むと、OSを除いて30万2,090円になりました。16GB版を標準構成にしたBTOは、パソコン工房の20万6,680円(Ryzen 5 4500・DDR4 16GB・SSD 500GB)が最安で、差は約9.5万円です。
差が開いた理由は2つあります。RTX 5060 Ti 16GBの最安が12万9,800円まで上がったことと、DDR5メモリが32GBで6万9,800円と高いことです。今回確認したBTO 6モデルは、すべてDDR4メモリとAMD B550マザーボード(AM4)の組み合わせで、DDR5の高騰を避けた作りになっていました。
結論は、予算を優先するならBTO、メモリ32GBとAM5を最初から用意したいなら自作です。どちらを選んでも落とし穴になるのが、RTX 5060 Tiに8GB版と16GB版があることで、国内の最安は8GB版が7万2,800円、16GB版が12万9,800円と5.7万円も違います。BTOは「RTX 5060 Ti搭載」としか書かれていない場面があるため、注文前にグラフィックスメモリの表記を確かめてください。
出典:パソコン工房 LEVEL-M155-R57X-SS1XG、ドスパラ GALLERIA XGR7M-R56T16G-GD、マウスコンピューター G-Tune DG-A5G6T、パソコンショップSEVEN ZEFT R66AV、OZ GAMING Z1series、Notebookcheck(8GB版と16GB版の比較)、Tom’s Hardware(同)、TweakTown(AM5の対応期間)、TweakTown(Zen 6のAM5対応)

目次
結論BTOを選ぶ人と自作を選ぶ人
- 総額をできるだけ抑えたい人。16GB版を積んだモデルは20万6,680円から、5700Xのモデルでも23万円台から買えます
- 届いたその日からゲームを始めたい人。ドスパラは翌日出荷です
- フルHD〜WQHDで遊び、メモリ16GBで足りる人
- 3年保証を付けたい人。マウスコンピューターは標準で3年です
- メモリ32GBとDDR5を最初から確保したい人
- AM5で組み、CPUを後から載せ替えたい人。AM5は2029年まで続く計画です
- 電源・ケース・クーラーを自分で選びたい人
- 30万円前後を出せて、組み立てにも時間をかけられる人
自作自作の内訳は30万2,090円(OS別)
Ryzen 5 9600XとRTX 5060 Ti 16GBを中心にした構成を、2026年10月6日の国内通販の最安値で積み上げました。最も大きいのはグラフィックボードの12万9,800円で、総額の43%を占めます。
| パーツ | 製品 | 税込最安値 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 5 9600X BOX | 3万4,880円 |
| GPU | PNY GeForce RTX 5060 Ti 16GB Overclocked Dual Fan | 12万9,800円 |
| メモリ | DDR5-6000 32GB(16GB×2) | 6万9,800円 |
| マザーボード | ASRock B850M Rock WiFi(AM5・Micro-ATX) | 1万5,980円 |
| SSD | Crucial P310 1TB(NVMe) | 3万1,160円 |
| 電源 | CORSAIR RM750e 2025(750W・ATX 3.1) | 1万2,499円 |
| ケース | MSI MAG FORGE 130A AIRFLOW | 4,981円 |
| CPUクーラー | DeepCool AK400 | 2,990円 |
| 合計(OS別) | 上記8点 | 30万2,090円 |
| Windows 11 Home込み | パッケージ版 1万4,755円を追加 | 31万6,845円 |
※価格は2026年10月6日時点の国内通販の最安値(税込)です。最安店は日々入れ替わり、マザーボードやSSDは同価格帯の別製品でも組めます。
DDR5 32GBの6万9,800円とSSD 1TBの3万1,160円を合わせると10万960円で、総額の約3分の1です。DDR5を避けてAM4とDDR4で組む方法は、ゲーミングPC自作の予算別おすすめ構成で金額を出しています。
グラフィックボードは同じRTX 5060 Ti 16GBでもモデルで価格が大きく違います。上の表は最安のPNYモデルで、ほかのモデルは次のとおり、サイズや冷却を見て選べます。
BTO16GB版を標準構成にしたBTOは20万6,680円から
各社の公式サイトに載っている、RTX 5060 Ti 16GBを標準構成にした最安のデスクトップです。価格が安い順に並べています。
| メーカー・型番 | 主な構成 | 価格・納期・保証 |
|---|---|---|
| パソコン工房 LEVEL-M155-R45-SS2XW | Ryzen 5 4500/DDR4 16GB/SSD 500GB/B550/電源650W BRONZE | 20万6,680円/出荷2〜3週間/保証1年(延長3・4年あり) |
| ドスパラ GALLERIA XGR7M-R56T16G-GD | Ryzen 7 5700X/DDR4 16GB/SSD 500GB/B550/電源650W BRONZE | 23万4,980円/翌日出荷/保証1年(持込修理) |
| パソコン工房 LEVEL-M155-R57X-SS1XG | Ryzen 7 5700X/DDR4 16GB(8GB×2)/SSD 500GB/B550/電源650W BRONZE | 23万6,200円/出荷2〜3週間/保証1年(延長3・4年あり) |
| OZ GAMING Z1series | Ryzen 7 5700X/DDR4 16GB(1枚)/SSD 500GB(Gen3)/B550/電源650W BRONZE | 25万8,800円/在庫あり/保証1年 |
| パソコンショップSEVENZEFT R66AV OSなし | Ryzen 7 5700X/DDR4 16GB/SSD 1TB(Gen4)/B550/電源650W BRONZE | 29万5,680円(週替わりセール・10月7日23:59まで)/1〜4営業日で出荷/保証1年 |
| マウスコンピューター G-Tune DG-A5G6T | Ryzen 5 4500/DDR4 32GB/SSD 1TB/B550/電源750W BRONZE | 35万9,800円/約4営業日で出荷/保証3年(センドバック) |
※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認した、16GB版を標準構成にしたモデルの最安です。パソコン工房とドスパラは型番末尾の色違いで価格が変わります。表のOSはSEVENを除きWindows 11 Home込みです。
フロンティアは、2026年10月6日時点の一覧ページで、標準構成のRTX 5060 Tiが8GBと明記されているか、VRAMの記載がないかのどちらかです。16GB版はカスタマイズ欄で選ぶ形で、16GBを標準にした既製品は一覧にありません(16GBを選んだ場合の価格は未確認)。
安さで目立つ20万円台前半のモデルは、メモリが16GBでSSDが500GBです。ゲームを何本も入れるならSSDはすぐ足りなくなるので、1TBを標準にしているSEVENやマウスコンピューターとの差額は、容量の差として見る必要があります。
価格差BTOが安いのはDDR4とAM4で組んでいるから
表の6モデルは、CPUが違ってもメモリはすべてDDR4、マザーボードはすべてB550でした。B550はAM4ソケットの世代なので、DDR5が高い今は、DDR4とAM4に寄せるのがBTOの値段を抑える一番手っ取り早い方法になっています。
GPU以外の部分の金額で比べると違いがはっきりします。自作はCPU・メモリ・マザーボード・SSD・電源・ケース・クーラーで17万2,290円(OSなし)かかります。パソコン工房のLEVEL-M155-R57X-SS1XG(23万6,200円)からGPUの最安12万9,800円を引くと、残りは10万6,400円で、Windows 11 Homeまで含まれています。
その代わり、自作の構成はCPUがRyzen 5 9600X、メモリがDDR5 32GB、SSDが1TBと、BTOより上です。同じ内容に揃えたときの差は、約9.5万円より小さくなります。
AM4のB550マザーボードにAM5のCPUは載りません。AM5ソケットは2029年まで続く計画で、Zen 6世代のデスクトップCPU「Olympic Ridge」もAM5対応です。将来CPUだけ替えたい人は、AM5で組める自作に分があります。
VRAM8GB版との価格差は5.7万円に広がった
RTX 5060 Tiは8GB版と16GB版が同じ製品名で売られています。国内の最安は8GB版が7万2,800円、16GB版が12万9,800円で、差は5万7,000円です。「少し足して16GB」と言える金額ではなくなったため、安いほうを選んでしまう人が出やすい状況です。
| 項目 | 8GB版 | 16GB版 |
|---|---|---|
| 国内の最安値 | 7万2,800円 | 12万9,800円 |
| 多くのゲームの平均fps | 16GB版と同等 | 基準 |
| 最も重い瞬間のfps(1% Low) | 最大30%低い | 基準 |
| DLSSのフレーム生成 | 最大18%遅い | 基準 |
| 向く遊び方 | フルHDの競技系ゲーム、画質を下げて遊ぶ | 重量級ゲームの高画質、WQHD、フレーム生成 |
※fpsの差は海外の検証結果で、いずれも「最大」の値です。多くのテストでは8GB版が16GB版に並び、DLSS 4(マルチフレーム生成)で下回るという結果でした。
8GB版が不利になるのは、VRAMを使い切る重量級ゲームの高画質設定と、フレーム生成を使う場面です。平均fpsに出る前に、1% Lowのカクつきとして先に表れます。詳しい検証はRTX 5060 Tiは8GBと16GBどちらかにまとめています。
VRAMの容量だけが欲しいなら、同じ価格帯にRadeon RX 9060 XT 16GBもあります。国内の最安は8万3,748円で、RTX 5060 Ti 8GBの最安との差は約1.1万円です。DLSSとレイトレーシングを取るか、容量とラスタライズ性能を取るかは、RTX 5060 TiとRX 9060 XTの比較で判断できます。
BTOで8GB版を避ける3つの確認
判断軸価格以外の4つの違い
| 判断軸 | 自作 | BTO |
|---|---|---|
| 手間 | パーツ選びと組み立てで、慣れた人でも半日、初めてなら丸1日 | 届いたその日から使えます |
| 保証 | パーツごとのメーカー保証。不具合の切り分けは自分で行います | PC全体で1年が基本。マウスコンピューターだけ標準3年です |
| 失敗リスク | 組み立てミスや相性は自己責任。8GB版は型番で避けられます | 組み立て済みですが、8GB版との取り違えに注意が必要です |
| 将来の拡張 | AM5ならCPUの載せ替えとメモリ増設に余裕があります | B550(AM4)ならAM5のCPUには替えられません |
メモリは、BTOの16GB構成でも現行のゲームは動きます。ブラウザなどを同時に開く人や長く使いたい人は、32GBへの増設を購入時のオプションで確認してください。OZ GAMINGのモデルは16GBが1枚なので、増設すると2枚構成にできます。
おすすめ予算で選ぶなら
20万円台前半に収めたいなら、パソコン工房のRyzen 5 4500モデル(20万6,680円)かRyzen 7 5700Xモデル(23万6,200円)です。すぐ欲しいなら翌日出荷のドスパラ(23万4,980円)、保証を重視するなら標準3年のマウスコンピューター(35万9,800円)が候補になります。
FAQRTX 5060 Tiの自作とBTOのよくある質問
2026年10月6日の時点では、BTOが安いです。16GB版を標準構成にしたBTOは20万6,680円から、自作は30万2,090円(OS別)です。ただし自作の構成はDDR5 32GBとRyzen 5 9600Xで、BTOより上のため、差は約9.5万円より小さくなります。
重量級ゲームの高画質やWQHD、フレーム生成を使うなら16GB版です。フルHDの競技系ゲーム中心なら、8GB版でも足ります。最安の差は5万7,000円あるので、遊ぶゲームで決めてください。
商品ページの構成欄で「16GB GDDR7」の表記を確認します。ドスパラ・SEVEN・マウスコンピューターは、検索や一覧で8GBと16GBが分かれています。記載のないモデルは16GBと決めず、販売元に確認してください。
現行のゲームは動きますが、配信やブラウザを同時に使うと足りなくなることがあります。長く使うなら32GBへの増設を、購入時のオプションで確認してください。
総額を下げたいなら有力です。10月4日の通販最安値では、DDR4 32GBが2万9,980円、DDR5 32GBは5万9,800円でした。ただしAM4はAM5のCPUに載せ替えられません。構成の例はゲーミングPC自作の予算別おすすめ構成にあります。
難しくありません。RTX 5060 Tiの補助電源は8ピン1本で、対応する電源を選べばつなぐだけです。注意点は、BIOSでメモリのEXPOを有効にすること、M.2スロットの位置、グラフィックボードの補助電源ケーブルの取り回しの3つです。
まとめまとめ|予算重視はBTO、AM5とDDR5を確保するなら自作
RTX 5060 Ti 16GB搭載PCの価格は、BTOが20万6,680円から、自作が30万2,090円(OS別)で、差は約9.5万円です。BTOがDDR4とB550で価格を抑えているのに対し、自作はDDR5 32GBとAM5を最初から用意できます。
どちらを選んでも、RTX 5060 Tiの8GB版との取り違えが最大の落とし穴です。16GB版との最安の差は5万7,000円あり、商品ページの構成欄で「16GB GDDR7」を確かめてから注文してください。BTOを一覧で比べたい人はゲーミングPCおすすめランキングも参考にしてください。
総額を抑えたい人は、16GB版を標準構成にしたBTOを選んでください。パソコン工房の20万6,680円とドスパラの23万4,980円が目安です。DDR5 32GBとAM5を最初から用意し、CPUの載せ替えまで考えるなら自作で、30万円前後を見込みます。どちらも8GB版でないことを購入前に確認してください。







