AORUS MASTER 16 Gen 2の日本価格|RTX 5090は89.99万円、5080との差18万円は払うべきか【2026年10月】
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RTX 5090モデルは899,900円、RTX 5080モデルとの差は179,900円
AORUS MASTER 16 Gen 2は、GIGABYTEの16型ゲーミングノートです。国内では「AORUS MASTER 16(AM6J)」の名前で4型番が6月末から販売されていて、上位3型番にはL3キャッシュを128MB積んだRyzen 9 9955HX3Dが入っています。迷いどころは、筐体も画面も同じでGPUだけが違うRTX 5090モデルとRTX 5080モデルのどちらを選ぶかです。
10月13日時点のツクモの価格は、RTX 5090モデルが899,900円、RTX 5080モデルが720,000円で、差は179,900円(約25%)です。この差額で増えるのはCUDAコア(7,680→10,496)とビデオメモリ(16GB→24GB)で、GPUの最大電力はどちらも175Wです。
重いレイトレーシングを2560×1600のまま遊ぶ人や、24GBのビデオメモリを生成AIや動画編集に使う人はRTX 5090モデルを選ぶ価値があります。それ以外の人はRTX 5080モデルで足ります。RTX 5080モデルの実測ではTurboモードの騒音が60dB(A)近くに達していて、静かな部屋で使いたい人や、電源から離れて長く使いたい人には向きません。
目次
結論先に結論|ゲーム中心なら5080モデル、24GBが要るなら5090モデル
- Cyberpunk 2077のような重いレイトレーシングを、2560×1600のまま高い設定で遊びたい
- ローカルの生成AIや動画編集で、16GBでは足りない作業がある
- 約90万円の予算で、持ち運べる16型にノート向けの最上位GPUを入れたい
- ゲームが中心で、DLSSのアップスケーリングを使うことに抵抗がない
- 5090モデルと同じCPU・同じ175W・同じ有機ELのまま、72万円に抑えたい
- 差額の約18万円を、外部モニターや周辺機器に回したい
RTX 5080モデルの実測では、Turboモードの騒音が約60dB(A)、CPUとGPUを全力で動かしたときのバッテリー駆動が142分でした。RTX 5090モデルも全負荷の騒音は大きく、内蔵GPUだけの省電力設定でもWeb閲覧は2.5時間未満です。静かさや、電源なしで長く使えることを重視する人は、別の機種を選んでください。
価格国内4型番の価格|ツクモで52万円から89.99万円
国内の4型番は、CPUとGPUの組み合わせだけが違います。メモリ32GB・SSD 1TB・Windows 11 Pro・16型有機ELは全型番で共通です。
| 型番・構成 | ツクモ(税込) | ほかの販売店・市場想定価格 |
|---|---|---|
| 6ZJM6JPE64SP9955HX3D+RTX 5090 24GB | 899,900円(在庫わずか) | ヨドバシ.com 990,000円(10%ポイント還元)、市場想定100万円前後 |
| 6YJM5JPE64SP9955HX3D+RTX 5080 16GB | 720,000円(在庫わずか) | ヨドバシ.com・ソフマップ 792,000円(10%ポイント還元)、市場想定80万円前後 |
| 6XJM4JPE64SP9955HX3D+RTX 5070 Ti 12GB | 561,800円(在庫なし) | ヨドバシ.com 660,000円(10%ポイント還元)、市場想定66万円前後 |
| 8XJJ4JPE64SP8940HX+RTX 5070 Ti 12GB | 520,000円(在庫わずか) | 市場想定52万円前後 |
ツクモ・ヨドバシ.com・ソフマップの商品ページの表示で、確認日は2026年10月13日です。市場想定価格は2026年6月19日のGIGABYTEのプレスリリースの値です。ツクモは送料無料の表示です。
現金で払う額は、ツクモがヨドバシ.comより90,100円(RTX 5090モデル)、72,000円(RTX 5080モデル)安くなっています。ヨドバシ.comとソフマップの10%のポイントを次の買い物で使い切る前提なら、実質の負担はツクモより1万円弱少なくなります。
RTX 5090モデルとRTX 5080モデルの差は、ツクモで179,900円、ヨドバシ.comで198,000円で、どちらも約25%です。米国の価格はRTX 5090モデルが4,299ドル、RTX 5080モデルが3,499ドルで、差の比率は約23%と日本とほぼ同じです。
RTX 5070 Tiの2型番は、CPUだけが違います。6XJM4JPE64SPはRyzen 9 9955HX3D、8XJJ4JPE64SPは3D V-Cacheを持たないZen 4世代のRyzen 9 8940HX(16コア32スレッド・最大5.3GHz・L3 64MB)で、ツクモでの差は41,800円です。GPUの最大電力はどちらも115Wです。
仕様共通の仕様|メモリは2枚とも差し替えで64GBまで

| 項目 | 内容 | 購入前の見どころ |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 9 9955HX3D(16コア32スレッド・最大5.4GHz・L3 128MB) | 8XJJ4JPE64SPだけRyzen 9 8940HX |
| GPU | RTX 5090 24GB/RTX 5080 16GB/RTX 5070 Ti 12GB | 最大電力は5090・5080が175W、5070 Tiが115W |
| 画面 | 16型 2560×1600 有機EL、240Hz、応答速度0.2ms、DCI-P3 100% | VESA DisplayHDR True Black 1000認定 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2)、最大64GB | 空きスロットなし。64GBは2枚とも交換 |
| ストレージ | PCIe Gen4 SSD 1TB+空きM.2スロット×1 | 増設は最大4TB |
| 端子 | USB4(Type-C)、USB 3.2 Type-C、USB-A×2、HDMI 2.1、有線LAN、microSD | Type-Cは2基ともPD 100Wで充電できる |
| 本体 | 357×255×19〜25mm、約2.3kg | ACアダプターは330W |
| バッテリー | 99Wh、公称最大8時間 | ゲーム中は公称値より大幅に短い |
| キーボード・保証 | 日本語配列、本体2年保証 | ACアダプターとバッテリーは1年 |
GIGABYTEの日本向け仕様表と、国内代理店アスクの製品ページによる仕様です。
有線LANは1Gbpsで、無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応します。GPUの切り替えはMUXスイッチで、GIGABYTEの管理ソフトGiMATEから、内蔵GPUを通さずに単体GPUから直接画面へ出力するモードに切り替えられます。
空きのM.2スロットは、日本向けの仕様ではPCIe Gen4です。製品ページの紹介にあるPCIe Gen5スロットを前提にGen5のSSDを買っても、Gen4の速度で動く可能性があるため、増設はGen4のSSDで考えるのが安全です。
性能差RTX 5090とRTX 5080|差額179,900円で増えるもの
2つの型番で違うのはGPUだけです。CPU、メモリ、SSD、画面、冷却、GPUの最大電力は同じです。
| 項目 | RTX 5090モデル | RTX 5080モデル |
|---|---|---|
| CUDAコア | 10,496 | 7,680 |
| ビデオメモリ | 24GB GDDR7 | 16GB GDDR7 |
| GPUの最大電力 | 175W | 175W |
| AI TOPS(公称) | 1,824 | 1,334 |
| ツクモ(税込) | 899,900円 | 720,000円 |
CUDAコアは約37%多く、ビデオメモリは1.5倍です。ただし電力の上限が同じ175Wなので、コア数の差がそのまま性能差になるわけではありません。
RTX 5090モデルの実機を、別のRTX 5080搭載ノートと比べた計測があります。
| テスト | AORUS(RTX 5090) | 比較機(RTX 5080) |
|---|---|---|
| Cyberpunk 20772560×1600・RT Ultra・DLSSなし | 50fps(+35%) | 37fps |
| Cyberpunk 20772560×1600・RT Low・DLSSなし | 99fps(+25%) | 79fps |
| 3DMark Port Royal | 16,132(+34%) | 11,999 |
| 3DMark Steel Nomad | 5,972(+17%) | 5,109 |
| 3DMark Speed Way | 6,185(+10%) | 5,610 |
出典:TechRadarの実機レビュー(RTX 5090モデル・メモリ32GB)。比較機はAlienware 16 Area-51(Core Ultra 9 275HX+RTX 5080・メモリ32GB)で、CPUと筐体が違います。
差が大きいのは重いレイトレーシングで、DLSSなしのCyberpunk 2077(RT Ultra)では37fpsから50fpsへ35%伸びています。3DMark Speed Wayの差は10%です。価格差の約25%に対して性能差は10〜35%で、重いレイトレーシングの場面でようやく価格差を上回ります。
比較機はCPUも筐体も違うため、同じAORUSのRTX 5080モデルとの差は、この表より小さいことも大きいこともあります。表の数値は、差の幅の目安として読んでください。
24GBのビデオメモリが効くのは、ゲームでは高解像度テクスチャやパストレーシングを使う重いタイトル、ゲーム以外ではローカルで動かす生成AIや動画編集です。16GBで足りないと分かっている作業がなければ、差額を払う理由は薄くなります。電力設定ごとのRTX 5090の違いは、ノート向けRTX 5090の解説で比べています。
騒音騒音と熱とバッテリー|Turboモードは約60dB(A)
CPU 55W・GPU 175W(合計230W)は、GiMATEでTurboモードに切り替えたときの値です。RTX 5080モデルの実測では、標準のバランスモードのCPUは一時的に126Wまで上がったあと約45Wで落ち着き、GPUが175Wで安定したのはTurboモードだけでした。
| 動作の状態 | 騒音(実測) | 補足 |
|---|---|---|
| 低負荷バランスモード | 38.3dB(A) | 標準設定ではファンが止まらない |
| 負荷が上下する作業 | 49.7dB(A) | バランスモード |
| 全負荷バランスモード | 51.3dB(A) | CPUは約45Wで動く |
| 全負荷Turboモード | 約60dB(A) | CPU 55W・GPU 175Wを出すモード |
出典:Hardwareluxxの実機レビュー(RTX 5080モデル・メモリ32GB・SSD 2TB、2026年10月11日公開)。測る距離や部屋が違うため、ほかのテストの数値とは直接比べられません。
GIGABYTEは、負荷が低いときにファンを止めて0dBにできるとしています。一方で、この実測では標準設定でファンが止まる状態はなく、低負荷でも38.3dB(A)でした。RTX 5090モデルのテストでも、軽い作業でファンが回り始め、全負荷では甲高い音を含む大きな騒音でした。ゲーム中はヘッドセットを使う前提で考えてください。
熱は、RTX 5080モデルのバランスモードでCPUが最高96℃、持続時は約79℃、GPUは約71℃でした。表面はキーボード周辺が約42℃、底面が最高49.3℃まで上がるので、ゲーム中に膝の上へ置く使い方には向きません。
バッテリーは99Whと大きめですが、実測は条件で大きく割れています。RTX 5080モデルのテストでは、軽い負荷で498分、負荷が上下する作業で409分、CPUとGPUを全力で動かすと142分でした。RTX 5090モデルのテストでは、内蔵GPUだけで動く省電力設定でもWeb閲覧が2.5時間未満、動画再生が3時間46分です。
Type-C端子からPD 100Wで充電・動作できますが、RTX 5090モデルのテストではUSB-C給電にするとバランスモード以下に制限され、ゲーム性能は約92%下がりました。ゲームには330WのACアダプター(約750g)が必要で、本体と合わせた持ち運び重量は3kgを超えます。
USB-Cの給電でゲーム性能が落ちる仕組みは、ゲーミングノートをUSB-C充電すると性能が落ちる原因にまとめています。
比較Razer Blade 16(RTX 5090)とどちらを選ぶか
同じ16型の有機ELにRTX 5090を組み合わせたノートには、Razer Blade 16(2026)もあります。違いが出るのは、GPUの電力上限、CPU、厚さと重さです。
| 項目 | AORUS MASTER 16 Gen 2 | Razer Blade 16(2026) |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 9 9955HX3D(16コア32スレッド) | Core Ultra 9 386H(16コア16スレッド) |
| GPUの最大電力 | 175W | 165W |
| メモリ | 32GB、交換で最大64GB | LPDDR5X、最大64GB(交換不可) |
| 厚さ・重さ | 19〜25mm・約2.3kg | 最薄部14.9mm・約2.1kg |
| 画面 | 2560×1600 有機EL 240Hz | QHD+ 有機EL 240Hz |
| バッテリー(公称) | 最大8時間 | 最大13時間(Modern Office) |
出典:Razer Blade 16 製品ページ(米国)。重さは4.6ポンドをkgに換算しました。バッテリーの公称値は各社で測り方が違うため、そのまま比べられません。
AORUSはGPUの電力上限が10W高く、ゲーム向けのX3D CPUを積み、メモリを後から差し替えられます。Razer Blade 16は最薄部どうしで約4mm薄く、約200g軽い機種です。机に置いて性能を出し切る使い方ならAORUS、持ち歩く時間が長いならBlade 16が合います。
ほかのRTX 5090搭載ノートは、最強ゲーミングノートPCランキングで冷却や画面と合わせて比べています。
注意点買う前に確かめたい3点
32GBは16GB×2で、空きスロットはありません。64GBにするには、2枚とも32GBのDDR5-5600に差し替えます。
RTX 5080モデルの実測では、標準のバランスモードでGPUのクロックが安定せず、175Wで安定したのはTurboモードだけでした。性能を出したいゲームでは、GiMATEでTurboモードに切り替えます。
10月13日時点で、ツクモはRTX 5090・RTX 5080・8940HXの3型番が「在庫わずか」、9955HX3D+RTX 5070 Tiが「在庫なし」でした。ヨドバシ.comも3型番とも「在庫残少」の表示です。
おすすめ買うならこの4台
ゲーム中心ならRTX 5080モデル、重いレイトレーシングや24GBのビデオメモリが必要ならRTX 5090モデルです。確認した販売店(ツクモ・ヨドバシ.com・ソフマップ)の中では、2型番ともツクモの現金価格が最も安くなっていました。予算を52万円に抑えるなら8940HXのRTX 5070 Tiモデル、薄さと軽さを優先するならRazer Blade 16が候補です。


※価格・在庫・構成は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|差額179,900円は24GBと重いレイトレのための代金
AORUS MASTER 16 Gen 2のRTX 5090モデルとRTX 5080モデルは、CPU・画面・冷却・GPUの最大電力が同じで、差はCUDAコアとビデオメモリだけです。ツクモでの差額179,900円に対し、性能差は計測によって10〜35%でした。今買うか待つかの判断は、ゲーミングノートPCは今買うべきかで値上げの見通しと合わせて確かめてください。
ゲーム中心ならRTX 5080モデルの720,000円。重いレイトレーシングを2560×1600で遊ぶ人や、24GBのビデオメモリを使う作業がある人はRTX 5090モデルの899,900円。静かさとバッテリーを重視するなら、どちらも選ばないでください。
出典:GIGABYTE AORUS MASTER 16 AM6J 仕様、GIGABYTE AORUS MASTER 16 AM6J 製品ページ、GIGABYTEプレスリリース(2026年6月19日)、AORUS ニュースリリース(2026年6月8日)、アスク AORUS MASTER 16 AM6J、AMD Ryzen 9 9955HX3D、NVIDIA GeForce ノートPC 仕様比較、ツクモ AORUS MASTER 16 6ZJM6JPE64SP、ヨドバシ.com AORUS MASTER 16 6ZJM6JPE64SP




