ゲーミングPCのメモリは16GBで足りる?32GBとの差をゲーム別に検証【2026年】
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Contents
SECTION 01結論:2026年のゲーミングPCは32GBが基準
先に結論を言います。2026年にゲーミングPCを組むなら、32GB(16GB×2)を推奨します。 理由はシンプルで、最近のゲームはメモリ消費が増えているからです。モンハンワイルズは推奨16GB、Cyberpunk 2077のアップデート後は12GB以上を要求。ゲーム単体なら16GBでギリギリ足りますが、Discordやブラウザをバックグラウンドで開いた状態では余裕がなくなります。 ただし問題は価格です。| 構成 | 容量 | 実勢価格(2026年2月) | 差額 |
|---|---|---|---|
| DDR5-5600 8GB×2 | 16GB | 約33,000円 | — |
| DDR5-5600 16GB×2 | 32GB | 約50,000円 | +約17,000円 |
予算別のPC構成でメモリがどれだけ予算を圧迫しているかは、予算別おすすめ構成の内訳バーを見ると一目瞭然です。15万円構成では予算の22%がメモリに消えています。
SECTION 02ゲーム中にメモリは何GB使われている?【タイトル別実測】
「16GBで足りるかどうか」を判断するには、実際にゲーム中にメモリがどれだけ消費されるかを知る必要があります。以下は各タイトルのメモリ使用量の参考値です。| タイトル | ゲーム単体 | +Discord+ブラウザ | +OBS配信 |
|---|---|---|---|
| Valorant | 4〜5GB | 8〜9GB | 10〜11GB |
| Apex Legends | 6〜7GB | 10〜11GB | 12〜13GB |
| 原神 | 5〜6GB | 9〜10GB | 11〜12GB |
| FF14 | 7〜8GB | 11〜12GB | 13〜14GB |
| モンハンワイルズ | 10〜12GB | 14〜16GB | 16〜18GB |
| Cyberpunk 2077 | 10〜13GB | 14〜17GB | 16〜19GB |
メモリ使用量の積み上げ — 重量級ゲーム+配信環境
SECTION 0316GBと32GBでfpsは変わるのか?
「メモリを増やせばfpsも上がるのか?」——これは多くの人が気になるポイントです。結論から言うと、平均fpsはほぼ変わりません。ただし、安定性には差が出ます。 以下は同一構成(RTX 5060 + Ryzen 5 9600)で、メモリだけを16GBと32GBに変えた場合の参考値です。| タイトル(フルHD高設定) | 16GB 平均fps | 32GB 平均fps | 差 |
|---|---|---|---|
| Valorant | 252fps | 255fps | +1% |
| Apex Legends | 143fps | 146fps | +2% |
| モンハンワイルズ | 58fps | 62fps | +7% |
| Cyberpunk 2077DLSS使用 | 57fps | 63fps | +10% |
| 原神 | 60fps | 60fps | ±0% |
RTX 5060の詳しいベンチマークはRTX 5060レビューで確認できます。上記のfps値はこのGPUクラスでの参考値です。
SECTION 0416GBで足りる人・32GBが必要な人
ここまでのデータを踏まえて、判断基準を整理します。16GBでOKな人
- 遊ぶゲームがValorant・原神・LoL・マイクラなど軽量タイトル中心
- ゲーム中にブラウザやDiscordをほとんど開かない
- 配信や録画はしない
- 予算が限られていてGPUに少しでも多く回したい
32GBにすべき人
- モンハンワイルズ・Cyberpunk・Starfieldなど重量級タイトルを遊ぶ
- ゲーム中にDiscord+ブラウザ(複数タブ)を常時起動する
- OBSで配信・録画をしながらプレイする
- 動画編集やAIアプリも使う予定がある
SECTION 05DDR5が高い今、16GBスタート→あとから増設する方法
「32GBが理想なのは分かったけど、今のメモリ価格では厳しい」——そんな方には、16GBで始めて価格が落ち着いたら32GBに増設する方法をおすすめします。DDR5メモリは価格変動が激しいため、高騰期に無理して32GBを買う必要はありません。以下の手順で段階的にアップグレードできます。
- 今:DDR5-5600 8GB×2(16GB)を購入(約33,000円)
- 価格が落ち着いたら:DDR5-5600 16GB×2(32GB)に買い替え(現在約50,000円 → 正常価格なら約15,000〜20,000円)
- 取り外した8GB×2はフリマやメルカリで売却して差額を回収
メモリ価格が正常化すれば、トータルの出費は今32GBを一括で買うより安くなる可能性が十分あります。
増設時の注意点
同一型番・同一ロットが理想:異なるメーカーや速度のメモリを混ぜると、動作が不安定になることがあります。増設する場合は、既存のメモリと同じ製品を購入するのが基本です。
8GB×4枚(計32GB)は非推奨:4枚挿しはメモリコントローラーへの負荷が増え、XMPプロファイルが安定しないケースがあります。32GBにするなら16GB×2枚への買い替えが確実です。
デュアルチャネルを維持する:必ず2枚1組で使いましょう。1枚だけ追加して奇数枚構成にすると、帯域が半分になりfpsが明確に下がります。
Tradeoff
差額 ¥17,000 の使い道ただし高値掴みのリスク
後からメモリ増設
DDR5メモリの価格推移と今後の見通しはメモリ価格の最新動向で詳しく解説しています。購入タイミングの参考にしてください。「そもそも今PCを買うべき?」という方はPCは今が買い時?もどうぞ。
SECTION 06メモリの速度はゲームに影響する?DDR5-5600 vs 6000
容量の次に気になるのが「速度」です。DDR5-5600とDDR5-6000では、どれだけゲーム性能に差が出るのでしょうか。 結論:ゲーム用途ではほぼ誤差です。 DDR5-5600とDDR5-6000の差はベンチマーク上で1〜3%程度。体感できるレベルではありません。5600→6000にするために数千円余計に払うくらいなら、そのぶんを容量アップ(16GB→32GB)に回した方が、はるかに体感に影響します。 速度より容量。これがゲーミングPCにおけるメモリ選びの鉄則です。 ただし、APU構成(グラフィックボードなし)の場合は話が変わります。APUの内蔵GPUはメインメモリをVRAMとして共用するため、メモリ速度がfpsに直結します。APU構成を検討中の方はAPU構成ガイドを確認してください。SECTION 07まとめ — メモリ容量の判断早見表
| 項目 | 16GB | 32GB |
|---|---|---|
| 価格(2026年2月) | 約33,000円 | 約50,000円 |
| 軽量ゲーム単体 | 余裕あり | 余裕あり |
| 重量級ゲーム単体 | ギリギリ | 余裕あり |
| ゲーム+Discord+ブラウザ | カツカツ〜不足 | 余裕あり |
| ゲーム+配信 | 不足 | 快適 |
| fps影響(軽量ゲーム) | 差なし | 差なし |
| fps影響(重量級) | 1%Low低下あり | 安定 |
| 将来性 | 2〜3年 | 4〜5年 |
今16GBを選ぶべきケース
- 予算が厳しく、GPUやSSDに回したい
- 軽量ゲーム中心で、マルチタスクは最小限
- メモリ価格が下がったら32GBに増設する前提
最初から32GBにすべきケース
- 重量級ゲームを遊ぶ or 今後遊ぶ予定がある
- ゲーム中にDiscord+ブラウザを常時起動する
- 配信・録画・動画編集を行う
2026年のゲーミングPCには32GBが新しい基準です。ただし、DDR5高騰で差額が1.7万円に膨らんでいる今、全員が今すぐ32GBを買う必要はありません。軽量ゲーム中心なら16GBで始めて、メモリ価格が落ち着いた頃に増設する——この「段階的アップグレード」が、2026年のDDR5時代におけるもっとも賢いメモリの買い方です。