シェーダーキャッシュサイズのドライバーのデフォルトは16GB?戻し方とAMDとの違い【NVIDIA】
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戻し方と、削除・AMDとの違い【NVIDIA】
NVIDIA Appの「シェーダーキャッシュサイズ」には「ドライバーのデフォルト」という選択肢があります。何GBのことなのかは、画面には出ません。「無制限」や「100GB」を試したあとで、元に戻したい人も多いはずです。
NVIDIAのサポート情報では、ドライバーのデフォルトは現在16GBです(2026年5月25日更新のページで確認)。戻し方は、NVIDIA Appの「グラフィックス」→「グローバル設定」→「シェーダーキャッシュサイズ」で「ドライバーのデフォルト」を選び、適用するだけです。
注意したいのは、「既定値に戻す」と「キャッシュを削除する」を混同しないことです。前者は上限の設定、後者は溜まったファイルの掃除で、必要な場面が違います。AMDの「Reset Shader Cache」は後者にあたり、NVIDIAの容量設定に戻す機能ではありません。
目次
結論デフォルトは16GB。ただし固定の数字とは限らない
NVIDIAサポートの削除手順ページには、設定を戻す手順として「Driver Default (currently 16GB)」と書かれています。「currently」とあるとおり、この16GBは現在のドライバーでの値です。過去のドライバーや将来のドライバーでも16GBだと保証する記述は、確認できた範囲にはありません。
この数値は、シェーダーのコンパイル結果を保存するためのディスク容量の上限です。VRAMの割り当て量ではありません。NVIDIAの設定リファレンスによると、上限に近づくとドライバーは古いシェーダーを削除して新しいシェーダーの場所を空けます。
16GBの根拠は、NVIDIAサポートの記載(2026年5月25日更新)です。16GBに変わった最初のドライバーや時期は、公式資料から確認できていません。古い環境で見た選択肢の一覧に16GBが無い場合があるのは、そのためです。
戻し方NVIDIA Appで「ドライバーのデフォルト」に戻す手順
- NVIDIA Appを開き、左の列から「グラフィックス」を選ぶ
- 上部の「グローバル設定」を選ぶ
- 「シェーダーキャッシュサイズ」を探し、選択肢から「ドライバーのデフォルト」を選ぶ(英語表記では「Driver Default」)
- 「適用」(Apply)を押して保存する
設定名と配置はアプリのバージョンで変わることがあります。NVIDIAコントロールパネルを使っている環境では、「3D設定の管理」の「グローバル設定」タブに同じ項目があります。
戻した直後にキャッシュのファイルが減るわけではありません。変わるのは上限だけで、すでに溜まっているファイルはそのまま残ります。たとえば100GBや無制限で溜めたキャッシュが20GBあるなら、16GBに戻したあとは上限を超えた状態から、古いシェーダーの整理が進む側に回ります。
違い「戻す」「削除する」「復元」「AMDのリセット」は別の操作
検索すると、似た名前の操作が並びます。上限を戻すだけの操作と、ファイルを消す操作では、影響範囲が大きく違います。
| 操作 | 何が起きるか | 使う場面 |
|---|---|---|
| シェーダーキャッシュサイズを「ドライバーのデフォルト」にする | 保存の上限を現在の既定値(16GB)に戻す。溜まったファイルはすぐには消えない | 無制限や100GBを試して、元に戻したいとき |
| キャッシュを削除する | DXCache・GLCache・NV_Cacheの中身を消し、次回起動時に作り直させる | ファイル破損が疑われる、起動時クラッシュや表示崩れがあるとき |
| コントロールパネルの「復元」 | グローバル設定全体が既定値に戻る。シェーダーキャッシュ専用の操作ではない | 3D設定をまとめて初期化したいとき |
| AMDの「Reset Shader Cache」 | 保存済みのシェーダーキャッシュのファイルを削除する | AMDのGPUで、キャッシュを作り直したいとき |
※コントロールパネルの「復元」は、NVIDIA公式ヘルプのGlobal Settingsの説明に基づきます。AMDの説明は、Adrenalin 23.9.1のFull Install・Radeon RX 7900 XTXを前提にした公式資料の記載で、表示は環境によって異なる場合があります。
設定だけを戻したい人が、削除手順まで行う必要はありません。NVIDIA公式の削除手順は、破損したキャッシュを消すためのものです。いったん「Off」にして再起動し、フォルダーの中身を消してから16GBに戻す流れになっています。削除が必要かどうかの判断はシェーダーキャッシュは削除しても大丈夫?NVIDIA・AMD・Steam別の消し方と注意点で扱っています。
AMDAMDのReset Shader Cacheは「容量を戻す」機能ではない
AMD公式のサポート資料では、Radeon Software(Adrenalin)のAdvanced Settingsに「Reset Shader Cache」があり、保存済みのシェーダーキャッシュのファイルをすべて削除するものと説明されています。NVIDIAのように、上限を選んでデフォルトに戻す項目としては説明されていません。
ただし、参照したAMD公式資料が説明しているのは特定のバージョンと環境の画面です。現行のすべてのAMD製品に容量を指定する設定が無いとまでは、確認できていません。AMDのGPUで「デフォルトに戻したい」場合は、Radeon Softwareの画面に該当項目があるかを見て、無ければ削除による作り直しで足りるかを考えるのが現実的です。
判断16GBのままでよいか、変えるべきか
海外のPCゲーム専門メディアには、Borderlands 4のカクつきをシェーダーキャッシュサイズ100GBで改善したという筆者の体験談があります。記載の環境はRTX 5070 Ti、Ryzen 7 7700X、4K、Badass設定、DLSS Balancedです。このときDXCacheフォルダーは16.8GBまで増えたと書かれており、デフォルトの16GBを超える量のキャッシュが実際に溜まる場面がある、という一例になります。
ただし、容量変更の前後でフレームレートを比べた計測や、ドライバーのバージョンは示されていません。すべてのゲーム・環境で効くという根拠にはなりません。同じ筆者も、プレイが終わればドライバーのデフォルトに戻すつもりだと書いています。
カクつきの原因がキャッシュ容量とは限りません。ゲームごとの初回コンパイルの影響もあります。切り分けはシェーダーコンパイル・スタッタリング対処完全ガイドが詳しいです。
FAQよくある質問
まとめまとめ|デフォルトは現在16GB。戻すだけなら削除はいらない
ドライバーのデフォルトは、NVIDIAサポートの記載で現在16GBです。変えるのは、容量に余裕があり多くのゲームを遊ぶ人が大きい値にする程度で、迷えばそのままで問題ありません。
戻すときはNVIDIA Appの「グローバル設定」で「ドライバーのデフォルト」を選んで適用します。キャッシュの削除は別の操作で、破損が疑われるときだけ行えば足ります。

