REALFORCEのピカチュウキーボードは買いか|GX1 Plus Pikachu Editionは価格未発表、過去コラボ並みなら4万円台後半
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価格は未発表、過去のコラボ並みなら4万円台後半
出典:REALFORCE公式「REALFORCE GX1 Plus Keyboard Pikachu Edition」製品ページ、東プレ「東京ゲームショウ 2026 にブース出展」
東プレのキーボードブランド「REALFORCE(リアルフォース)」は、2026年9月の東京ゲームショウで、『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウをデザインしたゲーミングキーボード「REALFORCE GX1 Plus Keyboard Pikachu Edition」(型番X1PCP1)を初めて披露しました。予約受付は12月下旬に始まる予定ですが、10月4日時点で公式の製品ページに価格と発売日は載っていません。
性能で選ぶ製品ではありません。中身は通常版のGX1 Plus(35,200円)と同じで、通常版との差額はデザインと付属の7キーの代金です。GX1 Plusになってからのコラボでは、リストレストなどの付属品を除いた上乗せが約1万2,000円で、同じ水準ならPikachu Editionは4万7,000円前後です。5万円を超えると、リストレストやアクリルスタンドが付いた過去のコラボと同じ水準の上乗せになります。
判断の分かれ目は配列とキーの重さです。Pikachu Editionは日本語91キー・キー荷重45gの1モデルだけで、英語配列と30gはありません。英語配列や30gのREALFORCEに慣れている人はデザインと引き換えにそれを手放すことになり、性能が目当てなら通常版で足ります。

目次
結論予約してよい人と、通常版で足りる人
- GX1 Plusを買うつもりで、ピカチュウのデザインに1万円強を払える
- 普段から日本語配列・45gのキーボードを使っている
- Windows 11のPCにつないで使う
- ゲーム用の道具としてもピカチュウのグッズとしても使いたい
- 英語配列や30gのREALFORCEに慣れている
- 性能だけが目当て(中身は通常版と同じ)
- 年内に手元に欲しい(予約開始が12月下旬)
- MacやWindows 10で使う
通常版との違いは見た目と付属品だけなので、買うかどうかは「通常版との差額をピカチュウのデザインに払えるか」で決まります。過去のコラボと同じ水準なら、その差額は約1万2,000円です。
仕様通常版GX1 Plusとの違いは見た目と付属品だけ
Pikachu Editionは、2026年2月に発売された「REALFORCE GX1 Plus Keyboard」をベースにしたモデルです。公式の仕様表を通常版と並べると、違うのは配列・荷重の選択肢、色、付属品で、スイッチやポーリングレートといった中身は同じです。
| 項目 | Pikachu Edition | 通常版 GX1 Plus |
|---|---|---|
| 型番 | X1PCP1 | X1PC11(日本語・45g)ほか全8機種 |
| 配列 | 日本語91キーのみ | 日本語91キー・英語87キー |
| キー荷重 | 45gのみ | 45g・30g |
| 本体色 | グレー×ブラック | ブラック系・ホワイト系 |
| キーキャップ | ダークグレー・ライトグレー・イエロー(PBT) | ブラック系・ホワイト系(PBT) |
| スイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) | 同じ |
| ポーリングレート | 8,000Hz | 8,000Hz |
| 接続 | 有線USB(着脱式Type-A⇔Type-C・1.8m) | 同じ |
| サイズ・重量 | 142.1×365×38.2mm・1.2kg | 同じ |
| 付属品 | P・I・K・A・C・H・Uのキーキャップ、キーキャッププラー、USBケーブル | USBケーブル |
| 対応OS | Windows 11以降 | Windows 11以降 |
| 価格(税込) | 未発表 | 35,200円 |

ゲーム向けの機能もそのまま使えます。キーが反応する深さ(APC)は0.1〜3.0mmの範囲を0.1mm刻み・30段階で決められ、Dynamic modeを有効にすると、キーを戻し始めた位置で入力が切れ、押し直した位置で再び入ります。ほかのメーカーがラピッドトリガーと呼ぶ機能で、VALORANTのように左右移動を止めてから撃つゲームで効きます。設定の考え方はラピッドトリガーのおすすめ設定で解説しています。
Kill Switchは、ペアにした2つのキーを同時に押したときにどちらを有効にするかを決める機能です。AキーとDキーを「後入力優先」にすれば、Aを押したままDを押した瞬間にDだけが入力され、切り返しが速くなります。初代GX1は2ペアまででしたが、GX1 Plusは8ペアまで組めます。
8,000Hzは、キーの状態を1秒間に8,000回、0.125msごとにPCへ送る設定です。1,000Hzの1msとの差は1ms未満で、画面の表示やゲーム側の処理にかかる時間と比べれば小さく、Pikachu Editionを選ぶ理由にはなりません。通常版も同じ8,000Hzです。
デザイン黄色は10キーと天板の柄、付属の7キーで落ち着いた見た目にも戻せる
本体はグレー×ブラックで、キーキャップはダークグレーとライトグレーが基本です。黄色を使っているのは一部のキーと天板の柄だけで、黄色一色のキャラクターグッズとは見た目の方向が違います。
黄色のキーは10個で、P・I・K・A・C・H・Uの7文字にあたるキーと、絵柄の入ったEsc・左Windows・Enterです。7文字は並べ替えて単語にするわけではなく、いつものQWERTYの位置のまま黄色になります。
- Escキー:ピカチュウの足あと
- 左のWindowsキーの位置:黒いしっぽのシルエット
- Enterキー:ピカチュウの後ろ姿
- 天板の左上:走るピカチュウのシルエットと、全国図鑑の番号「No.0025」
- 天板の右側:Insert・Deleteなどの編集キーと矢印キーのまわりに大きな稲妻の柄
付属のP・I・K・A・C・H・Uのキーキャップは、製品画像ではダークグレーです。黄色の7文字をこれに差し替えると、ピカチュウの要素はEsc・Windows・Enterの3キーと天板の柄だけになり、仕事用の机にも置きやすくなります。公式は画像を「イメージ」としているため、付属キーの色は予約開始時の製品情報で確かめてください。
価格過去のコラボは通常版より6,600〜30,580円高かった
REALFORCEがGX1とGX1 Plusをベースに出したコラボモデルは、これまで5作です。どの回も通常版より高く、東プレの発表と販売店の価格から通常版との差を出すと次のとおりです。
| コラボモデル(予約開始) | 価格(税込) | 通常版との差 | 付属品・特典 |
|---|---|---|---|
| ウマ娘×GX1(2023年9月) | 39,600円 | +6,600円(1.20倍) | なし(CyStore限定販売) |
| 初音ミク×GX1(2024年1月) | 42,900円前後 | +9,900円(1.30倍) | 購入特典のクリーニングクロス |
| ホロライブ×GX1(2024年12月) | 48,400円前後 | +15,400円(1.47倍) | アクリルスタンド |
| ガンダム×GX1 Plus Zガンダム・νガンダム・サザビー(2026年2月) | 54,780円前後 | +19,580円(1.56倍) | アルミリストレスト |
| ガンダム×GX1 Plus 百式(2026年2月) | 65,780円前後 | +30,580円(1.87倍) | アルミリストレスト、ゴールドの本体 |
| 猫麦とろろ×GX1 Plus(2026年3月) | 47,300〜52,580円(店による) | +12,100〜17,380円(1.34〜1.49倍) | アクリルスタンド |
※GX1の3作は当時の通常版GX1(33,000円)、GX1 Plusの2作は通常版GX1 Plus(35,200円)との差です。「前後」は東プレが示した店頭実勢価格、ウマ娘は東プレのプレスリリースの製品価格、猫麦とろろはTSUKUMO(47,300円・販売終了)とソフマップ(52,580円)の販売価格です。
GX1の3作は回を追うごとに上乗せが大きくなり(6,600円→9,900円→15,400円)、GX1 Plusの2作は12,100〜30,580円です。ただし、この差額には付属品の代金も入っています。
ガンダムの4モデルには、モデルごとのデザインを入れた特製のアルミリストレストが付きます。REALFORCEが単品で売っているアルミリストレストはテンキーレス用が2022年の発売時に直販7,700円で、これを参考に差し引くと、Zガンダム・νガンダム・サザビーの上乗せは約1万1,900円、ゴールドの本体になる百式は約2万2,900円です。猫麦とろろも、安い店の47,300円なら上乗せは12,100円で、ここにアクリルスタンドが付きます。
つまりGX1 Plusのコラボでは、本体のデザインに付いた上乗せは約1万2,000円です(猫麦とろろを高い店の価格で見ると約1万7,000円)。Pikachu Editionの付属品は7個のキーキャップとキーキャッププラーで、リストレストもアクリルスタンドも付かないため、同じ考え方なら35,200円+約1万2,000円で4万7,000円前後です。これは過去の値付けを当てはめた目安で、東プレが示した価格ではありません。公式サイトではPikachu Editionだけが「コラボモデル」ではなく「スペシャルモデル」の欄に載っており、過去のコラボと同じ値付けになるとは限りません。
値上げの動きもあります。東プレは2026年6月15日にR4・RC1・R3Sなどの価格を改定し、たとえばR4のフルサイズは37,180円から39,820円になりました。GX1 Plusは対象外で35,200円のままですが、改定のあとに予約が始まるGX1 Plusのコラボは、Pikachu Edition(12月下旬)、STEINS;GATE RE:BOOT(2027年1月下旬)、ホロライブ第2弾(2027年2月下旬)の順で、Pikachu Editionの価格がいちばん先に出ます。STEINS;GATE RE:BOOTのコラボはREALFORCE×STEINS;GATE RE:BOOTコラボキーボードの解説で扱っています。
価格が出たら、通常版との差額で判断する
| 発表された価格 | 通常版との差 | 過去のコラボでいうと | 判断 |
|---|---|---|---|
| 4万5,000円未満 | 1万円未満 | 初音ミク・ウマ娘(GX1)並み | GX1 Plusを買うつもりなら予約してよい |
| 4万5,000〜5万円 | 約1万〜1万5,000円 | 猫麦とろろ(安い店)、リストレスト分を除いたガンダム | 過去並み。デザインに1万円強を払えるかで決める |
| 5万〜5万5,000円 | 約1万5,000〜2万円 | リストレスト付きのガンダム | 付属品なしでこの差は割高。ファン向け |
| 5万5,000円以上 | 2万円以上 | 百式(ゴールドの本体+リストレスト) | コレクション目的でなければ通常版 |
反対に、通常版の35,200円に近い価格で出れば、GX1 Plusを検討している人はほぼ同じ出費でピカチュウのデザインを選べます。ただ、5作続いたコラボはどれも通常版より6,600円以上高く、同じ価格を前提にはできません。
比較他社のコラボ版は上乗せ5,000〜5,700円、同じ価格帯のキーボードとの違い
同じ価格帯の他社のゲーミングキーボードにもコラボ版はあり、上乗せは5,000〜5,700円です。Razerの公式ストアでは、通常版のHuntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz(36,980円)に対して、eスポーツチームSentinelsとのSentinels Editionと、CS2のプロ選手NiKoとのNiKo Editionが+5,700円です(コラボではない特別カラーのEsports Green Editionは+1,000円)。AIM1の瞬 MATATAKIは通常版14,980円、イラストレーターcoalowlとのコラボ版が19,980円で、差は5,000円です。
Razerのコラボ版は、天板やキーキャップの配色・ロゴを変えたモデルで、スイッチなどの中身は通常版と同じです。REALFORCEのコラボも中身は通常版と同じですが、毎回コラボ先に合わせた刻印キーや天板の印刷を作り、予約期間を区切って売っています。Razerのコラボ版の中身はHuntsman V3 Pro TKL 8KHz Sentinels Editionの解説で比べています。
キーボードとしての性能だけで選ぶなら、同じ価格帯の他社製品も候補になります。日本語配列を選べる8,000Hz対応機と並べると、次のとおりです。
| 製品 | スイッチ | ラピッドトリガー | サイズ・配列 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| REALFORCE GX1 Plus | 静電容量無接点方式 | Dynamic mode(0.1mm単位) | テンキーレス・日本語/英語 | 35,200円 |
| Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz | アナログオプティカル(第2世代) | あり(反応する深さは0.1〜4.0mm) | テンキーレス・日本語/英語 | 36,980円 |
| AIM1 瞬 MATATAKI | 磁気式(リニア) | あり(0.01mm単位) | 75%・日本語/英語 | 14,980円 |
※価格はREALFORCEが東プレの製品価格、RazerとAIM1は各社の公式ストアの表示価格(2026年10月4日時点)。AIM1の仕様はAIM1公式の製品ドキュメントによります。
ラピッドトリガーを0.01mm単位で詰めたいなら、磁気式のAIM1 瞬が半額以下で手に入ります。REALFORCEを選ぶ理由は、軽い力で底まで押し込める静電容量無接点方式の打ち心地です。その打ち心地を試したことがないなら、ピカチュウのデザインだけで5万円前後を払う前に、店頭のREALFORCEで一度押してみてください。
予約12月下旬に予約開始、年内に届く見込みは薄い
予約受付は12月下旬に始まる予定で、クリスマスまでに手元へ届けるのは難しい日程です。過去のコラボは、予約開始から出荷・発売まで約4週間〜3か月半かかっていました(CyStore限定のウマ娘は約6か月半)。
| コラボモデル | 予約受付 | 出荷・発売 |
|---|---|---|
| ウマ娘×GX1 | 2023年9月21日から(CyStore) | 2024年4月上旬(3月下旬の予定から遅延) |
| 初音ミク×GX1 | 2024年1月19日〜2月16日 | 2024年3月9日予定 |
| ホロライブ×GX1 | 2024年12月2日〜2025年2月7日 | 2025年3月中旬から順次 |
| ガンダム×GX1 Plus | 2026年2月6日〜3月6日 | 2026年3月下旬から順次 |
| 猫麦とろろ×GX1 Plus | 2026年3月13日から | 2026年4月10日発売 |
予約開始が延びた前例もあります。ガンダムと猫麦とろろのコラボは、どちらも「12月下旬」に予約を始める予定と案内されたあとで延期され、実際の予約開始はガンダムが2026年2月6日、猫麦とろろが3月13日でした。この間にベースのキーボードはGX1からGX1 Plusへ切り替わっています。
また、初音ミク・ホロライブ・ガンダムのコラボは、予約期間が4週間〜2か月余りに区切られていました。12月に入ったら、REALFORCE公式のニュースで価格と予約期間の発表を確認してください。
注意点予約する前に確かめたい4つのこと
- 配列は日本語91キーだけ。通常版には英語87キーがあり、ガンダムのコラボも日本語と英語の両方を用意していましたが、Pikachu Editionで公式に載っているのは日本語配列の1機種です。US配列で文字を打っている人は、記号の位置やEnterの形が変わります(JISとUSの違いはKeychron J9の解説の配列の節で比べています)。
- キー荷重は45gだけ。通常版の30gを使っている人には重く感じます。GX1 Plusのコラボはどれも45gで、Pikachu Editionだけ重いわけではありませんが、REALFORCEは荷重で打ち心地が大きく変わるキーボードです。
- 有線接続で、対応OSはWindows 11以降。Bluetoothや無線のレシーバーには対応しません。ケーブルは着脱式なので、持ち運ぶときや断線したときはケーブルだけ外して交換できます。
- 価格が出るまで予約を決めない。価格と予約期間はまだ発表されていません。発表されたら通常版の35,200円との差額を出し、上の表のどこに入るかで決めてください。
購入性能が目当てなら通常版のGX1 Plus
Pikachu Editionはまだ予約できません。性能が目当てなら、同じスイッチ・8,000Hz・Dynamic mode・Kill Switchの通常版を今すぐ選べます。Pikachu Editionと同じ打ち心地がよければ45gのX1PC11、軽く押したいなら30gのX1PC13です。英語配列はX1PD11(45g)とX1PD13(30g)があります。ほかの軸やサイズも含めて比べたいときはゲーミングキーボードの選び方を参考にしてください。
FAQよくある質問
まとめ中身は通常版と同じ、差額1万2,000円前後なら過去のコラボ並み
REALFORCE GX1 Plus Keyboard Pikachu Editionは、35,200円の通常版GX1 Plusにピカチュウのデザインと7個の付属キーを加えたモデルです。静電容量無接点方式のスイッチ、8,000Hz、Dynamic mode、Kill Switchといった中身は通常版と変わりません。
価格は未発表ですが、過去のコラボは通常版より6,600〜30,580円高く、GX1 Plusのコラボで付属品を除いた上乗せは約1万2,000円でした。同じ水準なら4万7,000円前後です。
GX1 Plusを買うつもりで、日本語配列・45gに不満がないなら、価格が5万円を切るかどうかを目安に予約を考えてください。5万円を超えると、付属品が付いた過去のコラボと同じ水準の上乗せになり、7キーとキーキャッププラーだけのPikachu Editionには割高です。
英語配列や30gを使っている人、性能だけが目当ての人は、通常版のGX1 Plusを選べば同じ中身を35,200円で手に入れられます。






