Aurora 80 JISは国内発売で買いか|26,500円の日本語配列トライモードキーボードをゲーム用に判断
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26,500円の日本語配列キーボード、ゲームは2.4GHz・有線で使えるか
日本語配列でゲームもできる無線キーボードは、1万円台から3万円近くまで幅があります。PMO(WOBKEYのサブブランド)の「Aurora 80 JIS」は、フルCNCアルミの筐体と3つの接続方式を備えて、税込26,500円です。
結論は、日本語入力が多い人がゲームも1台で済ませるなら買ってよく、入力の速さが目的なら別の製品を選ぶ、です。販売店の仕様と国内展開元の案内では、ポーリングレート、同時押し、入力遅延の数値もラピッドトリガー対応の記載も確認できませんでした。確認できたのは、リニアスイッチ、作動点1.8mm、3モード接続、ホットスワップ、VIA対応までです。
同じ日本語配列なら、Keychron J9は14,960円で、2.4GHzと有線は1000Hzです。ラピッドトリガーを使いたいなら、10月23日発売予定のAkko FUN60 Pro SP JPが6,780円です。26,500円との差額が、筐体と打鍵感にそれだけの価値があるかどうかで判断が分かれます。
目次
結論先に結論|Aurora 80 JISを選ぶ人、選ばない人
- 文章入力や仕事が中心で、ゲームは2.4GHzか有線で遊ぶ人
- 変換・無変換・かなキーを使う、日本語配列の80%サイズがほしい人
- 金属筐体の重さ、打鍵音、ライティングにお金を出せる人
- スイッチやキーキャップを後から替えたい人
- VALORANTやCS2で、ラピッドトリガーと高いポーリングレートを使いたい人(FUN60 Pro SP JPなど)
- 日本語配列の無線キーボードを安く済ませたい人(Keychron J9)
- 入力遅延の数値を見て買いたい人(Aurora 80 JISは未確認)
仕様確認できた仕様と、確認できなかった仕様
Aurora 80 JISは、アークとPCワンズの商品ページと、国内展開元KIBUのMakuakeページで仕様を確認できます。ゲーム用キーボードで気になる項目は、載っているものと載っていないものがはっきり分かれます。


| 項目 | 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|---|---|
| 配列・サイズ | 日本語配列の80%レイアウト。変換・無変換・かなキーを搭載 | キー数、本体寸法、重量(海外版の数値はJIS版に当てはめない) |
| スイッチ | Lunaリニア。作動点1.8±0.4mm、総ストローク3.5±0.3mm、押下圧45±10gf。ホットスワップ対応 | 磁気式・光学式の記載はなく、ラピッドトリガー対応の記載も確認できない |
| 接続 | USB有線、2.4GHz無線、Bluetooth(最大3台を切り替え) | 接続別のポーリングレート、同時押しの仕様、入力遅延 |
| 筐体 | フルCNCアルミ。ガスケットマウントとトップマウントを切り替え可能 | 重量、切り替えごとの打鍵感の実測 |
| バッテリー | 8000mAh | 使い方ごとの連続使用時間の実測 |
| ソフト・OS | VIAで割り当てやマクロを設定。専用の.jsonファイルの読み込みが必要。Windows、macOSなどに対応。技適取得済み | VIAで変えられる範囲の細部 |
※販売店の価格・在庫は2026年10月13日午後2時台の表示です。項目名は販売店で異なり、押下圧はアークでは「初期押下圧」、PCワンズでは「作動圧」と書かれています。
ゲームゲームで使えるか、決め手は入力の速さが確認できないこと
普通にプレイするぶんには、問題になる要素は見当たりません。リニアスイッチで作動点は1.8mm、有線と2.4GHzの専用レシーバーがあり、Bluetoothに頼らなくても済みます。MOBA、RPG、アクションなど、入力の細かな速さが勝敗に直結しないゲームなら、日本語入力用のキーが揃った80%サイズはむしろ便利です。
ポーリングレート、同時押し、入力遅延の数値が見つからず、ラピッドトリガー対応の記載もありません。「載っていない」は「非対応」の証明にはなりませんが、数値で比べて買う人には根拠がないので、現時点ではこの用途のおすすめには入れません。
2.4GHz接続の入力の速さは、メーカー値でも実測でも確かめられた情報がありません。ゲームで使うときは、Bluetoothではなく2.4GHzか有線にしてください。Keychron J9ではBluetoothのポーリングレートが90Hzに下がるため、J9の記事ではゲームで使わないよう案内しています。Aurora 80 JISのBluetoothの数値は確認できていませんが、同じ考え方で2.4GHzか有線を選ぶのが安全です。
比較同じ日本語配列の3製品と並べる
価格の近い日本語配列キーボードから、役割の違う3製品を選びました。Aurora 80 JISだけが、筐体と打鍵感に値段を払う構成です。
| 製品 | サイズ | 接続 | 入力機能(公称) | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| Aurora 80 JIS | 80% | 有線・2.4GHz・BT | 確認できず | 26,500円 |
| VARO 80%(リニア) | 80%(92キー) | 有線・2.4GHz・BT | 8000Hz、0.2ms、Nキーロールオーバー | 19,800円 |
| Keychron J9 | 75% | 有線・2.4GHz・BT | 1000Hz(BTは90Hz)、ラピトリなし | 14,960円 |
| Akko FUN60 Pro SP JP | 60% | 有線のみ | 8000Hz、ラピッドトリガー | 6,780円(10月23日発売予定) |
※VARO 80%はアークの比較表、Keychron J9は国内公式販売ページ、FUN60 Pro SP JPは国内総代理店MSYの発表の値で、数値はすべて公称です。
ゲームの入力性能を数字で買うなら、同じ80%で8000Hzと0.2msを公称するVARO(19,800円)が先に挙がります。Aurora 80 JISより6,700円安く、接続方式も同じです。公称値なので実際の速さは保証されませんが、数字を出していない製品より比べやすいのは確かです。
日本語配列の無線キーボードを安く済ませたいなら、Keychron J9です。Aurora 80 JISより11,540円安く、2.4GHzと有線は1000Hzです。ゲームでの使い方はKeychron J9の記事にまとめています。
ラピッドトリガーを使いたいなら、FUN60 Pro SP JPです。60%サイズで有線のみですが、6,780円で8000Hzとラピッドトリガーに対応します。詳しくはFUN60 Pro SP JPの記事を読んでください。
つまりAurora 80 JISの26,500円は、速さに払う金額ではありません。J9との差額11,540円は、アルミの筐体、ガスケットマウント、270°のライトバー、8000mAhのバッテリーに払う金額です。この4つに価値を感じない人は、J9かFUN60 Pro SP JPのほうが満足度は高くなります。
注意点買う前に確認しておきたいこと
1つ目は、販売経路と保証です。アークは「正規販売・代理店版」、PCワンズは代理店KIBUの保証シール付き製品はKIBUの窓口で対応すると案内しています。国内展開元のMakuakeページでは、保証は商品到着日から180日間です。購入する店の保証規定も確認してください。
2つ目は、VIAの使い方です。VIAで設定するときは、Aurora 80専用の.jsonファイルを読み込む必要があります。他のキーボード用のファイルでは設定できないので、販売店や国内展開元の案内から入手してください。
3つ目は、海外版との違いです。メーカー公式ページにある87キーなどの海外版の仕様は、JIS版には当てはまりません。海外の情報を見るときは、配列が違うことを前提にしてください。
おすすめ候補のキーボード
Aurora 80 JISはアークとPCワンズのほか、Amazon.co.jpでも買えます(ホワイトとブラック)。価格と在庫は購入前に確かめてください。その下は、代わりに選べる製品です。
FAQよくある質問
まとめまとめ|日本語入力と兼用する1台なら買い、速さ目当てなら別の製品
Aurora 80 JISは、日本語配列、3モード接続、アルミ筐体、ホットスワップを備えた、仕事とゲームを兼ねる高級キーボードです。入力の速さを示す数値は確認できていないので、26,500円はその用途の価格だと考えてください。
日本語入力が多く、ゲームは2.4GHzか有線で遊ぶ人は買いです。競技FPSの入力速度が目的なら、FUN60 Pro SP JPやVAROを先に見てください。
出典:アーク「Aurora 80 JIS Black」、PCワンズ「Aurora 80 JIS Black」、KIBU「Aurora80」Makuakeプロジェクト、PMO公式「Aurora 80」、SUPER KOPEK「Keychron J9」、MSY「Akko FUN60 Pro SP JP」発表








