ZALMAN「S6 V2 BLACK」発表|140mmファン3基のメッシュケースは何ができる?GPU345mm・クーラー165mmの対応と日本発売の状況
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140mmファン3基のメッシュケース、GPU345mm・クーラー165mmまで
出典:ZALMAN公式 S6 V2 BLACK 製品ページ/アスク ZALMAN ミドルタワーケース一覧(国内代理店・2026年10月6日確認)/Amazon.com 初代S6の商品ページ
ゲーミングPCのケースは、見た目より先に「手持ちのグラフィックボードとCPUクーラーが入るか」「熱がこもらないか」で選ぶ人が多いはずです。ZALMANの「S6 V2 BLACK」は、前面メッシュと140mmファン3基でその2点に答える、ATX対応のミドルタワーケースです。
公式仕様では、グラフィックボードは345mm、CPUクーラーは高さ165mm、電源は奥行き160mmまで入ります。標準で前面140mm×3、上面120mm×2、背面120mm×1のRGBファンが付き、前面には360mmラジエーターを載せられます。全長345mm以内のカードなら入るので、水冷とエアフローを両立したい中堅構成に向く寸法です。
ただし、日本での発売日と価格は10月6日時点で出ていません。国内代理店のアスクのZALMAN製品一覧にも、S6系の製品ページはまだありません。買う前に決めておくなら、GPUの全長とクーラーの高さを先に測ることです。

目次
要点S6 V2 BLACKはどんなケースか
外形は幅215×奥行412×高さ486mm、重量5.5kgで、素材はスチール・プラスチック・強化ガラスです。対応マザーボードはATX、MicroATX、Mini-ITXの3種。左サイドパネルは強化ガラスで、ボールスタッドとソケットで固定するため、工具なしで着脱できます。
フロント、トップ、ボトムの3面にダストフィルターが付き、トップのフィルターはマグネット式です。メッシュ前面の弱点になりやすい、ほこりの掃除の手間を抑えられます。
天面のI/OはUSB Type-C(5Gbps)×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDオーディオ×1、電源ボタンとLED切り替えボタンです。ケーブルの裏配線スペースは22mmで、背面に回す太い電源ケーブルも通しやすい厚みです。
仕様冷却とパーツ対応を表で確認
| 項目 | 対応・標準 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 標準ファン | 前面140mm×3、上面120mm×2、背面120mm×1(すべてRGB) | 追加購入なしで吸気3基・排気3基が揃う |
| 増設できるファン | 前面120/140mm×3、上面120/140mm×2、背面120mm×1、底面120mm×2 | 最大8基。底面に足せば電源下側から冷気を取れる |
| ラジエーター | 前面360/280mm、上面240mm、背面120mm | 360mm簡易水冷は前面に装着する |
| グラフィックボード | 長さ345mmまで | 大型の3連ファンOCモデルは全長を要確認 |
| CPUクーラー | 高さ165mmまで | 大型の空冷ツインタワーは収まらないことがある |
| 電源ユニット | 奥行き160mmまで | ATX電源の多くは収まる長さ |
| ドライブベイ | 3.5インチ×1、2.5インチ×3、2.5/3.5インチ兼用×1 | M.2中心の構成なら足りる |
| 拡張スロット | 7段 | ATXのフルサイズ構成で使える |
ドライブベイの数字は、ZALMAN公式の「3.5インチ×1、2.5インチ×3、兼用ベイ」という表記に従っています。ゲームの保存先をM.2 SSDにまとめる構成が主流なので、ベイの数が足りなくなる場面は多くありません。
冷却前面メッシュと140mm×3はゲーミングPCに向くか
前面が全面メッシュなら、吸気の抵抗が小さく、前面ファンが取り込んだ空気がそのまま内部に流れます。140mmファンは120mmより同じ回転数で多くの風量を出せ、騒音を抑えやすいのも利点です。標準の前面3基が吸気、背面と上面の3基が排気という配置なので、買ってそのまま「前から入れて後ろと上へ抜く」流れが作れます。
ラジエーターの置き場所は、前面360mmか上面240mmのどちらかです。前面に付ければCPU温度は下がりやすい一方、ラジエーターで温まった空気がグラフィックボードへ流れます。ゲーム中のGPU温度を優先したいときは、上面の240mmにするほうが無難です。エアフローの考え方はゲーミングPCのエアフロー設計ガイドで詳しく扱っています。
海外で販売されている初代「S6」は、商品説明で標準ファン4基(140mm×3+120mm×1)、前面360mmラジエーター、GPU 345mm対応とされています。S6 V2 BLACKは、ここに上面の120mm RGBファン2基が標準で加わり、合計6基になりました。GPUとラジエーターの対応は、確認できた範囲では初代と同じです。寸法でケースを選ぶ人にとっては、V2で増えたのは排気ファンの数だと考えてよさそうです。
手持ちファンや上面水冷に合わせた選び分けは、S6 BLACKとS6 V2 BLACKの比較が参考になります。対応寸法で他の候補も比べるなら、ゲーミングPCケースの選び方も役立ちます。
判断GPU345mmとクーラー165mmで何が入るか
グラフィックボードは、全長345mmを超える大型モデルが一部にあります。RTX 5090や5080の大型OCモデルは全長が340mmを超えるものもあるため、候補のカードがあるなら公式の全長をケースの数値と照らしてください。345mmに収まっても、前面に360mmラジエーターを付けると、ラジエーターとファンの厚みでカード先端が当たることがあります。大型GPUとケースの組み合わせはRTX 5090・5080・5070 Ti 用 PCケース完全ガイドが参考になります。
CPUクーラーの165mmは、タワー型の空冷では中堅クラスまでが目安です。大型のツインタワー型は、サイドパネルに当たって閉まらないことがあります。使う予定のクーラーの公式高さを先に確かめてください。
- 前面360mm簡易水冷とミドルクラスのGPUを組み合わせる構成
- 追加ファンなしで、ケースを買ってすぐエアフローを組みたい人
- ゲームの保存先がM.2 SSD中心で、HDDを増やさない構成
- 全長345mmを超える大型のハイエンドGPUを使う
- 高さ165mmを超える大型の空冷クーラーを使う
- 静音を最優先にしたい(前面メッシュは音が外に出やすい)
発売日本での発売日と価格
2026年10月7日時点のZALMAN製品ページと国内代理店アスクのミドルタワーケース一覧には、日本の発売日・価格の案内が掲載されていません。国内販売の案内が出たら、本体価格と送料、保証窓口を比較してください。
発売日と価格が出るまでは、手持ちのGPUの全長とCPUクーラーの高さを先に確かめておくと、買うかどうかをすぐ判断できます。
まとめまとめ|標準6ファンの中堅ケース、買う前にGPU全長とクーラー高さを測る
S6 V2 BLACKは、前面メッシュと標準ファン6基で、ケースを買ってすぐに冷えるエアフローを作れる製品です。360mmラジエーターにも対応し、GPU 345mm・クーラー165mmという寸法は、ミドルクラスのゲーミングPCには十分です。
S6 V2 BLACKは、中堅構成を追加ファンなしで冷やしたい人向けのケースです。日本の発売日・価格は10月6日時点で未発表なので、発売が決まるまでは、手持ちのGPUの全長(345mm以内)とCPUクーラーの高さ(165mm以内)を確認しておくのが先です。


