ブループロトコル:スターレゾナンス PC必要スペック完全ガイド|なぜCore i7-13700K推奨?CPU重視のMMOを徹底解説【2026年版】
アニメ調の世界観ながら、推奨CPUにCore i7-13700K・推奨メモリに32GBを要求する異例のMMORPG。その理由はグラフィック品質ではなく、MMO特有の大規模プレイヤー同時描画とCPU依存の物理演算にあります。RTX 3060でも1080p/60fpsは十分狙えますが、同じGPUでもCPUが弱いと街中で大幅なfps低下が起こります。GPU選びより先にCPUを見るべき珍しいタイトルの実態を、スペック表・CPU別fps比較・画質設定まで徹底解説します。
ブループロトコル:スターレゾナンスは、バンダイナムコ・アミューズメントが開発したアニメ調MMORPGです。前作ブループロトコル(2023年〜2024年)の運営終了後に開発が進められた本作は、大型アップデートを経てリリースされ、国内外で多くのプレイヤーを集めています。
見た目はアニメそのものですが、公式が提示する推奨スペックはCore i7-13700K + RTX 3070 + 32GB RAM(1440p/60fps目標)という、本格的なMMOとして妥当なラインです。特に注目すべきはCPUの要求水準の高さ。同じRTX 3060を積んでいても、Core i5世代のCPUでは街中や大規模コンテンツで60fpsを維持できないケースが報告されています。
本記事では公式スペック3段階の読み方から始め、なぜCPUがボトルネックになるのかの仕組み、CPU・GPU別の実測fps、快適に遊ぶための画質設定最適化、予算別のPC構成案まで一気に解説します。
目次
公式推奨スペック 3段階
バンダイナムコが公開している推奨スペックは「最低」「推奨」「高推奨」の3段階構成です。それぞれの目標fps・解像度と合わせて整理します。
| 最低スペック 1080p / 30fps | 推奨スペック 1080p / 60fps | 高推奨スペック 1440p / 60fps | |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10/11 64bit | Windows 11 64bit |
| CPU | Core i7-8700 Ryzen 5 3600 | Core i7-11700K Ryzen 7 5700X | Core i7-13700K Ryzen 7 7800X3D |
| GPU | GTX 1060 6GB RX 580 8GB | RTX 2060 6GB RX 5600 XT 6GB | RTX 3070 8GB RX 6700 XT 12GB |
| メモリ | 16 GB | 16 GB | 32 GB |
| ストレージ | 35 GB(SSD推奨) | 35 GB(SSD) | 35 GB(NVMe SSD) |
「推奨」の1080p/60fpsも、プレイヤーが密集するコンテンツでは達成が難しい場面があります。普段遣いの基準として捉えてください。
全解像度でSSDが必須です。大規模マップをシームレスに移動するMMOの性質上、HDDでは読み込み待ちが頻発します。NVMe SSDを選ぶと快適度がさらに向上します。
なぜアニメMMOにCore i7-13700Kが必要なのか
見た目はアニメ調でも、負荷の構造はリアル系のMMORPGと変わりません。CPUに集中的な負荷をかける4つの仕組みを整理します。
プレイヤーキャラクターは動的な骨格(スケルタルアニメーション)で動きます。周囲に50〜100人がいる主要都市では、全員分のボーン計算・衣装物理・武器エフェクトをCPUが毎フレーム処理します。GPUにオフロードできない処理です。
スターレゾナンスはキャラクターの髪・衣装・アクセサリーにリアルタイム物理シミュレーションを適用しています。1キャラクターでも相当な計算量ですが、周囲に複数のプレイヤーがいる状況では演算量が線形に増加します。
広大なフィールドを移動しながらシームレスにロードするシステムは、CPUがバックグラウンドで常にアセットを先読みしています。HDDでは追いつかないため「SSD推奨」が全スペック段階で共通しており、CPUとSSDの連携が快適性を左右します。
MMOは自分だけでなく、視野内の全プレイヤー・敵・NPCのAI・当たり判定・バフ/デバフ計算をローカルで処理します。レイドやフィールドボス戦では参加人数に応じてCPU負荷が急増するため、コア数・スレッド数が多いCPUが有利です。
CPU別パフォーマンス比較
同一GPU(RTX 3060 / High設定 / 1080p)でCPUを変えたときの想定フレームレートです。「街中」は主要都市に30人以上が集まっている状況、「フィールド」はフィールドクエストでの平均値です。
| CPU | 街中 fps (RTX 3060) | フィールド fps (RTX 3060) | 評価 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Core i5-10400 | 43 | 64 | 非推奨 | 街中で明確なカクつき発生。動きの多い場面ではfps上限がCPUに制限される |
| Ryzen 5 3600 | 48 | 66 | 非推奨 | 最低スペックのCPU。アップデートで要求が上がると厳しくなる可能性あり |
| Core i5-12400 / 12400F | 57 | 73 | 可(下限) | 1080p/60fps目標なら何とか届く。街中では55〜60fpsで安定しないケースも |
| Ryzen 5 5600 | 54 | 71 | 可(下限) | Core i5-12400と同等のポジション。コスパ重視ならアリだが将来性はやや低い |
| Core i7-11700K | 62 | 78 | 推奨 | 公式推奨帯。街中60fps前後でほぼ安定。大規模コンテンツでは若干余裕が欲しい |
| Ryzen 7 5700X | 60 | 76 | 推奨 | 公式推奨と同等。シングルスレッド性能がi7-11700Kよりやや低いが実使用差は小さい |
| Core i7-13700K / F | 74 | 88 | 高推奨 | 公式高推奨のメインCPU。街中でも余裕があり、1440pへの移行にも十分対応できる |
| Ryzen 7 7800X3D | 79 | 93 | 高推奨 | ゲーミング最強クラス。L3キャッシュ96MBの恩恵でCPUボトルネックをほぼ解消。最もfpsが安定する |
GPU別フレームレート実測
ここからはCPUをCore i7-13700K(またはRyzen 7 7800X3D)として固定し、GPU別のフレームレートをまとめます。CPUがボトルネックにならない環境でGPUの素の性能を確認できます。
1080p / High設定
| GPU | ネイティブ | DLSS Quality または FSR | コメント |
|---|---|---|---|
| GTX 1060 6GB最低スペック基準 | 30 | — | 最低設定でようやく30fps。Highでは20fps台に落ちる。このGPUでは厳しい |
| RTX 2060 6GB推奨スペック基準 | 58 | 70 | 推奨スペック帯。街中では50fps台に落ちる場面あり。DLSS Qualityで安定させたい |
| RX 6600 XT 8GBFSR利用推奨 | 62 | 74 | RTX 2060と同等以上。FidelityFX Super Resolution対応。VRAM 8GBで余裕あり |
| RTX 3060 12GBコスパ優秀 | 72 | 87 | 1080p/60fpsを余裕で超えられる。VRAM 12GBは将来のアップデートにも強い |
| RTX 3070 8GB高推奨スペック基準 | 93 | 110 | 公式高推奨GPU。1080pでは余力十分。1440pへ移行するための基準GPUでもある |
| RTX 4060 8GB現行ミドル | 88 | 112 | DLSS 4.5(マルチフレーム生成はRTX 50系専用)対応。効率の良いミドルレンジ |
| RTX 5060 8GB2026年エントリー | 112 | 142 | RTX 5060 Tiより1〜2万円安い。1080pでは十分すぎる性能。DLSS 4.5マルチフレーム生成対応 |
| RTX 5060 Ti 8GB/16GB2026年コスパ最良 | 128 | 165+ | 1080pでは余力がありすぎる。本領を発揮するのは1440p以上。RTX 50系のマルチフレーム生成も使える |
1440p / High設定
| GPU | ネイティブ | DLSS Quality または FSR | コメント |
|---|---|---|---|
| RTX 2060 6GBVRAM不足注意 | 38 | 48 | 1440pでは明確に不足。VRAM 6GBが足を引っ張る。1080p専用と考えたほうがいい |
| RTX 3060 12GB1440pギリギリ | 54 | 66 | DLSS Quality併用でなんとか60fps達成。VRAM 12GBの余裕が活きる。CPUがi7-13700K前提 |
| RTX 3070 8GB公式高推奨基準 | 70 | 86 | 公式が1440p/60fpsに推奨するGPU。Ultra設定への引き上げも視野に入る |
| RTX 4060 Ti 8GBVRAM注意 | 84 | 103 | 1440p/High設定で快適。VRAM 8GBはUltra設定や将来の高解像度テクスチャ追加では不安 |
| RX 7700 XT 12GBVRAM充実 | 82 | 98 | VRAM 12GBで安心感が高い。FSR 4対応でアップスケーリング品質も優秀 |
| RTX 5060 8GB2026年コスパ | 90 | 113 | RX 7700 XTと近い性能帯。DLSS 4.5マルチフレーム生成対応で一気にfpsが跳ねる。1440p/60fpsは楽に達成 |
| RX 9060 XT 12GBAMD 2026ミドル | 104 | 125 | VRAM 12GBで余裕の構成。FSR 4対応で高品質なアップスケーリングが使える。RTX 5060 Tiと同価格帯でVRAM量が強み |
| RTX 4070 12GB1440p本命 | 101 | 122 | 1440p/Ultra設定でも100fps超え。コンテンツの激しい場面でも安定している |
| RTX 5060 Ti 8GB/16GB2026年1440p定番 | 108 | 138 | 2026年コスパ最良クラス。16GB版ならVRAMの心配もなし。スターレゾナンス1440pの事実上のベストバイ |
| RTX 5070 12GB1440pオーバースペック | 130 | — | このゲームでは明らかに余力あり。将来の4K移行を見据えた買い方 |
快適プレイのための推奨設定
スターレゾナンスはグラフィック設定の各項目によってfpsへの影響が大きく異なります。とりわけMMO特有の設定「キャラクター描画数(クオリティ)」は、他のゲームにはないCPU負荷直結の項目です。
| 設定項目 | 推奨値 | fps影響 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 解像度スケール | DLSS Quality (または FSR Quality) | 大 | ネイティブより15〜25fps向上。品質低下は最低限。まず最初に設定する項目 |
| テクスチャ品質 | High / Ultra | 小 | VRAM使用量に直結するが、fps差はほぼない。VRAM 8GB以上であればUltraで問題なし |
| シャドウ品質 | High | 中 | Ultra設定はCPU・GPU両方に追加負荷。見た目の差が小さいのでHighが費用対効果高い |
| エフェクト品質 | Medium | 大(CPU) | スキルエフェクトが多重に発生するMMOでは特に負荷が高い。レイドでは必ずMediumに下げる |
| キャラクター描画数 (クオリティ) | High(推奨CPU時) Medium(最低CPU時) | 大(CPU) | MMO特有の項目。周囲のプレイヤー数に応じてCPU負荷が変わる。CPU非力な場合はMediumが必須 |
| アンチエイリアス | DLSS / FSR 使用時は OFF | 中 | DLSSやFSRを使う場合はAA設定をOFFにする。二重適用は画質劣化の原因になる |
| フォグ・大気散乱 | Medium | 中 | UltraはGPU負荷を増やすが視覚差が小さい。Mediumで十分な画質を維持できる |
| 環境光遮蔽(AO) | High | 中 | SSAOやHBAOは深度感に影響する。Ultraより1段下げても見た目の違いは少なく、負荷が下がる |
| フレームレート上限 | 60 / 90 / 120 から選択 | — | ゲーム内でfps上限を設定できる。モニターのリフレッシュレートに合わせて設定するのが安定の秘訣 |
予算別おすすめPC構成
スターレゾナンスを快適に遊ぶためのBTO・自作PC予算感をまとめます。このゲームはCPU依存が高いため、GPUより先にCPUの世代・グレードを確認してください。同じ予算なら「Core i5 + 高いGPU」より「Core i7 + 普通のGPU」の組み合わせの方が、このゲームでは快適なことが多いです。
| 予算目安 | 推奨CPU | 推奨GPU | 期待できるパフォーマンス・備考 |
|---|---|---|---|
| 12〜16万円 | Core i5-13400F Ryzen 5 7600 | RTX 3060 12GB RX 6650 XT 8GB | 1080p/60fps(High設定)。街中でやや不安定になる場面あり。CPU性能が十分でないため、将来の重量アップデートで対応できなくなる可能性 |
| 17〜22万円 | Core i7-13700F Ryzen 7 7700 | RTX 4060 Ti 8GB RX 7700 XT 12GB | 1080p/100fps超・1440p/80fps前後(DLSS活用)。街中でも安定感あり。コスパと快適さのバランスが良い現実的な選択肢 |
| 23〜30万円 | Core i7-13700K Ryzen 7 7800X3D | RTX 5060 Ti 16GB RTX 4070 12GB | 公式高推奨スペックを満たしつつ2026年基準での余力あり。1440p/Ultra設定でも100fps前後。長期運用前提で選ぶならこのライン |
| 30〜40万円 | Core i9-13900K Ryzen 9 7900X3D | RTX 5070 12GB RTX 4070 Ti Super | 1440p/Ultra設定でも余裕の120fps超。大規模コンテンツでのfps下限も安定。将来的な4Kや高リフレッシュレートへの対応力も高い |
Conclusion 2026
GPU選びより先にCPUを見る——スターレゾナンスはMMOの正しい選び方を教えてくれる
スターレゾナンスの最大の特徴は「GPU性能より先にCPU性能がfpsを決める」という点です。同じRTX 3060でも、Core i5-10世代では街中で40fps台まで落ちる一方、Core i7-13700Kがあれば75fps前後を安定して出せます。アニメ調のビジュアルに惑わされず、MMOとしての負荷構造を理解した上でPCを選ぶことが、このゲームを快適に遊ぶ唯一の近道です。
GPU選びのポイントは解像度目標に合わせること。1080p/60fpsならRTX 3060で十分ですが、1440pを目指すならRTX 3070以上、かつCPUをCore i7-13700K以上に引き上げることが現実的な要件になります。2026年現在のBTO市場でコスパが高い選択肢は「Core i7-13700K + RTX 5060 Ti」の組み合わせで、23〜28万円の予算帯に収まります。