The Sinking City 2(シンキング シティ 2)1.1.0パッチ|150項目の修正でクラッシュ・fpsは改善したか、HDRとFSR 4が追加
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クラッシュ6件・fps低下7件を修正、HDRとFSR 4.1.1も追加
『The Sinking City 2』は、8月18日の発売後にホットフィックスが2回出ていましたが、10月6日にさらに大きい1.1.0アップデートが配信されました。クラッシュは直ったのか、fpsは上がったのかが、PCで遊ぶ人にとって一番気になるところです。
Steamの公式パッチノートを読むと、クラッシュの修正は6件、fps低下やカクつきの修正は7件あり、どの場面で起きていたかも書かれています。ただしfpsが何%上がったかという数値は公式に載っておらず、「改善した」と数字で言い切れる材料はありません。
必要スペックはSteamストアの表記のままで、最低はGTX 1070、推奨はRTX 4070 Tiです。購入を迷っている人は、このパッチと同時に再開したSteamデモで自分のPCの動きを確かめてから決められます。
出典:Steam公式「The Sinking City 2 – Major Update 1.1.0 Now Live!」(2026年10月6日)、同「Hotfix 1.0.2」、同「Hotfix 1.0.1」、The Sinking City 2 ストアページ(Steam)、The Sinking City 2 Demo ストアページ(Steam)(いずれも2026年10月7日確認)
目次
要点1.1.0で変わったこと・変わっていないこと
HDR出力とAMD FSR 4.1.1、NVIDIA DLSSのレガシーモードが追加されました。クラッシュ6件・fps低下7件を含む修正が入り、Steamデモも再開しています。一方で、必要スペックの表記と、fpsの改善幅の数値は出ていません。
| 項目 | 1.1.0での扱い | PCで遊ぶ人への影響 |
|---|---|---|
| クラッシュ | 6件を修正 | グラフィックプリセットの変更時やDLSSフレーム生成での起動時など、設定を触る場面の落ち方が直った |
| fps・カクつき | 7件を修正 | 特定の場所のfps低下と、VRAMを使い切ったときの低fpsが直った。改善幅の数値は非公開 |
| HDR・アップスケーラー | HDR出力、FSR 4.1.1、DLSSレガシーモードを追加 | 8月時点でFSRはメニューにあっても効かなかったため、AMDのGPUで使える選択肢が増えた |
| 必要スペック | Steamストアの表記は最低GTX 1070、推奨RTX 4070 Tiのまま | 買い替えや設定の考え方は8月の記事のままでよい |
クラッシュクラッシュ6件の修正と、起きていた場面
公式のパッチノートで「crash」と明記された修正は6件です。設定を変えたときの落ち方が2件、特定のチャプターの場面で落ちる不具合が4件あります。
| 場面 | 修正された内容 | 自分の環境で関係するか |
|---|---|---|
| グラフィック設定 | グラフィックプリセットを変更したときのクラッシュ | 設定を試行錯誤する全員 |
| 起動直後 | DLSSフレーム生成のプリセットでセッションを始めたときのクラッシュ | RTX 40・50シリーズでフレーム生成を使う人 |
| チャプター「A New Day」 | 最初のSlither(這う怪物)の場面でのクラッシュ | 序盤を進める全員 |
| チャプター「A Sight for Sore Eyes」 | このチャプター内でのクラッシュ(場所の詳細は非公開) | このチャプターで落ちていた人 |
| チャプター「Cold Comfort」 | 2回目のアリーナ戦の前のクラッシュ、ポーズメニューで放置して再開したときのクラッシュ | 終盤まで進めた人(2件) |
8月のホットフィックスでも、1.0.1で「A New Day」と「Cold Comfort」のアリーナ戦後の珍しいクラッシュ、1.0.2でナビゲーションメッシュ関連のクラッシュが直っています。1.1.0はその続きにあたる修正です。1.0.2では「古いドライバーが不安定さや表示の不具合につながる」という警告の通知も追加されているので、落ちる場合はグラフィックドライバーを更新してから試すのが先です。
終了処理の不具合も1件直っています。「Steamで終了した後、ゲームのプロセスが約10分間残る」という不具合で、終了後にSteamが「実行中」のままになって困っていた人はこれが原因だった可能性があります。
fpsfps低下・カクつきの修正7件
パッチノートにfpsの数値はありませんが、「どの場所でどんな低下が起きていたか」は書かれています。ここでも、改善幅ではなく修正の対象を知るための一覧として読んでください。
| 場所・条件 | 症状 | 1.1.0の対応 |
|---|---|---|
| Cold Comfort | 複数の場所でフレームレートが低い | フレームレートを改善 |
| A Sight for Sore Eyes | 最初のアリーナのウェーブ完了後に大きなカクつき | 修正 |
| The Wake-Up Call | 印刷所と教会の行き来(両方向)でfps低下とカクつき | 修正 |
| Holloway Manor | トンネルに入るときのfps低下 | 修正 |
| 調査画面 | Examine画面を開いたときの動作の重さ | 修正 |
| VRAMを使い切ったとき | 自動検出された設定で、VRAMが埋まると低fpsのまま戻らない | 修正 |
| フレーム生成ON | アイテムを拾った直後のカクつき | 修正 |
なかでも設定に関わるのは、VRAMを使い切ったときの低fpsです。VRAM 8GBのGTX 1070やRX 5700クラスで最低要件ぎりぎりの設定にしている人ほど、影響を受けていた不具合に見えます。ただし公式はどのGPUが対象かを書いていないため、効果の大きさは自分の環境で確かめる必要があります。
8月の記事で扱ったFrogwares公式サポートの既知の問題(Lowプリセットの表示不具合、DLSSのPerformance・Ultra Performanceの非推奨)について、1.1.0のパッチノートに変更の記載はありません。Lowプリセットでの見た目の不具合は、アリーナ上空の過剰なエフェクト、近接地雷の光の強すぎ、白い水面など5件が個別に直っていますが、案内が更新されたかは公式サポートのページで確認してください。
設定HDR・FSR 4.1.1・DLSSレガシーモードの追加
PC版の新機能は、HDR出力、AMD FSR 4.1.1、NVIDIA DLSSのレガシーモードの3つです。
- HDR出力:HDR10+に対応し、ゲーム内にHDRの明るさ調整画面が付きました。ピーク輝度は500ニトまで調整でき、マルチモニターでも使えます。HDRはWindowsのHDR設定に従い、Windows側でHDRをオフにしていると、ゲーム側で強制的にオンにはなりません。使うときは先にWindowsの設定でHDRをオンにしてください
- AMD FSR 4.1.1:ビデオ設定に追加されました。8月の時点では、FSRはメニューに表示されても有効化できない状態だったので、AMDのGPUを使う人にとっては、最も大きい追加です。対応するGPUの条件はパッチノートに書かれていないため、お使いのGPUで選べるかはゲーム内のメニューで確認してください
- DLSSのレガシーモード:追加されたことだけが書かれていて、何が変わるモードかの説明は公式にありません。画質が気になるときの切り替え先として試す価値はありますが、効果は未確認です
DLSSまわりでは、4Kと1440pでゲーム中にDLSSをオフにしたときの表示の不具合、DLSS使用時にダンジョン冒頭で地面や草がちらつく不具合も直っています。そのほか、グローバルイルミネーションをHigh・UltraからLowに変えたときに木のジオメトリが崩れる不具合、シェーダーキャッシュを消した後にプリセットを変えると木が崩れる不具合、設定メニューのスライダーが保存されない不具合も修正対象です。設定を細かく触る人ほど恩恵があります。
設定の詳しい考え方は、必要スペックとあわせて『The Sinking City 2』PC版の必要スペックとおすすめ設定にまとめています。
スペック必要スペックは変わっていない
10月7日時点のSteamストアの表記は、8月の発売時から変わっていません。デモ版のストアページも同じ要件です。
| 項目 | 最低(1080p・Low・30fps目標) | 推奨(1440p・Medium・60fps目標) |
|---|---|---|
| GPU | GeForce GTX 1070/RX 5700(VRAM 8GB) | GeForce RTX 4070 Ti/RX 7900 XT(VRAM 12GB) |
| CPU | Core i7-8700K/Ryzen 5 3600X | Core i5-14600K/Ryzen 5 7600X |
| メモリ・容量 | 16GB、空き70GB(SSD必須) | 32GB、空き70GB(SSD必須) |
※目標fpsはストアの表記で、「TSRなどのアップスケーリングを使った場合の評価」と注記されています。
FSR 4.1.1の追加でアップスケーラーの選択肢は増えましたが、要件の表記は変わっていません。推奨のRTX 4070 Tiクラスに届かないGPUで遊ぶときは、アップスケーラーを使う前提で、設定の下げ方を見直すことになります。
デモSteamデモが再開、セーブは製品版に引き継げる
公式の告知によると、Steamデモが再び遊べるようになり、デモのセーブは製品版に引き継がれます。Steamで「The Sinking City 2 Demo」を検索すれば見つかります。デモの要件は製品版と同じなので、購入前に自分のPCで動くか、カクつきが気になる場面があるかを確かめる用途に向いています。
ただし、デモに1.1.0の修正がどこまで入っているかは、公式の告知に書かれていません。デモで問題が出ても、製品版の1.1.0で直っているとは限らない点に注意してください。
ゲーム内容戦闘調整・新衣装・Pure New Game
PC向け以外では、戦闘のバランス調整と追加要素が入っています。「The Wake-Up Call」「A Sight for Sore Eyes」「Time and Tide」「Cold Comfort」のアリーナ戦では、「圧倒的だった」という声を受けて敵の数とウェーブ構成が減らされました。グレネードランチャーとガス缶の爆発のダメージは増え、爆発物のランプは赤くなって見分けやすくなっています。
新要素は、主人公カルヴィンの衣装2種「The Warlock」「The King in Yellow」、クリア後に完全な新規プレイを始められる「Pure New Game」、追加ストーリー「Ex Oblivione」へのインベントリ・武器強化の引き継ぎです。パズル関連でも、プリズム装置の複製バグなど、進行を止めかねない不具合が複数直っています。物語の紹介はストーリーと怪物の紹介記事にあります。
FAQよくある質問
おすすめ推奨スペックを満たして遊ぶためのゲーミングPC
推奨はRTX 4070 Ti/RX 7900 XTクラスで、VRAM 12GBが目安です。VRAMを使い切ったときの低fpsが今回の修正対象だったこともあり、迷うなら余裕のあるGPUを選ぶ構成がおすすめです。
まとめまとめ|入れて損はない。スペックの考え方は8月のまま
1.1.0は、クラッシュ6件とfps低下7件の修正、HDR・FSR 4.1.1・DLSSレガシーモードの追加が入った大型パッチです。Steamでは自動で更新されるので、手動で入れるか迷う必要はありません。
fpsの改善幅は公式の数値がなく、必要スペックの表記も変わっていません。落ちやカクつきが気になっていた人は更新後の動作を試し、購入前の人はSteamデモで確かめてから決める流れが安全です。
推奨GPU・Lowプリセットの注意・DLSSの使い分けは『The Sinking City 2』PC版の必要スペックとおすすめ設定にあります。
1.1.0はクラッシュ6件・fps低下7件を修正し、HDR・FSR 4.1.1を追加。fpsの数値は非公開で、必要スペックは最低GTX 1070・推奨RTX 4070 Tiのまま。迷う人はSteamデモで確認を。
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