『餓狼伝説 City of the Wolves』無料体験版はどこまで遊べる?6キャラ・オフライン専用、製品版2,980円との違い
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遊べる範囲と、製品版を買わないと分からない部分を並べて整理
SNKは2026年9月30日、対戦格闘ゲーム『餓狼伝説 City of the Wolves』(以下、CotW)の無料体験版「Demo Ver.」の配信を始めました。PS5、PS4、Xbox Series X|S、Steam、Epic Games Storeで遊べて、Nintendo Switch 2版の体験版は10月下旬に配信される予定です。
体験版で確かめられるのは、1人で触れる範囲の対戦部分です。2つの操作スタイル、REVシステム、6キャラクターの手触り、PCでの動作は判断できます。反対に、オンライン対戦の質と1人用RPGモード「EOST」は、製品版を買うまで分かりません。
CotWの発売は2025年4月24日で、体験版は約1年5か月後の登場です。発売前のオープンβはオンライン対戦が中心の期間限定テストでしたが、今回の体験版は逆にオフライン専用で、終了日は告知されていません。発売時は7,920円のSPECIAL EDITIONしか選べなかった本作が、今は2,980円のStandard Editionから買えるようになっています。
出典:SNK「『餓狼伝説 City of the Wolves』体験版を2026年9月30日より順次配信」(PR TIMES)、SNK「パッケージ版の予約を開始」(2025年1月16日、SPECIAL EDITION 7,920円)、SNK「オープンβテストを2025年2月20日から2月25日に開催」、SNK「60%OFFセール開催中」(2025年11月11日)、SNK「1周年、Standard Editionが2,980円の新価格で登場」(PR TIMES)、SNK「Season 3を7月23日より開始」(PR TIMES)、SNK「Nintendo Switch 2版発売決定」(PR TIMES)、SNK「東京リベンジャーズ参戦」(PR TIMES)、Steam「餓狼伝説 City of the Wolves」ストアページ、Xbox Wire「Free Play Days」(2026年8月27日)、Steam Deck HQ「FATAL FURY: City of the Wolves Review + Steam Deck Performance」

目次
遊べる範囲体験版は6キャラ・6モード、アーケードだけ3人に絞られています
体験版で使えるのは、ロック・ハワード、テリー・ボガード、双葉ほたる、プリチャ、ボックス・リーパー、不知火舞の6人です。6人とも製品版の基本キャラクター17人に含まれる顔ぶれで、アンディ・ボガードやケン、春麗、ケンシロウといったDLCキャラクターは入っていません。

モードは6つで、使えるキャラクターがモードによって違います。6人全員を試せるのはクラシックバーサス、トレーニング、トライアル、カラーエディットで、アーケードはロック、テリー、ほたるの3人に限られます。
| モード | 使えるキャラクター | 体験版でできること |
|---|---|---|
| アーケード | ロック、テリー、ほたるの3人 | プロローグ、CPU戦、ライバル戦の全2試合。ライバルデモも再生される |
| クラシックバーサス | 6人 | 1P対CPU、CPU対CPUの対戦。プレイヤー同士の対戦はできない |
| トレーニング | 6人 | 4ステージで操作や連係を自由に練習できる |
| チュートリアル | 指定なし | BEGINNER、BASIC、EXPERTの3段階の課題 |
| トライアル | 6人 | 6人それぞれに用意された課題 |
| カラーエディット | 6人 | 初期状態のカラーパターンだけを編集できる。アレンジコスチュームへの切り替えは不可 |
アーケードは製品版の途中までを切り出したものではなく、製品版の全7試合を体験版向けに全2試合へ組み直したものです。対戦の組み合わせはキャラクターごとに決まっています。
- ロック:ほたる戦のあと、テリーとのライバル戦
- テリー:ほたる戦のあと、ロックとのライバル戦
- ほたる:ロック戦のあと、プリチャとのライバル戦
トレーニングとクラシックバーサスで選べるステージは、BAR STREET STARS、TRAINING、PHILANTHROPY PARK、GEESE TOWER DARKの4つです。
製品版との違いStandard Editionとの差は対人戦とEOSTに集まっています
2,980円のStandard Editionは、DLCを除くすべてのゲームモードとキャラクターを遊べるエディションです。体験版と並べると、差が大きいのはキャラクター数、対人戦、1人用モードの3点です。
| 項目 | 体験版(Demo Ver.) | 製品版(Standard Edition) |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 無料 | 2,980円(Switch 2版は2,970円) |
| キャラクター | 6人 | 基本キャラクター17人(DLCキャラクターは別売) |
| アーケード | 全2試合・3人のみ | 全7試合 |
| オフライン対戦 | CPU相手のクラシックバーサスのみ | 2人対戦が可能。細かく設定できるSPECIAL VERSUSもある |
| オンライン | 非対応 | ランクマッチ、カジュアルマッチ、ルームマッチ。クロスプレイとロールバック方式のネットコードに対応し、対戦の癖をAIが学習した分身(CLONE)との対戦やリプレイ閲覧もある |
| 1人用モード | アーケード、トレーニング、トライアル | 上記に加えてRPGモード「EOST」 |
| データ引き継ぎ | セーブデータもカラーエディットも製品版に移せない | ― |
| Steamの必要容量 | 20GB | 60GB |
Steamの体験版ページには「共有/分割画面でのPvP」の表示がありますが、SNKが告知した体験版のプレイ人数はオフライン1名で、クラシックバーサスもプレイヤー同士の対戦には非対応です。1台で2人対戦をしたい場合は、製品版を前提に考えてください。
確かめられること体験版で判断できるのは操作の手触りとPCでの動き
格闘ゲームは、動画を見ても自分の手で動かしたときの感触までは分かりません。体験版はその「触ってみないと分からない部分」を無料で確かめられる中身になっています。
2つの操作スタイルを両方試せる
CotWの操作方法は、伝統的な格闘ゲームの入力で多彩な攻撃を使い分ける「アーケードスタイル」と、方向キーとボタン1つの組み合わせで必殺技やコンボを出せる「スマートスタイル」の2種類です。コマンド入力に自信がない人は、スマートスタイルで遊べるかどうかを体験版で確かめるのが近道です。

初回起動時はチュートリアルからアーケードへ進む流れになっていて、基本操作を学んでから実戦に入れます。チュートリアルは飛ばせるので、経験者はすぐトレーニングに移っても問題ありません。終わったあとも何度でも遊び直せます。
REVシステムをトレーニングで好きなだけ触れる
CotWの中心にある「REVシステム」は、必殺技を出すときにボタンを2つ同時押しして強化版を出す「REVアーツ」、そこから別の技につなげる「REVアクセル」、体力ゲージの「S.P.G.ゾーン」に入ると使える、相手の攻撃を受け流しながら殴り返す「REVブロウ」などで構成されています。使うほどREVゲージがたまり、限界を超えてOVERHEAT状態になると使えなくなります。
この仕組みが自分に合うかどうかが、CotWを続けられるかの分かれ目です。トレーニングでは6人全員を使って、REVアクションをどこまで連発できるかを自分のペースで試せます。

SNKが公開した体験版のトレーニング画面には、ダメージ量に加えて、技の発生(STARTUP)と有利・不利(ADVANTAGE)の欄が表示されています。技の速さや隙を数字で見ながら練習できるので、経験者が製品版での使用キャラクターを選ぶ下見にも使えます。
トライアルで使い込むのに要る練習量が見える
トライアルは、6人それぞれに用意された課題に挑戦するモードです。CPU戦を数試合こなすだけでは分からない「このキャラクターを使い込むにはどれくらい練習が要るか」が、課題をこなすうちに見えてきます。
確かめられないことオンライン対戦とEOSTは製品版を買うまで分かりません
体験版はオンラインプレイに対応していません。製品版のクロスプレイやロールバック方式のネットコードがどれくらい快適か、マッチングにどれくらい時間がかかるかは、体験版では確かめられません。オンライン対戦を中心に遊ぶつもりの人にとっては、いちばん知りたい部分が対象外です。
1人用のRPGモード「EOST(EPISODES OF SOUTH TOWN)」も体験版には入っていません。サウスタウンを舞台に条件付きのバトルをこなして経験値や報酬を集め、レベルアップやスキル装備でキャラクターを育てるモードで、アーケードとは遊び方がまったく違います。製品版でEOSTを遊ぶには、インターネットに接続してアップデートする必要があります。
体験版のデータは製品版に引き継げません。カラーエディットで作り込んだ配色も、製品版を買ったら作り直しになります。体験版は「先に進めておくもの」ではなく、買う前に操作感を試すための別のソフトと考えたほうが分かりやすいです。
Steamは、購入から2週間以内で、プレイ時間が2時間未満のゲームの返金を受け付けています。体験版で操作に納得してからStandard Editionを買い、オンライン対戦の手応えを最初の2時間以内で確かめれば、合わなかったときに返金を申請できます。細かい条件はSteamの返金ポリシーで確認できます。
PCで試すならSteam版は動作環境が製品版と同じ、容量は3分の1
Steamの体験版ページに載っている最低・推奨のCPUとGPUは、製品版とまったく同じです。体験版で快適に動くかどうかが、製品版を買う前のいちばん確かな目安になります。違うのは必要容量で、体験版は20GB、製品版は60GBです。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64ビット) | Windows 10(64ビット) |
| CPU | Core i5-7500/Ryzen 3 1200 | Core i7-8700/Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 8GB(製品版の表記) | 16GB(製品版の表記) |
| GPU | GeForce GTX 1060 6GB/Radeon RX 580 4GB | GeForce RTX 2070/Radeon RX 5700 XT |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| ストレージ | 体験版20GB/製品版60GB | 体験版20GB/製品版60GB |
※Steamの製品版・体験版ストアページの記載(2026年10月1日時点)。体験版ページにはメモリの項目がありません。
格闘ゲームはフレームレートが落ちると入力のタイミングがずれるので、PCで確かめたいのはトレーニングで対戦中のフレームレートが崩れないかです。最低環境のGTX 1060前後のPCなら、使う予定の解像度でREVアクションの演出や超必殺技を出してみて、動きが引っかからないかを見ておくと安心です。対戦格闘ゲームとPC性能の関係は、スト6のPC版必要スペックでも同じ考え方で整理しています。
Steam Deckなど携帯ゲーミングPCで遊ぶ場合
製品版はSteam Deckの互換性判定で「プレイ可能」になっています。初期設定は最低画質で動的解像度がオンになっていて、動的解像度を切り、テクスチャ品質を中、ライティング効果をオンにしても全ステージで60fpsを保ち、消費電力は13〜16Wに収まります。16:10の解像度には対応しないため、Steam Deckでは画面の上下に黒帯が出ます。
体験版のほうはSteam Deckの互換性判定がまだ付いていません。携帯ゲーミングPCで遊ぶつもりなら、買う前に体験版で解像度と画質を詰めておけます。
価格の推移発売時は7,920円の1択、今は2,980円から選べます
CotWは発売から体験版の配信までに、売り方が大きく変わっています。体験版だけを見るより、価格の流れと並べたほうが今回の配信の位置づけが分かります。
- 2025年2月20〜25日:オープンβテスト。ネットワーク機能の品質向上が目的で、遊べたのはランクマッチなどのオンライン対戦とチュートリアル、使えたのは8人
- 2025年4月24日:発売。ゲーム本編とSeason Pass 1をセットにしたSPECIAL EDITION(7,920円)だけの販売で、本編とSeason Pass 1を別々に売る予定はないと告知されていた
- 2026年4月24日:発売1周年。本編だけのStandard Editionが2,980円で登場し、Season Pass 1(1,480円)の単体販売も始まる
- 2026年7月23日:Season 3開幕。本編とSeason Pass 1〜3をまとめたRevenge Edition(6,490円)が登場し、Legend Editionは5,170円に値下げ。過去のDLCキャラクター10体の単体販売も始まる
- 2026年8月27〜30日:米国向けのXbox「Free Play Days」で、製品版が期間限定で無料開放される
- 2026年9月30日:体験版の配信開始
- 2026年10月22日:Nintendo Switch 2版の発売と、『東京リベンジャーズ』のマイキーとドラケンの配信が同じ日に重なる
発売時のSPECIAL EDITIONもセールで値下がりした時期はあり、2025年11月には60%オフの3,168円で売られていました。それでも、DLCを含まない本編だけを定価で選べるようになったのは2026年4月からです。
2025年のオープンβはオンライン対戦(とチュートリアル)を2月20日から25日までだけ遊べるテストで、今回の体験版はオフラインのモードだけを期間の告知なしに遊べます。同じ「無料で遊べる版」でも、βは発売前に通信まわりを試すためのもの、体験版は1人で操作を確かめるためのもので、中身はほぼ正反対です。
SNKは体験版を出した狙いを説明していません。ただ、2,980円のStandard Edition、毎月キャラクターが増えるSeason 3、Switch 2版、終了日のない体験版がそろったことで、発売時に買わなかった人が今から入りやすい条件は整っています。Season 3ではリック・ストラウド、ダック・キング、キム・カッファンがすでに配信され、11月にラオコーン、12月にもう1人が加わる予定です。
買うなら体験版で気に入ったら、まずStandard Editionで足ります
PS5、PS4、Xbox Series X|S、Steam、Epic Games Storeのダウンロード版のエディションは3つです。Season Passは単体でも買えるので、本編を先に買って、使いたいDLCキャラクターが出てきたら足す順番で始められます。ただし、最終的に全部そろえるならセットのエディションのほうが安くなります。
| エディション | 税込価格 | 収録内容 |
|---|---|---|
| Standard Edition | 2,980円 | 本編のみ(基本キャラクター17人とDLC以外の全モード) |
| Legend Edition | 5,170円 | 本編+Season Pass 1・2(アンディ、ケン、ジョー・東、春麗、Mr.BIG、キム・ジェイフン、ナイトメアギース、ブルー・マリー、クラウザー、Mr.KARATE、ケンシロウ) |
| Revenge Edition | 6,490円 | 本編+Season Pass 1・2・3(Season 3のリック、ダック・キング、キム・カッファン、マイキー、ドラケン、ラオコーンほかを含む) |
Season Passの単体価格は、1が1,480円、2と3が1,980円です。本編とSeason Pass 1〜3を別々に買うと合計8,420円なので、全部そろえるつもりならRevenge Editionのほうが1,930円安くなります。Steamでは10月8日までRevenge Editionが20%オフの5,192円です(2026年10月1日時点)。
Switch 2版は売り方が違い、本編だけのStandard Editionが2,970円、本編とSeason Pass 1〜3を収録したStarter Editionがダウンロード版3,960円です。
- 体験版の6人の中に使いたいキャラクターがいた
- まずオンライン対戦とEOSTが自分に合うかを確かめたい
- DLCキャラクターは気になる1人だけ後から足せばいい
- アンディやジョー・東、春麗、ケンシロウ、マイキーなど、DLCキャラクターが目当て
- Season Pass 1〜3をいずれ全部買うつもりでいる
- Steam版なら10月8日までのセール価格で買える
体験版は手持ちのゲームパッドで十分に試せます。アーケードスタイルで本格的に練習を続けると決めたら、レバーレスやアケコンを検討する段階です。選び方はアケコン・レバーレスの選び方で詳しく比べています。
FAQよくある質問
まとめまとめ|操作が合うかは無料で分かり、対戦の質は製品版で確かめる
『餓狼伝説 City of the Wolves』の体験版は、6キャラクターでアーケード(全2試合)、クラシックバーサス、トレーニング、チュートリアル、トライアル、カラーエディットを遊べるオフライン専用の版です。2つの操作スタイル、REVシステム、キャラクターごとの課題の手応え、PCでの動作は、体験版だけで十分に判断できます。
一方で、オンライン対戦、EOST、製品版のアーケード全7試合は体験版に入っていません。体験版で操作が合うと分かったら、2,980円のStandard Editionで17人とすべてのモードを遊び、DLCキャラクターは必要になってから足すのが無駄のない順番です。
体験版で確かめられるのは「1人で触る対戦部分」で、オンライン対戦とEOSTは対象外です。スマートスタイルで遊べるか、REVシステムが楽しいか、PCで60fpsを保てるかを体験版で見てから、2,980円のStandard Editionを買うかどうか決めるのが確実です。





