ROG Edition 20の国内価格|RTX 5090 Edition 20は119万9,800円、NUCとは200円差の6製品
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RTX 5090搭載GPUから3000W電源まで、ROG 20周年「ブラック&ゴールド」コレクション総まとめ
ROG Edition 20は、ASUSのROG設立20周年を記念したブラック&ゴールドの製品群です。国内ではGPU、NUC、マザーボードと簡易水冷のセット、電源、ルーター、PCケースの6製品が2026年10月2日に発売されました。
RTX 5090 Edition 20は1,199,800円、完成品のROG NUC 16 Edition 20は1,200,000円です。差は200円ですが、NUCのGPUはノートPC向けで、デスクトップ版RTX 5090と性能は同じではありません。
購入の分かれ目は、記念デザインや曲面AMOLEDに追加予算を払いたいかです。性能を優先するなら通常モデルも比較し、設置寸法と電源条件を先に確かめてください。
出典:ASUS JAPAN(国内価格) / ASUS Press / Tom’s Hardware / VideoCardz
→ 「買えるEdition 20」と「飾る用」の仕分けを先に見る
国内価格国内6製品は10月2日に発売済み、GPUは1,199,800円
ASUS JAPANは2026年9月17日、Edition 20のうち6製品の国内価格と発売日を発表しました。6製品は2026年10月2日に発売されました。表の価格は希望小売価格で、販売店の実売価格とは分けて見てください。
| 製品 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|
| ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20曲面AMOLED・最大800Wのデュアル電源入力 | 1,199,800円 |
| ROG NUC 16 Edition 20RTX 5090 Laptop GPU搭載の小型PC。ASUS Store限定 | 1,200,000円 |
| ROG Crosshair X870E EDITION 20簡易水冷ROG RYUJIN 360 EDITION 20とのセット販売 | 599,800円 |
| ROG Thor 3000W Titanium III Edition 20100V入力時の最大出力は1,300W | 159,980円 |
| ROG Rapture GT-BE98 Edition 20Wi-Fi 7ルーター | 143,820円 |
| ROG GR20 Edition 20PCケース | 129,800円 |
出典:ASUS JAPAN「ROG Edition 20」国内発売のお知らせ
目を引くのは、GPU1枚(1,199,800円)と、CPU・64GBメモリ・2TB SSDまで入った完成品のROG NUC 16 Edition 20(1,200,000円)の差が200円しかない点です。NUCが積むのはノートPC向けのRTX 5090 Laptop GPUなので性能は同じではありませんが、Edition 20のGPUが通常のパーツとは別の価格帯にあることはよく分かります。NUCの購入判断はROG NUC 16 Edition 20の価格と、同予算のBTOとの比較で扱っています。
電源のThor 3000Wは、日本の100V入力では最大出力が1,300Wになると、ASUS JAPAN自身が明記しています。3000Wを引き出すには220~240V入力が必要です。携帯機のROG XBOX Ally X20は別に9月17日から予約を受け付けていて、単体版が258,800円、Bundleが442,800円で10月16日に発売されます。
10月5日時点で、ASUS StoreのROG NUC 16 Edition 20は税込1,200,000円で「カートに入れる」が表示されています。ただし、カート表示は在庫の引き当てを保証するものではありません。納期は注文前に確認してください。
PCケースの設置とほこり対策はROG GR20 Edition 20の適合・排熱と購入判断、小物から記念モデルを揃えるならROGキーキャップ20周年記念モデルの価格とセット内容が参考になります。
GPURTX 5090 Edition 20は買いか|店頭は抽選販売、通常版との差額は18万2,000円
ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20は2026年10月2日に発売され、発売時の秋葉原ではツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.が1,199,800円で抽選販売を行いました。パソコンショップ アークも同じ価格で通販ページを出していますが、10月5日時点でも1,199,800円・在庫なしで、次回入荷確認中です。

ゲーム性能を上げるために抽選へ応募するカードではありません。通常版より18万円高い分で性能面に足されるのは、OCモードのクロック150MHz分と、4.7スロットに厚くなったクーラー、そして対応するBTFマザーボードを用意したときだけ使える800W給電です。応募してよいのは、どのみちRTX 5090を100万円前後で買うつもりで、曲面AMOLEDとガラス製バックプレートの記念モデルに18万円を足せる人です。
通常版のROG Astral GeForce RTX 5090 OC Editionは、ツクモのネット価格で1,017,800円です(10月2日時点、在庫なし)。Edition 20との差は182,000円で、通常版の約18%増しにあたります。2025年1月の発売時、RTX 5090の最安値は393,800円でした。通常版のROG Astralでもその2.5倍を超えたいまは、記念モデルの上乗せ分が相対的に小さく見えます。
| 項目 | Edition 20 | 通常版Astral OC |
|---|---|---|
| 国内価格 | 1,199,800円 ツクモの店頭は抽選販売 | 1,017,800円 ツクモのネット価格・在庫なし |
| ブーストクロック | OCモード2,760MHz 標準2,730MHz | OCモード2,610MHz 標準2,580MHz |
| GPU・メモリ | RTX 5090(CUDAコア21,760) 32GB GDDR7 | 同じ |
| 給電 | 12V-2×6+GC-HPWR端子 BTFマザー併用で最大800W | 12V-2×6のみ |
| 推奨電源 | 1,200W以上 | 1,000W |
| 厚み | 4.7スロット(93.9mm) | 3.8スロット(76mm) |
| 長さ×高さ | 361×139.3mm | 357.6×149.3mm |
| 表示部・背面 | 6.67型2K曲面AMOLED(着脱式) 透明ガラス製バックプレート | AMOLED・ガラス製バックプレートなし |
800W給電はEdition 20のマザーボードと組んでも使えない
800W給電は、上部の12V-2×6ケーブルに加えて、カード下部の金色の端子(GC-HPWR)からも電力を受ける2系統の仕組みです。2系統目はASUSのBTFマザーボードにあるGC-HPWRスロットを経由し、付属の着脱式GC-HPWRアダプターはこのスロットとつなぐための部品です。対応マザーボードがなければ給電は12V-2×6の1本だけになり、800Wの設定は使えません。
同じ日に発売されたROG Crosshair X870E EDITION 20は、このGC-HPWRスロットを持っていません。ASUSの仕様表で電源まわりのコネクターは24ピン、CPU用8ピン×2、PCIe用8ピン×1だけです。Edition 20のGPUとマザーボードを揃えて組んでも800Wにはならず、スロットを持つのはROG CROSSHAIR X870E HERO BTFなど一部のBTFマザーボードです。
800Wでどこまで速くなるかは、同じ2系統給電を持つROG Matrix RTX 5090の検証が目安になります。der8auer氏がBTFマザーボードで800W設定を試した結果、フレームレートはRTX 5090 Founders Editionより約10%高く、消費電力は約26%増えていました。ASUSもEdition 20の800W給電を「最大10%のヘッドルーム」と説明しています。給電の仕組みと安全面はRTX 5090をBTFなしで800W化する変換アダプターの検証で詳しく扱っています。
抽選に応募する前に確かめたい3つの条件
- ケースに入るか。長さ361mm、厚み4.7スロット(93.9mm)を受けられるケースが必要です。高さは139.3mmで、通常版より10mm低くなっています。
- 電源が足りるか。ASUSの推奨は1,200W以上で、通常版の1,000Wより一段上です。
- 800Wを使うか。使うならGC-HPWRスロット付きのBTFマザーボードが別に要ります。使わないなら、18万円の差で性能面に足されるのは、OCモードのクロック150MHz分と厚くなったクーラーだけです。
抽選の受付方法と締め切りは、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.の各店の案内で確認してください。性能だけが目的なら、通常版のROG Astralが入荷したときに買うほうが約18万円安く済みます。
出典:ASUS「ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20」仕様 / 同 製品ページ(800W給電の条件) / ASUS「ROG Astral GeForce RTX 5090 OC Edition」仕様 / ASUS「ROG CROSSHAIR X870E HERO BTF」仕様 / ツクモ(通常版Astral OCの価格) / パソコンショップ アーク(Edition 20の在庫) / VideoCardz(ROG Matrix RTX 5090の800W検証)
マザーボードROG Crosshair X870E EDITION 20は買いか|通常版EXTREMEとの差額は約33万円
ROG Crosshair X870E EDITION 20は2026年10月2日に店頭販売が始まり、秋葉原ではパソコンショップ アーク、TSUKUMO eX.、ツクモパソコン本店が599,800円で扱っています。パッケージはスーツケース型で、ATXケース並みの大きさがあります。

ゲーム性能のために買う製品ではなく、専用の簡易水冷まで含めた記念セットとして欲しい人が選ぶ製品です。性能面で上乗せされる部分は、どれもゲームのフレームレートを押し上げる装備ではありません。
通常版のROG Crosshair X870E EXTREMEは219,800円、同じROGの360mm簡易水冷ROG RYUJIN III 360 ARGB EXTREMEは50,644円で、2つ合わせて270,444円です(いずれもツクモのネット価格、10月2日時点)。EDITION 20との差は約33万円で、この差で増えるのは電源フェーズ4基、M.2の増設カード、10GbEの2ポート化、そして記念デザインと2枚のAMOLEDです。
| 項目 | EDITION 20 | 通常版EXTREME |
|---|---|---|
| 国内価格 | 599,800円 簡易水冷とのセット | 219,800円 ツクモのネット価格 |
| フォームファクター | E-ATX(30.5×27.7cm) | E-ATX(30.5×27.7cm) |
| 電源フェーズ | 24+2+2 VCOREは110A | 20+2+2 VCOREは110A |
| M.2スロット | 最大9基 基板5・Hyper M.2カード2・Q-DIMM.2 2 | 最大5基 基板3・Q-DIMM.2 2 |
| PCIe 5.0対応のM.2 | 基板2・Hyper M.2カード2 | 基板3 |
| DDR5の対応速度 | 8600+MT/s(OC) Ryzen 9000の場合 | 8200+MT/s(OC) Ryzen 9000の場合 |
| 有線LAN | 10GbE×2 | 10GbE+5GbE |
| 背面USB | USB4×2、10Gbps×12 | USB4×2、10Gbps×10 |
| 表示部 | 簡易水冷のヘッドに6.67型曲面AMOLED×2 | 基板に5型フルカラーLCD |
| CPUクーラー | 付属(CPUとVRMを同じコールドプレートで冷却) | 別売 |
出典:ASUS「ROG CROSSHAIR X870E EDITION 20」仕様 / 同 製品ページ(簡易水冷の構造) / ASUS「ROG CROSSHAIR X870E EXTREME」仕様 / ツクモ(通常版EXTREMEの価格)
差額でいちばん大きいのは専用の簡易水冷
付属のROG RYUJIN 360 EDITION 20は、このボードに合わせて作られた専用品です。純度99.95%の銅製コールドプレートがCPUとVRMを同時に冷やす構造で、ポンプはAsetekの第10世代、ラジエーターは厚さ40mmで120mmファンが3基付きます。ヘッドには角度を変えられる6.67型の曲面AMOLEDが2枚あり、対応するグラフィックボードと表示を揃えるDisplay Sync-Upにも対応します。
そのぶん、クーラーを本格水冷や別の簡易水冷に替える予定の人には向きません。VRMまで付属の簡易水冷で冷やす前提の設計で、マザーボードだけ、簡易水冷だけを買うこともできません。
M.2の9基とネットワークはゲーム以外の装備
M.2は基板の5基に、付属のHyper M.2カード(2基)とQ-DIMM.2(2基)を足して最大9基です。ただし基板上でPCIe 5.0に対応するM.2は2基で、通常版EXTREMEの3基より1基少なく、残るPCIe 5.0の2基はHyper M.2カード側にあります。
Hyper M.2カードはPCIe x16スロットに挿すカードで、SSDを2枚載せるとスロットの分割はx8/x4/x4になり、グラフィックボードはx8で動きます。PCIe 5.0 x8の帯域はPCIe 4.0 x16と同じなので大きな問題にはなりませんが、9基を埋める使い方はゲーム用途ではまずありません。
有線LANはRealtekの10GbEが2ポート、背面のUSB 10Gbpsは12基です。NASや配信機材、外付けストレージを多くつなぐ人には意味がありますが、ゲームだけなら通常版EXTREMEの10GbE+5GbEでも余ります。
買ってよい人と通常版で足りる人
買ってよいのは、Edition 20のGPUやケース、電源と揃えて組む人と、簡易水冷で組むと決めていて記念デザインに約33万円を払える人です。ケースはE-ATX(幅27.7cm)を受けられるものを選んでください。
ゲーム性能が目的なら通常版で足ります。Ryzen 7 9800X3Dのような8コアのX3D CPUなら、ATXのROG Crosshair X870E DARK HERO(ツクモのネット価格138,000円、在庫あり)やHERO(同135,900円、ツクモでは10月2日時点で在庫なし)でも電源回りに不足はなく、ATXケースのまま組めます。
なお中国の流通筋からは、ASUSが10月8日以降にマザーボードの卸価格を再び引き上げるという見通しが出ています。日本向けの正式発表ではありませんが、通常版のCrosshairを買う予定があるなら、ASUSマザーボードの10月再値上げの中身も確かめておくと判断しやすくなります。X870E以外も含めて選び直すなら、AM5マザーボードの予算・用途別の選び方が参考になります。
概要ROG Edition 20とは|ROG 20年の集大成を1つの世界観で束ねた記念コレクション
ROG(Republic of Gamers)は2006年に誕生したASUSのゲーミングサブブランドで、2026年でちょうど20周年を迎えます。「ROG Edition 20」は、その節目を祝うための記念製品群の総称です。単発のフラグシップを1つ出すのではなく、GPU・電源・マザーボード・CPUクーラー・モニター・完成品PC・小型PC・携帯ゲーム機・ルーター・キーボードといった主要カテゴリを横断し、すべてをブラックとゴールド(Radiant Gold)で統一しているのが最大の特徴です。
製品名の末尾に付く「Edition 20」は、特定の1製品を指すものではありません。ROG 20周年仕様であることを示す共通の冠で、ROG Astral RTX 5090 Edition 20、ROG Thor 3000W Titanium III Edition 20、ROG Crosshair X870E Edition 20…というように、各カテゴリの上位機にそれぞれ付与されています。テーマは「Innovate. Perform. Dominate.(革新し、性能を出し、支配する)」です。
ラインナップ主役2製品とコレクション全体像|GPU・電源・マザー・モニター・PC・携帯機
ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20(主役その1・GPU)
標準のROG Astral RTX 5090をベースに、前方コーナーを包み込む曲面AMOLEDディスプレイを新たに搭載した記念モデルです。3Dビジュアルやカスタムアニメーション、温度・クロックなどのリアルタイム情報を本体上で表示できます。電力はGC-HPWRスロットを持つASUSのBTFマザーボードと組んだときに最大800Wまで受けられ、ファンは4基構成でエアフローを約20%改善。ASUSは1200W以上の電源を推奨しています。実用というより、ハイエンド自作の頂点を「見せる」ための1枚です。
ROG Thor 3000W Titanium III Edition 20(主役その2・電源)
3000W出力のGaN(窒化ガリウム)採用電源で、次世代の極限ビルドを想定した1台です。ASUSはNVIDIA GeForce RTX 5090を最大4枚まで同時に駆動できる構成を例に挙げています。本体には着脱可能なマグネット式OLEDディスプレイを備え、電力状態を可視化できます。一般的な家庭用コンセント(日本は100V・15A)では出力を引き出しきれないため、事実上、専用電源環境を持つワークステーションやマイニング・AI研究用途を意識した象徴的製品といえます。
GPU単体で800W、電源で3000Wという数字は、日本の一般的な家庭用電源(100V・1系統あたり1500W前後)では余裕がありません。RTX 5090を複数枚動かすような構成は、ブレーカー容量や専用回路の確保が前提になります。これらの製品は「家庭で気軽に運用する道具」ではなく、ROGが到達できる技術の上限を示すショーケース的な存在として受け止めるのが現実的です。
主役2製品以外にも、Edition 20コレクションは主要カテゴリを幅広くカバーしています。モニターや携帯機、周辺機器にも記念デザインが採用されています。
他のカテゴリは「〇〇 Edition 20」という命名ですが、Xbox協業の携帯機だけは「ROG Xbox Ally X20 Bundle」という独自の型番になっています。当初はARグラス「ROG XREAL R1 Edition 20」をセットにしたバンドル商品だけでしたが、のちにARグラスなしの単体版「ROG XBOX Ally X20」も用意されました。標準Ally X・Steam Deck OLED・MSI Clawとの位置づけまで詳しく知りたい方はROG Xbox Ally X20 Bundle 詳細解説をご覧ください。
独自視点これは「新製品の祭典」ではなく「垂直統合エコシステムの宣言」
Edition 20を1つずつのスペックで見ると、「800Wの巨大GPU」「3000Wの電源」と、どうしても極端な数字に目が行きます。しかし、このコレクションの本質は個々の製品性能ではなく、「ROGだけで1台のPCと部屋を丸ごと完結させられる」という体験そのものを売っていることにあります。
GPU、電源、マザーボード、クーラー、モニター、完成品PC、携帯機、ルーター、キーボード、椅子、スーツケースまで── これらをすべて同じブラック&ゴールドで揃えられるという提案は、「パーツを選ぶ自由」よりも「世界観で統一する満足」を前面に出した設計思想です。Appleが製品同士の連携で囲い込むのと同じ構図を、ROGはゲーミングハードの領域でやろうとしています。
仕分け「実際に検討できるEdition 20」と「眺めて楽しむEdition 20」を分ける
記念コレクションは華やかですが、すべてが現実的な購入対象というわけではありません。日本のゲーマー目線で「現実的に検討できる実用組」と「象徴として眺めるショーケース組」は、用途と追加費用を分けて判断してください。
- ROG Crosshair X870E Edition 20:国内では簡易水冷ROG RYUJIN 360 EDITION 20とのセット販売で599,800円です。通常版のEXTREMEに360mm簡易水冷を足しても約27万円なので、差額の約33万円は記念デザインと専用水冷の対価です。X3D構成の母艦が目的なら通常版のCrosshairで足ります(通常版EXTREMEとの比較)。
- ROG Swift OLED PG32UCWM:4K/240HzとFHD/480Hzを切り替えられる32型OLEDは、ハイエンド志向のゲーマーが普通に狙えるモニター。国内の発売日・価格は購入先で確かめてください。
- ROG Astral RTX 5090 Edition 20:4.7スロット・長さ361mm・1200W電源推奨で、800W給電はGC-HPWRスロット付きのBTFマザーボードが前提です。国内価格は1,199,800円で、発売時のツクモ店頭では抽選販売を行いました。一般用途には過剰です。
- ROG Thor 3000W Titanium III Edition 20:RTX 5090を4枚動かす前提の電源で、国内価格は159,980円です。日本の100V入力では最大出力が1,300Wに下がり、実質ワークステーション向けです。
- ROG G1000 Edition 20:限定フラグシップ完成品PC。固有シリアル番号やホログラフィックファンなど、コレクション性に振り切った1台です。
- ROG Xbox Ally X20 Bundle:ASUS自身が「コレクターズピース」と位置付けるARグラス同梱バンドルで、国内価格は442,800円です。ARグラスなしの単体版(258,800円)もあります。
Edition 20の象徴製品に憧れる気持ちは自然ですが、実際に組むなら「記念仕様にこだわらない通常版のハイエンド」で十分なケースがほとんどです。曲面AMOLEDや3000W電源にお金を払うより、その予算をRTX 5090クラスのGPUや高速SSD、良質なモニターに回したほうが体感性能は上がります。通常版の寸法や価格も合わせて比較してください。
購入Amazon.co.jpで買えるEdition 20は電源とPCケース
国内発売の6製品のうち、10月2日時点でAmazon.co.jp販売・出荷の商品ページがあり、カートに入れられたのは電源のROG Thor 3000W Titanium III Edition 20とPCケースのROG GR20 Edition 20です。ルーターのROG Rapture GT-BE98 Edition 20にもページはありますが、同日時点では一時的に在庫切れでした。価格と在庫は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。
GPU深掘りRTX 5090 Edition 20の性能を競合と比べたい人へ
「結局、記念GPUとして買うならどれが優れているのか」を性能・冷却・設置性まで踏み込んで比較したい場合は、GIGABYTE 40周年の「AORUS RTX 50 INFINITY」シリーズとの比較も参考になります。コンパクト設計のINFINITYと、スペクタクル志向のEdition 20という設計の違いが、設置性や所有満足度の分かれ目になります。
GPU単体の細かなスペック対決やケース適合性については、AORUS INFINITY vs ROG Astral Edition 20 完全対決を合わせてご覧ください。
参考記念GPUより現実的|いま実際に手が届くハイエンドGPU
ROG Astral RTX 5090 Edition 20は象徴的な存在ですが、実際にハイエンドの体感性能を求めるならいま流通している通常版のRTX 5090・5080で十分です。「記念仕様の意匠より中身の性能」を優先するなら、通常版のAstral RTX 5090とRTX 5080が比較候補です。
FAQROG Edition 20に関するよくある質問
総評ROGが20年かけて作った「世界観」をまるごと売る記念コレクション
- 正体:GPUから椅子まで貫くブラック&ゴールド。ROG 20周年の「世界観」を売るコレクション
- 主役:800WのRTX 5090 Edition 20と3000W電源は実用品ではなく技術の上限を示す象徴
- 現実解:国内価格はGPUが1,199,800円。性能目的なら通常版ハイエンドで十分
ROG Edition 20は、「単品の新製品発表」ではなく「ROGブランドそのものを20周年仕様で束ねた記念コレクション」です。曲面AMOLEDを載せた800WのRTX 5090も、RTX 5090を4枚動かす3000W電源も、それ単体で売れ筋を狙ったものではありません。ROGが到達できる技術の天井を見せ、ブランド全体の信頼と憧れを引き上げるためのショーケースとして機能しています。
このコレクションは、「豪華な寄せ集め」ではなく「ROGだけでPCと部屋を完結させる垂直統合エコシステムの宣言」として読むと分かりやすくなります。ブラックとゴールドで全カテゴリを貫く統一感こそが、Edition 20が本当に売ろうとしている価値です。
象徴製品に憧れるのは自然ですが、多くのゲーマーにとっての現実的な答えは「記念仕様にこだわらない通常版ハイエンド」です。Edition 20のなかで比較的手を出しやすいのは、10万円台に収まるGR20ケースやGT-BE98ルーターと、PG32UCWMモニターあたりです。1,199,800円のGPUや、AIOとのセットで599,800円のマザーボードは、所有体験そのものに価値を見出せる人のための製品です。








