Anbernic RG DDS発表|Snapdragon G2 Gen 2の3DS風2画面機、価格・日本発売は未定
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画面の解像度がニンテンドー3DSのちょうど3倍
3DSのような上下2画面の携帯機が、2026年秋に急に増えています。Retroidが「Pocket Duo」シリーズを3機種出したところへ、Anbernic(アンバーニック)が10月9日に「RG DDS」を発表しました。
結論から言うと、RG DDSは今は待つしかない機種です。確定しているのは画面・SoC・バッテリーなどの本体仕様で、価格、予約開始、発売時期、日本での取り扱いは出ていません。一方で、上画面1200×720・下画面960×720という数字は、3DSの画面(上400×240・下320×240)をそれぞれちょうど3倍にした値で、3DSソフトをぼやけさせずに映すことを狙った設計だと読めます。
3DSエミュレーションが主目的ならRG DDSの画面の割り方は有利に働く可能性があり、いま2画面機が欲しいなら、出荷が近いRetroid側が現実的な選択肢です。

目次
要点まず何が起きたか
Anbernicは2026年10月9日、公式YouTubeチャンネルの紹介動画でRG DDSを公開しました。上画面4.7型(1200×720)・下画面4型(960×720)のIPS液晶はどちらも最大輝度500ニト、SoCはSnapdragon G2 Gen 2、バッテリーは6000mAhです。価格、予約開始時期、発売時期は発表されていません。
スペック公開された仕様と、まだ出ていない項目
動画で確認できる範囲の仕様です。メモリ容量・ストレージ・OS・本体サイズ・重量は発表されていません。
| 項目 | 公開された内容 |
|---|---|
| 上画面 | 4.7型、1200×720、約300ppi、IPS、最大500ニト |
| 下画面 | 4型、960×720、約300ppi、IPS、最大500ニト |
| SoC | Snapdragon G2 Gen 2 |
| バッテリー | 6000mAh |
| 操作系 | スティック2本、十字キー、ABXY、AI専用ボタン |
| その他 | スタイラス内蔵(クラムシェル部)、スピーカー、マイク、アクティブ冷却、新しいコントロールセンター |
| カラー | 白、黒、青の3色 |
| 価格・発売日 | 未発表 |
※仕様はAnbernic公式YouTubeの製品紹介動画の内容にもとづきます(2026年10月10日時点)。公式ストアに製品ページは確認できていません。
画面3DSの3倍という解像度が示すもの
ニンテンドー3DSの画面は、上が400×240(3D表示時は左右の目に400×240ずつ)、下が320×240です。RG DDSの1200×720は400×240の3倍、960×720は320×240の3倍にあたります。整数倍で拡大できる解像度なので、ドットを補間でにじませずに表示しやすい数字です。
画面サイズも近く、3DS LLの上画面が4.88型・下画面が4.18型なのに対し、RG DDSは4.7型と4型です。画面比率は上が5:3、下が4:3で、3DS本来の比率をそのまま引き継いでいます。
ただし、実際にきれいに映るかはエミュレーターの対応しだいです。画面の上下を3DSの配置のまま映せるかどうかは、発売後に確かめる必要があります。
SoCSnapdragon G2 Gen 2は携帯ゲーム機向けのミドルレンジ
Snapdragon G2 Gen 2は、Qualcommが2025年3月に携帯ゲーム機向けとして発表したSoCです。CPUは高性能コア1基・性能コア4基・省電力コア3基の8コアで、旧世代のG2 Gen 1に比べてCPUは2.3倍、GPUは3.8倍とQualcommは説明しています。QHD+・144Hzのディスプレイ、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応します。
RG DDSの画面は上1200×720・下960×720と画素数が少なく、描画の負荷を抑えやすい構成です。ただしゲームごとの動作は、実機の検証が出るまで分かりません。
比較Retroid Pocket Duoシリーズとの違い
比較相手になるのは、価格と出荷時期が出ているRetroidの上位機Duoです。同じSoCを積むDuo Lite+は画面がTFT・60Hzに下がる廉価版にあたります。
| 項目 | Anbernic RG DDS | Retroid Pocket Duo |
|---|---|---|
| 上画面 | 4.7型 IPS、1200×720(5:3) | 5.5型 AMOLED、1080p、120Hz |
| 下画面 | 4型 IPS、960×720(4:3) | 4.5型 AMOLED、960p、120Hz |
| SoC | Snapdragon G2 Gen 2 | Dragonwing Q-7790 |
| バッテリー | 6000mAh | 6000mAh |
| 価格 | 未発表 | 269ドル(予約249ドル) |
| 出荷 | 未発表 | 2026年10月中旬から |
※Retroid Pocket Duoの仕様・価格はRetroid公式ストア(goretroid.com)の製品ページ表記(2026年9月21日確認)にもとづきます。
RG DDSは画面が小さく、パネルもAMOLEDではなくIPSです。代わりに画面の比率と解像度が3DSに寄せてあります。Duoは上画面が16:9の1080pなので、3DSの上画面(5:3)を整数倍で映すことはできず、黒帯か拡大補間が入ります。画質と滑らかさを取るならDuo、3DS・DSの画面をそのまま映すことを優先するならRG DDS、という分かれ方です。
2画面機はRetroid Pocket Duoの発表記事で、同じAnbernicの「RG DS Plus」(Rockchip RK3568、4.3型×2枚、100ドル未満)との住み分けも整理しています。RG DS Plusは前世代的なRockchipですが、RG DDSはSnapdragonを積む点で別のクラスの機種です。
日本日本での入手と価格の見通し
日本での正規代理店や円建て価格は、現時点で発表されていません。価格そのものが未発表のため、いくらになるかも分かりません。
購入を決めるのは、価格・予約開始・発売日の3つが出てからで遅くありません。Retroid Duoシリーズも同様に米ドル建ての海外予約が基本で、日本向けの正規流通は確認できていません。
判断買いか待ちか
- 3DSソフトを3倍の整数倍表示で遊びたい
- AMOLEDより画面サイズと比率の素直さを重視する
- 価格が出るまで数週間〜数か月待てる
- いますぐ2画面機が欲しいなら、出荷が近いRetroid Pocket Duo(10月中旬)
- 画面の画質・120Hzまで求めるならDuoのAMOLED
- とにかく安く試したいなら、100ドル未満のRG DS Plus
FAQよくある質問
まとめまとめ|画面の作りは魅力的、判断は価格が出てから
RG DDSは、3DSの画面を3倍にした解像度、Snapdragon G2 Gen 2、6000mAh、アクティブ冷却を備えた2画面機です。価格・発売日・日本での取り扱いは未発表で、購入を急ぐ理由はありません。3DSを遊びたい人は待つ価値があり、いま2画面機が欲しい人はRetroid Pocket Duoが現実的です。


