Radeon RX 9060 性能レビュー|フルHDゲーミングの新たな基準となるか?

2026年1月12日
Radeon RX 9060 性能レビュー|フルHDゲーミングの新たな基準となるか?

最新世代RDNA 4アーキテクチャを採用したエントリー・ミドルクラスGPU「Radeon RX 9060」。 2026年現在の自作PC市場において、最もコストパフォーマンスが期待されるこのモデルの実力を、スペックとライバル比較から徹底解説します。

RX 9060のスペック詳細:RDNA 4の進化点

RX 9060は、前世代のRX 7600から大幅に設計が見直された「Navi 44」コアを採用しています。 最大の特徴は、プロセスルールの微細化による高クロック化と、最新のAIアクセラレータの搭載です。

項目 Radeon RX 9060 (参考) RX 7600
アーキテクチャ RDNA 4 RDNA 3
ビデオメモリ(VRAM) 8GB GDDR6 8GB GDDR6
ブーストクロック 最大 2.99 GHz 最大 2.66 GHz
消費電力(TBP) 約 132W 165W
接続インターフェース PCIe 5.0 x8 PCIe 4.0 x8

注目ポイント: 消費電力が約130Wまで低減されつつ、性能が向上。ワットパフォーマンス(電力効率)は前世代から飛躍的に改善されています。

ゲーミング性能比較 vs RTX 5060

RX 9060の主戦場は「フルHDでの快適なゲーミング」です。競合となるNVIDIA GeForce RTX 5060と比較すると、以下のような特徴が見えてきます。

ラスタライズ性能(通常描画): 多くのタイトルでRTX 5060と同等、あるいは数%上回るパフォーマンスを発揮。特にCall of DutyシリーズなどのAMD最適化タイトルで強みを見せます。

レイトレーシング性能: RDNA 4での専用ユニット改良により、前世代の弱点を克服。RTX 4060クラスのレイトレ性能に追いついており、設定次第で十分に実用可能です。

FSR 4の活用: 最新のAIベース超解像技術「FSR 4」により、重いゲームでも画質を維持しながらフレームレートを大幅に底上げできます。

RX 9060を選ぶメリット・デメリット

メリット
圧倒的な省電力性: 補助電源が8ピン×1で余裕を持って動作し、発熱も少ないため小型PCビルドに最適です。

最新の映像出力: DisplayPort 2.1に対応しており、将来的な超高リフレッシュレートモニターへの対応も万全です。

優れたコストパフォーマンス: 同価格帯のライバル機と比較して、素の描画性能が高い傾向にあります。

デメリット
VRAM 8GBの壁: フルHDでは十分ですが、一部の最新重量級タイトルの4K設定や、高度なAI画像生成にはやや不足を感じる場面があります。

どんな人におすすめ?

フルHD 144Hz/240Hzモニターを使っている: Apex LegendsやValorantといった競技タイトルの性能をフルに引き出せます。

今のPCの電源ユニットを使い回したい: 消費電力が低いため、500W程度の電源でも安心してアップグレード可能です。

5万円前後で「失敗しない」グラボを探している: 2026年のエントリーミドルクラスにおいて、最も手堅い選択肢の一つです。

まとめ フルHD派なら迷わず買いの一枚

Radeon RX 9060は、派手なスペックアップよりも「実用域での効率化」を突き詰めた良モデルです。上位モデルのXTほどの大容量VRAMは不要でも、最新世代の恩恵を安価に受けたいユーザーにとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。

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執筆者プロフィール

ゲーミングスタイル管理人|自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。初めての自作PCに魅了されて以来、毎年のようにパーツを更新しながら最新のトレンドを追いかけています。現在も現役で自作ゲーミングPCを組み替えながら、より快適でコスパの良い構成を探求中。 当サイト「ゲーミングスタイル」では、初心者にもわかりやすく、でも上級者も満足できるような情報発信を心がけています。パーツ選びや比較記事、トラブル対処法まで、実体験に基づいたリアルな情報をお届けします。