RTX 4060 vs RTX 4060 Ti どっちを買うべき?【2026年5月最新】価格・性能・8GB/16GBの選び方
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最終更新: 2026年4月26日
「RTX 4060とRTX 4060 Ti、どっちを買えば後悔しない?」——フルHDゲーミングの定番として2023年に登場したこの2つのグラボは、2026年現在どちらも生産終了。新品在庫と中古市場が主な入手経路です。
この記事では、両モデルの性能差を主要7タイトルの実測ベンチマークと消費電力・電気代3年シミュレーションで徹底比較。さらに「VRAM 8GB問題」と4060 Ti 16GB版の本当の立ち位置、後継のRTX 5060 / RTX 5050との実力差まで掘り下げます。
中古でお得に組みたい方も、新品で安心の保証を取りたい方も、2026年に「いま選ぶべきグラボ」がこの記事一本で決まります。
目次
30秒で分かる結論——RTX 4060 vs RTX 4060 Ti
先に結論からお伝えします。2026年に新品で買うなら、どちらも選ばないのが正解です。RTX 4060 Tiの新品在庫(約6〜7万円)はRTX 5060新品(約5.6万円〜)より高く、性能も同等以下。中古で安く手に入る場合に限り、用途に応じて選び分けるのが現実的なアプローチです。
RTX 4060 Ti(中古)が合う人
- 中古3.8〜5.2万円で入手できる
- FHD高設定で安定して60fps以上欲しい
- 144Hzモニターで重量級ゲームも快適にしたい
- 消費電力160Wを許容できる
RTX 4060(中古)が合う人
- 中古2.8〜4.0万円で安く済ませたい
- FHD中〜高設定で十分に遊べればOK
- 省電力・静音重視のミニタワーやITX
- サブ機やつなぎ用途と割り切れる
スペックを数字で比較する
まずは両モデルのカタログスペックを一覧で確認します。CUDAコア数42%差と消費電力45W差がこの2つを分ける核心です。
| 項目 | RTX 4060 Ti 上位モデル |
RTX 4060 スタンダード |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | Ada Lovelace(AD106) | Ada Lovelace(AD107) |
| CUDAコア数 | 4,352 +42% | 3,072 |
| RTコア (第3世代) | 34基 | 24基 |
| Tensorコア (第4世代) | 136基 | 96基 |
| ブーストクロック | 2.54 GHz | 2.46 GHz |
| ベースクロック | 2.31 GHz +26% | 1.83 GHz |
| VRAM | 8GB GDDR6 (16GBモデルもあり) | 8GB GDDR6 |
| メモリバス幅 | 128bit | 128bit |
| メモリ帯域 | 288 GB/s | 272 GB/s |
| 消費電力(TGP) | 160W | 115W 省電力 |
| 補助電源 | 8ピン×1 | 8ピン×1 (不要モデルあり) |
| 推奨電源 | 550W〜 | 350W〜 |
| DLSS対応 | DLSS 4(SR・FG・RR)対応 | DLSS 4(SR・FG・RR)対応 |
| マルチフレーム生成 | 非対応 | 非対応 |
主要7タイトル実測ベンチマーク(FHD・WQHD)
カタログスペックの差が実ゲームにどう反映されるか、主要タイトルの平均fpsで比較します。DLSSオフ・高〜最高設定での計測(複数レビューサイトの平均値)です。
ウルトラ / RT OFF
ワイルズ / 高設定
高設定
高設定
エピック設定
高設定
高設定
高設定
高設定 / RT OFF
ワイルズ / 高設定
高設定
VRAM 8GB問題と4060 Ti 16GB版の本当の立ち位置
2025〜2026年の重量級タイトルでは、フルHDでもVRAM 8GBが上限に達する場面が増えてきました。RTX 4060 Tiには16GB版も存在しますが、これが「買い」なのか整理します。
| タイトル / 設定 | 8GB版で発生する症状 | 16GB版での挙動 |
|---|---|---|
| サイバーパンク 2077 FHD ウルトラ + RT |
テクスチャ読み込み遅延・カクつき | スムーズに描画 |
| モンハンワイルズ FHD 最高 + 高画質テクスチャ |
テクスチャ低解像度化、PB→ゲーム頻発 | 問題なし(10〜13GB使用) |
| Indiana Jones FHD ベリーハイ + RT |
起動不可 or 設定強制ダウン | FHD最高設定で動作 |
| Black Myth: Wukong FHD 最高 + RT |
VRAM不足警告・fps大幅低下 | 余裕あり |
| Hogwarts Legacy FHD ウルトラ + RT |
テクスチャストリーミング遅延 | 問題なし |
| Apex Legends / VALORANT FHD 高設定 |
問題なし(4〜6GB使用) | 問題なし |
消費電力と電気代3年シミュレーション
性能差だけでなく、電力効率と電気代の差もグラボ選びに影響します。とくにコンパクトPC(ITXケース)や長時間プレイユーザーには無視できないコストです。
2026年4月のリアルな価格事情
RTX 4060 / 4060 Tiは2025年初頭に生産終了が発表され、2026年4月現在は在庫限りの新品と中古品が主な入手経路です。後継モデルの価格と並べて確認します。
| GPU | 新品価格 | 中古相場 | ステータス |
|---|---|---|---|
| RTX 4060 | 約45,000〜55,000円(在庫限り) | 約28,000〜40,000円 | 生産終了 |
| RTX 4060 Ti 8GB | 約60,000〜68,000円(在庫限り) | 約38,000〜52,000円 | 生産終了 |
| RTX 4060 Ti 16GB | 約75,000〜90,000円(在庫限り) | 約50,000〜65,000円 | 生産終了 |
| RTX 5050(8GB) | 約44,800〜55,000円 | ─ | 現行品 |
| RTX 5060(8GB) | 約55,800〜65,000円 | ─ | 現行品 |
| RTX 5060 Ti(16GB) | 約95,000〜110,000円 | ─ | 現行品 |
新品で買うならRTX 5060 / RTX 5050が最有力
| 項目 | RTX 4060 | RTX 4060 Ti | RTX 5050 | RTX 5060 |
|---|---|---|---|---|
| CUDAコア | 3,072 | 4,352 | 2,560 | 3,840 |
| VRAM | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR7 |
| メモリ帯域 | 272 GB/s | 288 GB/s | 320 GB/s | 448 GB/s |
| TGP | 115W | 160W | 130W | 145W |
| DLSS MFG | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| 新品価格 | 在庫限り | 在庫限り | 約44,800円〜 | 約55,800円〜 |
中古購入時に必ず確認すべき3つのポイント
RTX 4060 / 4060 Tiは現在どちらも生産終了品のため、中古市場での購入を検討している方も多いはずです。ただし中古グラボには「使用環境が不明」というリスクが常につきまとうため、以下の3点は購入前に必ず確認してください。
個人間取引(メルカリ・ヤフオク)よりも実店舗・認定中古ショップを選ぶほうが安心です。ドスパラ・パソコン工房・ソフマップでは動作確認済み品に3〜6ヶ月の保証が付く場合が多く、初期不良に対応してもらえます。価格差は2,000〜5,000円程度ですが、リスク回避の保険として十分ペイします。
受け取り後すぐにGPU-Zの「Sensors」タブで温度・クロックが定格付近に達しているかを確認しましょう。アイドル40℃以下、ゲーム中75℃以下が正常範囲です。85℃を超えるようであればサーマルパッド劣化やファン不調の可能性。購入前に出品者へGPU-Zのスクリーンショット提供を求めるのも有効です。
2022年のイーサリアムPoS移行前は4060系も含めマイニングに使われており、24時間連続稼働で消耗した個体が市場に出ています。判断ポイントは①同型番の大量出品(業者放出の疑い)、②市場相場より明らかに安い価格、③ファン羽根や周辺のホコリ蓄積が深い。これらに該当する個体は避けましょう。
用途・予算別おすすめ判断早見表
ここまでの比較を踏まえて、「自分はどれを選ぶべきか」を一覧にまとめました。
| あなたの用途・状況 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| FHD 60fps+静音重視 RPG・MMO・カジュアル |
RTX 4060 中古 | 115W省電力で静音性◎、3万円台で高コスパ |
| FHD 144Hz+重量級も快適 サイバーパンク・モンハン |
RTX 4060 Ti 中古 | +20〜30%の余力で安定60fps以上 |
| RT ONや高解像度テクスチャを諦めたくない | RTX 4060 Ti 16GB 中古 | VRAM不足の保険、5〜6.5万円台で買えれば◎ |
| 新品で保証付きが欲しい・予算5万円 | RTX 5050 新品 | 4060に近い性能 + DLSS 4 MFG対応・保証3年 |
| 新品で保証付きが欲しい・予算6万円 | RTX 5060 新品 | 4060 Ti同等以上 + GDDR7・MFG対応で将来性◎ |
| 1440p本格運用・将来性も重視 | RTX 5060 Ti 16GB 新品 | VRAM 16GB・GDDR7・MFG対応で5年使える |
新品で買うならRTX 5050 / RTX 5060 おすすめモデル
新品で保証付き・最新DLSS 4 MFG対応を取りたい方向けに、価格帯別のおすすめGPUとBTOをまとめました。


まとめ — 2026年に選ぶべきグラボの結論
RTX 4060 TiはFHDでの高fps・高画質を両立できるパワフルなGPU。RTX 4060は115Wの省電力設計で、コンパクトPC・静音PCに理想的な一枚。どちらもAda Lovelace世代として完成度は高く、中古で安く手に入るなら2026年でもしっかり戦力になります。
ただし、これから新品でグラボを買うならRTX 5060が最有力候補です。4060 Ti相当の性能をより安く、さらにDLSS 4 MFG対応という将来性も備えています。予算をもう少し抑えたいならRTX 5050(約4.5万円〜)も検討の価値あり。新品なら50世代、中古の掘り出し物なら40世代——これが2026年のグラボ選びの基本方針です。
よくある質問
FHDでの高fps・重量級ゲームの安定性を重視するならTi、省電力・コンパクトPC・予算重視なら無印4060がおすすめです。ただし2026年現在は両モデルとも生産終了のため、中古で安く手に入る場合に限り検討すべきです。新品なら後継のRTX 5060が最有力候補になります。
2026年4月時点で8GB版は約38,000〜52,000円、16GB版は約50,000〜65,000円が相場です。RTX 5060の新品(約55,800円〜)との差が小さく、中古購入時は価格差・コンディション・保証の有無を慎重に見極める必要があります。
ラスタライズ性能はほぼ同等〜RTX 5060がやや上(約5〜8%)です。加えてRTX 5060はGDDR7(448 GB/s)の高帯域メモリとDLSS 4 マルチフレーム生成に対応しており、総合的な価値ではRTX 5060が上回ります。新品同士なら5060を選ぶのが合理的。
FHD通常設定でのfpsは8GB版とほぼ同じです。ただしFHD最高設定 + RT ONや高解像度テクスチャMODを使う場合、VRAM 8GBで上限に当たる場面があり、16GB版なら回避できます。中古で5〜6.5万円台で見つかれば検討価値あり、+1万円差なら保険として有効です。
軽量タイトルならWQHDでも60fps以上出せますが、サイバーパンク2077やモンハンワイルズのような重量級タイトルでは30〜40fps前後まで落ちます。WQHD常用にはDLSS(クオリティ)の併用が前提になり、快適にプレイしたい場合はRTX 5060以上がおすすめです。
FHD中〜高設定であれば2026年でも十分に戦力になります。ただしDLSS 4 マルチフレーム生成には非対応で、今後のタイトルでVRAM 8GBが不足するリスクもあるため、長期的に使うなら新世代GPUへの移行を検討する価値があります。中古2〜3万円台の4060を「2〜3年のつなぎ」と割り切るなら十分にアリ。





