Ryzen 7 8700G徹底解説|グラボなしでゲームもAIもこなす「最強APU」の実力

2025.12.22
Ryzen 7 8700G徹底解説|グラボなしでゲームもAIもこなす「最強APU」の実力

「高性能なPCを組みたいけれど、グラフィックボード(GPU)の価格が高すぎる…」そんな悩みを一挙に解決するのが、AMDの「Ryzen 7 8700G」です。デスクトップ向けとしては最高峰の内蔵グラフィックス性能を誇り、さらに専用のAIエンジンまで搭載。これ1枚で、ゲーミングPCの常識が変わります。

1. Ryzen 7 8700Gのスペック:内蔵GPUの枠を超えたパワー

Ryzen 7 8700Gは、8コア16スレッドの強力なCPU性能に加え、RDNA 3アーキテクチャを採用した内蔵GPU「Radeon 780M」を搭載しています。これにより、別途グラフィックボードを購入しなくても、多くの人気ゲームをプレイ可能です。

項目 内容
アーキテクチャ Zen 4 (CPU) / RDNA 3 (GPU)
コア数 / スレッド数 8コア / 16スレッド
最大ブーストクロック 5.1GHz
内蔵グラフィックス Radeon 780M (12コア)
AIエンジン Ryzen AI (NPU) 搭載
TDP(熱設計電力) 65W
製造プロセス TSMC 4nm

2. 注目ポイント:ここが「最強」の理由

① グラボなしで「APEX」や「原神」が動く!

内蔵GPU「Radeon 780M」の性能は、かつてのエントリー向け単体グラボ(GTX 1650クラス)に迫る実力を持っています。フルHD(1080p)解像度であれば、「VALORANT」や「原神」は快適に、「Apex Legends」や「ストリートファイター6」も画質設定を調整すれば十分にプレイ可能です。

② デスクトップ初!専用AIエンジン「Ryzen AI」搭載

デスクトップPC向けCPUとして初めて、AI専用プロセッサー(NPU)を統合しました。ビデオ会議の背景ぼかしやオートフレーム、さらには最新のAI対応ソフトにおける処理の高速化を、低消費電力で実現します。まさに「AI PC」時代の先駆けとなるCPUです。

③ 圧倒的な省電力と省スペース

グラフィックボードが不要なため、消費電力を抑えられるだけでなく、非常にコンパクトなPCケース(Mini-ITXなど)での構築が可能。デスクを広く使いたいミニマリストや、静音性にこだわるユーザーに最適です。将来的に高性能なグラボを追加して、さらにパワーアップさせることも可能です。

3. 運用のアドバイス:メモリ速度が性能の鍵!

内蔵GPUの性能を最大限に引き出すためには、高速なDDR5メモリ(DDR5-6000以上推奨)の使用が不可欠です。GPUはメインメモリの一部を使用するため、メモリの速度が直接ゲームのフレームレートに直結します。ここには少し予算をかけるのが、Ryzen 8700Gを使いこなすコツです。

4. 結論:こんな人にRyzen 7 8700Gがおすすめ!

  • 「グラボ代を浮かせて高性能PCを組みたい人」:まずはCPU1枚でスタートし、後からアップグレードしたい方。
  • 「小型・静音・省エネなゲーミングPCを作りたい人」:巨大なケースや爆音ファンを避けたいミニマリスト。
  • 「AI機能をいち早く体験したいクリエイター」:NPUを活用した次世代の作業効率を求める方。

総評: Ryzen 7 8700Gは、単なるCPUの枠を超えた「究極のオールインワン」です。2025年現在でも、グラボなしでここまでできるCPUは他にありません。賢く、安く、最新の体験をしたい人にとって、これ以上の選択肢はないでしょう。

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執筆者プロフィール

ゲーミングスタイル管理人|自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。初めての自作PCに魅了されて以来、毎年のようにパーツを更新しながら最新のトレンドを追いかけています。現在も現役で自作ゲーミングPCを組み替えながら、より快適でコスパの良い構成を探求中。 当サイト「ゲーミングスタイル」では、初心者にもわかりやすく、でも上級者も満足できるような情報発信を心がけています。パーツ選びや比較記事、トラブル対処法まで、実体験に基づいたリアルな情報をお届けします。