Core Ultra 5 235 レビュー|245Kより7,020円高い14コアに払う価値はあるか【2026年9月最新】

(更新: 2026.9.13)
Core Ultra 5 235 レビュー|245Kより7,020円高い14コアに払う価値はあるか【2026年9月最新】

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Core Ultra 5 235(無印)徹底検証 / 2026年9月13日
14コアを65Wで回す、けれど245Kのほうが安くて速い
245K より ¥7,020 高い ・ マルチは24%届かない ・ 残る理由はクーラー同梱
6P+8E の 14 コアを PBP 65W / MTP 121W に収め、Intel Laminar RM2 が同梱される non-K モデルです。ただし2026年9月時点では、K付きの245Kが ¥34,980 と ¥7,020 安く、Cinebench 2024 マルチでは24%速いという逆転が起きています。
Laminar RM2 同梱245K に24%届かない価格.com 最安 ¥42,000

Core Ultra 5 235 は、Arrow Lake-S 世代の非K・65W 版 14 コア CPU です。6基の Lion Cove P コアと8基の Skymont E コアからなる 14 コア 14 スレッド構成で、PBP 65W / MTP 121W という小さな電力枠に収まります。Intel Laminar RM2 クーラーが同梱されるため、追加投資なしで組み始められます。

この CPU はもともと「自作で手に入る Arrow Lake 非K 14 コアの最安」という立ち位置でした。2026年9月時点では、その前提が崩れています。K付きの245Kが ¥34,980 と235(¥42,000)より ¥7,020 安く、Cinebench 2024 マルチでは24%速いためです。

それでも残る選択理由は Laminar RM2 が同梱されることMTP 121W で収まることの2点です。ベンチマークの集計値と2026年9月の実勢価格から、この2点に ¥7,020 を払う価値があるかを確かめます。

目次

結論先に判断の分かれ目だけ

価格で見ると、同じ14コアの245Kに勝てません

245Kは ¥7,020 安く、Cinebench 2024 マルチでは24%速いです(1,518 対 1,228)。クーラーは別売ですが、5,000円の空冷を足しても235より安く収まります。

ゲームを優先するなら Ryzen 5 9600X が ¥34,880 で ¥7,120 安く、L3 32MB と SMT のぶん CPU が律速する場面で上です。軽作業中心なら 10コアの225が ¥31,780 まで落ちます。

235 を選ぶのは、クーラー選びごと省きたい場合MTP 121W の静音性を優先する場合に絞られます。

スコアは nanoreview の集計(2026年9月13日確認)です。仕様は Intel の製品仕様、付属クーラーは Intel の Laminar RM2 サポート文書、価格は 価格.com の Core Ultra 5 235 をはじめ各製品ページの最安値(2026年9月13日時点)です。

スペック6P+8E を 65W に収めた14コア

項目Core Ultra 5 235補足
アーキテクチャArrow Lake-SLion Cove(P)+ Skymont(E)
コア / スレッド14コア / 14スレッド6P + 8E(HT 廃止)
Pコア クロック3.4 → 5.0 GHz245 は 5.1GHz
Eコア クロック2.9 → 4.4 GHz8基でマルチを受け持つ
PBP / MTP65 W / 121 W245K は 125W / 159W
L3 キャッシュ24 MB245 ・245K と同じ
ソケットLGA1851LGA1700 非互換 ・Nova Lake で終了
対応メモリDDR5-6400最大256GB ・CUDIMM 対応
PCIePCIe 5.0 ×20+ PCIe 4.0 ×4
内蔵 GPUXe-LPG4 Xe-cores ・最大 2.0GHz
NPUIntel AI Boost 13 TOPSCopilot+ PC 基準の 40 TOPS には未達
CPU OC不可倍率ロック ・メモリ OC は可
付属クーラーIntel Laminar RM2この CPU を選ぶ最大の理由
発売2025年1月MSRP は $247〜257
価格.com 最安¥42,000245K は ¥34,980
用途評価理由
静音ミドル自作Laminar RM2 同梱 + MTP 121W で水冷が要りません
事務 ・ブラウジング14コアと内蔵GPUで、グラフィックボードなしでも完結します
写真現像 ・軽い動画編集マルチは効きますが、245Kのほうが安くて24%速いです
長時間のレンダリング電力枠が効いて245Kに離されます
配信 ・仮想化14スレッドでSMTがなく、9600Xの12スレッドに分があります
1080p 競技系ゲーム×L3 24MB では X3D 勢に届かず、9600X より高くつきます

価格235 だけが取り残されている

モデルコアPBP / MTP価格.com 最安235との差
Core Ultra 5 235無印 ・クーラー同梱14C / 14T65 / 121W¥42,000
Core Ultra 5 245KOC可 ・クーラー別売14C / 14T125 / 159W¥34,980−¥7,020
Ryzen 5 9600XAM5 ・ゲーム寄り6C / 12T65 / 142W¥34,880−¥7,120
Core Ultra 5 22510コア ・下位10C / 10T65 / 121W¥31,780−¥10,220
Core i5-14500前世代 ・LGA170014C / 20T65 / 154W¥46,500+¥4,500
Ryzen 7 9800X3Dゲーム最強8C / 16T120 / 162W¥57,629+¥15,629

発売時の約51,800円からは下がりましたが、周囲がそれ以上に下がりました。2026年9月時点で235より安い選択肢が3つ並んでいます。

245K が無印より安いのは、Arrow Lake 世代で起きている価格逆転がそのまま続いているためです。無印は BTO メーカー向けに優先出荷され、単品 BOX の値引き圧力が働きにくいという事情があります。

上位との差245 と 245K の扱いはまるで違う

項目Core Ultra 5 235Core Ultra 5 245K
Pコア最大ブースト5.0 GHz5.2 GHz
コア構成6P + 8E = 14C/14T同じ
PBP / MTP65W / 121W125W / 159W
CPU OC不可(倍率ロック)
付属クーラーLaminar RM2 同梱なし(別途購入)
Cinebench 2024 マルチ1,2281,518(+24%)
Cinebench 2024 シングル127136(+7%)
PassMark マルチ37,86843,055(+14%)
価格.com 最安¥42,000¥34,980
245(無印)は比較の土俵に乗りません

同じ非K の上位である Core Ultra 5 245 は、235 とブーストが 0.1GHz 違うだけでスペックは同じです。ただし国内で単体販売されることがほとんどなく(BTO中心)、ベンチマークの集計値も揃いません

そのため、自作で選べるのは実質 235 か245K の二択になります。そしてその二択では、245K のほうが安くて速いという結論です。

AMD比較Ryzen 5 9600X との棲み分け

項目Core Ultra 5 235Ryzen 5 9600X
コア / スレッド14C / 14T(6P+8E)6C / 12T(SMT あり)
Pコア最大ブースト5.0 GHz5.4 GHz
L3 キャッシュ24 MB32 MB
PBP / MTP65W / 121W65W / 142W
Cinebench 2024 マルチ1,228(+19%)1,031
PassMark マルチ37,868(+26%)30,080
Cinebench 2024 シングル127135
ゲーム(L3 32MB が効く)
価格.com 最安¥42,000¥34,880

マルチは235がはっきり上で、Cinebench 2024 で19%、PassMark では26%上回ります。14コアの物量がそのまま出ています。

一方、シングルとゲームは9600Xが上で、価格も ¥7,120 安いです。マルチ性能を実際に使う用途があるかどうかが分かれ目で、なければ9600Xを選ぶほうが無難です。ゲームを優先する、配信でCPUエンコードを使う、Docker や VM を日常的に回すなら、SMT のある9600Xが向きます。

ベンチマーク14コアの物量は本物、立ち位置が問題

Cinebench 2024 — マルチコア

CPUCinebench 2024 Multi(pts)
Core Ultra 5 245K同世代K付き
1,518
Core Ultra 5 235無印 ・65W
1,228
Core i5-14500前世代
1,145
Ryzen 5 9600X6コア
1,031
Core Ultra 5 22510コア
946

PassMark — マルチスレッド

CPUPassMark CPU Multi
Core Ultra 5 245K
43,055
Core Ultra 5 235
37,868
Core i5-14500
30,757
Core Ultra 5 225
30,460
Ryzen 5 9600X
30,080

Cinebench 2024 — シングルコア

CPUCinebench 2024 Single(pts)
Core Ultra 5 245K
136
Ryzen 5 9600X
135
Core Ultra 5 235
127
Core Ultra 5 225
125
Core i5-14500
110

最大電力(MTP / PPT の仕様値)

CPU最大電力
Core Ultra 5 245K
159 W
Core i5-14500
154 W
Ryzen 5 9600X
142 W
Core Ultra 5 235
121 W
Core Ultra 5 225
121 W

14コアの物量は本物です。Cinebench 2024 マルチで Ryzen 5 9600X を19%、PassMark では26%上回り、前世代の Core i5-14500 もどの指標でも超えています。シングルも 14500 比で15%上で、世代更新の効果ははっきり出ています。

問題は立ち位置のほうです。同じ14コアの245Kが Cinebench 2024 マルチで24%速く、しかも実売が ¥7,020 安い。235 に残るのは「MTP 121W」と「Laminar RM2 同梱」の2点だけになります。

クーラーLaminar RM2 で完結するか

項目Laminar RM2 の仕様補足
対応 TDP65WPBP 65W 運用が前提です
外形100 × 100 × 47 mmスリムケースにも収まる寸法です
ベース素材銅 + アルミフィン前世代の RM1 から刷新されています
ファンPWM 4ピン / 600〜3250 rpm30 dBA(2400rpm ・65W 時)
同梱される SKUCore Ultra 5 225 / 225F / 235
Core Ultra 7 265 / 265F
Intel のサポート文書に明記されています
235 なら付属のままで足ります

MTP が 121W に抑えられているため、Web ・Office ・写真現像・軽い動画書き出しなら追加投資は不要です。「箱を開けて即組める」ことがこの SKU の実質的な価値になります。

連続エンコードや長時間の 3D レンダリングで騒音が気になる場合だけ、5,000円前後の空冷への換装を検討してください。ただしそこに払うなら、最初から245Kを選ぶほうが総額で安く、しかも速くなります

なお、一部の記事や価格.com の表記では「付属クーラー Laminar RM1」「なし」と書かれていることがありますが、正しくは Laminar RM2 です。RM1 は第13世代 Core i5-13400 などに付属していた旧世代のクーラーで、Arrow Lake の 65W モデル向けには RM2 が標準になっています。

Refresh「235 Plus」は出ません

モデル構成状態
Core Ultra 7 270K Plus8P+16E = 24CK付きのみ ・発売済
Core Ultra 5 250K Plus6P+12E = 18CK付きのみ ・発売済
Core Ultra 5 250KF Plus6P+12E = 18C内蔵GPUなし ・K付きのみ
Core Ultra 5 235 Plus2026年9月時点で存在せず・発表もなし
Core Ultra 5 245 Plus同上、存在せず

Arrow Lake Refresh は K 付きの3 SKU のみで、非K のリフレッシュ版はラインナップされていません。つまり Arrow Lake 世代の 65W 非K ラインは 235・245・225 が最終形です。

次世代 Nova Lake は新ソケット LGA1954 で登場するため、235 を買っても CPU だけの載せ替えはできません。数年使い切る前提で選んでください。

候補235 と、その前に見ておきたい3つ

この CPU を検討しているなら、同じ予算帯で何が買えるかを先に並べてください。235 より安い選択肢が3つあります

Intel Core Ultra 5 235 デスクトッププロセッサー
Laminar RM2 同梱の14コアIntel Core Ultra 5 235(14コア・65W・LGA1851)Laminar RM2 が同梱される14コア。PBP 65W / MTP 121W なのでクーラーを買い足さずに静かに組めます。Cinebench 2024 Multi は 1,228 pts。この「クーラー込みで完結する」点に価値を感じるかが判断基準になります。Amazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 245K BOX
Intel で新規に組むならIntel Core Ultra 5 245K BOX同じ14コアで ¥7,020 安い K 付き。Cinebench 2024 Multi は 1,518 pts と24%上で、倍率 OC も使えます。クーラーは別売ですが、5,000円の空冷を足しても235より安く収まります。Amazonで価格を見る
AMD Ryzen 5 9600X(クーラー別売)
6コアで足りるならAMD Ryzen 5 9600X(クーラー別売)ゲームを優先するならこちら。6C/12T と L3 32MB の構成で、CPU が律速する場面では Arrow Lake 勢より上です。¥34,880 と235より ¥7,120 安く、SMT があるぶん配信や仮想化でも扱いやすくなります。Amazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 225
クーラー付属 / 省電力Intel Core Ultra 5 225(10コア / 6P+4E・LGA1851)軽作業主体でとにかく安くしたいなら。6P+4E の10コアで、Cinebench 2024 Multi は 946 pts と235より30%低い代わりに ¥10,220 安くなります。Laminar RM2 の同梱と MTP 121W は235と同じです。Amazonで価格を見る

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パーツ235 と組み合わせるパーツ一覧

235 で組むときの前提は3つです。倍率 OC ができないのでマザーボードは B860 で足り、Laminar RM2 が同梱されるのでクーラーは買わなくてよく、MTP 121W なので電源も大容量が要りません。削れるところが多いぶん、メモリとストレージに回すのがこの CPU の正しい組み方です。

マザーボード|B860 で足ります

235 は倍率ロックなので、Z890 の OC 機能は使い切れません。DDR5-6400 の定格で回す前提なら B860 で十分で、浮いた1万円はメモリへ回すほうが効きます。H810 は PCIe 5.0 も DDR5 の帯域も削られるので、14 コアと組む相手ではありません。

GIGABYTE B860 DS3H Intel LGA1851 ATX マザーボード
ATX / B860 LGA1851GIGABYTE B860 DS3H(Intel LGA1851・ATX)いちばん素直な ATX の B860。DDR5-6400 と PCIe 5.0 に対応し、M.2 も Gen5 と Gen4 を1本ずつ備えます。拡張カードを何枚も挿さないなら、この価格帯で機能は足ります。Amazonで価格を見る
ASRock B860M Pro RS WiFi マザーボード
Micro-ATX ・Wi-Fi 内蔵ASRock B860M Pro RS WiFi(Intel LGA1851・Micro ATX・DDR5)小さめのケースに収めたいならこちら。Micro-ATX で Wi-Fi を内蔵しているので、無線 LAN カードを別途買う必要がありません。235 の静音・省電力という性格には、こちらのサイズ感のほうが合います。Amazonで価格を見る

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メモリ|ここが CPU 価格に迫ります

2026年9月時点では、DDR5 32GB だけで CPU 価格の1.7倍になります。公式対応は DDR5-6400 で、235 は倍率ロックのため高クロックメモリを買っても活かしきれません。DDR5-6000 前後のキットで十分です。プロファイルは Intel 環境なので XMP 側を読み込ませます。

Crucial PRO DDR5-6000 32GB
32GB / 薄型ヒートシンクCrucial PRO DDR5-6000 32GB(16GB×2)XMP 3.0/EXPO両対応32GB の標準解。XMP 3.0 と EXPO の両対応で、235 なら XMP を読み込むだけで定格運用に入れます。ヒートシンクが低いので、付属の Laminar RM2 とも干渉しません。Amazonで価格を見る
Patriot Viper Venom DDR5 32GB
32GB / 最安コスパ枠Patriot Viper Venom DDR5 32GB(16GB×2)XMP/EXPO両対応同じ 32GB をもう少し安く。XMP と EXPO の両対応で、容量・速度ともに Crucial PRO と同等です。DRAM は値動きが大きいので、購入時点で安いほうを選んでください。Amazonで価格を見る

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ストレージ|容量を取るか、価格を取るか

235 は PCIe 5.0 を20レーン持ち、M.2 にも Gen4 以上を割けます。ただし事務や写真現像が主なら、Gen5 の速度は体感に出ません。容量のほうが先に効きます

キオクシア 内蔵SSD 1TB(Gen4・7,200MB/秒)
PCIe4.0 NVMe SSD 1TBキオクシア 内蔵SSD 1TB(Gen4・7,200MB/秒)読込 7,200MB/s の Gen4 NVMe 1TB。B860 でも Gen4 の M.2 は使えるので、この容量と速度なら不足しません。写真や動画の素材を置くなら、最初からこちらを選ぶほうが後が楽です。Amazonで価格を見る
Biwin 内蔵SSD NV3500 512GB NVMe M.2 PCIe Gen3×4
NVMe SSD 512GB(Gen3)Biwin 内蔵SSD NV3500 512GB NVMe M.2 PCIe Gen3×4とにかく総額を抑えたいなら。Gen3 の 512GB で読込 3,500MB/s。OS とアプリだけなら体感は変わりませんが、あとから増設する前提で選んでください。Amazonで価格を見る

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電源とグラフィックボード|大容量は要りません

235 は MTP 121W です。グラフィックボードなしなら 500W 級でも動き、RTX 5060 クラスを足しても 650W で足ります。1000W 級は完全に過剰です。

グラフィックボードは、内蔵の Xe-LPG で足りるかどうかで決めてください。事務・ブラウジング・動画視聴なら不要です。ゲームを遊ぶなら追加しますが、245K や Ryzen 5 9600X のほうがゲーム向きである点は先に押さえてください。

CORSAIR RM750e 2025モデル 750W ATX電源ユニット
65W CPU + ミドルGPU の適正容量CORSAIR RM750e 2025モデル(750W・ATX 3.1・PCIe 5.1・80PLUS Gold)余裕を持たせても1万円台前半。ATX 3.1 / PCIe 5.1 ネイティブで 12V-2×6 ケーブルが付属します。235 なら 650W でも足りますが、価格差が小さいので、あとから GPU を足す可能性があるならこちらが無難です。Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(VD9187・8GB・デュアルファン)
定番|まず基準にしたい1枚MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(VD9187・8GB・デュアルファン)内蔵GPUで足りなくなったら。2連ファンの RTX 5060 8GB で、フル HD 前提なら扱いやすい1枚です。235 の 121W と合わせても 650W の範囲に収まります。Amazonで価格を見る

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完成機235 を積んだゲーミングPCを探すと

235 搭載のゲーミングPCは、1台も見つかりません

2026年9月13日に Amazon と TSUKUMO ・フロンティア ・パソコンショップSEVEN ・MDL のサイト内検索を当たりましたが、235 を積んだゲーミングPCは存在しませんでした。出てくるのは CPU 単品と、グラフィックボードを積まない Dell Pro のビジネスデスクトップだけです。

理由は単純です。ゲーミングPCではグラフィックボードを積むので内蔵GPUが要りません。そのためメーカーは、同じ Arrow Lake でも iGPU を省いて安い「225F」や、上位の K 付きを選びます。235 の Xe-LPG は、この用途では原価にしかなりません。

そしてゲームのフレームレートはグラフィックボードでほぼ決まります。CPU が235相当かどうかは、結果にほとんど影響しません。完成機で買うなら、CPU の型番ではなく載っている GPU で選んでください

235 の代わりに選べる Arrow Lake 機4台

モデルCPUGPUメモリ / SSD価格
GALLERIA XGC5M-R56-GDこの4台で最安Core Ultra 5 225FRTX 5060 8GB16GB / 500GB¥256,280
GALLERIA FGC5M-R56-BSSD 1TBCore Ultra 5 225FRTX 506016GB / 1TB¥288,980
Core Ultra 7 265KF 構成メモリ32GBCore Ultra 7 265KFRTX 506032GB / 1TB¥299,000
G-GEAR GE5J-J257/BHGPU が一段上Core Ultra 5 225FRTX 5070 12GB32GB / 1TB¥362,800

GPU が RTX 5060 から 5070 に上がると、価格は10万円動きます。CPU の差より GPU の差のほうがはるかに大きいので、予算配分はそちらを基準にしてください。225F は235より4コア少ない10コアですが、ゲーム中に効く場面はほとんどありません。

ガレリア GALLERIA XGC5M-R56-GD ゲーミングデスクトップPC RTX5060 Core Ultra 5 225F メモリ16GB SSD500GB
4台で最安 ・RTX 5060 8GBGALLERIA XGC5M-R56-GD(Core Ultra 5 225F / RTX 5060 8GB / 16GB / 500GB SSD)この4台でいちばん安い入り口。RTX 5060 8GB でフル HD を狙う構成です。SSD が 500GB なので、ゲームを何本も置くなら早い段階で増設を前提にしてください。CPU の225Fは235から iGPU と4コアを省いた下位版ですが、グラフィックボードを積む以上ゲームでの差はほとんど出ません。Amazonで価格を見る
GALLERIA FGC5M-R56-B(Core Ultra 5 225F + RTX 5060 / 16GB / 1TB SSD)
SSD 1TB ・RTX 5060GALLERIA FGC5M-R56-B(Core Ultra 5 225F + RTX 5060 / 16GB / 1TB SSD)同じ RTX 5060 で SSD が 1TB。最安機との差額 ¥32,700 のうち、大半はストレージ容量ぶんです。あとから SSD を足す手間を省きたいならこちらが素直で、ケースもフルタワー寄りの筐体になります。Amazonで価格を見る
Core Ultra 7 265KF + RTX 5060 ゲーミングPC(DDR5 32GB / M.2 NVMe 1TB / Windows 11 Pro)
20コア ・メモリ32GBCore Ultra 7 265KF + RTX 5060 ゲーミングPC(DDR5 32GB / M.2 NVMe 1TB / Windows 11 Pro)CPU とメモリを優先するならこれ。GPU は同じ RTX 5060 ですが、CPU が20コアの265KF、メモリも DDR5 32GB に上がります。ゲームと並行して配信や書き出しを回すなら、この構成が効いてきます。Amazonで価格を見る
TSUKUMO G-GEAR GE5J-J257/BH ゲーミングPC(Core Ultra 5 225F + RTX 5070)
GPU が一段上 ・RTX 5070TSUKUMO G-GEAR GE5J-J257/BH(Core Ultra 5 225F + RTX 5070 / 32GB / 1TB SSD)GPU を一段上げるならここ。RTX 5070 12GB に 32GB メモリと 1TB SSD、マザーは ASUS TUF GAMING B860-PLUS WIFI。WQHD を狙うならこの段からです。CPU は225Fのままですが、この解像度では GPU が先に効きます。362,800円税込/2026-09-22時点・変動ありTSUKUMO 公式で詳細を見る

※価格・在庫・構成は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。

総括クーラー同梱に ¥7,020 払えるか

結論

Core Ultra 5 235 は「14コアのマルチ性能を 65W と付属クーラーで完結させる」という設計は正しいものの、価格がそれを裏切っている CPU です。

Laminar RM2 が同梱され、MTP 121W で静かに収まる点は本物の利点です。追加投資なしで組み始められるのは、この SKU だけの価値で、事務機や静音ミドルの土台としては今も通用します。

一方で245Kが ¥7,020 安く、Cinebench 2024 マルチでは24%速い。ゲームを優先するなら Ryzen 5 9600X が ¥7,120 安く、軽作業中心なら225が ¥10,220 安く収まります。

235 を選ぶ理由は「クーラー選びごと省きたい」に集約されます。それ以外の基準で選ぶなら、245K か 9600X のほうが合理的です。

235 を買ってよい人
  • クーラー選びごと省きたい人(RM2 同梱で追加投資ゼロ)
  • MTP 121W の静音性を優先する人(水冷が不要)
  • グラフィックボードなしで内蔵GPUを使いたい人
  • 事務・写真現像・マルチタスクを静かに回したい
別の CPU を選ぶべき人
  • マルチ性能が要るなら 245K¥7,020 安く24%速い
  • ゲーム優先なら Ryzen 5 9600X(¥7,120 安い)
  • 軽作業中心なら 225(¥10,220 安い・同じ RM2 同梱)
  • 配信や仮想化をするなら SMT のある9600X

FAQCore Ultra 5 235 でよくある質問

Core Ultra 5 235 と 245K、どちらを買うべきですか
2026年9月時点では245Kが ¥7,020 安く、Cinebench 2024 マルチでも24%速いため、価格でも性能でも245Kが有利です。クーラーは別売ですが、5,000円前後の空冷を足しても235より安く収まります。235を選ぶ合理的な理由は「クーラー選びごと省きたい」「MTP 121W の静音性が要る」といったケースに絞られます。
上位の 245(無印)とは何が違いますか
ブーストが 0.1GHz 違うだけで、コア構成・L3・電力枠・付属クーラーまで同じです。ただし245は国内で単体販売されることがほとんどなく(BTO中心)、ベンチマークの集計値も揃いません。自作で選べるのは実質235か245Kの二択になります。
付属クーラーは Laminar RM1 ですか、RM2 ですか
Intel Laminar RM2 です。Intel のサポート文書では、RM2 は Core Ultra 5 225 / 225F / 235 と Core Ultra 7 265 / 265F に同梱されると明記されています。外形は 100 × 100 × 47 mm、PWM ファンは 600〜3250 rpm で、65W 運用時の騒音は 30 dBA です。RM1 は第13世代向けの旧世代クーラーなので、混同しないでください。
Ryzen 5 9600X と比べてどちらが良いですか
用途で分かれます。マルチ性能は235が上で、Cinebench 2024 で19%、PassMark では26%上回ります。一方シングルとゲームは9600Xが上で、L3 32MB と SMT が効きます。価格は9600Xが ¥7,120 安いため、マルチ性能を実際に使う用途がないなら9600Xを選ぶほうが無難です。
「Core Ultra 5 235 Plus」は出ますか
2026年9月時点で Arrow Lake Refresh は K 付きの3 SKU(270K Plus / 250K Plus / 250KF Plus)のみで、非K のリフレッシュ版は存在せず、発表もありません。235 は Arrow Lake 非K 世代の最終モデルとして継続販売されます。
オーバークロックはできますか
CPU 倍率はロックされており、できません。メモリ OC は Z890 マザーボードで可能です。ただし245Kのほうが ¥7,020 安いので、OC をしたいかどうかにかかわらず245Kを選ぶほうが合理的です。
B860 マザーボードで動きますか
動作しますし、CPU OC ができない235には B860 で十分です。B860 DS3H クラスなら1.6万円台で、DDR5-6400 と PCIe 5.0 に対応します。Z890 が要るのは、メモリ OC や DDR5-7200 以上の運用を狙う場合だけです。
Core Ultra 5 225 との違いは何ですか
225 は 6P+4E の10コアで4コア少なく、Cinebench 2024 マルチで30%劣ります(946 対 1,228)。一方で価格は ¥10,220 安く、Laminar RM2 の同梱と MTP 121W は235と同じです。マルチ性能を実際に使う用途があるかどうかで決めてください。
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