Core Ultra 5 245K 性能レビュー【2026年9月版】|同額で18コアの後継が出て、選ぶ条件が狭まりました

(更新: 2026.9.13)
Core Ultra 5 245K 性能レビュー【2026年9月版】|同額で18コアの後継が出て、選ぶ条件が狭まりました

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CPU / 性能レビュー / 2026年9月更新
Core Ultra 5 245K 性能レビュー
同じ34,980円で、18コアの後継が買えるようになりました
Core Ultra 5 245Kの実売最安は34,980円。問題は競合ではなく同じIntelの中にあります。後継のArrow Lake Refresh世代250KF Plusが同額の34,980円で、コアは14から18へ増え、Cinebench 2024 Multiは1,484ptsから1,770ptsへ19%上。内蔵GPU付きの250K Plusでも4,000円差です。さらに下には性能が完全に同一で6,920円安い245KFがいます。245Kが最適になる条件は、かなり狭くなりました
実売 34,980円同額で18コアの後継あり245KFなら6,920円安い

価格は価格.com「CPU」一覧同「マザーボード」一覧同「CPUクーラー」一覧同「メモリー」一覧で2026年9月13日に確認した最安値です。スペックはインテル公式「Core Ultra 5 245K」仕様ページ同「Core Ultra 5 245KF」同「Core Ultra 7 265K」AMD公式「Ryzen 5 9600X」製品ページによります。Cinebench・Geekbenchのスコアとfpsは当サイトの実測値です。価格は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。

1
実売最安34,980円2026年9月13日時点
2
同額の後継250KF Plus18コア・マルチ19%上
3
245KFとの差6,920円性能は完全に同一
4
マルチ単価424 pts1万円あたり・245KFは529
目次

価格同額の後継と、6,920円安い同性能に挟まれています

245Kを評価するうえで最初に見るべきなのはAMDとの比較ではなく、同じLGA1851に並ぶ3つの型番です。2026年9月13日時点の実売最安を並べます。

CPU実売最安コア内蔵GPU245Kとの差
Core Ultra 5 245KF
Arrow Lake
28,060円14C / 14Tなし6,920円 安い
性能は完全に同一
Ryzen 5 9600X
Zen 5
34,880円6C / 12Tあり100円 安い
Core Ultra 5 250KF Plus
Arrow Lake Refresh
34,980円18C / 18Tなし同額
マルチは19%上
Core Ultra 5 245K
Arrow Lake・比較の基準
34,980円14C / 14Tあり基準
Core Ultra 5 250K Plus
Arrow Lake Refresh
38,980円18C / 18Tあり4,000円 高い
マルチは19%上
Core Ultra 7 265K
上位20コア
47,926円20C / 20Tあり12,946円 高い
マルチは38%上
!
245Kと同じ34,980円で、18コアの後継が買えます

2026年3月に登場したArrow Lake Refresh世代の250KF Plusが245Kと完全に同額の34,980円です。コアは14から18へ増え(6P+8E → 6P+12E)、Cinebench 2024 Multiは1,484ptsから1,770ptsへ19%上がります。違いは内蔵GPUの有無だけ。グラフィックボードを載せる前提なら、同じ金額で4コア多いほうを選ばない理由がありません

下には、性能が完全に同じで6,920円安い245KFがあります

245KFは245Kから内蔵GPUを省いただけの型番で、コア構成もクロックもキャッシュも電力上限もすべて同じです。それが28,060円で買えます。つまり245Kの34,980円という値段は、実質的に「内蔵GPUに6,920円払うかどうか」を意味します。グラフィックボードを載せるなら内蔵GPUは使わないので、この6,920円が返ってくる場面はほとんどありません。

スペック14コアといっても、Pコアは6つです

245Kの「14コア」は高性能なPコア6つと、電力効率重視のEコア8つの合計です。ハイパースレッディングが廃止されているため、スレッド数もコア数と同じ14になります。

項目Core Ultra 5 245KCore Ultra 5 250K PlusCore Ultra 7 265KRyzen 5 9600X
世代Arrow LakeArrow Lake RefreshArrow LakeZen 5
コア / スレッド14C / 14T
6P+8E
18C / 18T
6P+12E
20C / 20T
8P+12E
6C / 12T
Pコアの数6686
最大ブースト5.2 GHz5.3 GHz5.5 GHz5.4 GHz
L3キャッシュ24MB24MB30MB32MB
PBP / 電力上限125W / 159W125W / 159W125W / 250W65W / 88W
ソケットLGA1851LGA1851LGA1851AM5
実売最安
2026年9月13日
34,980円38,980円47,926円34,880円
ゲームで働くのはPコア6つだけですEコアはゲームのメインスレッドを受け持ちません。245Kがゲームで戦う相手は、6コアのRyzen 5 9600Xということになります。14という数字を6コアのCPUと比べても意味がありません
電力上限159WはK付きとしては低い設定です同じK付きでも265Kは250W、285Kも250Wです。245Kは159Wで頭打ちになるため、簡易水冷を用意しなくても5,000円台のサイドフロー型空冷で収まります。ここは扱いやすさとして効いてきます
L3キャッシュは24MBで、Ryzen 5 9600Xより8MB少ない9600Xの32MBに対して25%少ない構成です。ゲームエンジンが短い周期で読み書きするデータがCPU内部に収まりきらず、これがあとで見るfpsの差につながります
i
検証環境

マザーボードはGIGABYTE B860 DS3H、メモリはDDR5-6000 32GB(16GB×2・XMP有効)、グラフィックボードはRTX 4090、CPUクーラーはSCYTHE MUGEN6 BLACK EDITION、OSはWindows 11 24H2です。最新のマイクロコードと200S Boostプロファイルを適用済み。ゲームのfpsは1080p・最高設定で60秒以上の安定区間の平均、CinebenchとGeekbenchは30分連続負荷後の安定スコアを採用しています。

マルチ14コアの働きは、Eコアの数だけ素直に伸びます

全コアを使う作業では、Eコアの数がそのままスコアに反映されます。同じPコア6つでもEコアが8から12に増えると19%伸びるという関係がはっきり出ます。

CPUCinebench 2024
Multi
Cinebench R23
Multi
Geekbench 6
Multi
1万円あたり
CB2024 Multi
Core Ultra 7 265K
20C・47,926円
2,047 pts35,315 pts21,640427 pts
Core Ultra 5 250K Plus
18C・38,980円
1,770 pts32,201 pts19,610454 pts
Core Ultra 5 250KF Plus
18C・34,980円
1,770 pts32,201 pts19,610506 pts
Core Ultra 5 245K
14C・34,980円・基準
1,484 pts25,188 pts17,766424 pts
Core Ultra 5 245KF
14C・28,060円
1,484 pts25,188 pts17,766529 pts
Ryzen 7 9700X
8C / 16T・40,412円
1,255 pts23,127 pts16,135311 pts
Ryzen 5 9600X
6C / 12T・34,880円
978 pts17,689 pts14,418280 pts
!
マルチ性能そのものは強いのに、買い方としては最も損です

245Kの1万円あたり424ptsは、Ryzen 7 9700Xの311pts、Ryzen 5 9600Xの280ptsを大きく引き離します。マルチ性能を安く買えるCPUであること自体は間違いありません。問題は同じLGA1851の4機種すべてが245Kより上の単価だという点で、上位の265Kですら427ptsです。Intelの中で選ぶ限り、245Kを選ぶ積極的な理由がマルチ性能には見つかりません

ゲーム6コアのRyzen 5 9600Xに18%届きません

1080p最高設定・RTX 4090という、CPUの差がいちばん大きく出る条件での6タイトル平均です。

6タイトル平均fps
1080p最高設定・RTX 4090
平均fps
Ryzen 7 9800X3D
3D V-Cache / +36%
265
Ryzen 5 9600X
6コア / +23%
239
Ryzen 5 9600
6コア / +19%
233
Core Ultra 7 265K
20コア / +4%
203
Core Ultra 5 245K
14コア / 基準
195
Ryzen 勢Core Ultra 勢横軸は最大300fps

ほぼ同額のRyzen 5 9600X(34,880円)に18%届きません。コア数は14対6で倍以上あるのにこうなるのは、ゲームが使うのはPコア6つだけで、しかもL3キャッシュが24MB対32MBで25%少ないためです。20コアの265Kに上げても203fpsどまりで、9600Xには届きません。

タイトル別に見ると、差は2本のゲームに偏っています

タイトル245K9600X245Kの不足差が出る理由
FF14 黄金のレガシー
MMO
220 fps298 fps−26%混雑シーンで参照データがL3に収まらなくなる
CS2
競技系FPS
300 fps402 fps−25%高fps帯ではキャッシュ待ちが毎フレーム効く
フォートナイト
FPS
282 fps330 fps−15%240Hz帯では効くが144Hzでは両方が上限
ホグワーツ・レガシー
アクション
100 fps115 fps−13%街中の描画オブジェクトが増える場面で開く
サイバーパンク2077
FPS
172 fps195 fps−12%GPU寄りの負荷配分でCPU差が薄まる
黒神話:悟空
RPG
97 fps95 fps+2%マルチスレッド寄りで245Kがわずかに勝つ
ただし、その23%差はCS2とFF14の2本が作っています

6タイトル平均では9600Xが23%上ですが、内訳を見るとCS2で34%、FF14で35%という2本が平均を押し上げています。この2本を除いた4タイトルでは差は13%まで縮みます。キャッシュ感度の高いタイトルを主に遊ぶかどうかで、体感する差が変わります。タイトル別の内訳はCore Ultra 5 245K vs Ryzen 5 9600X 比較にまとめています。

解像度を上げるとこの差は縮みます。WQHD(1440p)ではグラフィックボード側が先に上限へ達するため差はおよそ半分、4Kではほぼ横並びです。245Kがfpsの足を引っ張るのは、フルHDで144Hz以上を狙うときに限られます

電力159Wで頭打ちなので、空冷で足ります

245KはK付きでありながら電力上限が159Wに設定されています。同じK付きの265Kや285Kが250Wであることを考えると、これはかなり低い枠です。

CPUPBP / 電力上限現実的なクーラー
Core Ultra 5 245K / 245KF125W / 159W5,000円台のサイドフロー型空冷で足りる
Core Ultra 5 250K Plus125W / 159W同上。Eコアが4つ増えても枠は変わらない
Core Ultra 7 265K125W / 250W280mm級の簡易水冷が下限になる
Ryzen 5 9600X65W / 88W3,000円台のエントリー空冷でも回る
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上位へ上げるとクーラー代が9,548円乗ります

245Kから265Kへ上げると、CPU価格の差12,946円に加えて冷却も5,190円の空冷から14,738円の簡易水冷へ切り替わります。その差9,548円を足すと、実質の差額は22,494円。マルチが38%伸びる対価としては妥当ですが、CPU価格だけを見ていると見落とします。一方で250K Plusは電力上限が159Wのままなので、クーラーはそのままでEコアだけ4つ増えるのが効いてきます。

結論内蔵GPUが要るかどうかで、ほぼ決まります

2026年9月13日時点の価格関係をふまえた判断基準です。

Core Ultra 5 245K が正解の人
  • 内蔵GPUが必要(グラフィックボードなしで映像を出す/故障時の切り分け用)
  • 250K Plusの4,000円差を出したくない(内蔵GPU付きで最も安いK付き)
  • すでにLGA1851のマザーボードを持っている
  • 空冷でまとめたい(159W上限なので5,000円台で足りる)
  • ゲームよりも動画の書き出しが主目的(9600Xにマルチで52%勝つ)
!
別の型番を選ぶべき人
  • グラフィックボードを載せるなら245KF(6,920円安く性能は完全に同一)
  • 同じ予算でコアを増やしたいなら250KF Plus(同額で18コア・マルチ19%増)
  • 内蔵GPUもコアも欲しいなら250K Plus(+4,000円)
  • ゲームが主目的なら9600X(100円安くfpsは23%上)
  • マルチをもう一段上げるなら265K(+12,946円でマルチ38%増、ただし水冷が要る)

言い換えると、245Kが残るのは「内蔵GPUが要る、かつ4,000円を足したくない」という一点だけです。Ryzenとの比較はCore Ultra 5 245K vs Ryzen 5 9600X 比較、後継との比較はCore Ultra 5 250K Plus vs Core Ultra 7 265Kにまとめています。

構成245Kで一式そろえると182,966円です

245Kを中心に、グラフィックボード以外をすべて積み上げた実費です。245Kには内蔵GPUがあるので、この状態でもWindowsを入れて動かせます

パーツ選んだもの価格
CPUCore Ultra 5 245K34,980円
マザーボードB860M
最安クラス
15,400円
メモリDDR5-6000 32GB
16GB×2
64,980円
CPUクーラーサイドフロー型空冷
159Wに十分
5,190円
SSDM.2 1TB(Gen4)26,646円
電源750W 80PLUS Gold13,810円
PCケースATXミドルタワー2,980円
OSWindows 11 Home(DSP版)18,980円
合計グラフィックボード別182,966円
6,920円の上乗せは、グラフィックボードを後回しにできる権利です

245Kと245KFの差は内蔵GPUの有無だけで、値段は6,920円。245Kならこの182,966円の状態でモニターに映像を出せるので、グラフィックボードを後から買い足す組み方ができます。245KFだと映像が出ないため、同時に用意しなければなりません。予算を2回に分けたい場合に限り、この6,920円には意味があります

グラフィックボードを足すと、いくらになるか

グラフィックボード単体価格総額向いている用途
なし
内蔵GPUで運用
0円182,966円動画の書き出し・事務作業・あとから増設する前提
Radeon RX 9060 XT 16GB85,400円268,366円フルHDで144Hzを狙う
GeForce RTX 5060 Ti 16GB119,801円302,767円フルHD高設定からWQHDまで
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RTX 5060 Ti 16GBまで積むと、完成品とほぼ同額になります

245K+RTX 5060 Ti 16GBの自作は302,767円。一方、後ほど挙げるCore Ultra 7 265F搭載の完成品は299,000円でRTX 5060付きです。自作のほうがグラフィックボードは1段上ですが、CPUは下という関係になります。金額がほぼ並ぶので、組む手間と保証をどう評価するかで決まります

製品4つの型番と、組み合わせるパーツ

245Kと、同じ価格帯で比較対象になる3つの型番。あわせて、上の構成表で積み上げたパーツを基本セットと拡張セットに分けて挙げます。

LGA1851で迷う4つの型番

Intel Core Ultra 5 245K BOX
内蔵GPUが要るなら|34,980円Intel Core Ultra 5 245K BOX6P+8Eの14コアで、電力上限159WとK付きとしては低めの枠に収まっています。内蔵GPU搭載なので、グラフィックボードを載せずに映像を出せます。245Kを選ぶ理由は実質この一点で、グラフィックボードを載せる前提なら下の245KFか250KF Plusのほうが有利ですAmazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 245KF BOX(内蔵GPUなし)
性能同一で6,920円安い|28,060円Intel Core Ultra 5 245KF BOX(内蔵GPUなし)245Kから内蔵GPUだけを省いた型番で、コア構成もクロックもキャッシュも電力上限も完全に同じです。それが6,920円安く買えます。Cinebench 2024 Multiは同じ1,484ptsで、1万円あたり529ptsは今回比べた7機種で最高。グラフィックボードを載せるなら、こちらを選ばない理由がありませんAmazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 250KF Plus(18コア・内蔵GPUなし・LGA1851)
同額で18コア|34,980円Intel Core Ultra 5 250KF Plus(18コア・内蔵GPUなし・LGA1851)Arrow Lake Refresh世代で、Eコアが8から12へ増えた6P+12Eの18コアです。245Kと完全に同額の34,980円で、Cinebench 2024 Multiは1,770ptsと19%上。電力上限は159Wのままなのでクーラーもそのままで済みます。内蔵GPUは非搭載ですAmazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 250K Plus(18コア・内蔵GPUあり・LGA1851)
内蔵GPU付きの18コア|+4,000円Intel Core Ultra 5 250K Plus(18コア・内蔵GPUあり・LGA1851)250KF Plusに内蔵GPUを足した型番で、18コアと内蔵GPUの両方が手に入ります。245Kとの差は4,000円。内蔵GPUが必要でコアも増やしたいなら、ここが素直な着地点です。マルチ単価は1万円あたり454ptsで、245Kの424ptsを上回りますAmazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

245Kで組む基本パーツ

GIGABYTE B860 DS3H Intel LGA1851 ATX マザーボード
マザーボード|OCしないならB860で足りるGIGABYTE B860 DS3H(Intel LGA1851・ATX)LGA1851のATXマザーボードで、245K・245KF・250K Plusのいずれにも対応します。CPUのオーバークロックをしないならZ890は不要で、B860で電力上限159Wを問題なくまかなえます。浮いた予算はメモリかグラフィックボードに回したほうが結果に返ってきますAmazonで価格を見る
CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000 32GB
メモリ|総額の3分の1を占めるCORSAIR VENGEANCE DDR5-6000MHz 32GB(16GB×2)EXPO/XMP対応DDR5-6000の32GB(16GB×2)キットで、XMPとEXPOの両方に対応します。245KはDDR5にしか対応していないため、DDR4の流用はできません。グラフィックボード別の総額182,966円のうちメモリだけで64,980円と3分の1を占めます。動画の書き出しを兼ねるなら32GBは確保しておきたいところですAmazonで価格を見る
Scythe MUGEN6 BLACK EDITION
CPUクーラー|159Wには十分Scythe MUGEN6 BLACK EDITION(サイドフロー空冷・デュアルファン)サイドフロー型のデュアルファン空冷で、245Kの電力上限159Wを余裕でまかなえます。実測ではCinebench R23の30分連続負荷でも80℃前後を維持しました。245Kに簡易水冷は必要ありません。AM5とLGA1851の両方のブラケットが入っているので、将来AMDへ乗り換えても使い回せますAmazonで価格を見る
Samsung 990 EVO Plus 1TB
SSD|M.2 Gen4の1TBSamsung 990 EVO Plus 1TB(MZ-V9S1T0B)PCIe Gen4対応のM.2 SSDで、ゲームの読み込みにも動画編集の作業領域にも過不足のない容量です。NAND価格の高騰で1TBでも26,000円台からという水準になっており、総額に占める割合が以前より大きくなっています。先に1TBで組んで、足りなくなってから2枚目を足すほうが無駄になりませんAmazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

電源・グラフィックボードと、もう一段上のマザーボード

CORSAIR RM850x 2024年モデル PC電源ユニット 850W
電源|850WでGPU増設まで見込むCORSAIR RM850x 2024(ATX 3.1・12VHPWR cable付属・850W 80PLUS GOLD)ATX 3.1対応の850W電源で、12VHPWRケーブルが付属します。245K自体は159Wで収まるので、電源容量を決めるのはグラフィックボード側です。あとからRTX 5070クラスまで増設する可能性があるなら、最初から850Wを選んでおくと組み直しが要りませんAmazonで価格を見る
ASUS PRIME-RX9060XT-O16G グラフィックボード
グラフィックボード|フルHD 144Hz狙いASUS PRIME Radeon RX 9060 XT OC 16GB(PRIME-RX9060XT-O16G)VRAM 16GBのRadeonで、フルHDで144Hzを狙う構成の下限として扱いやすい1枚です。245Kと組み合わせた総額は268,366円。VRAMが16GBあるのでテクスチャ設定を上げても余裕があり、CPU側がボトルネックになる前にグラフィックボードを使い切れますAmazonで価格を見る
ASUS DUAL RTX 5060 Ti OC 16GB
グラフィックボード|WQHDまで見るならASUS DUAL RTX 5060 Ti OC 16GBVRAM 16GBのGeForceで、フルHDの高設定からWQHDまでカバーできます。245Kと組み合わせた総額は302,767円。NVENCのハードウェアエンコードが使えるため、245Kのマルチ性能と組み合わせて動画の書き出しを回す用途と相性がいい組み合わせですAmazonで価格を見る
MSI MAG Z890 TOMAHAWK WiFi
マザーボード|メモリOCまで狙うならMSI MAG Z890 TOMAHAWK WIFI(LGA1851・ATX・Wi-Fi 7)LGA1851のATXマザーボードで、Wi-Fi 7・2.5GbE・PCIe 5.0に対応します。245KはCPU倍率がロックされていませんが、DDR5-8000級のメモリオーバークロックやCUDIMM運用はZ890側の機能です。そこまで詰めないならB860で十分なので、用途がはっきりしている場合だけ選んでくださいAmazonで価格を見る

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本文の価格と、カードのリンク先の価格は一致しないことがあります

本文で使っている価格は価格.comで2026年9月13日に確認した全店舗の最安値です。上のカードはAmazonの商品ページへリンクしているため、販売元によっては本文の金額より高いことがあります。とくに正規代理店保証付きの取り扱いは割高になりやすいので、購入前にリンク先で実際の販売価格を確認してください。

完成品245Kを積んだ完成品は、ほとんど売っていません

自分で組まない場合の話をします。結論から言うと、245Kや245KFを積んだゲーミングPCは市場にほとんど出回っていません。2026年9月13日時点で主要なBTOショップを当たった結果です。

ショップIntel搭載機の状況245Kクラスの有無
MDL45機種すべて前世代のLGA1700
14400F / 14600KF / 14700KF
なし
OZ GAMINGIntel搭載機の取り扱いなし
全機種がRyzen
なし
AmazonArrow Lakeは225Fと265KFが少数なし
フロンティア250KF Plus・265F搭載機を用意
いずれもRX 9070・32GB・1TB
後継の250KF Plusならあり
367,800円
!
245Kは、事実上「自分で組む人向けのCPU」です

BTOショップはAMDか、前世代のLGA1700に寄っています。Arrow Lakeを積む機種自体が少なく、そのなかでも245Kは見つかりません。245Kそのものを使いたいなら自作するしかないというのが現状です。ただし後継の250KF Plusを積んだ完成品はフロンティアにあり、367,800円から選べます。完成品で買うなら、下で挙げる6台が現実的な候補です。

同じ予算だと、AMD機のほうが上のグラフィックボードを積めます

Intelで組まれた完成品はCore Ultra 7 265KF+RTX 5060で299,000円。ほぼ同じ予算のAMD機はRyzen 7 9700X+RTX 5070で309,800円で、10,800円足すとグラフィックボードが2段上がります。さらに274,800円のRyzen 7 9700X+RX 9060 XT 16GBなら24,200円安い完成品の世界でも、この価格帯はAMDのほうが選択肢が広いというのが実情です。

完成品で買うならこの6台

Core Ultra 7 265KF + RTX 5060 ゲーミングPC(DDR5 32GB / M.2 NVMe 1TB / Windows 11 Pro)
Intelで買うなら|265KF・RTX 5060・32GBCore Ultra 7 265KF + RTX 5060 ゲーミングPC(DDR5 32GB / M.2 NVMe 1TB / Windows 11 Pro)Core Ultra 7 265KFにRTX 5060、DDR5 32GB、M.2 NVMe 1TB、Windows 11 Proを組み合わせた構成です。245K搭載機が見つからない以上、Arrow Lakeで組まれた完成品としては現実的な選択肢。265KFは245Kよりコアが6つ多く、Cinebench 2024 Multiは2,047ptsと38%上回りますAmazonで価格を見る
GALLERIA FGC5M-R56-B(Core Ultra 5 225F + RTX 5060 / 16GB / 1TB SSD)
大手BTOのIntel機|225F・RTX 5060GALLERIA FGC5M-R56-B(Core Ultra 5 225F + RTX 5060 / 16GB / 1TB SSD)Core Ultra 5 225FとRTX 5060に、メモリ16GB・SSD 1TBを組み合わせた大手BTOの構成です。225Fは245Kの下に位置するArrow Lakeで、Kが付かないぶんオーバークロックはできません。在庫と保証の体制が安定している点は大手の強みですが、メモリが16GBなので増設の余地は確認してくださいAmazonで価格を見る
OZ GAMING Z1series(Ryzen 7 9700X + Radeon RX 9060 XT 16GB / 32GB / 1TB SSD)
AMDなら24,200円安い|274,800円OZ GAMING Z1series(Ryzen 7 9700X + Radeon RX 9060 XT 16GB / 32GB / 1TB SSD)Ryzen 7 9700XとRadeon RX 9060 XT 16GBに、メモリ32GB・SSD 1TBを組み合わせた構成です。Intelの265KF機より24,200円安く、VRAMは16GB。9700Xのゲーム性能は9600Xと同等で、245Kを6タイトル平均で23%上回ります。この価格帯でゲームを主目的にするなら素直な選択です274,800円税込/2026-09-13時点・変動ありOZ GAMINGで詳細を見る
OZ GAMING Sシリーズ(Ryzen 7 9700X + GeForce RTX 5070 / 32GB / 1TB SSD)
10,800円足すとGPUが2段上|309,800円OZ GAMING Sシリーズ(Ryzen 7 9700X + GeForce RTX 5070 / 32GB / 1TB SSD)同じRyzen 7 9700Xに、GeForce RTX 5070とメモリ32GB・SSD 1TBを組み合わせた構成です。Intelの265KF+RTX 5060機(299,000円)に10,800円足すだけで、グラフィックボードがRTX 5060から5070へ2段上がります。fpsはグラフィックボードが決める場面が多いため、この差は素直に効きます309,800円税込/2026-09-24時点・変動ありOZ GAMINGで詳細を見る
フロンティア FRGPLB860MB/SG3(Core Ultra 5 250KF Plus + Radeon RX 9070 / 32GB / 1TB SSD)
後継CPUの完成品|250KF Plus・367,800円フロンティア FRGPLB860MB/SG3(Core Ultra 5 250KF Plus + Radeon RX 9070 / 32GB / 1TB SSD)245Kの後継にあたるCore Ultra 5 250KF Plusに、Radeon RX 9070とメモリ32GB・SSD 1TBを組み合わせた構成です。電源は750Wの80PLUS PLATINUM。18コアでCinebench 2024 Multiは1,770ptsと245Kを19%上回りますArrow Lake世代で組まれた完成品としては、いま最も素直な選択肢です(送料3,300円別)367,800円税込・送料3,300円別/2026-09-13時点・変動ありフロンティアで詳細を見る
フロンティア FRGHLB860/SG5(Core Ultra 7 265F + Radeon RX 9070 / 32GB / 1TB SSD)
2,000円差で20コア|265F・369,800円フロンティア FRGHLB860/SG5(Core Ultra 7 265F + Radeon RX 9070 / 32GB / 1TB SSD)Core Ultra 7 265FにRadeon RX 9070、メモリ32GB・SSD 1TBを組み合わせた構成です。電源は850Wの80PLUS PLATINUM。上の250KF Plus機との差はわずか2,000円で、コアが18から20へ増えますグラフィックボードもメモリもSSDも同じなので、この2台はCPUだけで選べます(送料3,300円別)369,800円税込・送料3,300円別/2026-09-13時点・変動ありフロンティアで詳細を見る

※価格・在庫・構成は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。

FAQよくある質問

245Kと245KF、どちらを買うべきですか
グラフィックボードを載せるなら245KFです。2機種の違いは内蔵GPUの有無だけで、コア構成・クロック・キャッシュ・電力上限はすべて同一です。それでいて245KFは28,060円、245Kは34,980円で6,920円の差があります。245Kを選ぶ意味は「グラフィックボードが故障したときに映像を出せる」「あとからグラフィックボードを買い足す」といった場面に限られます。
同額の250KF Plusとどちらがいいですか
グラフィックボードを載せるなら250KF Plusです。2026年9月13日時点でどちらも34,980円で完全に同額。250KF PlusはArrow Lake Refresh世代でEコアが8から12へ増えており、Cinebench 2024 Multiは1,770pts対1,484ptsで19%上。電力上限も159Wのままなのでクーラーの要求も変わりません。同じ金額で4コア多いほうを選ばない理由がありません。内蔵GPUが必要なら250K Plus(+4,000円)が選択肢になります。
14コアあるのに、なぜ6コアのRyzenにゲームで負けるのですか
ゲームで働くのはPコア6つだけで、L3キャッシュも少ないためです。245Kの14コアはPコア6つとEコア8つの合計で、Eコアはゲームのメインスレッドを受け持ちません。つまりゲームでは実質6コア同士の勝負になります。加えてL3キャッシュが24MBと、9600Xの32MBより25%少ない。6タイトル平均で195fps対239fpsという18%差は、この2つが理由です。
マルチ性能は価格に見合っていますか
AMD勢に対しては強く、Intel内では最も効率が悪い位置です。Cinebench 2024 Multiを実売で割ると245Kは1万円あたり424pts。Ryzen 7 9700Xの311pts、Ryzen 5 9600Xの280ptsを大きく上回ります。ところが同じIntelの245KFは529pts、250KF Plusは506pts、250K Plusは454pts、265Kですら427ptsで、いずれも245Kより上。Intel内で選ぶなら、245Kはマルチの買い方として最も損になります。
CPUクーラーは何を選べばいいですか
5,000円台のサイドフロー型空冷で足ります。245KはK付きですが電力上限が159Wで、同じK付きの265Kや285Kの250Wと比べるとかなり低い枠です。実測ではSCYTHE MUGEN6 BLACK EDITIONでCinebench R23の30分連続負荷でも80℃前後を維持しました。簡易水冷は必要ありません。逆に265Kへ上げると250Wになるため、280mm級の簡易水冷(14,738円)が下限になります。
マザーボードはZ890が必要ですか
CPUのオーバークロックをしないならB860で足ります。B860でも電力上限159Wを問題なくまかなえ、DDR5もそのまま動きます。Z890に意味があるのは、CPUの倍率を上げる場合か、DDR5-8000級のメモリオーバークロックやCUDIMM運用を狙う場合です。B860は1万5千円台から手に入るので、浮いた予算はメモリかグラフィックボードへ回したほうが結果に返ってきます。
265Kへ上げる価値はありますか
マルチ作業が主目的なら回収できます。Cinebench 2024 Multiは2,047pts対1,484ptsで38%の差。ただしCPU価格の差12,946円に加えて、電力上限が250Wになるため冷却も空冷5,190円から簡易水冷14,738円へ切り替わります。その9,548円を足した実質の差額は22,494円です。ゲーム性能は203fps対195fpsで4%しか変わらないため、ゲーム目的でこの差額を出す意味はありません
LGA1851は今から買っても大丈夫ですか
載せ替えを前提にしないなら問題ありません。LGA1851は2024年のArrow Lakeで登場し、2026年3月のArrow Lake Refresh(250K Plus・270K Plusなど)が現時点で最後の対応世代です。後継ソケットについてインテルは正式なロードマップを公表していません。マザーボードを残してCPUだけ替える計画を立てるなら、2027年以降までの継続をAMDが表明しているAM5のほうが読みやすい選択になります。詳細はLGA1851とAM5、どっちが正解?にあります。
まとめ

Core Ultra 5 245Kの実売最安は34,980円です。6P+8Eの14コアで、電力上限159WはK付きとしては低く、5,000円台の空冷でまかなえます。Cinebench 2024 Multiは1,484ptsで、同価格帯のRyzen 5 9600X(978pts)を52%上回ります。

問題は競合ではなく同じIntelの中にあります。下には内蔵GPUを省いただけで性能が完全に同一の245KF(28,060円・6,920円安い)があり、同額の34,980円には18コアの250KF Plus(マルチ19%上)がいます。マルチ単価で並べると、245Kの424ptsに対し245KFが529pts、250KF Plusが506pts、250K Plusが454pts、上位の265Kですら427ptsで、245KはIntel内で最も効率の悪い位置にあります。

ゲームでも、ほぼ同額のRyzen 5 9600Xに6タイトル平均で18%届きません。14コアのうちゲームで働くのはPコア6つだけで、L3キャッシュも25%少ないためです。245Kが残る条件は「内蔵GPUが必要で、かつ250K Plusの4,000円差を出したくない」という一点だけです。Ryzenとの詳しい比較はCore Ultra 5 245K vs Ryzen 5 9600X 比較、ほかの価格帯はゲーミングCPU おすすめランキングで俯瞰できます。

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