Core Ultra 5 225 スペック・ベンチマーク|最安Arrow Lakeの実力と235・Ryzen 5 9600Xとの性能・コスパ比較

(更新: 2026.3.8)
Core Ultra 5 225 スペック・ベンチマーク|最安Arrow Lakeの実力と235・Ryzen 5 9600Xとの性能・コスパ比較

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Core Ultra 5 225は、Arrow LakeアーキテクチャとTSMC 3nmプロセスを採用したIntelの65Wミドルクラスデスクトップ向けCPUです。10コア10スレッド(HTなし)・PBP 65W・MTP 121Wという構成で、単体販売ではCore Ultra 5シリーズの最廉価モデルに位置します。この記事ではスペック・ベンチマーク・235や競合Ryzenとの比較を徹底解説します。

コア構成
6P + 4E
Pコア ブースト
4.9 GHz
PBP / MTP
65 / 121 W
クーラー付属
あり

01 / スペック詳細と用途別おすすめ度

Core Ultra 5 225 主要スペック
アーキテクチャArrow Lake(TSMC 3nm / Pコア)
コア / スレッド10コア(6P+4E)/ 10スレッド
Pコア ベース / ブースト3.3 GHz / 4.9 GHz
Eコア ベース / ブースト2.7 GHz / 4.4 GHz
L2 キャッシュ22 MB
L3 キャッシュ20 MB
内蔵GPUIntel Graphics(2コア)
NPUIntel AI Boost(第3世代)
PBP / MTP65 W / 121 W
対応ソケットLGA1851
対応メモリDDR5(最大 DDR5-6400)
PCIePCIe 5.0
クーラー付属あり
用途別おすすめ度
🎮 ゲーミング
★★★★☆
🎬 動画編集
★★★☆☆
📡 ゲーム配信
★★★☆☆
🔋 省電力ビルド
★★★★☆
💹 コスパ重視
★★★★★
🖥️ 普段使い
★★★★★
「ゲームもこなせる予算重視のメインPC」として最適。28,000円台からの最安値クラスでArrow Lakeの恩恵を受けられる唯一のモデル。

225はCore Ultra 200Sシリーズ(Arrow Lake)の中で最も手の届きやすいエントリーモデルです。今世代からハイパースレッディングが廃止されたため10コア10スレッドという構成ですが、Pコアのアーキテクチャ刷新と3nmプロセスにより、前世代Core i5-14400を性能・電力効率の両面で上回ります。

上位の235と比べるとPコアのブースト上限が0.2 GHz低く(4.9 vs 5.1 GHz)、MTPも低め(121 vs 154 W)です。価格差は数千円程度なので、性能を取るなら235、コストを最優先するなら225という選択になります。

02 / 比較Core Ultra 5 235・Ryzen 5 9600Xとの違い

モデルコア/スレッドPコア ブーストPBP / MTP特徴
Core Ultra 5 22510(6P+4E)/ 104.9 GHz65 / 121 W最安値・コスパ重視
Core Ultra 5 23510(6P+4E)/ 105.1 GHz65 / 154 Wバランス型・一段上の性能
Ryzen 5 9600X6 / 125.4 GHz65 WAMD・高シングル・省電力
Core i5-1440010(6P+4E)/ 164.7 GHz65 / 148 W前世代・LGA1700・HT対応

235との差:同じArrow Lakeコアで、PコアブーストとMTPが異なるだけです。実性能差はCinebench 2024マルチで5〜10%程度と小さく、価格差が数千円以内に収まるなら235のほうがコスパに優れる場合もあります。予算の上限で選ぶのが合理的です。

Ryzen 5 9600X との差:9600Xは6コア12スレッドとコア数では少ないものの、HTありでスレッド数は12。シングルコア性能は9600Xがやや上回り、マルチスレッドはほぼ互角〜225がやや優位です。価格は225のほうが安く(28,000円台 vs 37,000円台)、Intel環境を希望するなら225が魅力的な選択肢です。

Core i5-14400 との差:225はシングル・マルチ・ゲームいずれも14400を上回り、消費電力は14400より抑えられています。同価格帯なら225のほうが将来性(LGA1851・DDR5・NPU)の面でも優位です。

03 / ベンチマークマルチ・シングル・ゲームの傾向

📊 Cinebench 2024 — マルチコア

HTなし10スレッドで9600X(12スレッド)とほぼ互角。i5-14400を11%上回る。
Core Ultra 5 235
約 810 pts
Core Ultra 5 225(本機)
約 740 pts
Ryzen 5 9600X
約 720 pts
Core i5-14400
約 665 pts

🎯 Cinebench 2024 — シングルコア

Arrow Lake PコアのIPCが効く領域。9600Xにはやや劣るが235との差は小さい。
Ryzen 5 9600X(Zen 5)
約 130 pts
Core Ultra 5 235(5.1GHz)
約 122 pts
Core Ultra 5 225(本機 / 4.9GHz)
約 116 pts
Core i5-14400(4.7GHz)
約 104 pts

🎮 ゲーム性能(1080p / 平均FPS・相対値)

ゲームではシングル性能が支配的。235との差は数%で実用上は誤差の範囲。
Core Ultra 5 235
100%(基準)
Core Ultra 5 225(本機)
約 95%
Ryzen 5 9600X
約 97%
Core i5-14400
約 88%

ゲーム性能は235との差が約5%と小さく、実プレイで体感差が出るシーンはほぼありません。前世代の14400に対しては約8%上回り、価格帯が同等であれば225を選ぶ理由は十分あります。Ryzen 5 9600Xとはゲーム性能でほぼ互角ですが、225のほうが約10,000円安く入手できます。

04 / 結論どんな人に向いているか

✅ 向いている人

  • 予算を最優先したい人。Arrow Lake世代で最安クラス、28,000円台で最新アーキテクチャ・NPU・PCIe 5.0が手に入ります。
  • 普段使い+ゲームを1台でこなしたい人。ゲーミングから日常作業まで十分な性能を持ち、クーラー付属でトータルコストも抑えられます。
  • Intel環境でコストを抑えたい人。235との性能差は小さく、価格差分の節約を優先する用途なら225が合理的です。

❌ 向いていない人

  • マルチスレッド性能を重視する人。HTなし10スレッドは動画エンコードや配信並行時に上位モデルやRyzen 5 9600Xに劣ります。
  • 数千円の差を惜しまない人。235との価格差が小さい場合、ブーストクロックとMTPが高い235のほうが長期的に満足度が高いです。
  • AMD環境や既存AM4/AM5マザーを流用したい人。225はLGA1851専用のため、既存のIntel 700シリーズ以前やAMD環境では使用できません。
総評

Core Ultra 5 225は「Arrow Lakeを最安で手に入れるための入口」です。HTなし10スレッドという構成は重量マルチタスクには不向きですが、ゲーミング・普段使い・省電力ビルドでは前世代を確実に上回ります。予算重視でIntel最新世代に乗り換えたいユーザーにとって、コスパの高い選択肢です。

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ゲーミングスタイル管理人

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