Clair Obscur: Expedition 33 PC推奨スペック|UE5 Lumenを活かす最適GPUとシェーダースタッター対処法
PC推奨スペック解説
Clair ObscurExpedition 33
TGA 2025 9冠GDC 2026 5冠Steam 95%好評
3行でわかるPC要件
- 最低動作は GTX 1060 6GB で 1080p 30fps(Low設定)。1080p 60fps 快適プレイには RTX 4060 Ti / RX 7700 XT 以上
- 1440p 60fps を安定させるには RTX 4070 / RX 7900 XTX 以上 + DLSS Quality が目安。ネイティブ 1440p Epic は RTX 4080 クラスでも厳しい
- FSR は 現時点で未対応(パッチ対応予定)。AMD GPU ユーザーは XeSS または TSR でのアップスケーリングを活用する
目次
30人チームが動かした——Expedition 33とは
フランス・パリのスタジオ「Sandfall Interactive」が、わずか30人で開発した「Clair Obscur: Expedition 33」。独自の「リアクティブターン制バトル」を採用し、ターン中にリアルタイムで回避・パリィ・カウンターを実行できる革新的な戦闘システムで話題を集めました。
The Game Awards 2025
9冠
GOTY・最優秀ゲームデザイン・最優秀ナラティブ・最優秀アート・最優秀RPG ほか
GDC Awards 2026
5冠
GOTY・最優秀ビジュアルアート・最優秀ナラティブ・最優秀デビュー・最優秀サウンド
Metacritic / Steam
93 / 95%
Metacritic 93点・Steam 95,000件超 圧倒的好評・330万本販売突破
これほどの規模のスタジオが Unreal Engine 5 の最新機能(Lumen・Nanite)をフル活用した結果、PC版の要求スペックは高め。ただし「UE5 タイトルとしては最適化が良好」という評価が複数のメディアで一致しており、適切なスペックであれば安定したプレイが期待できます。
公式推奨スペック
| 設定目標 | CPU | GPU / VRAM | RAM | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| 最低1080p 30fps Low | Core i7-8700K Ryzen 5 1600X | GTX 1060 6GB RX 5600 XT 6GB | 8GB | SSD必須 |
| 推奨1080p 60fps High | Core i7-12700K Ryzen 7 5800X | RTX 3060 Ti 8GB RX 6800 XT 16GB | 16GB | SSD(NVMe推奨) |
| 高品質1440p 60fps Epic | 同上 | RTX 3070 Ti RX 7700 XT 12GB | 16GB | SSD(NVMe推奨) |
VRAM使用量(Epic設定・ネイティブ解像度)
1080p Epic約 8GB
1440p Epic約 9GB
4K Epic約 10GB
テクスチャ品質を下げると 1〜2GB 削減可能。1080p でも VRAM 6GB 未満は設定の妥協が必要
GPU別フレームレート目安
以下は Epic 設定・ネイティブ解像度(アップスケーリングなし) での実測ベース目安です。DLSS Quality を有効にすると fps は大幅に向上します(後述)。
| GPU | 1080p Epic | 1440p Epic | 4K Epic |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 135+ fps | 121 fps | 80〜90 fps |
| RTX 5080 | 120+ fps | 86 fps | 60〜65 fps |
| RTX 5070 Ti | 85〜95 fps | 65〜70 fps | 40〜48 fps |
| RTX 5070 | 75〜85 fps | 55〜60 fps | — |
| RTX 5060 Ti | 70〜80 fps | 50〜58 fps | — |
| RTX 4090 | 150+ fps | 92 fps | 58 fps |
| RTX 4080 | 115〜125 fps | 80 fps | 48〜52 fps |
| RTX 4070 Ti | 108〜115 fps | 90〜95 fps | — |
| RTX 4070 | 98〜104 fps | 78〜82 fps | — |
| RTX 4060 Ti | 70〜75 fps | 58〜62 fps | — |
| RTX 4060 | 43〜47 fps | 33〜37 fps | — |
| RX 9070 XT ※FSR未対応 | 75〜85 fps | 55〜65 fps | — |
| RX 7900 XTX | 93〜97 fps | 58〜62 fps | — |
| RX 7700 XT | 53〜57 fps | 33〜37 fps | — |
ℹ
RTX 系は DLSS Quality 有効で fps がさらに大幅に向上します(詳細は次セクション)。AMD の RX 9000 系は FSR が現時点で未対応のため、ネイティブ解像度での値です。XeSS を使えば RX GPU でも fps 向上が期待できます。
解像度別おすすめGPU
1080p 60fps 快適
RTX 4060 TiRTX 5060 TiRX 7700 XT + XeSS
Epic 設定でネイティブ 1080p 60fps 前後。DLSS / XeSS Quality を使えばさらに余裕が生まれる。RTX 4060 はネイティブでは 60fps を下回るシーンがあるため、DLSS Quality 前提での運用を推奨
1440p 60fps 快適
RTX 4070RTX 5070RX 9070 XT + XeSS
Epic 設定 + DLSS Quality(または XeSS Quality)で 1440p 60fps 以上が安定。ネイティブ 1440p Epic は RTX 4080 / RTX 5080 クラスが必要なため、アップスケーリング活用が前提
4K 60fps 快適
RTX 5090RTX 5080 + DLSS Quality
4K Epic ネイティブ 60fps は RTX 5090 のみ安定。RTX 5080 は DLSS Quality 前提で 4K 60fps 前後に到達。RTX 4090 はネイティブ 4K Epic で 58fps 前後と 60fps 付近だが、シーンによって下振れする
DLSS / XeSS / TSR 対応状況
DLSS対応済み
アップスケーリング✅ 対応
フレーム生成✅ 対応(Patch 1.4.0〜)
Low Latency Mode✅ 対応
RTX 40/50 系はフレーム生成を活用することで、ネイティブ比で大幅な fps 向上が可能。1440p Epic でも RTX 4070 + DLSS Frame Gen で 100fps 超も狙える
XeSS対応済み
アップスケーリング✅ 対応
フレーム生成✅ 対応(Patch 1.4.0〜)
対応GPU全GPU対応(Arc で最適)
AMD GPU ユーザーは FSR が使えない現時点では XeSS が最善の選択肢。Intel Arc は特に恩恵が大きい
FSR対応予定
アップスケーリング⏳ パッチ対応予定
フレーム生成⏳ 未定
現時点では FSR に未対応。AMD の RX 9000 / 7000 ユーザーは FSR 対応パッチのリリースまで XeSS または TSR での運用を推奨
TSR(UE5標準)対応済み
アップスケーリング✅ 対応
フレーム生成❌ なし
Unreal Engine 5 標準の Temporal Super Resolution。画質は XeSS 相当で、全 GPU で利用可能。フレーム生成を使わないなら安定した選択肢
カクつきの正体——シェーダーコンパイルスタッターを解消する
Expedition 33 に関する PC 版の最大の不満として挙がるのが「シェーダーコンパイルスタッター」です。起動時にシェーダーをプリコンパイルするにもかかわらず、初めて訪れるエリアで 80〜150ms のフレームタイムスパイクが発生します。これは UE5 の仕様に起因するもので、バグではありません。
原因
なぜ起きるのか
UE5 のシェーダーシステムは起動時プリコンパイル後も、ゲーム内で動的シェーダーコンパイルが走ります。GPU ドライバの更新やシェーダーキャッシュの破損後に特に顕著で、新規インストール直後が最も症状が重くなります
対処①
シェーダーキャッシュを削除して再構築
%LOCALAPPDATA%\Sandfall\ClairObscur\Saved\ShaderCache フォルダを削除して再起動。ゲーム起動時に再コンパイルが走り(5〜10分)、完了後はスタッターが大幅に軽減されます。GPU ドライバ更新後は毎回この操作が有効です対処②
GPUドライバをクリーンインストール
DDU(Display Driver Uninstaller)でドライバを完全削除してから最新版を再インストールすることで、シェーダーキャッシュとドライバの整合性が保たれます。スタッターの根本改善になるケースが多い手法です
対処③
フレームレートを制限しない
FPS 上限をゲーム内で設定していると、ゲームの実フレームレートとの不一致が生じてカメラ移動時のスタッターが悪化します。V-sync 60Hz を使うか、フレームレートを 100fps 以上に解放すると改善します
⚠
Digital Foundry は本作を「あと1〜2回のパッチで完璧になる作品」と評しています。シェーダースタッターは初回プレイ時が最も目立ち、同じエリアを再訪問するほど軽減されていく性質があります。特に序盤のチュートリアルエリアを通過してしまえば、以降は快適なプレイが続くと報告されています
メモリ・ストレージ要件
RAM
最低8GB
推奨16GB
16GB DDR4/DDR5 推奨。8GB でも動作するが、バックグラウンドアプリと競合するとシェーダースタッターが悪化しやすい
ストレージ
容量約 35GB
推奨NVMe SSD
HDD では起動・ロードが大幅に遅くなる。公式が「SSD 必須」と明記。シェーダーキャッシュの書き込み速度もスタッター軽減に関係するため、NVMe SSD が最適
OS・その他
OSWindows 10 21H2+
DirectXDirectX 12
Windows 11 推奨(DirectX 12 Ultimate の恩恵あり)。最新 GPU ドライバの維持がパフォーマンス・スタッター対策の両面で重要