黒い砂漠(PC版)の必要スペックとおすすめ構成【高画質対応】|リマスターモードのVRAM問題・攻城戦fps低下・DLSS活用【2026年版】

黒い砂漠(PC版)の必要スペックとおすすめ構成【高画質対応】|リマスターモードのVRAM問題・攻城戦fps低下・DLSS活用【2026年版】

黒い砂漠はMMORPGの中でも最高峰のグラフィックスを誇るタイトルで、その美しさの代償としてGPU要求が非常に高い設計になっています。

特に2つの注意点があります。ひとつはリマスターモードではVRAM 8GBを超えやすく、RTX 4060の8GBモデルでも高品質設定での安定動作が難しくなることです。もうひとつは攻城戦・節点戦などの大規模PvPでは、RTX 4070 SUPER搭載PCでも30〜40fps台まで落ち込むという、ソロプレイとは全く異なる重さです。

この記事では公式スペックの実態・リマスターモードのVRAM問題・大規模PvPと通常プレイのスペック差・DLSS/FSR活用法まで詳しく解説します。

目次

公式の推奨スペックを確認する

Pearl Abyssが公開している公式スペックは最低・推奨の2段階です。ただし公式の「推奨スペック」はリマスターモード有効・高画質設定での安定動作を想定しておらず、実際の快適プレイには後述の目安を参考にしてください。

項目最低スペック推奨スペック
GPUNVIDIA GTX 960
(VRAM 4GB)
NVIDIA GTX 1070
(VRAM 8GB)
CPUIntel Core i5
(4〜6世代)
Intel Core i7
(6世代以降)
メモリ8GB16GB
ストレージ60GB以上100GB以上(SSD推奨)
OSWindows 10 64bitWindows 10/11 64bit
DirectXDirectX 11DirectX 11 / 12

公式推奨の「GTX 1070」は2016年製の旧モデルです。現在の標準グラフィックスモードでは同等以上の役割を果たしますが、リマスターモード有効・高画質設定での60fps安定にはRTX 3060以上、リマスター最高画質では RTX 4060 Ti以上(VRAM 12GB+が理想)が実態に近い目安です。特に大規模PvP(攻城戦・節点戦)を想定するなら1〜2ランク上のGPUを選ぶことを推奨します。

GPU別フレームレート目安(高画質・リマスターモード)

以下はリマスターモード有効・高設定・ネイティブ解像度での推定フレームレートです。フィールド探索(ソロPvE)を基準としており、大規模PvP時はこの数値から大幅に低下します。

BLACK DESERT — RECOMMENDED SPECS

プレイスタイル別 おすすめGPU早見表

ソロ快適 / フルHDRTX 3060リマスター高設定55fps前後
ソロ60fps+ / フルHDRTX 4060 TiVRAM 16GBで余裕のある動作
攻城戦60fps維持RTX 5070以上大規模PvPは別次元の重さ
VRAM推奨量12GB以上8GBはリマスターで制限あり
CPU(MMORPG)Ryzen 5 5600以上大都市・イベント時のCPU負荷対策
MEMORY16GB(32GB推奨)大規模PvP中は32GBが安定
GPU(VRAM) フルHD WQHD 4K 相対性能
RTX 5070 Ti(16GB) 150 fps 112 fps 72 fps
100%
RTX 5070(12GB) 140 fps 104 fps 65 fps
93%
RX 9070 XT(16GB) 132 fps 98 fps 62 fps
88%
RTX 4070 SUPER(12GB) 128 fps 95 fps 60 fps
85%
RTX 5060 Ti(16GB) 115 fps 85 fps 52 fps
77%
RTX 4070(12GB) 108 fps 80 fps 50 fps
72%
RTX 4060 Ti(16GB) 88 fps 65 fps 38 fps
59%
RTX 4060(8GB) 72 fps 52 fps
48%
RX 7600(8GB) 65 fps 48 fps
43%
RTX 3060(12GB) 55 fps 40 fps
37%
GTX 1660 SUPER(6GB) 38 fps 28 fps
25%

※ リマスターモード有効・高設定・ネイティブ解像度でのフィールド探索(ソロPvE)推定値。CPU: Ryzen 7 7700 / Core i5-13600K環境。RTX 4060(8GB)・RX 7600(8GB)・RTX 3060は4KでVRAM不足のため「—」。攻城戦・節点戦では表記値の40〜60%程度に低下する場合があります。

リマスターモードのVRAM問題——RTX 4060の8GBが引っかかる

黒い砂漠はリマスターモードを有効にすると超高解像度テクスチャ・ボリューメトリックライティング・シャドウの大幅強化が行われ、VRAM消費量が一気に跳ね上がります。ここが他のMMORPGと決定的に異なる点です。

⚠️
リマスター高設定でVRAM 8〜10GBを消費する リマスターモードをオンにして高品質テクスチャを使用すると、VRAM消費が8〜10GBに達することがあります。RTX 4060の8GBモデルでは余裕がなくなり、複数ユーザーが密集するエリア(ドベンクルン・大都市・イベント会場)でVRAMオーバーフローによるfps低下が発生しやすくなります。リマスターモードをフルに活用するにはRTX 4060 Ti(16GB)以上、理想はRTX 4070(12GB)以上が適切です。
🔵
RTX 5060 Ti(16GB)はVRAM余裕でリマスター最適解 RTX 5060 Ti 16GBはBDOのリマスターモードにおいて現時点でのコスパ最優秀モデルです。16GBのVRAMによりリマスター最高設定でもVRAMオーバーフローの心配がなく、フィールド探索では115fps前後を維持できます。同価格帯のRTX 4060 Ti(16GB)と比較してもシェーダー性能に優れており、大型アップデートへの長期対応という意味でも有利な選択です。
🟢
標準グラフィックスモードならRTX 3060で十分快適 リマスターモードをオフにした標準グラフィックスモードでは、VRAM消費が4〜6GB程度に抑えられます。RTX 3060(12GB)はこの環境でフルHD高設定・60fps安定が十分に射程に入る性能を持っています。美麗なグラフィックスにこだわらない育成・PvE中心プレイなら、RTX 3060は費用対効果の高い選択肢です。

攻城戦・節点戦はソロとは全く別のゲーム——大規模PvPの負荷

黒い砂漠の大規模PvP(攻城戦・節点戦)は数十〜百人規模のプレイヤーが同時に戦闘するコンテンツで、MMORPGの中でも世界トップクラスの重さを誇ります。ここでは「高スペックPC」の定義が根本的に変わります。

⚠️
大規模PvPではフィールド探索比40〜60%のfpsに低下 攻城戦・節点戦では多数プレイヤーのキャラクター・スキルエフェクト・ギルドバフ等の処理が同時に発生するため、CPUとGPU両方に極限の負荷がかかります。ソロで100fps出るPCでも攻城戦では30〜60fps台まで落ちるのが一般的です。RTX 4070 SUPER搭載PCでも激戦区では30〜40fps台になることがあり、「攻城戦60fps安定」を達成するPCは現実的にほとんど存在しません。
🔵
大規模PvPではグラフィック設定を大幅に下げるのが鉄則 攻城戦・節点戦を戦う際はリマスターモードをオフにし、キャラクタークオリティ・エフェクトを最小化するのが定石です。他プレイヤーのキャラクターを「簡略表示」に設定することで、描画するポリゴン数を大幅に削減できます。ゲーム内に「パフォーマンス優先」の戦闘設定プリセットが用意されており、戦闘開始前に切り替えることが推奨されます。
🟢
攻城戦向けにはCPUシングルスレッド性能が重要 大規模PvP時のボトルネックはGPUだけでなくCPUにも及びます。多数のプレイヤーのスキル・衝突判定・バフ計算の処理はCPUのシングルスレッド性能に依存する部分があり、Core i5-12400 / Ryzen 5 5600以上が大規模PvPでの安定動作に推奨されます。RAM 32GBはメモリリークが発生しやすい攻城戦での長時間セッションにも効果があります。

大都市・イベントエリアでも重くなる:攻城戦ほどではありませんが、ドベンクルン・バレンシア・拠点運営コンテンツが集中するエリアでもfpsが低下します。フィールド探索と異なり多数のプレイヤーやNPCが密集するエリアでは、GPUよりCPUが律速になるケースがあります。

DLSS・FSR 2で高画質を維持しながらfpsを改善する

黒い砂漠はDLSS(NVIDIA)とFSR 2(AMD)に対応しており、リマスターモードの高い画質を維持しながらfpsを改善する有効な手段として活用できます。

💡
DLSS Quality:画質を維持しながら約40〜60%のfps向上 RTX 4060(8GB)環境でもDLSS Qualityを有効にすることで、ネイティブレンダリング72fps前後から110fps前後まで向上が見込めます。特にリマスターモードでVRAMが不足気味な環境では、DLSSにより低解像度でのレンダリングによってVRAM消費も同時に軽減できます。一石二鳥の設定です。
💡
FSR 2:AMD GPUでもDLSSに近い品質でfps向上 AMD RX 7600(8GB)などAMD GPUでは、FSR 2 Quality設定が有効です。FSR 2は旧来のFSR 1.0と異なりAI時間軸情報を活用した高品質なアップスケーリングで、DLSS Qualityに近い画質でfpsを向上できます。RX 7600でFSR 2 Qualityを有効にすると、ネイティブ65fps前後から100fps前後への向上が期待できます。
⚙️
攻城戦中はDLSS/FSRより設定ダウンが先決 大規模PvP中はDLSSやFSRを使っても根本的なfps低下を解消するのは難しく、まずリマスターモードをオフ・他プレイヤーキャラクターを簡略表示に変更することが先決です。DLSS/FSRは通常フィールド探索や高画質コンテンツ撮影(スクリーンショット・録画)で真価を発揮します。

おすすめBTO構成

2026年3月時点の価格帯を参考にした、黒い砂漠向けBTO構成です。プレイスタイル(ソロPvE中心か大規模PvP参加か)を念頭に置いて選んでください。

🟢
ソロPvE・コスパ重視:RTX 4060 搭載(目安13〜17万円) RTX 4060 8GB / Ryzen 5 7600 / 16GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成。フィールド探索ではDLSS Qualityを活用することでリマスター高設定110fps前後を確保できます。ただしVRAM 8GBの制限からリマスター最高設定では不安定な場面が出るため、ソロPvE・育成コンテンツ中心のプレイヤー向けです。攻城戦への参加は設定を大幅に下げることで対応できます。
🔵
リマスター高画質・PvPバランス:RTX 5060 Ti 搭載(目安17〜22万円) RTX 5060 Ti 16GB / Ryzen 7 7700 / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成。VRAM 16GBによりリマスター最高設定でもVRAMオーバーフローの心配なしです。フィールド探索115fps前後・攻城戦でも設定を落とせば40〜50fps台をキープできます。RAM 32GBは攻城戦の長時間セッションでの安定性に貢献します。
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攻城戦本格参加・4K高画質:RTX 4070 SUPER 搭載(目安22〜28万円) RTX 4070 SUPER 12GB / Ryzen 7 7800X3D / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成。フィールド探索でリマスター最高設定128fps前後・DLSS Quality有効で180fps超が視野に入ります。Ryzen 7 7800X3DのCPU性能は攻城戦のCPU負荷にも余裕を与え、大規模PvP時のCPUボトルネックを最小化できます。4Kリマスターモードも現実的な選択肢になります。

まとめ:VRAM 12GB以上でリマスター、攻城戦は割り切りも必要

Conclusion 2026

リマスターはVRAM 12GB以上を選ぶ
攻城戦のfps低下は高スペックでも避けられない

黒い砂漠のリマスターモードを快適に楽しむにはVRAM 12GB以上(RTX 4060 Ti 16GB以上が理想)が実質的な条件です。8GBのRTX 4060では高品質設定でVRAMが不足しやすく、DLSS Qualityを活用することで補うことができます。RTX 5060 Ti(16GB)はVRAMの余裕とフレームレートのバランスが優秀で、この価格帯のベスト構成です。

攻城戦・節点戦のfps低下はMMORPGとしての構造的な問題であり、どれほど高スペックなPCでも大規模PvP中の激しいfps低下は避けられません。大規模PvP参加時はリマスターモードをオフにして戦闘専用の軽量設定に切り替えることが、長く黒い砂漠を楽しむための現実的な向き合い方です。

Writer
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ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。