Windows 11に「Xboxモード」が4月追加——ゲーミングPCがコンソールUIで起動できるようになる
GDC 2026(3/11)でMicrosoftが発表。コントローラーで操作できるフルスクリーンのXbox UIが、Windows 11搭載のゲーミングPCで使えるようになります
- 4月からWindows 11全デバイスに段階的に展開。ノート・デスクトップ・ハンドヘルドを問わず対応
- コントローラー操作に最適化されたフルスクリーンUIでゲームライブラリをまとめて管理。Xbox Game Passや他ストアのゲームも一覧表示
- バックグラウンドアプリの起動を抑制する設計でゲーム中のパフォーマンス向上にも寄与。シェーダーコンパイルのカクつきを減らす「Advanced Shader Delivery」も同時配信
目次
Xboxモードとは何か
「Xboxモード」は、Windows 11上でXboxコンソールと同様のフルスクリーンUIを起動できる機能です。正式名称は以前「Xbox Full Screen Experience」と呼ばれており、2025年11月からXbox Insidersと一部のOEMパートナー向けに先行展開されていました。GDC 2026でMicrosoftが4月の一般公開を正式発表した形です。
起動すると、コントローラーで操作できるXboxホーム画面が表示されます。インストール済みのゲームが一覧で並び、Xbox Game Pass・Steam・Epic Games Storeなど複数のストアにまたがるライブラリをまとめて管理できます。
ゲーミングPCに実際どう影響するか
UIの見た目だけが変わる機能ではありません。Xboxモードには、ゲームのパフォーマンスに関わる2つの改善が含まれています。
背景——次世代Xbox「Project Helix」との関係
Microsoftが今このタイミングでXboxモードを展開する背景には、次世代Xboxの開発計画があります。GDC 2026で合わせて明かされた「Project Helix」は、次期Xboxを「Windowsをベースにしたゲーム機」として設計するプロジェクトです。開発者キットは2027年から出荷予定で、本体は早くても2028年末以降になる見込みです。
MicrosoftはGDC 2026で開発者に向けて「Build for PC」というメッセージを強調しており、WindowsとXboxの開発環境を統合する方針を明確にしました。Xboxモードはその「体験の統合」を先行して一般ユーザーに届けるものと位置づけられています。ゲーミングPCがコンソールライクに使えるようになるのは、この大きな方針転換の最初の一手です。
いつ、どうやって使えるようになるか
特別な作業は不要です。4月以降、Windows Updateを通じて自動的に配信されます。対応するすべてのWindows 11デバイスで利用可能になる予定で、ハンドヘルドPC(ASUS ROG AllyなどのXbox対応モデル)では一部すでに先行展開されています。
Xboxモードを使いたくない場合は設定からオフにできます。通常のWindowsデスクトップ起動のままにしておくことも引き続き可能です。