パソコン工房 9800X3D+RX 9070 XT搭載PC 100台限定は買いか|34万9,800円を自作と比較【2026年10月】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
34万9,800円は通常モデルより9万5,000円安く、自作より1万円ほど安い
Ryzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTは、WQHDで高fpsを狙うゲーミングPCの定番の組み合わせです。パソコン工房(ユニットコム)は10月6日、この2つを積んだ「2026 AMD アワード受賞記念モデル」を100台限定で発売しました。価格は税込34万9,800円で、気になるのは通常モデルや自作と比べて本当に安いのかという点です。
答えは「安い」です。同じCPU・GPU・メモリで組む通常モデル(LEVEL-M8AM-LCR98D-TGX)は44万4,800円でSSDは1TBなので、限定モデルは9万5,000円安く、SSDは倍の2TBです。パーツを最安級でそろえた自作は、OSまで含めると約36万円で、BTOのほうが1万円ほど安く収まります。
ただし安さには理由があります。マザーボードはAMD A620で、Wi-Fiは非搭載、M.2スロットは1つだけです。後から増設したい人や無線で使いたい人は、同じ予算の自作か他社BTOのほうが合います。出荷は2〜3週間待ちなので、今週末に遊びたい人にも向きません。
目次
結論先に結論|買っていいのは「そのまま使う人」
- WQHD・144Hz以上のモニターで、重いゲームも高fpsで遊びたい
- 通常モデルの44万円台と迷っていて、2TB SSDまで欲しい
- パーツ選びや組み立てに時間をかけたくない
- 出荷まで2〜3週間待てる
- Wi-Fiで使いたい(無線は非搭載で、有線LANのみ)
- SSDを何枚も増設したい(M.2スロットは1つ)
- メモリを4枚挿しにするなど、拡張前提で使いたい
- 3年以上の保証が欲しい(標準は1年間)
構成限定モデルの仕様と通常モデルとの違い

型番は黒のTG2XBと白のTG2XWの2種類で、2色あわせて100台です。サイドパネルは黒がスモーク、白がクリアで、中身は共通です。通常モデルとの主な違いは、SSD容量、価格、特典です。通常モデルは12cmのRGB LEDケースファンとイルミネーションテープが付くRGB Buildで、限定モデルはケースカラーに合わせたファンを採用しています。
| 項目 | 100台限定モデル | 通常モデル |
|---|---|---|
| 型番 | LEVEL-M8AM-LCR98D-TG2XB / TG2XW | LEVEL-M8AM-LCR98D-TGX [RGB Build] |
| 価格(税込) | 349,800円 | 444,800円 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D(8コア16スレッド) | 同じ |
| GPU | Radeon RX 9070 XT 16GB | 同じ |
| メモリ | DDR5 32GB(16GB×2) | 同じ |
| SSD | 2TB NVMe M.2 | 1TB NVMe M.2 |
| CPUクーラー | 240mm水冷 | 同じ |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD | 同じ |
| チップセット | AMD A620(PCIe 4.0) | 同じ |
| 通信 | 有線LAN 2.5GbEのみ(Wi-Fiなし) | 同じ |
| 出荷目安 | 2〜3週間(最大3週間) | 1〜2週間(最大2週間) |
| 特典 | おにぎりポーチ、AMD Ryzen Radeon マウスパッド | RGB LEDイルミネーションテープ |
2026年10月6日夜の公式商品ページの表示です。基本構成は本体のみで、キーボード・マウス・モニターは付属しません。OSはWindows 11 Home(DSP版)です。
通常モデルより9万5,000円安いのに、SSDだけは限定モデルのほうが大きいという逆転が起きています。2つのモデルを見比べて、CPU・GPU・メモリ・水冷・電源・マザーボードが共通だと分かる以上、限定モデルを選ぶ理由は価格だけで足ります。
自作比較同じ構成を自作するといくらか
BTOの構成に合わせて、A620マザーボード、240mm水冷、850W GOLD電源、2TB SSD、DDR5 32GBをそろえます。通販の最安値を並べても、OSまで含めると約36万円になります。
| パーツ | 選んだ例 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D BOX | 56,027円 |
| GPU | Radeon RX 9070 XT 16GB(最安のモデル) | 138,800円 |
| マザーボード | A620 Micro-ATXの最安 | 10,980円 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) | 67,800円 |
| SSD | Kingston NV3 2TB(PCIe 4.0) | 51,626円 |
| 電源 | 玄人志向 KRPW-GS850W/90+(850W GOLD) | 8,980円 |
| ケース | MSI MAG FORGE 130A AIRFLOW | 4,981円 |
| CPUクーラー | 240mm簡易水冷の最安 | 6,780円 |
| パーツ合計 | OSなし | 345,974円 |
| Windows 11 Home | パッケージ版の最安 | 14,755円 |
| OSを含む合計 | 限定モデルは349,800円 | 360,729円 |
国内通販の掲載価格です(CPU・GPU・マザーボード・メモリ・SSD・電源・ケース・水冷は2026年10月6日、Windowsは10月4日時点)。GPUは最安のほか、2番目が139,800円、中央値が153,103円でした。送料・ポイントは含みません。
BTOの34万9,800円は、OSなしの自作合計(34万5,974円)とほぼ並び、OSを含めると1万929円安くなります。メモリをDDR5-4800の最安キット(6万980円)にすれば、OSなしで33万9,154円、OSありで35万3,909円まで下がり、BTOとの差は4,109円に縮まります。
この比較はケースも水冷も最安品で、GPUも最安のモデルです。自作なら通販サイトごとに送料もかかり、組み立てと動作確認の手間もあります。つまり価格だけを見れば自作と同等で、BTOを選ぶ利点は「そのまま届いて、1年間の保証がつく」ことです。ほかの構成の自作費用はRyzen 7 9800X3D + RX 9070 XT 構成ガイドが詳しく、B850やX870のマザーボードを選んだ場合の費用も載っています。
DDR5 32GBのキットは6万〜7万円近くします。パーツ合計の2割近くがメモリで、まとめて仕入れるBTOメーカーとの差が出やすい部分です。メモリの相場が下がれば、自作の合計はこの表より下がります。自作の費用を予算別に詰めた内容はゲーミングPC自作の予算別おすすめ構成にまとめています。
BTO比較他社の9800X3D+RX 9070 XTモデルとの違い
同じCPU・GPUのFRONTIERは42万9,800円、OZ GAMINGは37万9,800円で、どちらもSSDは1TBです。限定モデルはSSDが2TBなのに、OZ GAMINGより3万円、FRONTIERより8万円安い価格です。
| モデル | 価格(税込) | メモリ・SSD |
|---|---|---|
| パソコン工房 限定モデル2026年10月6日 | 349,800円 | 32GB・2TB |
| パソコン工房 通常モデル2026年10月6日 | 444,800円 | 32GB・1TB |
| FRONTIER FRZAB650W/B2026年10月5日 | 429,800円(送料3,300円別) | 32GB・1TB |
| OZ GAMING 木目調ケース2026年9月20日 | 379,800円 | 32GB・1TB |
各社の販売ページの表示価格です。ケース・電源・Wi-Fiの有無・保証期間はモデルごとに異なり、価格だけでは優劣を決められません。
他社モデルを選ぶ意味があるのは、Wi-Fiや3年保証、ケースの拡張性といった、限定モデルが切り捨てた部分を重視する人です。逆に、そこにこだわりがなければ、同じCPU・GPUで3万〜8万円安いこのモデルが価格では優位です。他社の候補は、このページ下の購入カードから価格と構成を確認できます。
ゲーム性能最高画質でどこまで動くか
パソコン工房の商品ページが示すfpsの予測値(ultra画質)です。WQHDでは6タイトルすべてで85fps以上、4Kでは重いタイトルが60fps前後まで下がります。
| ゲーム(ultra画質) | 1080p | 1440p | 4K |
|---|---|---|---|
| Apex Legends | 300 | 300 | 230 |
| ARC Raiders | 180 | 150 | 80 |
| Battlefield 6 | 155 | 105 | 60 |
| Escape from Tarkov | 150 | 140 | 65 |
| Fortnite | 145 | 110 | 70 |
| モンスターハンターワイルズ | 105 | 85 | 55 |
パソコン工房が3DMarkのスコアから見積もった参考値で、動作を保証する数値ではありません(2026年10月6日夜の公式商品ページ)。
パソコン工房の基準では、WQHD・4Kで100fps以上が「とても快適」、60fps以上が「快適」です。WQHDではモンスターハンターワイルズ(85fps)を除いて100fpsを超えるので、144Hzのモニターを使い切れます。4KはBattlefield 6(60fps)とモンスターハンターワイルズ(55fps)がぎりぎりで、重いゲームをネイティブ4Kの最高画質で遊ぶなら、アップスケーリングのFSR 4を使うのが前提になります。
注意点買う前に知っておきたい4つの割り切り
通信は有線LAN(2.5GbE)だけです。無線で使うなら、USBのWi-Fiアダプターか、PCIeスロットに挿すWi-Fiカードを別に買います。LANケーブルを引ける場所に置くなら問題になりません。
2TB SSDがM.2スロットを使い切っています。ストレージを足すなら、SATA接続のSSDか外付けSSDになります。ゲームを何本も入れる人には、2TBという容量が実質の上限です。
AMDの仕様表では、A620はPCIe 4.0対応のチップセットです。RX 9070 XTはPCIe 4.0接続で使うことになります。ケースはミニタワー(幅206mm×奥行432mm×高さ411mm)で、メモリスロットは2つなので、あとから容量を増やすときは差し替えです。
標準の保証は1年間で、3年・4年の延長保証や物損保証付きの延長保証は有料のオプションです。100台限定のため、売り切れた時点で終わりです。2026年10月6日夜の商品ページには残り台数の表示がなく、購入できる状態でした。出荷は最大3週間かかります。
支払いは、三井住友カードの残価据置型クレジットなら月7,500円×36回に最後の据置残価7万9,500円、ショッピングクレジットなら月9,700円×36回(どちらも手数料0円)が公式ページに載っています。一括で出す余裕がなければ、月々の負担は選択肢になります。
限定モデルは黒(TG2XB)と白(TG2XW)のどちらも34万9,800円で、中身は共通です。違いはケースの色とサイドパネルだけなので、置く部屋に合う色で選べば十分です。2色あわせて100台のため、出荷は2〜3週間待ちになります。
他社の候補限定モデルを見送るなら、この2モデル
Wi-Fiや保証を重視して限定モデルを見送る場合は、同じCPU・GPUのフロンティアかOZ GAMINGが候補です。価格は限定モデルより高くなります。
FAQよくある質問
まとめまとめ|構成の割り切りを許せるなら、今は最安クラスの9800X3D+RX 9070 XT
34万9,800円の限定モデルは、通常モデルより9万5,000円安く、最安級の自作よりもOS込みで1万円ほど安い、9800X3D+RX 9070 XTの完成品です。2TB SSD・240mm水冷・850W GOLDまで入っています。
Wi-Fiなし、M.2スロット1つ、保証1年という割り切りが問題にならず、2〜3週間待てるなら買いです。どれかが引っかかる人は、自作か他社BTOに回るほうが後悔しません。限定100台は売り切れ次第終わるため、買うと決めたら早めに動くのが得策です。
注文はパソコン工房の商品ページから、黒(TG2XB)か白(TG2XW)を選んで進めます。
Wi-Fiなし・M.2スロット1つを受け入れられ、出荷2〜3週間を待てる人には買い。通常モデルとの9万5,000円差は、この構成を選ぶ十分な理由になります。
出典:パソコン工房 LEVEL-M8AM-LCR98D-TG2XB 商品ページ、TG2XW 商品ページ、LEVEL-M8AM-LCR98D-TGX [RGB Build] 商品ページ、AMD Socket AM5 チップセット比較








