Diablo II: ResurrectedをVRで遊ぶ方法|D2R VR MODの必要環境・導入手順・オンラインで使えない理由
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D2R VR MODの必要環境と導入の流れ、オンラインで使えない理由
Diablo II: Resurrected(D2R)をVRヘッドセットで遊べるコミュニティ製MOD「D2R VR」が公開されました。俯瞰視点のゲーム画面を立体視にするだけでなく、自分の腕で武器を振る一人称視点まで用意されています。
試せる条件は、D2Rのビルド3.3.93787、MODローダーのD2RLoader 1.3.1、アドオン対応のReShade、VR用ソフトのBodyWalk(Steam)がそろっていて、オフラインのシングルプレイで遊ぶことです。作者はオンラインでのコード注入によるアカウント停止の可能性を警告しており、Battle.netにつないだキャラクターでは使わないでください。
一人称視点(F4)は作者が「プレビュー」と位置づける未完成の機能で、武器によっては持ち位置や狙いがずれます。まず俯瞰・三人称・床置きの3視点で遊び、一人称は調整しながら試すのが現実的です。

目次
概要D2R VRとは何か|4つの視点と仕組み
D2R VRは、MODローダー「D2RLoader」のプラグイン、ReShadeのエフェクト、VR用ソフト「BodyWalk」のプラグインを組み合わせて、D2Rの映像をヘッドセットに出すMODです。ヘッドセットなしでも、モニターで視点を切り替えて遊べます。視点はF1〜F4キー(F12で順送り)で切り替えます。
| キー | 視点 | 中身 |
|---|---|---|
| F1 | 俯瞰 | ゲーム本来のカメラ。「Real geometry」で真の遠近と立体視にして描く |
| F2 | 三人称 | キャラの背後に自由カメラ。頭の向きで回る |
| F3 | 床置き | 部屋の床にゲームを置き、見下ろして歩き回る |
| F4 | 一人称(プレビュー) | コントローラーがキャラの腕になり、武器を握って振る |
※視点と操作は作者のREADMEより(2026年10月9日確認)。
F1〜F3はゲームパッドと同じ操作系で、BodyWalkがVRコントローラーをXboxパッドとして見せます。左スティックで歩き、左グリップを押しながらスティックを倒すと十字キー、左スティックのクリックでマップ、右スティックの長押しで「正面」のリセットです。F4では剣や斧を実際に振り、弓や魔法は右トリガーで手の向きに撃ち、ポーションはベルトに手を伸ばして取ります。
F3の「床置き」は、Virtual Desktopのパススルーでクロマキー(指定した背景色を透過する機能)を使うと、背景を黒か緑にしたゲーム画面だけを実際の部屋に重ねられます。
必要環境必要なソフトとPCスペック
MOD自体のハード要件は示されていません。必要ソフトと、構成要素ごとの公式の動作環境は次のとおりです。VR時は左右の眼を交互に描くため、通常のD2Rより重くなる前提で、D2Rの推奨環境以上のGPUを用意してください。
| 項目 | 必要なもの | 補足 |
|---|---|---|
| ゲーム | D2R ビルド3.3.93787 | 他のビルドはアドレスの確認が必要。プラグインがログで知らせる |
| MODローダー | D2RLoader 1.3.1 | ZIPをゲームフォルダーに展開し、D2RLoader.exeから起動する |
| ReShade | アドオン対応版+Generic Depth | 深度フォグのエフェクトに使う |
| VR側 | BodyWalk(Steam)+FlatVR+D2R Bridge | BodyWalkが無ければ無料のBodyWalk Liteも導入される |
| BodyWalk本体 | Windows 10/11、i5-4590、GTX 970、SteamVR互換ヘッドセット | 空き1,100MB。AI立体化はRTX 3060以上が条件 |
| D2R本体 | 推奨: i5-9600K、16GB、GTX 1060 | 最低はi3-3250、8GB、GTX 660。空き容量は43GB |
※MODの要件は作者のREADME、D2RLoaderはD2RLoaderのドキュメント、BodyWalkはBodyWalk VR Motion MapperのSteamストア、D2R本体はSteamストアの記載(2026年10月9日確認)。BodyWalkのRTX 3060以上はAI 3D機能の条件で、D2R VR全体の必須GPUではありません。
ヘッドセット別の動作保証は公表されていません。BodyWalkはSteamVR互換機が前提なので、Quest系はPCに接続して使う形になります。Quest単体やPS VR2での動作は確認できていません。
導入手順導入の流れとゲーム内設定
導入は作者配布のインストーラーを使うのが基本です。必要なものを一式セットアップし、BodyWalkが無ければ無料のBodyWalk Liteも入れる仕組みです。前提となるD2Rのビルド、D2RLoader、ReShadeをそろえてから、次の順に進めます。
- D2Rをビルド3.3.93787に合わせ、D2RLoader 1.3.1をゲームフォルダーに展開する
- アドオン対応のReShadeを入れ、Generic Depthを有効にする
- SteamでBodyWalkを入れ、作者のインストーラーでD2R VRを導入する
- D2RLoader.exeからオフラインでゲームを起動する
- ゲーム内のOptions > Videoを下表のとおりに変える
- D2R_VR_Settings.exe(D2R.exeと同じフォルダー)のHome画面でStatusを確認する
| 設定項目 | 推奨値 | 理由 |
|---|---|---|
| Vertical Sync | オフ(重要) | 左右の眼を交互に描くため、VSyncで各眼のフレームが半減する |
| NVIDIA DLSS | オフ(必須) | 直前のフレームから画を作るので、眼ごとに交互のフレームと合わない |
| Framerate Cap | 180 | 片眼90fps分 |
| Anti-Aliasing | FXAAかMSAA | TAAもDLSSと同じ理由で避ける |
| Ambient Occlusion Quality | Medium | 指定値 |
※設定値は作者のREADMEより。180fpsは設定上の上限で、その速度で動くことを示す数字ではありません。
設定は設定の解説のとおりd2rloader\plugins\d2r_vr.iniに保存され、ゲームを動かしたまま反映できます。Home画面のStatusにはReShade、FlatVR、Bridge、頭部追従の状態が出るので、赤や橙の項目から原因を切り分けられます。ゲームの更新後はScanボタンで、MODが必要なゲームコードを探し直します。
映像を正方形にしたいときは、D2Rをウィンドウ表示にして縁をドラッグするか、BodyWalkのFlatVRで正方形の仮想モニターを作ってゲームを移します。画面の大きさ・距離・湾曲はFlatVRのタブか、ヘッドセット内のオーバーレイ(既定F10)で変えられます。
注意オンラインで使ってはいけない理由とセーブの守り方
READMEは冒頭で「オフラインのシングルプレイ専用。オンラインでゲームにコードを注入するとアカウントがBANされうる」と警告しています。このプロジェクトはBlizzardが作ったものでも、公認・支援するものでもありません。Battle.netにオンラインでつなぐキャラクターには使わないでください。
オフラインなら絶対に安全、とも言い切れません。MODに対するBlizzardの扱いは、公開情報から確認できていません。Blizzardの発売ガイドは、シングルプレイのオフライン利用を認める一方で、更新や定期的な認証には接続が必要と説明しています。現行のSteamストアにも、ネット接続とBattle.netアカウントが要件として書かれています。オンライン用のキャラクターとは別に、オフラインのキャラクターで遊んでください。
D2RLoaderにはオフラインキャラクターと共有倉庫のバックアップ機能があります(D2RLoaderのドキュメント)。大きな更新の前には、これとは別にセーブフォルダーを手動でコピーしておくと、MODを外したいときも元に戻せます。
現状更新状況と一人称視点の完成度
更新履歴の最新は0.144です。一人称でベルトのポーション領域が再びヘッドセットに表示されて反応するようになり、剣・斧・投擲の振りも直りました。BodyWalkのMappingには「D2R key」の操作が68個加わり、スキルF1〜F16、ポーション1〜4、インベントリ、マップ、傭兵などをゲームパッドなしで押せます。三人称(F2)はマウス操作とWASD移動がフラットモードと同じになり、一人称の右スティック旋回の不具合も修正されています。
0.143では、天井の松明の光の探索がCPU 1コアの約3分の1を使っていたとして、ダンジョンでの処理を軽くしています。測定機材は書かれていないので、一般的な軽量化率には換算できません。
一人称視点は、READMEが「武器がまだ調整されていない」と明記しています。持ち位置や狙いのずれは、D2R VR SettingsのWeapon Adjustで武器ごとに手で直せます。
費用用意するものと値段
| 用意するもの | 入手先 | 値段 |
|---|---|---|
| Diablo II: Resurrected 獄炎エディション | Steam | 4,800円 |
| BodyWalk VR Motion Mapper | Steam(早期アクセス) | 1,923円 |
| D2R VR | 作者配布のインストーラー | 無料 |
※価格は2026年10月9日時点のSteamストアとBodyWalk VR Motion MapperのSteamストアの表示。獄炎エディションはD2R、Lord of Destruction、Reign of the Warlockを収録しています。Battle.net版の国内価格は確認できていません。
BodyWalk Liteで立体視をどこまで使えるかは、公開情報から確認できません。購入前に、Liteと有料版の機能の違いを配布元で確かめてください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|オフラインで試す前提なら導入価値あり
D2R VRは、D2Rを立体視と頭部追従で遊べる一方、使えるのはビルド3.3.93787のオフラインのシングルプレイに限られます。一人称視点は未完成なので、期待しすぎないことが大切です。
D2Rのビルド、D2RLoader 1.3.1、ReShade、BodyWalkをそろえ、ゲーム内のVSyncとDLSSをオフにしてください。オンラインでは使わず、セーブはコピーを取ってから試しましょう。


