紅の砂漠(Crimson Desert)PC版おすすめ設定ガイド|Lighting Qualityが鍵・RT驚異の軽さ・DLSS 4.5のフリッカー回避まで解説
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PC版グラフィック設定 完全ガイド
紅の砂漠はPearl Abyssが自社開発したBlackSpaceエンジンを採用しており、最近のUE5タイトルとは一線を画す最適化品質を実現しています。レイトレーシングを有効にしてもfps低下はわずか3〜4fps。VRAM消費もDLSSパフォーマンス使用時で6〜7GBと極めて優秀で、8GB GPUでも設定を調整すれば十分に遊べます。
ただし、すべての設定が軽いわけではありません。Lighting Quality(ライティング品質)だけは例外的に重く、fpsへの影響が全設定中もっとも大きい項目です。GI(グローバルイルミネーション)の品質に直結するため、ここを下げすぎるとノイズが目立って画質が崩れます。逆に言えば、Lighting Qualityの扱いさえ間違えなければ、他の設定はほぼUltra〜Cinematicのまま快適にプレイできます。
この記事では各設定の負荷を実測ベースで整理し、GPU別のおすすめプロファイルまで用意しました。DLSS 4.5にフリッカー問題があるためDLSS 4.0を推奨すること、FSR 4.1のサブピクセルジッター不具合、フレーム生成のアーティファクトなど、アップスケーラー選びの注意点もまとめています。
目次
BlackSpaceエンジンの特徴と最適化の基本方針
紅の砂漠を動かしているBlackSpaceエンジンは、Pearl Abyssが黒い砂漠の開発で培った技術をベースにゼロから設計したエンジンです。UE5のNanite/Lumenに頼らない独自のレンダリングパイプラインを採用しており、その最適化品質は近年の重量級タイトルの中でもトップクラスです。
(UE5タイトルは20〜40%低下が一般的)
VRAM消費量
fps差
RTX 5090を使った4Kテスト(TechSpot調べ)では、Cinematic/Ultra/High/Mediumの4プリセットで差がほとんど出ません。Lowで+44%、Minimumで+66%と、ここで初めてfpsが大きく変動します。つまり「上位プリセットは画質差が微小なのにfps差もほぼゼロ」という状態で、これがBlackSpaceエンジンの最適化品質の高さを象徴しています。
Cinematic〜Mediumの差が8%以内という数字は異常に小さいです。この結果から導き出される基本方針は明確で、「全体をUltraに設定し、Lighting QualityとFoliage Densityだけ調整する」のが最も効率的です。
各設定の負荷と推奨値
紅の砂漠の設定項目を負荷の大きい順に解説します。すべてをいじる必要はなく、上位2〜3項目の調整だけで大半のGPUが目標fpsに到達できます。
最重要:Lighting Quality(ライティング品質)
GI(グローバルイルミネーション)の品質を直接制御する設定で、紅の砂漠で唯一「fpsに大きく影響する」項目です。Low設定にするとGIのノイズが増加し、間接光がちらついて画質が著しく劣化します。fpsが足りない場合でもHighまでに留めるのが理想です。CinematicとUltraの差はほとんどないため、Ultraを基準にしてください。
高負荷グループ
キャラクター・NPC・樹木のLOD(Level of Detail)を制御します。UltraとCinematicの視覚差はほぼありません。一方、Medium以下に落とすと遠方のNPCや樹木のポリゴン数が目に見えて減ります。Ultra固定で問題ないです。
草木の密度を決定します。UltraからCinematicに上げると草の量がさらに増え、森林エリアでfpsが顕著に落ちます。Highであれば見た目の密度は十分で、開けたフィールドとの差もほとんど感じません。コストパフォーマンスが最も良い設定値です。
中程度の負荷
影の解像度と描画距離を制御します。High以上であれば安定した影品質が得られますが、Medium以下に下げるとシーンによって影がちらつく・ぼやけるといった問題が出ます。負荷もそれほど大きくないため、Highを下限にしてください。
霧や光芒の品質です。CinematicとHighの視覚的な差はスクリーンショットを並べてもわかりにくく、fps差もごくわずかです。Highで十分です。
低負荷グループ
テクスチャ解像度を制御する設定で、GPU演算コアではなくVRAM容量を消費します。12GB以上のGPUならUltraまたはCinematicで問題ありません。8GBのGPUを使っている場合はMediumに下げることでVRAM不足によるクラッシュを回避できます。
BlackSpaceエンジンのRT実装は驚異的に軽く、有効にしても3〜4fpsしか変わりません。UE5タイトルではRT有効で20〜40%のfps低下が当たり前ですが、紅の砂漠ではその常識が通用しません。RTに対応したGPUを使っているなら、迷わずONにしてください。
残りの設定
Reflection Quality・Water Quality・Effect Quality・Simulation Quality・PostProcess Qualityは、いずれもfpsへの影響がごく小さい設定です。すべてCinematicに設定しても体感できるfps低下はほぼありません。余裕があればCinematic、少しでもfpsを稼ぎたいならUltraで統一してください。
ポストプロセス設定について:
Motion Blur(モーションブラー)は0推奨です。特に戦闘中はカメラの動きが激しく、ブラーが視認性を下げます。Depth of Field(被写界深度)は好みですが、戦闘の視認性を重視するならOFF推奨です。カットシーン重視の方はONのままでも良いでしょう。
アップスケーリング・フレーム生成の選び方
紅の砂漠はDLSS 4.0 / DLSS 4.5 / FSR 4.1 / FSR 3.1のすべてに対応していますが、現時点ではいくつかの不具合があるため、どれを選ぶかに注意が必要です。
| 技術 | 推奨度 | 注意点 |
|---|---|---|
| DLSS 4.0 | 推奨 | フリッカーなし。安定した画質でもっとも無難な選択肢 |
| DLSS 4.5 | 非推奨(現時点) | フリッカー問題あり。画面全体がちらつく報告が多数。パッチ待ち |
| FSR 4.1(RDNA 4専用) | 条件付き推奨 | サブピクセルジッター不具合で画質が劣化するケースあり |
| FSR 3.1(旧世代向け) | 推奨 | RDNA 3以前のAMD GPUはこちらを使用 |
| Frame Generation | ON推奨(x2) | x3以上は高速カメラ移動時にアーティファクトが出やすい |
| Ray Reconstruction | RTX 5080以上のみ | fps40〜50%低下。草のゴースティング修正に有効だが代償が大きい |
DLSS 4.5のフリッカー問題について:DLSS 4.5はマルチフレーム生成(MFG)を含む最新のアップスケーリング技術ですが、紅の砂漠では画面全体がフリッカー(ちらつき)する不具合が確認されています。NVIDIAまたはPearl Abyssのパッチで修正される可能性が高いですが、現時点ではDLSS 4.0への切り替えを強く推奨します。ゲーム内設定からDLSSバージョンを選択できます。
フレーム生成を使う場合は、NVIDIA ReflexまたはAMD Anti-Lagを必ずONにしてください。フレーム生成は見た目のfpsを向上させますが、入力遅延が増加します。Reflex/Anti-Lagで遅延を相殺しないと、操作にワンテンポ遅れを感じることがあります。
アップスケーラー各技術の詳しい仕組みはDLSS 4.5 / FSR 4 / XeSS 完全ガイドで解説しています。
GPU別おすすめ設定プロファイル
GPUの性能帯に合わせた推奨設定をまとめました。すべてのプロファイルで共通する基本方針は「Lighting Quality以外はなるべく高く維持する」です。
| ティア | GPU例 | 解像度 | プリセット / 調整 | RT | アップスケーラー |
|---|---|---|---|---|---|
| エントリー | |||||
| エントリー | GTX 1060 RX 5500 XT | 900p→1080p | Minimum | OFF | FSR Performance |
| ミドル | |||||
| ミドル | RTX 3060 RTX 4060 RX 6700 XT | 1080p | Ultra基準 Lighting=High Foliage=Medium | OFF | DLSS Balanced |
| ハイミドル | |||||
| ハイミドル | RTX 4070 RTX 5060 Ti RX 9070 XT | 1440p | Ultra全開 Foliage=High | ON | DLSS Quality |
| ハイエンド | |||||
| ハイエンド | RTX 4080 RTX 5070 Ti | 4K | Cinematic基準 Foliage=High | ON | DLSS Quality + FG x2 |
| ウルトラ | |||||
| ウルトラ | RTX 5090 RTX 4090 | 4K | Cinematic全開 | ON | DLSS Quality (またはネイティブ) |
参考として、Cinematic設定・1080p・DLSS OFF時の実測fps(TechSpot調べ)を掲載します。
RTX 4060がCinematic・1080pで87fpsを出せるという数字は、最近の重量級タイトルとしては破格の最適化です。大半のユーザーはUltra設定のまま快適に遊べます。
RTX 4060がCinematic設定で87fpsを出せるということは、Lighting QualityをHighに下げてDLSS Balancedを有効にすれば100fps以上は十分に狙えます。紅の砂漠は最適化の良さに助けられて、ミドルクラスGPUでも高画質プレイが現実的です。
既知の問題と対処法
よくある質問
- レイトレーシングはONにすべきですか?はい。fps低下がわずか3〜4fpsなので、ONにしない理由がありません。UE5タイトルのようにRTで20〜40%のfps低下が起きる作品とは根本的に状況が違います。RTに対応したGPU(RTX 20シリーズ以降、RX 6000シリーズ以降)を使っているなら有効にしてください。
- UltraとCinematicの差はありますか?ほとんどありません。RTX 5090での4Kテストで、Cinematic→Ultraのfps差はわずか2%です。Cinematicは一部の描画距離やエフェクト密度がわずかに上がるだけで、プレイ中に違いを見分けるのは困難です。fpsに余裕があるならCinematicでも良いですが、Ultraで十分です。
- DLSS 4.5は使えないのですか?現時点ではフリッカー問題があるため、DLSS 4.0を推奨します。画面全体がちらつく不具合がv1.01時点でも確認されています。NVIDIAドライバまたはゲーム側のパッチで修正される見込みがあるため、アップデート後に再度試してみてください。
- VRAMはどのくらい必要ですか?DLSS使用時で6〜7GBです。8GB GPUならテクスチャをMediumに下げれば安定します。ネイティブ4K・Cinematicテクスチャで遊ぶ場合は12GB以上が推奨です。VRAM消費が少ないのはBlackSpaceエンジンの大きな強みで、UE5タイトルが4K・最高設定で16GB以上を要求するのとは対照的です。
- Intel Arc GPUで遊べますか?非対応です。Pearl Abyssは公式にIntel Arc GPUを非対応と発表しており、返金対応も案内しています。詳しくは紅の砂漠 PC版スペック記事をご確認ください。
- 最適化はUE5タイトルより良いですか?圧倒的に良いです。RT有効時のfps低下が3〜4fps、VRAM消費が6〜7GBという数字は、UE5タイトルの半分以下の負荷です。シェーダーコンパイルスタッターの問題はありますが、初回コンパイル後は安定しています。TechSpotも「Kingdom Come: Deliverance IIに並ぶ最適化品質」と評価しています。
Conclusion 2026
紅の砂漠 PC版グラフィック設定まとめ
BlackSpaceエンジンの最適化は驚異的です。レイトレーシング有効でfps低下わずか3〜4fps、VRAM消費がDLSS使用時で6〜7GBという数字は、最近のUE5タイトルとは別次元の軽さです。Cinematic〜Mediumでfps差が8%以内に収まるため、大半のGPUで高画質プレイが実現できます。
設定調整でもっとも効果的なのはLighting Qualityの管理です。この設定だけがfpsに大きく影響するため、ここをUltra(厳しければHigh)に設定し、他はUltra〜Cinematicのまま維持するのが正解です。Foliage DensityをHighに落とすのもコスパの良い調整です。
アップスケーラーはDLSS 4.5のフリッカー問題があるためDLSS 4.0を推奨します。フレーム生成はx2が安定しており、Reflex/Anti-Lagとの併用を忘れないでください。



